ふすまのおく
細々、ぼそぼそ書いてます。

2019年12月21日(土)

昔書いたかどうか忘れたが、思い出したことを書き残しておきたい。
昔ここに書いていなかったらそれでよいとして、
書いていたならその時と表現の違いがあるかどうかあとで見ておきたい。


年老いた両親が田舎に住んでいる。
よくある話で、私含む子供達は実家に頻繁に帰ることができていない。

家族に動物がいるととても良い効果を生むとも聞いていたし、
昔犬を飼っていたので、母に何かの話のついでで、
「これから犬を飼ってみたらどうだろうか?さみしくないと思うけど」
と聞いてみた。

猫ではないのは、母は猫が好きではない一家で育ち、
『化けると猫と蛇は怖いから手を出すな』という信条をもっている。
父は結婚前に猫を飼っていたが、結婚で母と暮らすことで手放したようだ。
猫に抵抗がないようなら猫を飼ったらいいと思うけど、
信条があるので母に猫を室内飼いすることだけは勧められない。

「じゃあ犬を飼ったとして二人で外に出かけるときはどうするのか」
と母が答えたので、最近はペットホテルもあるでしょ、と言ったら、
「それだけじゃない。お前は馬鹿か、よく考えろ。
犬が先に行ってしまうこともあるし(当然ショックも受けるだろうし)、
犬の平均寿命は意外と長いから下手するとこっちが先に迎えがくる。
そのときはどうする?」

と言われて返す言葉がなかった。
そうか、残されたのが犬というのも辛い話だ。
私にはそういう発想がなくてハッとさせられた。

ただただ、両親には健康でいてもらうしかない。



2019年12月08日(日)

最後に受診をして、まあまた何かあったら来なよ、って言われたことで、
一連の通院が終了した。
傷病手当金も振り込まれ、ようやく傷がふさがり始めてきたのを感じる。

でも、前の職場との接触をした時に、動悸が激しくなった、ってのは、
完全に克服はできていないし、あの場には適応不可能だという証拠になる。

前を向いて歩くことも、すぐにはできない。
時々色々な想像をしては苦しんでしまうこと、生活を立て直しきれないことも、
色々とままならない。

そんななかで会う彼が、今の支えになっている。(って絶対言わないけど)
他愛もない話や、職場のおかしい人々の話や、今どうだとか、
ここ数か月の私の行動や混乱をすべて知っているのは彼だけだ。
久しぶりに会ったが、眠くてしょうがない。
会うと眠くなるのは安心しているからだと思うけど、
もともと疲れていた相手も眠いって言葉を連発していたので、
失礼さ加減はお互い様だと思う。


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襖 [MAIL]