ファイブミニ - 2004年08月31日(火) 最近、ファイブミニにハマってます 一日一本飲んでは小便に ゴールド・ガーデンズ - 2004年08月30日(月) 町から抜け出そうとした夜 やはり悪戯好きの神様 あのこに会わせる そんな罠に引っかかるかよ 甘く見られたもんだぜ サイドミラー越しに 追いかける準備はできても もう帰らない 俺は仕事があるんだ うがい薬の女 - 2004年08月25日(水) なんか食いたいもんも 飲みたいもんもねぇな…と コンビ二で呟いて ぬり絵のような食品棚を 流すように通過する (独り事が増えた) ふと、そう思い エロ雑誌の前で立ち止まる 自分より年下の女が 嗽薬のキスで表紙を飾っている 別に何も考えないが こんな日の外灯は いつもよりぼやけて見える それがいいのか悪いのか カード・リング - 2004年08月24日(火) 「明日」にはどうすれば行けるの? 世界の果てはどこにあるの? 才能に満ち溢れた人を教えて 単語カードをめくった少女が 新聞の裏から呼びかける もうすぐ死んでしまうの 最後に知っておきたいの 黙祷の公園で 僕は 単語カードの表紙をリングから外した これで、はじまりも終わりも 分からなくなった 順番を失くしたカードが 風でリングを回っている 少女は 僕の捨てた表紙を追いかけて どこかへ デザインの墓場 - 2004年08月22日(日) 例えばさ、牛とか豚とかって 考えられたいいエサを食べれば それだけウマイ肉になって 業者に高く売れるでしょ そうなると、安い肉ってのは なかなか日本では作れないで やっぱ外国産になるワケじゃないですか コンビニなんかで売られてる から揚げ棒やら、君やら やっぱ、焼き鳥屋の鶏と比べたら 雲泥の差でしょ でも安いんですよ 安くてうまい肉ってのは なかなか存在しないって事なんだよね Tシャツのデザインって誰でも考えられるよな いい悪いは別として あんなトコで競争しても 何も生まれない気がすんだけどね デザインに関しては完璧主義者なんで 中途半端なことしたくないんですよ 孤高のデザインと媒体を探したいんですね 一回やってみたいのは 牛の背中にモナリザを描くって奴 ウマイ和牛使って、もっと価値を上げようって そういうのTシャツなんかより 全然おもしろいと思うんだけどな 普通の道行っちゃってるよね だいたいが ラインナップ - 2004年08月20日(金) 注ぎ込まれるユーミンの若い声と 知らない町の灯りが見える 台風の雲の中へ むやみエアロを擦るような 扇風機を指で弾くような 気体を演じた雲と 機体を反らした飛行機が 期待通りに重なって 僕の瞳孔も2倍開く ミスチルが桜井に歌っている 「夢みたいに塗り変えればいいさ」 LRからセンター交差で 夕日と引き替えに ヘッドライトが足元を照らし ここから平行に走る遠くの山は まるでオーディオレベルの波形のようだ それとも隣の老婆の心電図 林檎の震えかすれる声帯に 独りの男も嫉妬して くるりの二番の右肩下がりに安堵する だっはっは(笑) アイスコーヒー - 2004年08月11日(水) アイスコーヒーってさ… アイスコーヒーは 一度沸騰させたコーヒーを また氷で冷やして飲むもんでしょ 基本的に 自分なんか子供だから 二度手間、なんて思ってしまうけど 逆に偉いな〜とも思うよね どっちも知って あえて、冷たいを選んでるんだから 大人の臭いプンプンですね やくざが神父になったような 喫煙者が漢方薬を飲むようなさ たぶんアイスコーヒーは、自分のように それが二度手間なんて思ってないでしょうね 結果より過程を大事にする アダルトな奴だと思います 自分も都会に住むようになって はじめて地元の良し悪しが分かりました そういう意味では互いを知るというのは 人生の成長において、とても大切なことですね だからアレじゃないですか 二重人格って すんごいかもしんないよね 関係ねーと思うけど マイムマイムマイム - 2004年08月10日(火) ビルの電線をくぐった辺りで 毎朝すれ違う女性がいる 美白に好意を持ったワケではないが 今日はメイクもできないくらい 遅刻しそうなサンダルが ドップラー効果で駅に消える 自分はマイムマイムマイム 失明 - 2004年08月09日(月) 秘密のマンホールに 記憶を仕舞って ここから消えよう 好きなデザイン 嫌いなデザイン たくさんあった ゴッホに先輩風吹かせんのは癪だけど そこに辿りつくのには 荷物が多すぎる気がするんだ 美しい景色 見慣れた景色 血管が近づくまで 隠し事をいっぱい作ろう 秘密のマンホールに 光を投げ込んで
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