連載途中の『イルファーラン物語』を差し置いて、突発的に他の短編（原稿用紙６０枚くらいって中編なのかな？）を載せてしまいました。２回か３回で連載予定です。
　なんで『イルファーラン』を休んでこっちかというと……、『イルファーラン』が、あまりにもヘタだから。公表するふんぎりがつかずに、思わず逃避してしまいました(^_^;)
　『イルファーラン』、最初から失敗作だと公言してありましたが、今のあたりまではまだマシな部分で、ちょうど次の回の後半くらいから、救いようのない超ヘタクソ・パートに突入するんです。ちょっとくらいチマチマいじったって直りようがないくらい、根本的に駄目なんです。だから、開き直って、駄目なまま公開してしまうつもりなんですが、「それにしても、ちょっとくらいはなんとか……」と推敲をはじめたら、手が止まってしまって……。
　早くも連載のピンチ！？
　でも、最初の一章の半分が過ぎてしまえば、後は連載ペースを早くできる予定なんです。連載が滞るのは出だしのうちだけ……の、はず。
　で、今は、とりあえず、別のもので時間稼ぎ(^_^;)です。
　それに、このままヘタクソ・パートを公開すると、「冬木は実はこんなにヘタだったんだ」と思われそうで、勇気が無くて、とりあえず、自分的にはそれなりに自信があるものを先に公開しておきたくなったというのもあります。
　でも、自分の心の中では『イルファーラン』は明らかな失敗作で『森の花嫁』は自分なりに納得のいくものなんですが、それは私だけの基準であって、他人から見たら、どっちも似たりよったり、五十歩百歩なのかもしれませんね……(^_^;)

　ところで、『イルファーラン物語』をお読みの方は気が付くと思いますが、『森の花嫁』は、同じ異世界『イルファーラン』を舞台にした関連作です。が、全く同じ世界というわけでなく、いわばパラレルワールドのようなところだと思ってください。二つの世界のどこが違うかというと、『森の花嫁』の世界では、『住民がみんな普通に魔法を使う』という設定が無くなっています。
　ついでに、『美しいシルグリーデ姫』も、実は『イルファーラン物語』の関連作で、同じ地名が出てきますが、ここも、『住民がみんな魔法を使う』という設定のない、パラレルなイルファーラン国です。
　この三作 ( 『イルファーラン物語』、『森の花嫁』、『美しいシルグリーデ姫』 ）と、予告編のみ公開中の『金の光月の旅人』の、計四作を、私は仮に『イルファーラン物語群』と呼んでいます。
　あえて言えば、長編『イルファーラン物語』が本編に当たる作品群ですが、いわゆる『本編･外伝』というほどには内容に関連性が無く、同じ世界を舞台にしてゆるやかに関わりあっている物語群なのです。

　ところで、このコーナー、ほんとに名前どおり、すご〜く時々しか書かれてないですね……(^_^;)
最初から『時々管理日誌』って名前にしといてよかった！(？）