ふすまのおく
細々、ぼそぼそ書いてます。

2006年09月11日(月) 悪夢はどっちだ?

電話の向こうではほとんど無言、でも彼も私も電話を切ろうとしない。
「寝てる?」と何回も聞いた。
2時間41分。新記録だ。

険悪な状態で電話は始まったが、切るときには少し気分がすっきりしていた。

小さな言い争いが続くところへ、一人の人間として優しくしてもらえたとか、手相を見てもらったときに「結婚は42歳ぐらい(あと10年後かよ!)」なんて言われたとか、そんな都合のいい誘惑が続いた。少し心が揺れた。

あのとき友人に告白した返事をちゃんと聞いていたら、今どうなっているだろうか、とか屑みたいな事を色々考え出す。あんなに気が狂いそうになったのは初めてで、もうあんなことはもう起こり得ないだろう、と思う。そんな屑みたいな事を考えているのは、彼とは小さな言い争いが続いていて、それに少し疲れてしまっていたところへ、友人に久しぶりに会ってしまったからだと思う。

でもやはり友人に感じた優しいけれどルーズなところ、極度に受身なところ、それを見ようとしていないから、今があまりいい状態じゃないから、心が揺れてしまったのだ。

今の彼に失礼じゃないか、とか、今の彼が当時の私みたいな状態なんだろうな、とも思う。でも、彼に失礼だとか義理立てしなきゃとか、そういうことではなくて、私に必要なのは彼なのだ。それを時々見失ってしまう。

大切に扱ってもらえることがどれだけ幸せか。



2006年09月04日(月) 晴れの日

いつも使っている日記が書けないので今日はこっちに書きます。
凄い久しぶりだ。


「あの頃は楽しかったね!…でも今楽しくないわけじゃないけど、でも楽しかったよ!」
本当にそうだと思った。そう言われて本気で涙ぐんでしまった。時が戻ったらいいのに、なんてどうしようもないことを一瞬本気で思った。一度だけ時間を戻せるのなら、絶対あの頃だと思うぐらいだ。
一緒にのぼせるまで温泉で話したり、巨大パフェを食べたり、飲み会でいっぱい飲んで話したり…、とにかくとても楽しかったのだ。あれから彼女にも私にも色々な出来事があった。
彼女の夫となる人との出会いの場面には私もいた。

彼女の晴れ姿を見ていて、ああ、しっかりものになったなあと思った。
おめでとう、幸せになってね。


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襖 [MAIL]