時々管理日誌
時々だけ書く管理人の日誌です。
サイト運営や創作について、日々の雑感など。

2008年02月29日(金) 文豪なりきり温泉!

覆面企画の正解発表、まだかな〜。今日の深夜かな?
私、これから出勤で、帰ってくるのは夜遅くなので、その頃には発表されてるかなあ? ドキドキわくわく……。

昨日、新聞で面白い記事を見ました。

有馬温泉に新サービス、自分史執筆で文豪気分

うわ〜、面白い!
温泉に滞在して自分史を執筆したり自費出版プロダクションの人と打ち合わせしたりして文豪気分を味わうというプランです。

原稿催促の電話がかかってくるというのが面白いですが、これ、効果をあげるには従業員やご本人にも芝居っ気が必要ですよね。
「先生、原稿は進んでますか?」「う〜ん、どうもスランプでね……」とか、お互い照れずにやれる茶目っ気がないと……。
(執事喫茶とかと同じ? あれも、お客のほうにも茶目っ気がないと楽しめなさそう)

自費出版のほうは、どういうレベルなのかなあ。
原稿を手直しして印刷して自宅に送ってくれるとのことですが、その際、ある程度、製本されてるんでしょうかね。
一冊だけの私家本でも、きちんとした装丁をするには、けっこうかかるんじゃないかと思うんですが……。
金額的にいって(宿泊費とは別に一万五千-三万円程)、ごく簡単に綴じただけのものとか?
そのへん、実際にプランを利用する人には事前にちゃんと説明するんでしょうね。
じゃないと、この値段で本も出るのかと思ってトラブる人もいるかも。

で、もし本気で立派な装丁の私家版を作ったり、ある程度の部数を自費出版したい人がいれば、追加料金で出来たりするといいですね。
こういうのなら、ちゃんと事前にその辺を明確にしておきさえすれば、利用するほうも割り切ってるから、新○舎とかと違って(笑)、『騙された』と騒ぐようなことにはならないんじゃないでしょうか。
ただ、その編集プロダクションが、後日、添削済み原稿を送った参加者に、悪意は無くても営業熱意のあまり高額での自費出版を熱心に勧めすぎるようなことさえなければ……。
そんなことしたら温泉の評判が落ちるから、やらないでしょうけど。

これ、執筆するのは別に自分史じゃなくてもいいわけですよね。
オンライン小説仲間のオフ旅行とかに良くないですか?
みんなでノーパソ持ち込んで、お題短編大会でもやって、集団文豪ごっこ!
きっと楽しいと思う!
誰か有馬温泉に文豪になりに行く人、いませんか?(笑)
いたら、取材レポ書いて欲しい!



2008年02月28日(木) 覆面Aブロック・時間切れで確定!

推理期間って、大雑把に二月いっぱいだとばかり思ってたら、よく考えてみたら、今日までだったんですね……(汗)
まあ、どっちみち、明日は推理する時間無いし。

というわけで、悩み中のまま時間切れを迎えてしまったので、こうったら、もう、ヤケです!
いきなり大穴狙いの大博打で、大どんでん返し決行!
どうせ確信が得られないなら、妥当な線で守りに入るより、大きく大穴狙ってみたほうがドキドキできて面白いじゃないですか!

大博打したところは、主に、中咲ホコロさんです。
さっと一読して迷いも無く当てはめた『ネイヴァードール』、多くの人が同じように迷わず当てはめている『ネイヴァードール』、私も実は今でもホコロさんのお作と思えてならない『ネイヴァードール』から、あえて動かしてみます!
ホコロさん=『ネイヴァードール』は、堅実すぎて、当てても配当低いから……(笑)

ヤケとか大穴狙いとか言っても、決して当てカンだけでテキトーに当てはめたわけではありません。
自分でも『ありえねー』と思いながらも、検証の結果、どうしてもそこになってしまったんだからしょうがないです。

どういうわけか、せらひかりさんとホコロさんで『リワインド〜』と『ネイヴァー』の二つを取り合う状態になってしまい、「いや、そんなはずはない、リワインドはどっちでもなくて他の人の作だろう、前のほうのどっかで間違ってたんだろう」といろいろ検証しなおしてみても、どうしても、誰もリワインドのところに持ってこられなくて。

しかたなく、このおふたりのどっちかをリワインドにすることに無理やり決めて、どっちがどっちか、さんざん検討。
もし前提が間違ってたら、間違った前提でいくら検討しても無駄なんだけど、もう、そこは考えないことにして……。

で、検討の結果として、せらさんはネイヴァーは書きそうだったけど、リワインドは書かなさそう。
ホコロさんもリワインドは書かなさそうだけど(笑)、もしかしたら意外とこういうのも書いて、あっと言わせれくれそうな気もしないではないかも……と。

あと、記号や変換の癖も、二人とも共通のものが多かったし、二人とも普段から多少の揺れがあるし(特にホコロさんは揺れが多い)、ホコロさんはフェイクもしてるらしいけど、ホコロさんのほうが、ややリワインドとの合致率が高かった。
『嗚呼』とか『相応しい』とか『体』とか。

でも、いずれも別に珍しいものじゃないし、フェイクやたまたまかもしれないし、『嗚呼』は瀬川さんもやってるし……。

あと、「だから、」という末尾が読点で終わるセリフも、ホコロさんもやってるけど、せらさんも瀬川さんもやってて。

決め手になりそうなのは『――……』という記号使いだけで、これも別に絶対一人しかやらないとは限らないんですが。

なので、結局、決め手が無いまま時間切れを迎えてしまったので、あとはもう、『こっちのほうが多少可能性がありそう』というイメージだけで強引に決定!


……あれ?
カンだけじゃないとか言っといて、やっぱり、当てカンじゃん……orz
あれだけ精査して、結局、それは全く役に立たなくて、最後のツメは当てカンだったです……(^_^;)

いいの、このほうが面白いから!!
私、普段は堅実タイプのはずなんですけど、推理のし過ぎで脳が沸騰してしまったのか、最後の最後で、突然ギャンブラー魂が目覚めてしまいました!
なんだか、今、この瞬間、私、ちょっと何かを突き抜けたかも……?(笑)
覆面企画が私を変えた!(笑)


というわけで、今度こそ、ファイナルアンサー。
★がついてるのが、最初と変ったところです。

A-01 ミズと小さな秘密基地……誘木 溟さん
A-02 タイトル未定……ネジ子さん
A-03 公主と鸚鵡……松木響子さん
A-04 アタタカイアメ〜普通に雨が降ること,実は当たり前のことではないのです……兔さん
A-05 心残り……川辺都さん
A-06 鳥籠の唄……双月来夢さん
A-07 あいつが残していったもの……悠木隆也さん
A-08 二番目の男……伊吹花梨さん
A-09 ネイヴァー・ドール……せらひかりさん★
A-10 空を見あげて……ヘボラマンさん★
A-11 リワインドの神は虚しき骸にして愚かなる人間。……中咲ホコロさん★
A-12 そらうみそら……瀬川月菜さん★
A-13 我が家の吾が輩……楽遊さん


さて、最後の最後でのどんでん返し、吉と出るか凶と出るか……(^_^;)



2008年02月26日(火) 覆面Aブロック・引き続きリワインドを探せ!

タイトルどおり、引き続き『リワインド〜』の書き手さんを探してます。

が……。
書き手候補として考えてみた楽遊さん、ネジ子さん、悠木さんは、もう一度それぞれの現行の候補作と照らし合わせてみた結果、やっぱりそこから動かせないという結論に。

しかも、『リワインド』『ネイヴァー』『空を見上げて』とその候補者の作品を詳細に読み比べているうちに、ヘボラマンさんは、私の中で、『空を見上げて』に確定してしまいました。
『まっ赤』とか『つぶやき』など、若干、変換が違う部分もありますが、そのへんは、もともと、必ずしも統一しているとは限らない部分なので、無視していいでしょう。

と、いうことは、『リワインド』の書き手候補はせらさんとホコロさんしかいないじゃん!
(あ、伊吹花梨さんは、さすがにやっぱり、候補から除外しました……)

というわけで、私の中では、せらさんとホコロさんが『ネイヴァードール』と『リワインド』を巡って一騎打ち状態です。
おかしいなあ……。
どう考えてもありえない気がするんですけど、何でこんなことに……?

『ネイヴァー』はいいんですよ。
どっちが書いててもおかしくない。
特にホコロさんは、一読して、何の疑いも無くコレだろうと思い込んだくらいだから。
『かわいげのない子ねぇ、というのがぼくら兄妹についてまわる付加価値で』なんていう、単語の使い方が(たぶんわざと)普通とちょっと違うところとか、すごくそれらしいと思うんです。
文章の書き方にも単語の選択にも、一種の『揺れ』みたいなものがあって、不思議感・不条理感を醸し出してる。

で、せらさんも、こっちなら書いててもおかしくない気がします。
ご本人が、実験作だとか、当たるとすれば消去法だろうとか言ってるので、そういうことならこれもアリかなと思えます。
むしろ、私が最初に候補にしてた『そらうみそら』だったら、新しい試みとか実験作というほどのこともなく、普通に書きそうな感じで順当すぎたから、意気込みと照らし合わせると、こっちのほうが『らしい』かも。
あと、最初に主語を持ってこないで何行か動作などを描写した後にやっと主語が来るという書き出しは、すごくせらさんぽい。
主語を省略することが多い方ですね。
読点の打ち方も、それらしい。

問題は『リワインド』で、どっちの作とも思えないんですよね……。
何か、Cブロックではよもぎの森さんが二作書いてるように思えてならなかったんですけど、このブロックでは、『ネイヴァー』を書いた人が二人いるように思えてならない……(^_^;)

でも、絶対にどちらかがリワインドを書いたはずなんだという前提で、あえて類似点を探してみると、それぞれ、多少の類似があることはあるんですよね。

ホコロさんの場合、『――……』という記号。
(これは悠木さんでもありえそうだけど)
でも、一箇所だけだから、たまたまということも……。
あと、一人称の『オレ』。
でも、そんなの、一番フェイクしやすい所だしなあ……。
あと、ホコロさんは、不思議系の作品では文章も不条理不思議系だけど、学園ものとかを見ると、普通の合理的な文書も書くんですよね。
だから、こういうものも書くかも。
リワインドは、内容は不思議だけど、文章自体は、ごく筋道通ってて普通だと思うです。

せらさんの場合は、「だから、」という、「 」内のセリフが『、』で終わる表現。
せらさんのサイトには、これがいっぱいありました。
でも、この作品の場合、実験的な書き方が多いから、これもその一つかもしれないし……。
あと、この作品も、主語の省略や、動作を先に書く文章が多いかも。
でも、それは、ホコロさんもいっぱいやるんですよね……。

というわけで、いくら見比べても、どっちがどっちという決め手がないんです。
お二人とも、漢字変換の癖はかなり似てるんだけど、これが出てきたら区別が付くという単語(例えば、ホコロさんの『手の平』とか)はあるんだけど、それらの単語が、どっちの作品にも一度も出てこないんですよね……。

まあ、期間ギリギリまで、ぼちぼち粘ってみます。



2008年02月25日(月) 覆面Aブロック・リワインドを探せ!

さて、推理見直し中のAブロック。

その後、楽遊さんをリワインドに持ってこられないかと見直してみましたが、やっぱり楽遊さんはあそこから外せない!
大穴狙いでせらさん=リワインド説も考えてみたんですが、やっぱり、違うと思う……。

というわけで、『リワインドを探せ』状態に突入です。
混戦状態です。
もう、この際、ホコロさんからかりんさんから、み〜んな選別場に引っ張り出しちゃえ!
みんなをカオスの中に放り込んでぐるぐるかき混ぜたら、誰か浮かんでくるかも?
(あ、響子さんだけは別ですよ〜。ここだけはもう、動かしようがないかと……)



2008年02月24日(日) 覆面Aブロック洗い直し中?&お礼

覆面の推理、Cブロックまで終わって、まだ期間が余ったので、ちょっと気になるところが残っていたAブロックを見直してみました。

気になってたところは、せらひかりさんと瀬川月菜さん。
作品は『そらうみそら』と『空を見上げて』。
Aブロックは、推理がほぼ一致している人が数名いるんですが、その中で、私だけ、せらさんと瀬川さんがみんなと逆みたいで。
私は、『そら〜』がせらさんで『空を〜』が瀬川さんで出したんですが、逆の人が多いです。
ちゃんと根拠があって決めたところなら人と違っても気にしないけど、ここはちょうど、あまりちゃんと検証しないで漠然としたイメージだけで当てはめてみただけだったので、Cブロックであれだけ執拗な検証をした後では、どうにも根拠が薄い気がして……。

で、もう一度、じっくり見直した結果。
確かに、『そらうみそら』は瀬川さんかも知れない……。
色彩感豊かな美しい描写ですね。
で、文章の感じが、確かに似てる。
一方、『空を見上げて』は、よく見れば、明らかに瀬川さんではありませんね……。

でも、『空を見上げて』がせらさんというのも納得できないんですよね。
よく読めばよく読むほど、これは、瀬川さんでもせらさんでも、どっちでも無いような気がしてきてしょうがないんですけど……。
これは、やっぱり、ヘボラマンさんではないでしょうか?

……ということは、ヘボラマンさんに当てはめてあった『リワインド〜』は??

……うわぁ、なんと、他の部分も見直しか!?

そのへんを見直すということは、ネジ子さん、楽遊さん、悠木さん、川辺さん、もひとつオマケに、ほとんど検証らしいことをせずに当てはめてしまった伊吹さんあたりまで、全部洗い直しか〜!?

中咲ホコロさんと響子さん、誘木さん、双月さんは動かす気ないんですけど、あとは総移動の可能性あり?
いや、場合によってはホコロさんも動かさなきゃいけないかも?

『リワインド』を書きそうといえば、ネジ子さんか楽遊さん、悠木さんあたり?

なんか、もう、わけわかんないごちゃごちゃです!!

これから、正解発表まで、ちまちま見直してみて、時間切れになったら、しかたないから、瀬川さん=『そらうみそら』、せらさん=『空を見上げて』に訂正するかもです。

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話は変って、一言フォームやWEB拍手をぽちっとして下さった皆様、ありがとうございますm(__)m
23日に『イルファーラン物語』一言フォームからコメントくださった方、丁寧なお言葉をありがとうございます。こちらこそ、読んでくださってありがとうございましたm(__)m

さらに話は変って、読書メモ:『ヴァルデマールの風 宿命の囁き 下』『マルドゥックヴェロシティ3』『プリズムの瞳』読了。
覆面推理に夢中で、読了本をメモするのを、またずっとサボってました。タイトルくらいメモっておかなきゃ、読んだことさえ忘れちゃう……(^_^;)



2008年02月22日(金) 覆面Cブロック推理中(その4)+追記:推理確定!

途中までは超サクサク進んでたCブロックの推理、やっぱり最後のほうに来て、行き詰って進んでません……。
でも、最初に危惧したみたいに、前の方で決めたのも全部シャッフルし直すはめになったわけじゃなくて、とにかく森さん・チャボさん・深海さんの、魔のトライアングル(笑)で苦しんでるだけ。

気分転換に他の方の推理を見たら、けっこう、森さん=『ボクら〜』、チャボさん=『ジンニー』説の人が多いみたいですね。
しかも、裏乃さんがおっしゃるには、チャボさんがずっと前の日記で『空と聞いて最初に思いついたのが魔法の絨毯だった』と書いてらしたとのこと。
ええーーーっっΣ( ̄ロ ̄lll)
それってすごいフラグじゃないですか!

……裏乃さん、そんなこと人に教えないでナイショにしとけばよかったのに……(笑)

でも、私の第一印象では、ジンニーがものすごく森さん臭かったんだけどなあ……。
今でも、読めば読むほど、どう見ても森さんぽい気がするんだけどなあ……。

でも、確かに、『ボクら〜』も、すごく森さん臭いんですよね。
特に、文章。
最初のほうの情景描写の流れに、『星の実』や『ティルス』の冒頭と同じ匂いがします。
あと、漢字を開いたり開かなかったりする具合とか、主語の位置とか(後のほうで出てくることが多い)、たまに出てくる、二つ以上の動作が入った長い文章とか。

内容では『ジンニー』が、文体では『ボクら〜』が、森さん臭い。
まさか両方森さんが書いたんじゃ……?(笑)

というわけで、森さんとチャボさんがすっごいカオスになってるんですけど。
このお二人、変換癖も似てる……というか、普段から変換をあまり統一していなくて、意識してか無意識でか、時に応じて使い分けてるようなので、変換癖では特定が出来ないのです。
何しろ、あの短い覆面作品の中でさえ既に、同じ単語を開いたり開かなかったりしてるんだから。

『ボクら〜』も『ジンニー』も、あの短い中に、よく見るとものすごい勢いで手がかり満載なのに、なぜか決定打が無いんですよね……。
せっかく特徴ある言い回しを見つけても、なかなか、サイトのほうで同じ特徴を発見できないんですよ。

そんなカオスの中で、とりあえず、深海さんは『ボクら〜』ではないということだけは、ほぼ確信しました。

『ボクら〜』には、たまに、二つ以上の主語や動作を含んだ長い文章があるんですよ。
例えば、『僕は長い間身をおいていたが、ふいに意識がうつつに傾き、僕は目を覚ました』とか、『僕は割りと直ぐに眠りに落ちたのだが、それまでの刹那に、僕は昔のことを思い返していた』とか。
誤文というほどではないんだけど、教科書的な正確さや明晰さからは少々逸脱した文章かと。

こういう文章って、書く人は書くけど、書かない人は書かないと思うんです。

ちなみに、私はわりと平気で書きます。
気がつかずにうっかり書いちゃってる時もあるし、気が付いてても「だって私はこう書きたいんだもん!!」と、すっとぼけて強行しちゃいます。
他人がそういう文章を書いてても、普段は全く気にしないので、気にも止めずに読み流します。
今回、気が付いたのは、推理のために、重箱の隅をつつくような読み方をしたためです。

が、深海さんは、たぶん、書かない人だと思います。
深海さんは、みっちり書いてるようで、一つ一つの文章そのものは意外と短いことが多いのです。
で、常に構文が正確で、論理的でかっちりした、明快・明晰な文章のような気がします。
そういう人は、ああいう連綿とした文章は書かない、書けないんじゃないかと。
深海さんが上の例のような内容を書くとしたら、たぶん、文章をそれぞれ二つに分けるんじゃないでしょうか。

というわけで、『ボクら〜』は、森さんとチャボさんの一騎打ちに!
このお二人は、変換癖では調べられないから大変だ……。

追記:あーっ、分かったーーー!!
森さんは『ボクら〜』だ!
『悩魔女シリーズ』中にて証拠物件を確保しました!\(^o^)/

というわけで。推理確定!

C-01 毒 ――土岐さん
C-02 舞夜空(まいよぞら) ――宮武鳴さん
C-03 ジンニーと魔法の絨毯 ――鶏米チャボさん
C-04 起源の探査 ――マル太さん
C-05 クウジュ  ――柳暗波瑠さん
C-06 ボクらの、冒険前夜。 ――よもぎの森さん
C-07 鏡よ鏡  ――羽津樹 透夜さん
C-08 Deserter's 45 minutes ――深海いわしさん
C-09 私と私の黒のこと ――梅原タロさん
C-10 てるてる坊主の気持ち ――天菜真祭さん
C-11 ふりさけ見れば春日なる ――文月夕さん
C-12 三つ葉  ――凌雪さん

チャボさんと深海さんの理由は、チャボさんが、読点の打ち方と、コメディを書いたときの文章のリズム感。
なんていうか、講談とか、活動弁士の語りみたい?

深海さんは、文章の正確さと、砕けたセリフ中に多発するカタカナの『ホント』、あと、やっぱり、飛行機乗りという題材と、サイトにある飛行機モノとの類似、特に飛行機の形をイルカに例えているところ。
『肯く』という変換は、フェイクか、あるいはたまたま気が向いて使っただけ、ということで……。

あ、森さんのところで発見した決定的(だと思った)証拠は、『〜ほうのが』という言い回し。
『ボクら〜』の中で『何も起こらないほうのが都合がいい』『テドがいた方のが心強い』という、かなり特徴のある口語的な言い回しが二度も出てきてたんですが、森さんのところで、やっと同じ言葉を発見しました。
これは確定でしょう。
あと、『ボクら〜』では、『そうしか思わなかった』という言い回しも変ってると思ったんですけど、こっちは森さんのとこでも発見できなかったです。
これは、もしかすると『そうとしか』のタイプミスかも?



2008年02月20日(水) 覆面Cブロック推理中(その3)

一日間が開いちゃったけど、続き。
目星をつけた犯人の裏付け調査中です。

文月さんは、かなり確信があるので、単独で裏づけを探します。
凌雪さんと羽津樹さん、チャボさんと森さんはペアで比較検討かな。
それぞれ、変換グセが似てるんです。

凌雪さんと羽津樹さんはともかく、森さんとチャボさんが似てるとは、今まで一度も思ったことなかったんですけど、たまたま同ブロックになったことで意外な類似点が浮かび上がることもあったりして、覆面企画って不思議ですよね。

あ、深海さんも、森さん・チャボさんと混ぜて検討だ。
森さん、チャボさん、深海さんを、03・06・08を見比べる予定。

そういえば、チャボさんと深海さんは前回も同じブロックで、私、どっちがどっちか、さんざん迷った覚えがあります。
……あれ? 結局、当てたんだっけ?
(↑確認してきました。当ててました。前回、お二人がいたGブロックは、パーフェクト達成したんでした!)


さて、まずは文月さんから、裏づけを取りにいってきます。

C-11 ふりさけ見れば春日なる
チェックポイント
先刻 うん、と伸びを 一斉に 溢れる 賑やか にじむ そうしてから 嘆息 ため息 日差し ならい なつかしい 微笑む とき 「 」 あきれる 首をすくめる  けれど―― 確かに ぷっと笑った あらためて わかる できる すとんと腑に落ちた ぽっかりと

文月さん、検証終了。
やっぱり11で確定。

決め手は『先刻』『一斉』、ひらがなの『なつかしい』。
その他の変換や表記の癖も、おおよそ一致。
ひとつひとつは特に珍しい表記じゃないんだけど、たくさん揃えば、ある程度、裏づけになるかと。
ただ、一点だけ、サイトのほうでは『わかる』を『判る』と表記してるのがひっかかったんですが、別のところでは『わかる』も使ってるから大丈夫でしょう。
なにしろ、『先刻』が特徴的。
あと、月が『ぽっかりと』浮かぶという表現、地の文の『――』後に『。』が無い箇所も発見しました。
これらも別に珍しくはないけど、多少の補強材料にはなるかと。


次は凌雪さんと羽津樹さん。
このお二人は、サイトにある作品を見る限り、作風も比較的近そうです。
でも、凌雪さんは、サイトにいろんなタイプの作品があるので判断材料が多いけど、羽津樹さんは、サイトに現代恋愛ものしか置いてないので、それ以外のジャンルを書いたときにどうなるか、判断材料が乏しいです……。

一応、凌雪さん=12説を取ってみました。
理由は、サイト上での作風の幅。羽津樹さんも実は他のものも書けるのかもしれないけど、とにかくサイトには恋愛モノしかないから……。
あと、『溜息つく』『視線を彷徨わせる』という言い回し。

でも、根拠が弱いので、もう少し補強材料が欲しいので、変換癖を当たってみました。
が……。

……ダメだ。この二人、変換癖では区別できない。
やっぱり、裏づけは諦めます。
裏づけは足りないけど、しょうがないから、とりあえず、賭ける!

羽津樹さんが12でないという証拠は見つけられなかったけど、07がとっても羽津樹さんぽいから、それでいいでしょう。
可愛らしいラブコメの中に、ささやかな心の傷やそれがもたらすコンプレックスといった重い要素を折り込んでるところに、サイトの作品と通じるものがあるかと。変換癖もおおむね一致。

というわけで、羽津樹さんが07で、凌雪さんが12!

さて、残るは、森さん、チャボさん、深海さん。

森さんは、ほぼ確定かな。

深海さんは、サイトで飛行機もの書いてるからと、安直に08候補にしたら、飛行機の形をイルカに例えているところを発見したんですよね……。
ますますクサい。
でも、それだけで決めるのは安直すぎ。
語彙や変換癖を調べなければ。

では、お三方のサイトを調べに行ってきます!
森さんのサイトなんて、今までも長年通って、作品は全部読んでるんだけど、こういう機会があると、普段どんなに細かい部分を読み流してるかが、よく分かりますね……。



2008年02月18日(月) 覆面Cブロック推理中(その2)

さて、昨日の続きです。

昨日残ってたのは、4作品・4作者だったけど、その後、私の中で、07=羽津樹さん説が浮上してきたので(というか、ほぼ羽津樹さんで確定?)、凌雪さんも選択枝に戻します。
あ、チャボさんも、昨日は仮に当てはめただけでまだよく検証してないから、こっちにも混ぜとこうっと。
よもぎの森さんは……森さんもまだ(仮)だけど、残ってる作品には森さんぽいのが無いから、混ぜなくていいや。
昨日、ほぼ印象だけでたいした根拠もなく当てはめた土岐さんは、変換癖等を検証の結果、やっぱり01で確信しました。

というわけで、残ってる作品4つ。

C-08 Deserter's 45 minutes
C-09 私と私の黒のこと
C-11 ふりさけ見れば春日なる
C-12 三つ葉

作者の選択枝、6人。

凌雪さん
鶏米チャボさん
羽津樹 透夜さん
深海いわしさん
梅原タロさん
文月夕さん


というわけで、続き、いきます。

C-08 Deserter's 45 minutes

これも上手いな〜。夜の格納庫の雰囲気がいいし、幻の夜明けを見るシーンでは、ちょっと鳥肌立ちました。
ロボットアニメかライトノベルSFにありそうな設定ですね。
こういう特殊な語り口調は、天然フェイクですよね〜。表記にもいろいろとフェイク入ってそう。
安直に考えて、一番書きそうな人は深海さんだけど……。
う〜ん、とりあえず保留で、次行きます。

C-09 私と私の黒のこと

こ、これは……梅原タロさんでしょう!!
もう、どこがどうとも言えないくらい、全体的に、どう見てもそうだ!

C-11 ふりさけ見れば春日なる

順当に考えれば、これは文月さんですよね……。
落ち着いた雰囲気、やさしげなようでいて意外と硬質な(というのかな? うまく表現できませんが)文章、そして方言使い。
うん、文月さんですよ。大どんでんがえしがなければ。
後で変換癖等を検証してみます。
ダウンロード版があるから、検証が楽そうだ! ビバ、ダウンロード版!

C-12 三つ葉

凌雪さんは、05じゃなくて、こっちだ!
中年男性の一人称、十一歳の神秘的な美少女がお母さんみたいによしよしと癒してくれるという、いかにも『オジサンのドリーム』的な内容から、ぱっと見、男性の作品みたいだけど、よく読むと、実は若い女性が透けてくる気が……。

で、凌雪さんは、ライトなものを書いてるし、文章も柔らかい印象だけど、そのわりに、実は意外と漢字が多いですね。
特に難しい字を使うということじゃなく、『分かる』『出来る』『気付いた』『僅か』『頷く』『溜息』などの、ひらく人も多い言葉を漢字で表記することが多くて、一つ一つは特に少数派というほど珍しくはないんだけど、積もり積もれば特徴になるかと。

漢字変換のクセは羽津樹さんも非常に似てるんだけど(二人とも『吃驚』を使うとか、『体』とか)、サイトにある作品を読んだら、羽津樹さんは05に近い気がしたんです。
05は二人とも書きそうだけど、12は羽津樹さんより凌雪さんのほうが書きそう。

決め手は、『溜息つく』(『溜息をつく』ではなく)という言い回しです。
このお二人の見分けは難しい……。

おお、とりあえず、仮にだけど一通り埋まった気がします。
現時点でのまとめ。

C-01 毒 ――土岐さん
C-02 舞夜空(まいよぞら) ――宮武鳴さん
C-03 ジンニーと魔法の絨毯 ――よもぎの森さん(仮)
C-04 起源の探査 ――マル太さん
C-05 クウジュ  ――柳暗波瑠さん
C-06 ボクらの、冒険前夜。 ――鶏米チャボさん(仮)
C-07 鏡よ鏡  ――羽津樹 透夜さん(第二候補・凌雪さん)
C-08 Deserter's 45 minutes ――深海いわしさん(仮)
C-09 私と私の黒のこと ――梅原タロさん
C-10 てるてる坊主の気持ち ――天菜真祭さん
C-11 ふりさけ見れば春日なる ――文月夕さん(仮)
C-12 三つ葉  ――凌雪さん(第二候補・羽津樹さん)

今後、(仮)のところを検証してみようと思います。



2008年02月17日(日) 覆面Cブロック推理中(その1)

さて、Cブロック推理中です。
上から順々にメモをしていこうと思います。
推理に時々ちらほらと感想が混じることがあり、その感想はネタバレ有りなので、まだ読んでない方はご注意ください。


01 毒

な、なにこれ……Σ( ̄ロ ̄lll) なんだこの巧さはーーーー!!!
何か、ものすごく巧いんですけど……。
この家は何でそんなところに都合よく棍棒なんかがあるんだろうと、ちょっと不自然に思ってたら実は燻製肉だったとか(普通、匂いで分かりそうなもんだけど、よっぽど必死だったんだろうな〜(^_^;))、最後の『毒を入れた』のところも、直前でお兄さんの死を示して身内を亡くした逆恨みかと思わせて、その上でさらにどんでん返しできれいなラストとか、上手いなあ〜。

いきなりだけど、これ、土岐さん!
決め手は、『無い』!
……あ、『決め手が無い』んじゃなくて、『無い』という表記が決め手です。
それだけじゃ根拠が弱いけど、それ以外に一生懸命細かい根拠を探そうという気にならないくらい、作風文体だけでほぼ確信。
今回の企画で初めて知ったサイトさんだけど、推理期間開始前に各作者さんのサイトめぐりをした時から「こ、これはすごい……!」と驚嘆してました。
これから他の人のを推理していく中で、どうしてもこれをもう一度検討しなおす必要が出てきたら改めて調査ということで、今はとりあえずこれで当てはめておきます。


02 舞夜空(まいよぞら)

これも、いきなり断言。
宮武鳴さん!
特徴ある記号使いから。
あと、一文が短めで、一文ごとにほぼ必ず改行、セリフも短めで、要するに画面の左端がたくさん空いてるという、文字の配置の印象。
人物は丁寧に描写するけど背景はあまり具体的に書き込まないのも特徴のような気がします。


03 ジンニーと魔法の絨毯

またいきなりですが、よもぎの森さん?
この軽やかな可愛らしさととぼけた可笑し味は、すごく森さんぽい……。
森さんって、ときどき、『巧まざる』という言葉が似合う予期せぬ可笑し味をポンッとサービスしてくれるんですよね。
その可笑し味と、この作品のユーモアの色合いが似てる気が。
あと、ルゥルゥちゃんのノリ。
「よくもあたしの前に顔を出せたものね!」なんて、森さんの描く女の子キャラとしか思えない!

でも、これはまだ検証が必要そうです。
森さんは参加3回目のベテランで、しかも名探偵だから、『わかる』とか『できる』とかのベーシックな変換癖はフェイクかけてるかも。
前回の覆面作ではフェイクかけてたみたいですし。
てゆうか、これらの単語については、もともと、サイト上でも必ずしも統一してないだけかもしれませんが。
それ以外のところで、後で変換癖を検証してみます。

あと、これの文章、特に句読点が少ないわけでもないわりに、たま〜に、『、』が入っても不思議じゃない場所に入ってないことがありますね。
入ってないからヘンとか不自然というほど極端でもないんだけど、ここは入れる人も多いだろう、というところ。
例えば『絨毯は素直に旋回を始め砂の海へと飛び出した』とか、人によっては、『始め』の後に『、』を入れるんじゃないかと……。
森さんって、そういうクセ、あったっけなあ?
これも後で検証してみます。

ところで森さんといえば、私は何で前回の森さんの『星の実』が当てられなかったんだろう……。
今、あらためて読み返したら、情景描写とか、森さんそのものじゃないですか。
ティルスの紡ぎ歌の冒頭なんか、そっくり。
タイトルからして第一印象でそれらしいと思ったのに。
あの時は、たまたま同じブロックに紛らわしい作品があって、惑わされちゃったんですよね……。
よ〜し、今度は当てるぞ!

というわけで、ちょっと慎重を心がけて、ここは保留にしときます。


04 起源の探査

うわ〜、これもいきなり決定! マル太さんだー!
内容、文体、リズム、記号使い、ルビの表記、そして極めつけは『莫迦』!

……もしかして、このブロック、簡単なのかな?
さっきから、なんてさくさく進むんだ!

な〜んて思ってるのは今のうちだけで、後半行ったら前半で安直に決め付けたところも半泣きでシャッフルすることになったりして?(笑)

宇宙船の発着陸シーンって、ワクワクしますね(^^)


05 クウジュ

あれ〜、これもすぐ分かるぞ!?
これは柳暗波瑠さん!

短文が多いようでいて、『見ていることしか出来ない男の子にしてみればすぐにでも見飽きてしまうような風景だ』などの読点無しに連なる意外と連綿とした文が特徴的。
サイトの作品でも、その特徴が見られました。
駄目 唖然 分かる 暫く 咄嗟 できる 頷く……などの変換癖も、ほぼ同じ。


06 ボクらの、冒険前夜。

えっ!? ええーーーっ!?
なに、これ。ここで終わり!? そんな殺生な……Σ( ̄ロ ̄lll)
うわ〜、なんていうか、衝撃作ですね……(^_^;)
確かな筆力であそこまで引っ張ってくれて、あそこで突然放り出すとはっ!

あうっ、これ、ちょっと保留。
たぶん、かなりびっしりしたものが書ける方ですよね。
長さにかかわらずなんとなくポエムみたいなタイプの作品って、あるじゃないですか。そういうタイプでは、無い。

今のところ、この中でびっしりした長編が書けそうな方って、私がある程度作風掴んでる中では、鶏米チャボさん、深海いわしさん、よもぎの森さん、文月さんあたりかなあ。(あれ? 米とか鶏とかいわしとかよもぎとか、何か美味しいものが出来そうですね〜)
他にまだよく作風掴んでない人もいるから、もうちょっとあちこちみて、他のところをもう少し埋めてから考えます。

今のところ、なんとなく、ちょっと、チャボさん臭い気がします。
なんでかというと、前回、時代物という、すごくシブいものを出してきたから。
だから、今度は、前回の『日本・大人・人生の機微+お色気少々』に対して『外国風異世界・子供・ファンタジックな冒険』で来てもおかしくないかと。
ただそれだけです(^_^;)

……あ、今、チャボさんとこ行ってみて、いきなりこれに1ポイント!
最初に開いた小説のページの最初の一行に、『蒼海から風が渡ってくると、その涼しさに体が安らぐ』というのを発見して、06の冒頭のほうの『森の上を通ってきた風は特にいい匂いがして、ひやりと冷たかった。ほてった体にはたまらなく心地よかった』という一節との呼応に運命を感じたから。
……あ、他のところでも、章の冒頭で風の体感温度について触れてますよ。
まずは風の描写から始めるのがクセなのかも?
後で、漢字変換などを精査してみます。


07 鏡よ鏡

作風から、天菜真祭さんと凌雪さんを候補にあげて調べてみたら、凌雪さんのほうが漢字変換のクセが合致することが判明。よって凌雪さん!

『からだ』は『身体』ではなく『体』だし、『わかる』は『分かる』だし、特
徴的な『吃驚』という漢字も使ってましたし。

それなら天菜さんは、

10『てるてる坊主の気持ち』だ!

『からだ』は『身体』だし『わかる』は『わかる』だし、『気づいた』だし、『……』のあとに『。』が無いところがあるし。


わあ、なんてさくさく埋まるんだ!

よもぎの森さんとチャボさんは(仮)付きですけど、とりあえず当てはめておくことにして、残りは

08 Deserter's 45 minutes
09 私と私の黒のこと
11 ふりさけ見れば春日なる
12 三つ葉

の4作。

作者は

羽津樹 透夜さん
深海いわしさん
梅原タロさん
文月夕さん。

このブロック、今のところ、今までの他ブロックでの苦労はなんだったんだろうと思うほど、何かすごく快調なんですけど……。
ほんとにこれでいいんだろうか。
この先、最初から全部シャッフルする羽目になったりして?(笑)



2008年02月16日(土) 覆面・インターバル

AブロックとBブロックの推理結果を掲示板に投稿した後、他の人の感想や推理を見にいったら、どんどん不安になってきました……(^_^;)

Aブロックは、推理完了の瞬間には「やった! すべてのピースが綺麗に嵌った! すっきり!\(^o^)/」と思ったはずなのに、他の人の推理結果とその理由を見ると、あれもこれも、もっともらしく思えてきて……。
でも、みんなの推理を見比べてみると、曽野十瓜さんが私とほとんど同じだったので、心強いです!
どこか一組だけ、入れ違ってたんですよね。どこだっけな。せらひかりさんと瀬川月菜さんだっけ?


Bブロックは、もともと推理完了時からあまり自信がなかったので、他の人の推理を見たり、意気込みテンプレに書いてあったことを思い出しては、どんどん不安に……。
だって、そういえば裏乃さんは、意気込みテンプレに、自分の作品は短編の目次をよく見れば分かるって書いてあったのに、私が選んだ作品は、サイトにある短編のタイトルと特に関係も類似もなさそうだし。
REDさんは、当てられないように腐心したと書いてらっしゃるのに、私が選んだのは、サイトにある作品とそんなに傾向違わない期がするし。

極めつけは、三月兎さんの日記!
三月兎さん、涼しい顔で自ブロック含めた全作品の感想書いてますよ!?
で、私は02を選んであったのに、08だけ『私には無理です』とか書いてるんですもん!
その作品だけ自分には感想書けないって、それが自作だと言ってるようなものじゃないですか!
でも、それも含めて陽動作戦なのかも……という気もして、疑心暗鬼が募ります。
他に、感想が怪しいのは、02と12かなあ。
感想まで覆面の材料にするとは、三月兎さん、曲者だ……。


まあ、疑いだすとキリがないので、とりあえずCブロックの推理を続けます。



2008年02月14日(木) 覆面Bブロック推理完了!

さて、続きです。
昨日、まだ決まってなかったのは、下の6作。

B-02 虹のリドル
B-05 かくして王は
B-06 未だ凍てつく春の中 
B-07 コバルトブルーの骨
B-08 青空をさがして
B-11 青空の涙

作者さんは下記の6人。

3月兎さん ひさちさん 沖美沙都さん 月白碧さん 麻国さん 裏乃さん

以上、6人分をみっちり精査した結果、まずは麻国さんを『11 青空の涙』に決定。

決め手は、かなり特徴的なある表現をサイト作品で発見したこと!
(↑名探偵よもぎの森さんに倣って、ちょっと手の内を隠してみました(^^ゞ)
これはもう、わたし的には、間違いないと思います。

いったんそう思って覆面作品を読み直すと、細かい変換癖等も目に付いた範囲ではおおむね一致しているし、作風・内容的にも、いかにもありそうです。

次に、裏乃さんを『05 かくして王は』に決定。

決め手は、特徴のある、ある漢字使い。(←また隠してみました!(^^ゞ)
ちょっとダークでシニカルで味わいも、裏乃さんぽい。
もう一つ、『徐に』(『おもむろに』とひらく人が多いと思う)という表記をサイトで見つけられればさらなる補強材料になって心強いと思うんだけど、今のところ、見当たらないですね……。残念。
まあ、いいや。
その補強材料が無くても、そもそも第一印象で、裏乃さんが候補に挙がってたんだから。
とりあえず、決定!

それから、『05 未だ凍てつく春の中』を、一度は月白さんに決めかけたんですが(特に決めては無かったけど、ラブシーンの描き方などから)、ひさちさんのところで『砂は忘れじ』を、もう一度精読した結果、やっぱりひさちさんに。
理由は、特に珍しいものではないけど『○○だ、と誰それは言う』という表現とか『肯く』という漢字変換とか、その他、もろもろ。
そもそも第一印象で、キシュという奇病のイメージがひさちさんぽいと思ってたし。

裏乃さんを05で、これを月白さんにしてしまうと、ひさちさんの行く先が無くなっちゃうから、困ったなあ、おかしいなあと思ってたので、ひさちさんをここに戻せて良かった。

6人と6作品を途中でいろいろシャッフルしてる中で、一時期、裏乃さんもひさちさんも、どうにも納得いかないものに当てはまりそうになって首をひねっていたんだけど、これなら、ふたりとも納得がいきます!
裏乃さんもひさちさんも、途中で全然違うものに当てはめてはみたけれど、なんだかんだで、結局、ほぼ第一印象通りの場所に戻ってしまったという感じです。


というわけで、残りは、

B-02 虹のリドル  
B-07 コバルトブルーの骨
B-08 青空をさがして

の、3作。
作者は、三月兎さん、月白さん、沖さん。

三月兎さんは、あまりにもそれらしい作品が無いので、思いっきり分厚い覆面被って童話を出してきたんじゃないかと思うんですよ。
で、02か08のどちらかだったらどっちが三月兎さんらしいかと考えたら、02だと思います。
理由は、08は、この方にしては饒舌すぎる気がするから。

この方は、主に掌編を書いているらしいだけあって、言葉が簡潔で端的ですよね。
で、ウェットな内容を描く時でも文章自体はドライで、感覚より理が勝ってる印象。
02は、かわいらしい内容と語り口にうっかり目をくらまされてしまうけど、実はけっこう根が理知的なような気がします。
対して、08は感覚的で情緒的な気が……。ウェットな日本の風土を感じます。

というわけで、とりあえず02に三月兎さんを入れてみます。

すると、沖さんと月白さんの、どっちが07で、どっちが08か……。

月白さんは両方書きそうだけど、沖さんは07は書かなさそうな気がします。
で、月白さんのところで『くしゃりと崩れる』という表現を見かけたので(『コバルトブルーの骨』にも『くしゃりとこなごなに〜』という表現がある)、ここは『えいっ』と、月白さんを07に放り込んで見ます。

月白さんは『有る』とか『在る』『居る』『何故』『此処』『処』などの漢字使いに特徴があると思うのですが、『コバルト〜』では、そういう特徴は当てはまらないようです。
でも、わりと作品ごとに書き方を変える方のようだし、『コバルト〜』からも『有り得ない』という表記が検出されたので、「今回は子供の一人称小説だから、あまり漢字を使わないようにしたけど、つい一箇所、クセが残っちゃった」と解釈しておきます。

沖さんは、私、サイトでいっぱい作品読んで、ものすごくたくさん推理材料を検出したんですけど、結局、それらはほとんど役に立たないまま、最終的にはなぜか消去法……(^_^;)
何か不本意なんですけど、私の大好きなセリフ『水皿持ちの因果かのう』は、沖さんらしい気がするから、これでいいことにしておきます!

いや、でも、沖さんは、やっぱりいまいち納得いかないなあ……。
もしかして、6作に絞り込む前のどこかで誰かが間違ってたのかもしれない。
でも、そこまでさかのぼってまたシャッフルし始めちゃうと、もう収集がつかなくなるので、沖さんと三月兎さんは何もかもがフェイクなんだと思うことにしておきます!


というわけで、まとめ。


B-01 奪われた空 ――財油雷也さん

B-02 虹のリドル ――三月兎さん

B-03 例え夢を諦めても ――SwordBreakfieldsさん

B-04 冷たい頬 ――相馬周さん

B-05 かくして王は ――裏乃さん

B-06 未だ凍てつく春の中 ――ひさちさん

B-07 コバルトブルーの骨 ――月白碧さん

B-08 青空をさがして ――沖美沙都さん

B-09 紫に染まる ――矢崎真名さん

B-10 君の手、そして始まりの空 ――御桜真さん

B-11 青空の涙 ――麻国さん

B-12 Aurora Breakup ――REDさん



……でも、「これはここにしか当てはまらないから、いまいち納得できないけど、みんなフェイクなのに違いない!」と思って無理やり納得したようなところって、正解発表後に見たら、結局やっぱり外してるんですよね……(^_^;)
そんな敗北の予感♪(笑)



2008年02月12日(火) 覆面Bブロック推理中(その4)

B-10 君の手、そして始まりの空

物語詩のような作品ですね。綺麗だなあ。
これはいきなり御桜真さんに一点賭け!
第一印象で、句読点多目の文章のリズムが御桜さんぽい気がしました。
で、サイトの作品にも、こういう詩のような掌編が複数あったし。
漢字の変換癖なども、私が見た範囲では、おおむね合致してるっぽいです。

B-11 青空の涙


SFパニック映画のクライマックスシーンみたいでカッコいいですね。
短文で畳み掛けるような文体は緊迫感を出すための工夫?
それとも普段からの特徴?

最初のほうの『神様はほころんだ』という表現を見て、ここの神様はなにやらバラの蕾か何かみたいな形状をしているんだろうかと考えてしまいました……(^^ゞ
これ、特徴のある表現ですね。
あと、薄目になることを『目を薄める』という表現も、あまり他では見かけない気が……。
もし、サイトでこの表現を使ってる人がいたら、その人が犯人だ!
あまり使用頻度の高そうな言葉じゃないので、まず見つからないとは思いますが。

他の手がかり:わずかに 独りごち できる わかる とき&時 戦慄いた 妨害に合う ねじ 一際 くすくす なら私に

ところで、透さんって、男性なんでしょうか、女性なんでしょうか。
私、ずっと、名前からして当然男性だとばかり思って読んでたら、途中で、クローンであるはるかが女の子ということで、(えーっ、もしかして女性なの?)と気づき、でも、結局最後まで、やっぱり男性のような気がしたまま読み終わったんですが……。


B-12 Aurora Breakup

うまい! 手馴れてるなあ……。
少年漫画風ラブコメの王道ですね。
好きです、これ。ロビ太、かわいいしv
『目玉が電光掲示板みたいにビカビカ渦を巻いた』という描写がキュート♪
目が覚めたら枕元にぬっと立ってるシーンの微妙な不気味さとか、機能を停止するシーンの切なさなども、ロボット好きのツボを抑えてます!

これはどう見ても男性の作ですよね。
もし女性だったら、すごい。びっくりします。
しかも、普段からこういうノリのものを書き慣れている人にしか見えない。
もし、普段はお堅い純文学風とか重厚なシリアスものばかりを書いてる人だったら、それもまたすごい。びっくりします。
でも、この人は、きっと、落ち着いた文章も書けるに違いない。
ドタバタとハイテンションな文体だけど、ラストはしっとりと描いて、メリハリつけてます。

文章は、ひらがなが多いから見た目ではびっちり詰ってるという印象はないのですが、よく見ると、実は、かなり読点が少ないですね。それが文章のスピード感につながってるんですね。
『〜外装ケチるなよ。と思いながら』とか『バカオタク戻って来い! と叫ぶ間もなく』という書き方が特徴的。

他の手がかり:ポツン ガラン よぉ ??? 全角!? 解る

記号や擬音や語尾などは、フェイクというか、この作品に合わせて普段と変えてるかもしれないから、あまり当てに出来なさそうだけど、『解る』は普段からの個性なんじゃないかと……。
まずは男性作家さんから順に、『解る』にポイントを絞って文章をスキャンしてみます。
このブロック、男性陣はREDさん、SwordBreakfieldsさん、財油さん、麻国さんですかね。

……あれ? いまさらながら、麻国さんって、男性ですよね……? サイトのプロフィールには書いてないぞ……? 日記を読んでもいまいち分からないぞ? あれ、あれ……?
まさか、名前のみならず性別まで、長年勘違いしてたとか……?


さて、とりあえず、今の状態をまとめてみます。

B-01 奪われた空 ――財油雷也さん
B-02 虹のリドル ――未定
B-03 例え夢を諦めても ――未定
B-04 冷たい頬 ――未定
B-05 かくして王は ――裏乃さんかひさちさんか沖さんか麻国さん?
B-06 未だ凍てつく春の中 ――沖さんかひさちさんか、月白さん?
B-07 コバルトブルーの骨 ――未定。一応、ひさちさん候補の一つにしときます。
B-08 青空をさがして ――未定
B-09 紫に染まる ――矢崎真名さんか裏乃さん
B-10 君の手、そして始まりの空 ――御桜真さん
B-11 青空の涙 ――未定
B-12 Aurora Breakup ――誰か男の人(笑)

……なんじゃ、こりゃ……(笑)
要するに、まだぜんぜん分からないということですね。
これから、まだ名前の挙がってない方をどこかに当てはめてみます。

まだ一箇所も候補に挙がってない人は、三月兎さん?
前回、すぐ分かった三月兎さんが、今回はぜんぜん分からないなあ……。
前回の三月兎さんの作品、とても好きだったんですけど。
今回は普段と傾向の違うもので来たのかなあ。

あ、あと、相馬さんも、まだどこにも当てはめてみてなかった。
相馬さんはアレもコレも書きそうだなあ……。
このお二人の作風を、もう一度調査してみようっと。

追記:調査してみました。

結果

まず12をREDさんに決定。

えーっと、どこが決定的なポイントで確信したんだったか、もう忘れましたが、作風もそれらしいし、検証してみると書式(っていうんでしょうか?)や変換癖等もおおむね一致。
ただ、『わかる』の変換が、覆面作品では『解る』で、サイトでは、たまたま見かけたのは『分かる』だったけど、これはもともと統一してなくて時に応じて両方使っているか、あるはフェイクだと思っておきます。

サイトにうかがって推理材料として読んだ『カレンダーガール』のオチに、すごい大ウケしてしまいました。

それから、『紫に染まる』は、もう一度サイトと覆面作品を見比べて、やっぱり矢崎さんに確定。

そして、『09 冷たい頬』は、相馬さんに決定。

相馬さんは、セリフに特徴がありますね。
まず、セリフが多い。でも、セリフだけで進んでいくんじゃなくて、セリフと地の文を交代交代に持ってくる。
そして、セリフは短いことが多い。
さらに、セリフの中で……や――を読点を多用して、切れ切れにしゃべらせることが多い。
これが、今残ってる中では『冷たい頬』に一番当てはまる気がしたし、『すら』という言い回しも共通して使ってて、漢字変換もおおむね一致。

ただ、サイトのほうでは?の後にスペースを空けてないんですが、このブロックでそれをやってるのは既に矢崎さんに割り当て済みの『紫に染まる』だけだし、前回の覆面作品ではそこは修正してたから、今度も修正してるんだろうと思っておきます。

もう一つ、新しく決めたのは、『03 例え夢を諦めても』。

てっきりフェイクだと思った漢字使いが、フェイクじゃなかった〜!
作風文体がライト寄りなので見落としてましたが、そういえば、よく見ると、かなり漢字使用率が高いですね。
特に珍しい『処が』という表記を、サイトで発見。
『生憎』や『様な』『無い』くらいなら使う人も多いだろうけど、『処が』はちょっと珍しいでしょう。
他の特徴も、おおむね一致。
内容、語り口などから考えても、不自然はなさそう。

三月兎さんは、これだけ分からないということは、童話ふたつのうちのどっちかなんじゃないでしょうか。

というわけで、現時点でのまとめ。

B-01 奪われた空 ――財油雷也さん★
B-02 虹のリドル ――三月兎さん?
B-03 例え夢を諦めても ――SwordBreakfieldsさん★
B-04 冷たい頬 ――相馬周さん★
B-05 かくして王は ――裏乃さんかひさちさんか沖さんか麻国さん?
B-06 未だ凍てつく春の中 ――沖さんかひさちさんか、月白さん?
B-07 コバルトブルーの骨 ――未定。一応、ひさちさん候補の一つにしときます。
B-08 青空をさがして ――三月兎さん?
B-09 紫に染まる ――矢崎真名さん★
B-10 君の手、そして始まりの空 ――御桜真さん★
B-11 青空の涙 ――未定
B-12 Aurora Breakup ――REDさん★

★がついてるのは、ほぼ確定。

まだ決まってない作品と作者さんは……

B-02 虹のリドル
B-05 かくして王は
B-06 未だ凍てつく春の中
B-07 コバルトブルーの骨
B-08 青空をさがして
B-11 青空の涙

裏乃さん 沖さん 麻国さん ひさちさん 月白さん 三月兎さん。

裏乃さんは05が本命。でも、大フェイクで02とかだったりして?
沖さんは02が05が06か08(多すぎ!(笑))
ひさちさんは05か06か07。
麻国さんは02か05か11かなあ。
月白さんは06か07か08?
三月兎さんは02か08?

これは、まず三月兎さんを02か08に当てはめてしまって、それから残りを考えるとよさそうですね。



2008年02月11日(月) 覆面企画Bブロック推理中(その3)

引き続き、Bブロックを精読中です。
覆面作品を読みながら、平行して、その都度(もしや……)と思った作者さんのサイトをうろうろして特徴をサーチ中。

……の、はずが……(笑)
このブロック、好みの作品が多いから、各作者さんのサイトにも、どこにいっても好みの作品がいっぱいあって、推理を忘れて読みふけってしまい、幸せだけど、ぜんぜん推理が進みません!

沖さんのところでなんか、前にも一度読んで泣いた『死者の石』をもう一度読んで、また泣いてしまいましたよ。二度目なのに……(^_^;)
『そらみみ』も良かったし、回送電車の話も良かったし。
どっちも、『おばあちゃん』が良いんですよね〜。しみじみ。

麻国さんのところの『青い水底に揺れる街』も、すごく面白かった。完結が楽しみ。
麻国さんといえば、私、直接の交流は無いながらも前々からお名前は存じ上げていて、サイトにも幾度かうかがっていたというのに、今回の意気込みテンプレ回答を見るまで、長年(6年以上?)、『あさくに』さんだと信じて疑ってなかったですよ!!
『まこく』さんだったんですね……。
確かに、よく見れば、サイトアドレスにもmakokuって入ってるじゃないですか! アラやだ、私ってば……(笑)

で、『かくして王は』は麻国さんの可能性もありかな?と思いました。
短編で歴史っぽいのをお書きになってて、その文章を見て。

さて、続きです。

B-06 未だ凍てつく春の中

おおっ、これも好きだ〜〜〜!!
なんて綺麗な文章なんでしょう。
これも、この文章で書いてあれば中身は何だって構わないくらいですよ。
そして、そう思うようなのに限って、もちろんストーリーも好きなんですよね。う〜ん、幸せv
今の季節感にぴったりなのもいいですね。
きっと、意識して季節を合わせたんですよね? なんて粋なサービスなんだ……。

これ、文章は、フェイクのためとは限らず、この作品に合わせた雰囲気作りのために、普段と変えてる可能性が高そうですね。
特に冒頭のほうは、かなり文体に凝ってて、長編が全部この文体で書いてあったら、さすがに、書くのも読むのも疲れるでしょう。
短編だからこそ、凝った文体という特殊効果が生きてます。
作品に合わせて文体を変えられるだけの技量のある方と思われます。
漢字が多いのも、雰囲気作りのため?
そのわりに『わかる』『あふれる』『たしかに』『できる』などは開いて、柔らかい効果を出してます。
『うなずく』を『肯く』と変換しているのが特徴。
『息だけで笑う』という言い回しも特徴。

これ、第一印象では沖さんだったんですけど、他に、まだあまりサイト作品を精読していない作者さんの中で、こういうのを書きそうな人がいるかもしれないから、まだ当てはめないでおきます。
あと、奇病が出きてからは、ひさちさんも候補に浮かびました。
奇病のイメージが詩的で美しくて、ひさちさん、こういうの好きそうかな……って。

ひさちさんも沖さんも、二人とも、難しい漢字も普通に使うけど平易な漢字をあえて開く箇所も多いという特徴は共通してます。


わあ〜、こんなにこまごま書いてたら、ぜんぜん先に進みません!
一応、覆面作品は全部読み終わって、手がかりも探し終わってるんですけど、それを日記に書くのが追いついてないです……。

とりあえず、今はここまで。
夜、パソコンが使用中でなければ、続きを書きます。

追記:ちょっと時間とパソコンが空いたので、続きを……


B-07 コバルトブルーの骨

『コバルトブルーの骨』ってアイテムはひさちさんぽいかも……と思って読み始めたんだけど、途中から、ひさちさんとは文章が違うような気がしてきました。
あ、でも、私が当てられなかった去年の参加作品は、男の子の一人称で、こんな感じだったかも……?
でも、二回続けて男の子主人公、一人称『僕』で来るだろうか……?
それに、ひさちさんは、『頷く』は『うなずく』と表記するんですよね……。
よ〜し、他に合う人がいるかどうか精査だ!

特徴:『摘まめば』『こと』『けれど』『頷く』『至極』『くすくす』『目を瞠る』『わかる』『とき』、『””』使用

あ、ひさちさんといえば、『かくして王は』に、15年という数字が出てくるんですよね。
で、今、参考のために前回の覆面作を読み返してみたら、『50年』という数字が出てるのに気づいて、そういえば、もしかしてひさちさんは15とか50という数字が好きなんじゃ……と思いついたんですけど。
なんでそう思ったかというと、前サイト時代に連載してた看板作品のタイトルに『十五』が入ってたんですよ!
すご〜くいいかげんな根拠だけど、『かくして王は』に1点追加?


B-08 青空をさがして

また童話です〜(T-T)
でも、この方は、漢字使いはわりと普段どおりなのかな?
児童書風のひらがな書きは、あまりしていませんね。

『水皿持ちの因果かのう』という河童さんのセリフが妙に好き。
なので我侭を言っちゃうと、どうせなら、後のほうで出て来る『水属性の妖怪』というセリフも、何かもっと雰囲気のある言い回しにして欲しかったなあ……なんて、ほんと、ただのワガママです、すいません。
あと、『狐の嫁入り』の由来は分かったけど、『風花』が分からなかったです。

特徴:『扱いづらい』『手のひら』『とき』


B-09 紫に染まる

最初、迷うことなく矢崎真名さんだと思ったんですよ。
なぜなら、『・・・』とか、『?』の後にスペースが無いなどの記号使いの特徴が当てはまるのが、この人一人だけみたいだったから。
しかも、サイトの作品に、夏のあとに秋が無くていきなり冬になる(だっけな?)世界の話があったし。

でも、その後、裏乃さんの『意気込みテンプレ回答』を見直してみたら、あれっと思いました。
『意気込み』によると、裏乃さんの作品は、サイトにある短編の目次ページをよく見れば分かるらしい……。
で、裏乃さん、『RPG殺人事件』なる、初期のRPGゲームをパロったコメディを書いてらっしゃるじゃないですか!

さらに、気分転換に他の方のこのブロックの感想を見にいったら、この作品について、ドラクエ1レベルの超初期のRPGが題材だろうと書いてあって、なるほどたしかにと思い、そうすると、矢崎さんは若い方みたいなので、そんなに初期のゲームは知らないんじゃないかと思い……。
裏乃さんのお年は知りませんが、矢崎さんよりは年上でしょう。

これ、裏乃さんなのかなあ……。
でも、 裏乃さん、ああいう記号使い、しないですよね。そんなフェイクの仕方、するかなあ……。どうも納得いきません。
やっぱり矢崎さんかなあ……。
迷います。



2008年02月10日(日) 覆面Bブロック推理中(その2)

引き続き、推理中です。

B-04 冷たい頬

これはおそらく、若い方の作品ですね。あるいは、ライトノベルを書く方。
初見ではまったく作者さんの見当が付かないので、とりあえず特徴だけメモして、後で作者さんたちのサイトと照らし合わせて見ます。

体言止め、多目。語尾上げを示す『?』を使用。
手がかりになりそうな変換等:『ため息を落とす』『〜すら』『立ち竦む』『出来る』『貴方』『頷く』『確か』『可哀想』『要らない』『そうして』『くるりと』『ねぇ』等。

『かわいそう』とか『うなずく』は、『できる』『わかる』『こと』『とき』等と並んで、人によって表記が違うので、手がかりになりやすいですね。


B-05 かくして王は

まずは推理そっちのけで叫びます。

うはぁ〜〜〜、これ、好みだ〜〜〜!

……ぜぇぜぇ……(笑)
どこが好みって、文章が……。
冒頭数行の文章を読みはじめたとたんに、「こ、これは……?Σ(゜ロ゜;)」と俄かに瞠目しました。
文章のリズムというか音色というか手触りというか、とにかく文章自体がすごく心地良くて、内容以前に文章だけで陶然と出来ちゃう。もう、この文章で書いてありさえすれば何が書いてあってもいいと思うくらい。
こんな気持ちは山尾悠子(←私が大好きな作家さん)以来かも?
もちろん、内容も好きです。
『物語というものについての物語』ですね。深いなあ……。

これ、ひさちさんの掌編の『砂は忘れじ』あたりと雰囲気似てるような気もするんだけど、ちょっとシニカルな味わいから、裏乃さんでもいいような気もする。
というか、自分が好きな作品は自分が好きな書き手さんの作だと思いたくなる罠で、ひさちさんとか裏乃さんだといいな〜と、つい思っちゃう。
でも、これが今まであまり読んでない方の作品だったとしたら、これから新しくその人の作品がいっぱい読めるわけだから、それはそれで嬉しいぞ!

というわけで、興奮しちゃって、なかなか細かい検証にまで気が回らないんですが、ちらほらとヒントを収集してみます。

『酷く』『ぴしゃりと首をはねる』『そのとき』『見詰める』『出来る』『わたし』


今日はとりあえず、ここまで。
夜、時間が取れたら、追記をするかも。



2008年02月08日(金) 覆面Bブロック推理中(その1)

Aブロックに続いて、Bブロックの推理に取り掛かりました。

このブロック、『読んだことある率』が異様に高いです。
お知り合いとか、知り合いじゃないけどたまたま読んだことがあるサイトさんとか、あと、覆面2でご一緒して提出作品&推理のためにサイトの作品数作以上を読んだ方も多くて、今回ご一緒するまで全く作品を読んだことのなかったサイトさんというのは、2つしかありません。
だからといって簡単に推理出来そうかというと、ぜんぜんそんなことはないんですが……(^_^;)

このブロックでは、特に、長年のファンでありながら前回当てられなかったひさちさん(でも、その覆面作品は、ひさちさんのだと分からなくてもやっぱり大好きだった!)と、前回の提出作品で私の萌えツボを直撃してくれた裏乃さんは当てたいですね。
あと、沖さんも、ぜひ!

まずは、推理のことは考えずに普通に味わって、一読。
次に、推理の手がかりを探しながら、もう一度。

というわけで、メモです。


B-01 奪われた空

突飛な設定や幼馴染の女の子とのラブコメっぽい雰囲気から、もっと漫画チックなお話とばかり思っていたら、いきなり生々しい惨劇が起こって、ちょっとびっくり……。
いや、でも、確かに、ああいう現象が起こったら、ああなりますよね、どう考えても。
すごいアイディアだ……。

いきなりだけど、これ、財油雷也さん?
根拠は、時々出てくる『……』の後の空白。
あと、内容的・文体的にも、それらしい。
サイトの作品では、セリフの最後に「〜〜〜。」と読点が打ってあるんだけど、さすがにそれをやると一発バレだから、修正したと見た。


B-02 虹のリドル

うひゃー、童話はダメです……。推理不能……。
サイトのほうでも童話を書いてる人ならともかく、普段、普通のものを書いてる人がカムフラージュにひらがな多めで童話を書いたら、私が頼りにしている漢字の開き具合や変換癖という手がかりが全く役に立たないばかりか、作品の内容でも推理できない……。
『ビックリ』とか『ハッキリ』などの片仮名使いが特徴的だけど、普段からやってることとは思えない。
このブロック、童話調や子供一人称が多くないですか?


B-03 例え夢を諦めても(beyond the empyrean)

この漢字の多さは、いくらなんでも、フェイクですよね?
あるいは、必ずしも覆面を被るためではなくても、雰囲気を出すために意図的にやってることか。
『殆ど』とか『○○な様な』とか『生憎』とか『仕方が無い』とか、軒並み、漢字。
もう、タイトルからして、『例え』とか『諦め』とか、いきなり漢字が多いです!
あと、句読点が少なめ。長いセリフの途中で改行あり。
特徴のある記号使いも発見したけど、特徴ありすぎるので、フェイクかも?
もし同じ特徴をこれから誰かのサイトで見かけたら、その人がこれの作者だ!


……以上、今日はここまでにします。



2008年02月06日(水) 覆面Aブロック推理完了!

A-01 ミズと小さな秘密基地→誘木 溟さん
A-02 タイトル未定→ネジ子さん★
A-03 公主と鸚鵡→響子さん
A-04 アタタカイアメ〜普通に雨が降ること,実は当たり前のことではないのです〜→兎さん
A-05 心残り→川辺都さん★
A-06 鳥籠の唄→双月来夢さん
A-07 あいつが残していったもの→悠木 隆也さん★
A-08 二番目の男→伊吹花梨さん
A-09 ネイヴァー・ドール→中咲ホコロさん
A-10 空を見あげて→瀬川月菜さん★
A-11 リワインドの神は虚しき骸にして愚かなる人間。→ヘボラマンさん
A-12 そらうみそら→せらひかりさん
A-13 我が家の吾が輩→楽遊さん

これで今度こそ決定です!

★印がついてるのは、昨日から変ったところ。
ネジ子さんのサイトをもう一度見て、覆面用に書いたもう一つの作品を読んで、急遽、ネジ子さんを05→02に変更しました。
02はフェイク作品だとばかり思い込んでたけど、ネジ子さんは、あれが地だったのかーーーー!!

で、ネジ子さんが移動した後の05に、川辺さんを。
昨日、川辺さんが07というのはどうにも納得できなかったんですが、05なら、そこそこ納得がいきます!

これで、ネジ子さん、川辺さんという、昨日の二大『納得いかない』箇所が、二箇所とも綺麗に収まりました!

でも、そうすると今度は、瀬川さんが行く場所がない……。
空いたのは07ですが、瀬川さんがあれというのは、絶対納得いきません。
他に瀬川さんっぽいものといえば12ですが、これは、私の中ではせらさんに確定してるので却下。
というわけで、もう一度、他の場所を検証した結果、11の悠木さんを、空き地となった07に。
おお、これなら納得行きます!
やや理屈っぽい文章で、句点少な目、その他、細かい漢字変換などの細かい癖も、ほぼすべて一致。

そうして、おもむろに瀬川さんと10を見比べてみると、変換癖も、おおむね一致で、不自然無し。

おお、嬉しい!
パズルのピースが嵌った!
はあ〜、一週間かかりましたよ……。
よ〜し、掲示板に書き込みに行こう!!

あ、覆面企画の掲示板から来た人で、私のグダグダな推理経過が知りたい人は、この日記の、この辺↓をごらんください。

その1
その2
その3

失礼なこと書いてたらごめんなさいm(__)m



2008年02月05日(火) 覆面Aブロック推理途中経過3

A-01 ミズと小さな秘密基地 ――誘木 溟さん

A-02 タイトル未定 ――瀬川月菜さん

A-03 公主と鸚鵡 ――松木響子さん

A-04 アタタカイアメ ――兔さん

A-05 心残り ――ネジ子さん

A-06 鳥籠の唄 ――双月来夢さん

A-07 あいつが残していったもの ――川辺都さん

A-08 二番目の男 ――伊吹花梨さん

A-09 ネイヴァー・ドール ――中咲ホコロさん

A-10 空を見あげて ――悠木 隆也さん

A-11 リワインドの神は虚しき骸にして愚かなる人間。 ――ヘボラマンさん

A-12 そらうみそら ――せらひかりさん

A-13 我が家の吾が輩 ―― 楽遊さん


01の誘木さんは、会話の文体、特に語尾の『っ』から。

02の瀬川さんと12のせらひかりさんは、作品2つと作者2人、どっちがどっちか迷った挙句……あれ? どうしてこっちに決めたのか、忘れました。何か理由があったんですけど……。
たぶん、せらさんを文体と会話のノリで12に当てはめたので、残った02が瀬川さんになったのかと。
02はどう見ても堂々のフェイク作品で、瀬川さんには多彩な文体を操ってそういうフェイクをやってのけるだけの技術がありそう。

03の響子さんは、もうガチで。誰もが同じ意見のようですね。

04の兎さんは、会話文の特徴から。

05のネジ子さんは、昨日まで(仮)扱いで06にしてたんですけど、06に普段のネジ子さんとは違う特徴を見つけてしまい、前回も全くフェイクを入れていなかったネジ子さんだから今回もフェイク無しだと仮定して、いったん06からはずしてみました。
で、空いた場所に他の人を片っ端から当てはめて検証していったところ、最初は全く候補外だった双月さんが06にいろいろとぴったりはまってしまったので、ネジ子さんは戻るところが無くなって流離の旅に……。
で、川辺さん、悠木さんと3人でシャッフルした挙句、なぜか05に収まってしまったのですが、どうも、いまいち納得いきません……。
でも、しかたないから、ここ。
フェイクを入れない人だし分かりやすいだろうと思ってたネジ子さんでこんなに苦労するとは思いませんでした。

06の双月さんは、上で書いたように、たまたまここに当てはめてみたら、漢字の選び方とか会話の書き方とか記号とか、何もかも当てはまってしまったので。
で、半信半疑でもう一度サイトのほうに伺い、最初はオリジナルしか見てなかったけど今度は二次創作のほうもちらっと見てみたら、どんどん、ここでいいような気がしてきました。

07の川辺さんは、ネジ子さんと並んで、どうにもいまいち納得がいかないんですが、なぜか、ここに。
05・07・08・10と、幾つも候補がに上がった中で、05・10は『わかる』という漢字の変換が違い、08は伊吹花梨さんにしてしまったので、川辺さんはここに……。
あえていえば、会話と地の文の配分とか、一箇所に留まっての会話だけで特に何も起こらない話をサイトのほうでも多く書いているとか、やや理が勝っている印象があることなどが根拠になると思いますが、いまいち根拠が薄いです。

08の伊吹花梨さんは、とにかく、内容から。
で、コンプレックスを抱えた人間へのまなざしの優しさから、書き手は大人だろうと思えます。
……という予断に基づいて当てはめた上で検証してみた結果、漢字の選択、記号の使い方など、特に矛盾が見つからなかったので、確定。
あと、何か根拠があったはずなんだけど、忘れました(^^ゞ

09の中咲ホコロさんは、あまりにも安直に第一印象で当てはめてしまったので、いったんここから外してみようと思ったんだけど、結局、他に行くあてがなくて、あまり穿たずに直感どおりで行くことにしました。

13の楽遊さんは、昨日書いたとおりですが、「記号の使い方が一箇所、普段と違う。きっとフェイクだろう」と書いたら、その後、サイトのほうに『覆面3の推理材料に』とアップされていた短編で、その記号を発見!
確かに推理の材料になりました、ありがとう!

というわけで、響子さん以外はほとんど自信がないのですが、とりあえずこれで確定にしてみます。
後で、他ブロックも推理して時間が余ったら、もう一度見直して、そうしたらがらっと変ったりするかもしれないけど。


追記:ちょっ! ちょ〜っと待った〜〜〜!!
変更あるかも!!
主にネジ子さんとか?
瀬川さんも??
もうちょっと検討してみます。



2008年02月04日(月) 覆面Aブロック推理途中経過

引き続き、推理中です。
最初からフェイクを疑うと、いきなり身動き出来なくなっちゃうので、とりあえずフェイクは無いという仮定に立って、普段の作風文体や記号使いの特徴から推理中。

でも、02は、どう見ても、堂々のフェイク作品だよなあ……。
あと、童話調とか子供一人称のものは、それだけで天然フェイクですよね。

で、今のところの私の推理途中結果は……。

A-01 ミズと小さな秘密基地 ――誘木溟さん(04から変更しました)

A-02 タイトル未定 ――不明

A-03 公主と鸚鵡 ――松木響子さん(確定!)

A-04 アタタカイアメ ――兔さん

A-05 心残り ――不明

A-06 鳥籠の唄 ――ネジ子さん(仮)

A-07 あいつが残していったもの ――不明(川辺郁さん?)

A-08 二番目の男 ――伊吹花梨さん

A-09 ネイヴァー・ドール ――中咲ホコロさん(ほぼ確定)

A-10 空を見あげて ――悠木隆也さん

A-11 リワインドの神は虚しき骸にして愚かなる人間。 ――ヘボラマンさん(ほぼ確定)

A-12 そらうみそら ――不明

A-13 我が家の吾が輩―― 楽遊さん(10から変更)

誘木さんを04から01に変更したのは、01で特徴的な会話の語尾『っ』を多用しているのは、この中で誘木さんだけっぽかったから。
他の特徴も当てはまるし。

で、04に兎さんを持ってきたのは、会話文の特徴から。

ネジ子さんは、相変わらず『(仮)』です。
このまま他の作品が他の人で埋まっちゃえば(仮)が取れるし、どうしてもパズルが嵌らなくなったら動かすかも。

08の伊吹花梨さんは、文章や記号使いには特にクセがないので、内容だけで推理してみました。
サイトに、こういう感じの、コンプレックスを丁寧に描くタイプの作品が多くあるので。
それに、この作品の作者さんは、それなりの年齢の、大人の方でしょう。
しかも、私みたいな枯れ果てた(笑)大人じゃなく、思春期の瑞々しい痛みをまだ忘れていない大人。

09の中咲さんは、文体・作風から、どう見てもこれでしょう。

楽遊さんは、最初、記号使いの特徴から10に当てはめてみたんですが、後から悠木さんがここに入ってきて、もう何でだったか自分でも忘れたけど、何か理由があって、悠木さんをこっちにしました。
あ、思い出した。悠木さんをこっちにした理由。たまに『――』の後に句点をつけないという特徴からでした。
あと、楽遊さんは10も13も両方書きそうだけど、悠木さんは13は書かなさそうな気がしたので。理由は……『なんとなく』。(^^ゞ
で、楽遊さんが13に。
一つだけ記号使いが違う点があるのは、フェイクに違いない!
その一点以外では、みんな条件合ってるんだもん。

残る作品は、

A-02 タイトル未定
A-05 心残り
A-07 あいつが残していったもの
A-12 そらうみそら

残る作者さんは、

せらひかりさん
瀬川月菜さん
双月来夢さん
川辺都さん

このうち、川辺さんは、07のような気がする。でなきゃ、05。
あとは、深く考えずにサイト作品の作風から順当に割り当てると、瀬川さんが12かなあ。
誰がどれでも、02はフェイク入りですよね。
筆力が高い人だということは分かるけど、それ以外は全く検討がつかない……。
双月さんとせらひかりさん、、どっちかだとすると、どちらかといえば、せらさんのほうが書きそうな気がするけど……。
そうすると、双月さんが07のような気もするんですよね。
じゃあ、川辺さんは???

せらひかりさんは、サイトの作品を読んで、ものすごくいろいろ、細かい特徴を発見したんですけど、その特徴に合致する提出作品が見当たらなかったり、同じ特徴が当てはまる人が大勢いたりして、せっかくたくさん見つけた特徴が、ぜんぜん推理の役に立ちません……。
一番変った特徴は、台詞の最後が「○○、」と、句点で終わる場合があることですが、企画提出策でそれをやってるのは、11だけみたいなんです。
でも、11は、私の中ではヘボラマンさんに決定だし。
せらひかりさんは、いろんなものが書けそうな人だし、もう、残ったところに当てはめるしかないかも。



2008年02月03日(日) 覆面Aブロック推理中

Dブロックを読み終わって、Aブロックから推理に取り掛かりました。

最初は推理のことを考えずに、まずは味わって全作品を一読。
記号とか文体とか構成とか、あれこれ考えながら読むと、内容が頭に入ってこないし、純粋に作品を味わえないから……。

で、その後、おもむろに推理開始!
が……。

意気込みテンプレを見ると、ほとんどみんなが自分のは簡単だろうと言ってるんだけど……どこが簡単だよ〜〜!!(T-T)
ぜんっぜん分からないんですけど!!
一応、推理期間開始前に、全部のサイトさんにお邪魔して、最低でも短編1〜2編は読んであったのに、ぜんぜん、まったく、分からない!

このブロック、サイトにある作品数が少なくて推理材料が少ない人が多くないですか?

でも、とりあえず、このブロックでの私の本命、響子さんは、A-03『公主と鸚鵡』だと思う。
最初にタイトルだけ見てそれらしいと思ったものを、それぞれ冒頭だけ見て、最初の数行で、すぐにこれだと思いました。
暗喩直喩を駆使した文体、ロマンチックとシビアさを兼ね備えた内容。
特に『ごとき』の多用が響子さんぽい。
加えて、他にそれらしいものも無いし……。

で、もしこれが本当に響子さんだとしたら、響子さんご本人が日記などで『提出作品に納得できていない』とおっしゃってたのも、すごく納得出来るんです。
もちろん、普通に考えれば、これはこのままの状態でも素晴らしい作品なんだけど、響子さんは作品に対する理想がすごく高くて、いつもその高みを目指して妥協無く徹底的に文章を磨き上げる方なので、響子さんなら、ご自分では『これはまだ磨きが足りない』と思っていても不思議はないかと……。

他に、今のところ、仮にだけど一応候補を当てはめてみた作品は、

A-04 アタタカイアメ ――誘木 溟さん
A-06 鳥籠の唄 ――ネジ子さん
A-09 ネイヴァー・ドール ――中咲ホコロさん
A-11 リワインドの神は虚しき骸にして愚かなる人間。――ヘボラマンさん

くらいです。
後は全然分からない!
特に、伊吹花梨さん。花梨さんは文章にヘンなクセがないから、けっこう読んでるはずなのに、分からない……。

ネジ子さんは、あまりにもそれらしすぎて、迷ってます。
こういう無垢なる狂気の世界(ヤンデレ?)って、今までの例からいうと、いかにもネジ子さんが書きそうなんだけど、あまりにも前回の参加作品と同系統すぎて、逆に怪しい……。
ほのぼのやコメディも書ける方だけに、今度は今までと全く傾向の違うものを持ってくるんじゃないかと思ってたんで……。
他の人のを当てはめながら、もうちょっと検討してみます。



2008年02月02日(土) 覆面:推理用メルフォ

覆面企画『冬』、まずは自分のいるDブロックの作品から読んでみました。
自ブロックだから推理は公開できないけど、(この中で私と間違われるとしたらコレかコレかなあ……、誰か間違ってくれるかなあ……)と、ニマニマしながら……。
(……なんて、間違われるのを楽しみにしてて、誰も間違ってくれなかったら、ちょっと寂しいかも?(^_^;))

何か、このブロック、他ブロックより『※注意※』や『※注』作品が多いんですね。
ここは『覆面冬』のダークサイド?
『Dブロック』の『D』は、ダークの『D』?

……と思ったら、他の参加者の方の意気込みテンプレ回答で『DブロックのDはデンジャラスのD?』と書いてあって、笑いました。
なるほど! 確かにデンジャラスのDだ!

『※注意※』といえば、今回は、わざわざ全年齢限定と分離した、R15レベルOKの回ということで、もっとエロ・グロ・バイオレンスのオンパレードになるのかと思ってたのに、蓋を開けてみたら、別に夏でも大丈夫だったような作品が大多数みたいですね。
年齢制限に不安があるからあえて冬に回ったという人より、単に、締め切りが遅いほうが良かっただけとか、夏の時期はたまたま忙しかったとか、夏が終わってから企画を知ったという人が多かったんでしょうかね。

さて、推理期間が始まったので、サイトのトップページから、推理用に、メルフォにリンク貼ってみました。
推理用と言っても、わざわざ専用に用意したものじゃなくて、普段からひっそり置いてあるメルフォに目立つ場所からリンクしただけですが。

企画サイトの公式掲示板は、1ブロック全員推理してないと、敷居が高くないですか?
もちろん、一人分とか数人分だけ書き込んでも悪くはないはずなんだけど、実際には、それをしている人はほとんどいないですもんね。

なので、『Dブロック全員推理するのは難しすぎて諦めたけど、冬木のは、たまたま分かっちゃったよ』とか『全員推理する時間は無かったけど、冬木のは、知り合いのよしみで推理してあげたよ』とかいう方は、もしよろしければ、メルフォから予想を送ってやってください。
当たっていても外れていても、大喜びします。
推理の根拠が書いてあると、もっと大喜びします。
普段から使ってるフォームなので名前やURLの欄がありますが、無記入でも大丈夫ですので……。

さあ、次はAブロック読むぞー! わくわく♪



2008年02月01日(金) 覆面企画意気込みテンプレ回答

【覆面企画3『冬』 意気込みテンプレ回答】

■作者名

冬木洋子


■サイト名&アドレス

カノープス通信 http://www.geocities.jp/canopustusin/


■参加ブロック

Dブロック

■自己紹介、プロフィールページはありますか?

あります。こちら


■好きなWEB作家さん&WEB小説作品はありますか?

たくさんあります!


■好きな作家さん&作品を教えてください。

作家なら、山尾悠子、五代ゆう、荻原規子、上橋菜穂子、菅浩江、ブラッドベリ、その他、すごく大勢!
作品なら、『ナルニア国物語』『指輪物語』その他、すぐには思いつけないほど、すごく沢山!
主に、ファンタジー、SF、児童文学、ライトノベルを読みます。


■最近読んだ本の中で、オススメの1冊と言えば何ですか?

最近読んだ中で一番面白かったのは『流血女神伝 喪の女王8』ですが、これはシリーズものの最終巻なので除外して、単発限定では、『ある日、爆弾が落ちてきて』(古橋秀之)かなあ。
(私が最近読んだというだけで、新刊ではありませんが)


■作家以外の趣味はなんですか?

読書。


■今まで、覆面作家企画に参加されたことはありますか?

第二回に参加しました。(F-05『夢売りの話』


■前回参加時、あなたの作品はどなたの作品だと間違われましたか?

朝霧翼(現・中咲ホコロ)さん@蜜談室。


■前回参加時、あなたは誰の作品の作者と間違われましたか?

sagittaさん(今回は参加していらっしゃいません)


■前回と同じブロックだった作者さん、今回もいますか?

今回はブロック違うけど、中咲ホコロさん


■この人にだけは当てられたくない、という探偵さんはいますか?

いません。誰でも当ててくれれば嬉しいです。(迷ってくれたり外してくれるのも、それはそれで、また嬉しいです!)


■この人には当てられるかも、という探偵さんはいますか?

大勢。むしろ誰でも。何しろ、前回は間違えてくれた人が一人しかいなかったので……(^_^;)
中でも特に当てられそうなのは、『夏』の時には『探偵よもぎの』として推理にのみ参加していた、よもぎの森さん。(今回は作品も出されてます)
森さんの推理はすごい……。


■この作品を書くのに、どのくらい時間がかかりましたか?

書きかけで中断したり、その間にパソコンが壊れてデータが飛んだりと紆余曲折があったので、計測不能。
てゆうか、忘れました……(^^ゞ


■推理をかわすための作戦は?

前回複数の方に指摘された、すご〜く目立つ特徴は、一応、修正したつもり。
他に、必ずしも推理をかわすためだけではなく、表現上の新工夫として普段と違う書き方をしている部分も、若干あります。


■ズバリ言って、今回、あなたの作品を推理するのは簡単ですか?

自分ではよく分からないんだけど、前回の実績(?)から考えて、たぶん簡単なんでしょう……(^_^;)
でも、自分では、前回よりは多少難しくなってるつもり。


■この企画のために書いた作品、他にもありましたか?

ありません。


■あなたが最近、良く書いている作品のジャンルは何ですか?

元々はどっぷりファンタジー書きのはずなんだけど、最近主に書いてきたのは、ファンタジー長編から派生した現代モノほのぼのラブコメ。
他に書いたのはオリジナル・ウルトラマンものとかなので、そういえば、『オリジナル・ファンタジー小説サイト』のはずなのに、ぜんぜんファンタジー書いてないです(汗)


■この企画への参加作品以外で、一番最近書いた作品は?

↑のラブコメ『里菜と竜兄ちゃん』シリーズのおまけ小話、『ビ○ーと竜兄ちゃん』(こちら)。ブートキャンプ・ネタのお笑いです。


■その作品は、推理のための重要なヒントになりますか?

さあ……。あまりならないような気がするけど、そう思うのは私だけかもしれないし……。


■探偵さんに一言。

よろしくおねがいします! 読んでくれるだけでも嬉しいです。


■前回、当てることのできた作者さんはいましたか?

はい。特に、『2』では、1ブロックだけパーフェクト達成しました。


■前回の正解率は?

『夏』は、ブロック全員を推理したのは一ブロックだけでしたが、そのブロックの正答率は5割。他に何人か、バラで当てました。
『2』の時は、全体で7割くらい。


■今回、絶対に作品を当てたい作者さんはいますか?

います♪


■今回の推理のポイントはなんですか?

皆さん『覆面』慣れしてきているので、単純な記号使いや原稿作法(『……』か『・・・』か『…』かとか、その後に『。』をつけるかとか)では区別しにくくなっていそう……。
何度も参加してる人はもちろん、初参加の方でも、今までの様子を見て勝手が分かってる人が多いと思うので、その辺は気を使う人が多いんじゃないかと。

とりあえず、例えば『わかる(=分かる・解る・判るetc)』などの複数の漢字が当てられる言葉でどの漢字を使うかとか、漢字を開く開かないの選択(『そのとき』か『その時』か、等)などの表記のクセはチェックしようと思います。


■今回の正解率、どのくらいだと予想しますか?

きっと、ぜんぜんダメ。なんとか5割はいきたいけど、回を追うごとに難しくなってそうです。


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