2002年07月28日(日) |
サイト一周年&『読み書き・運営』 |
本日、サイト一周年を迎えました。 記念企画が、とりあえず(^_^;)間に合ってよかったです。
それにしても、一年間、ネットでは楽しいことばかりでした。 出会う人、出会う人、みんな素敵な人ばかりで、親切だったり面白かったり趣味が合ったり。 オフではあまり語り合う相手がいない小説や本についての話が思う存分できて、そういう話がしっかり通じる相手がたくさんいて、みんなの話もいろいろ聞けて。
一年を振り返ってみて、予想外だったこともいろいろ。 でも、ほとんどが、嬉しい予想外です。 私のサイトにこんなに大勢のお客様が来てくれるなんて思ってなかったし、こんなにいろんな人とお知り合いになって毎日楽しく過ごせるなんて思ってなかったし。 感想やイラストがいただけたし、 楽園さんで投票してくれる人までいたし、キリ番企画にも、ちゃんと人が集まってくれたし。
そういえば、キリ番企画第一弾で、それまで表に出てこなかった、いわゆる『読み専』の方が、あれをきっかけに名乗り出てくださったのも、特に嬉しかった出来事のひとつでした。
そして、ほとんど唯一の、あまり嬉しくない予想外は……、『イルファーラン物語』の連載が、まだ、こんなにちょっとしか進んでいないこと! まさか、サイト開設一周年時に、まだ第一章が終わっておらず、里菜とアルファードが、いまだに村でうろうろしていようとは、我ながら予想だにしませんでした!(^_^;)
何でこんなに遅いのかなあ。もう書いてあるものを推敲しながら連載してるだけなのに。 みんなは、たいてい、書き下ろしで連載してるというのに。
最初のうちは、推敲に苦労してたから遅いんだと思ってて、出だしの不出来部分の山を越えたら、後はそんなに推敲の必要がなくなるから、もっと早く連載が進むようになると思ってたんですが、なぜか、そうならないんですね。 今の部分なんか、もう、ちょっと直すくらいで、そんなに大幅に改稿はしてないんですが、それなのに、ふと気づくと、連載速度は、ちっとも速くなってない!
たぶん、小説の執筆・UPという最低限の作業のほかに、掲示板での交流とか、キリ番企画とか、小説の宣伝とか、いろいろなことをやって、『月刊カノープス通信』とか『創作裏話』とか日記とかも書いて、他サイト様にリンクさせてもらったり、他サイト様の小説を読んで、その感想を語ったり、掲示板にカキコしたりという交流を楽しんで……と、小説連載以外のことも、いろいろやってるからですね。
でも、それでいいかなと思ってます。 早くしようと思えば、ただ小説だけ、メルマガ感覚でUPし続ければいいんだけど、それよりも、小説をダシにしていろいろ遊んだり、交流を楽しんだりしながら、ゆっくりやるほうが楽しいから。
小説サイトは、『読み・書き・運営!』 ただ自分の小説を執筆するだけでなく、時間に余裕があれば、やっぱり、人様の小説も読みたい。 ネットには面白い小説がいっぱいあるし、しかも、市販の本は、読んでも、ただ、その本を楽しめるだけだけど、オンライン小説の場合、作者の方と直接語り合ったりして、さらに楽しめるんだから。 自分好みの面白い小説を書く人とは、やっぱり、お近づきになってみたくなる。 小説だけじゃなく、その人のエッセイや日記も読んでみたくなる。 そういう、『読み』の部分も、私にとって、大きな楽しみのひとつです。
運営だって、サイトさえ構築すればいいというものじゃなく、そこには、お客様との交流も、サイトや小説の宣伝も含まれます。カキコにレスをつけたり、小説検索サイトに登録したり。
よそのサイトなんか見に行かないで、掲示板なんか置かないで、小説だけさくさく連載しちゃうより、こういう、小説発表に付随するいろんな活動を、ゆっくりたっぷり、細く長く楽しんだほうが、サイトマスターとしては、断然お得なような気がします。 どうせサイトを作って小説を発表するなら、その副産物としてついてくるいろんな楽しいことを、しっかり楽しみたいです。
でも、それって、サイトマスターは得してても、読者様にとっては、ぜんぜんお得じゃないかもしれませんね……(^_^;)
とりあえず、『イルファーラン物語』本編の次回は、もう、そんなにお待たせしない予定です。 中身はもう用意できてるので、1日に『月刊カノープス通信』をUPして、そのあとで、ワープロデータをパソコンに移して形を整えるだけだから、8月初めのうちにUPできると思います。 でも、本編が、次回から、ちょっとつらい部分に差し掛かるので、それと、あの能天気なツアー企画を平行するのは、ちょっと問題ありかも。 でも、まあ、それもしかたないでしょう。 まさか、ツアーが終わるまで本編進ませないわけにはいかないし。
昨日、実家の母にお寿司屋さんに連れて行ってくれたんですが、そのお寿司屋さん、回転寿司ではないけれどファミリー向けの店なので、帰り際に、子供たちがお土産の棒つきアメをくれるんです。 そしたら、そのアメが、なんと、にぎり寿司の形! かわいい〜!
しかも、すごいリアルな、凝った細工。ただ『白い丸の上になんとなく赤い四角が載ってて、漠然と握りずしらしい』みたいな、いいかげんなものじゃなく、ちゃんと、一目で、『あ、これはサーモン握りだ。こっちは数の子だ!』と具体的にわかるんです。 色合いといい、微妙な縞の入り具合といい、結構、リアル。
しかも、代表的なマグロ赤みと卵とかじゃなく、数の子とサーモンとは、選択が渋い。私が見たのは子供が貰った二種類だけだけど、そんなマイナーなものがあるとは、かなり種類が多いと見ました。
で、びっくりしたのは、数の子のおすしには、ちゃんと海苔が巻いてあったこと。しかも、本物の海苔……。 アメに海苔を巻くなんて、なんて大胆な! でも、それを食べた子供が言うには、意外に普通に美味しかったらしいです。
2002年07月03日(水) |
がんばれ、ノアとその妻 |
最近、この日記が、『蛍日記』と化しつつありましたが、ゆうべ、蛍を、もとの田んぼに逃がしてきました。 農薬散布から数日たって、そのあいだにかなり雨も降ったので、そろそろ大丈夫かなと思って。 ちょうど十匹いたうち、一匹死んで、八匹生きてて、もう一匹は生死が確認出来ませんでした。
農薬散布後の田んぼは、真っ暗で、一匹も蛍が飛んでいませんでした。 やっぱり、全滅しちゃったですね。 蛍を放すだけなら昼間でもいいのに、わざわざ夜に行ったのは、蛍がいるかどうか確認したかったからなんですが。 蛍がいれば、もう農薬が薄れてて、持ってきた蛍を逃がしてやっても大丈夫という証拠でしょう? それが、蛍が全くいなかったから、どうしようかなと思ったけど、(たぶん、今、蛍が居ないのは農薬散布当日に全滅したからで、今現在蛍が生息できない環境だからではないだろう)と、楽観的に考えて、逃がしてきました。 これ以上、うちに置いておいても、どっちみち、数日のうちに死ぬんだから。蛍の成虫の寿命は短いですから。たぶん、あのまま飼っておいたら、今日、明日のうちに殆ど死んでただろうと思います。 それなら、ダメもとで田んぼに戻してやった方が、もしかすると卵を産むかもしれないし。そうでなくても、どうせ死ぬなら、最後に本来の環境に戻って広いところを飛びたいかもしれないし。 ガラス器の中では、狭苦しくて落ち着かないらしく、ひっきりなしに歩き回りながら光ってましたから。
九匹の蛍を田んぼの脇の草むらにそっと置いて、帰ってくる途中、さっそく田んぼの方に飛んでいく姿を見かけました。 子供たちが「さよなら〜」と手を振りました。 がんばれ、蛍たち。がんばって、そこでまた子孫を増やすんだよ。 なんか、新しいアダムとイブというか、大洪水の後のノアとその妻という感じですね。一度は滅びた地上に再び戻ってきて、そこで新しい歴史を作りはじめるのです!
でも、実は、あの蛍、十匹のうち、雌は二匹だけだったんですよね。 で、死んだのが雄だったか雌だったか、確認できてないんですけど。 最低一匹は、雌が混じっていると思いたい……(^_^;)
このあいだ捕まえてきた蛍は、ちゃんと生きてます。 ありがたいことに一匹も死なずに、毎晩、元気に光っています。 球状のガラス器に入っているので、ガラスの内側を這いまわりながら光っていると、プラネタリウムのようです。時々、狭い場所でも、ついっと飛ぶことがあって、流れ星みたいです。 そろそろ田んぼに帰しても平気かな。もう少し待ってみます。
昨日、テレビ『世界まるみえ』で、韓国の番組を取り上げていて、ある韓国人の家の中が映っていたのですが(明るい気持ちになるためにと、家中をスプレーで金色に塗ってしまった男の人の話でした)、チラッと映ったその家のテレビに、ちょうど『セーラームーン』が映ってたのには笑いました。金ぴかの家具より、そっちの方が面白かったです。亜美ちゃんがアップで何かしゃべってるところでした。
新しいバナーを作成しました。 藤村さんからの戴きものイラストを見て、あ、これはバナーに使える、と直感したので、ご本人の了承を得て作ってみたら、思ったとおり、いい感じ! いかにも『女の子向け』って感じがして嬉しい! 私、『イルファーラン』は、あれでも一応、あくまで女の子向けのつもり、少女小説のつもりなんです……(^_^;) 『ガタイはでかいが心は乙女』な小説です(^^ゞ
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