少し前に見た夢の内容が少し変わっていたので。
私は高校生で、修学旅行生として新幹線に乗って家に帰る途中だった。 新幹線の中では修学旅行のはずなのに、なぜか周囲と仲良くすることもなく、 一人でぼーっとしながら乗っていた。 周りにだれが乗っていたとか、そういうことは当然覚えていない。 ただ、着ていた制服は黒っぽいものだったと記憶している。
途中駅で長い停車時間があり、そこで一時新幹線を降りることにした。 (よくよく考えてみると、新幹線ではそんなことはできないのだけど) 新幹線の改札口を抜けるとそこは駅ビルで、繁華街ではあるが中が異様に暗い。 例えるならライブハウスでのライブ開演前の暗さ位か。 暗いが賑わいがあり、私は何か買いものでもしようかとふらふら歩きだした。
そこに40代ぐらいの某芸能人とその娘さんが現れ、久しぶり、と声をかけてきた。 小学生ぐらいの娘さんに私の事を「同級生、それも俺の初恋の人」と紹介した。 「本当にいい恋愛だったんだ」と娘に言う姿を見て、 こちらも本当に生きていて良かった、娘さんもいい娘さんみたいで良かった。 と素直に再会を喜んだ。 (とはいってもこの芸能人、娘がいたという話は聞かないし、面識はない。 もう一つ言っては何だけど、イケメンだと思うけど全然好みじゃない)
ああよかったなーと思ってたら、自分が新幹線に乗らなければいけないことを思い出した。 慌てて改札を抜けてホームに向かうが、ホームを挟み新幹線は2台停まっている。 かなりの方向音痴なので、向きが真逆な新幹線のどちらに乗ればよいかわからない。 すると右側に停まっていた新幹線の近くの車掌が、 「こちらは修学旅行生が乗っている新幹線です!」と叫ぶので、 そちらに慌てて乗り込もうとしたときに、新幹線が発車してしまった。
なら、左の新幹線に乗ったほうがいいのかどうか…と思ったところで夢は覚めた。
夢から覚めてしばらくたって、 「世にもちょっとだけ奇妙な物語」みたいな話だなーと思った。 これ、新幹線に乗っているときは高校生、新幹線から降りたときは現代、 となると、乗り遅れて正解だったのかもしれない。 普段電車に乗り遅れる夢はあまりよくない解釈だったはずだけど。
電車に間に合ってしまったら時空がゆがんでいたかもしれない、 と思った時に、なんかそういうドラマもありそうだなと思ってしまった。
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