diary of radio pollution
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2008年07月31日(木) ケーキ

どうしてこんなに暑いのだろう。

最近、人と話をしていて話題に上がるのは、異常気象のこと。

自転車でお店のマンスリーを撒きに市内をぐるり。ここでも暑さが話題に上がる。そう、この季節のマンスリー配りは、体力勝負。カイラスレストランにてケーキを買い食い。冷たいレモンケーキに桃のトッピング。体が涼しく感じる。

サンチューWEBのTOPのイメージを更新。お気に入りの一枚をUP。気が向けば、今後も写真ストックから引っ張り出してこようかと。

明日から葉月。夏の声。

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2008年07月23日(水) 奇妙な一日

昼過ぎ、さらなるブロンドヘアーにするため美容院へ。前回、まったく痛くなかったのに、今回は序盤から激痛。我慢して乗り切る。また、頭が軽くなった気分。

夕刻、街中を自転車で走っていると、我が目を疑ったが、蛇の亡骸に出くわす。しかも、異常に長い。山中ならまだしも。

細胞の斉藤と待ち合わせ。歩いていると、突然、頭にかなぶんが止まったらしい。しかも、完全に落ち着いている、とのこと。昆虫か。お洒落にも程があるな、と。

朝方、鴨川を自転車で走っていると、ミミズだらけ。地震の影響かな。

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2008年07月22日(火) 新境地へ

祇園祭も通り過ぎ、梅雨も明けて、夏ですね。

八月のnight tellerの東京公演に向けて、日々、ギターを精進。練習していると、アイディアが浮かんで、新曲の破片となることがある。演奏する曲がなくなるから意識しているのかもしれないけど、温めていた発想を放出する時期なのかもしれない。

そんな中、八月末に京都でライブが決まりました。細胞の黒田とのデュオで再びです。こちらでも、従来の1stの曲を演奏していたので、持ち曲なしのゼロの状態。というわけで、全曲新曲で演奏します。締切りがないと、曲はいつまで経ってもできないので、ちょうど良いかな、と。以下に詳細を。

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2008/08/31(sun) at UrBANGUILD

宮嶋哉行
ホソイヒサト
西森千明
night teller+黒田誠二郎(from 細胞文学)

OPEN 18:30 START 19:30
ADV. 1800yen with 1drink
DOOR 2000yen with 1drink


2008年07月16日(水) 馴染みのおじさん

最近、行き付けの旅行会社のカウンターにて。

店から程近い場所にあるので、よく利用する旅行会社。そこのカウンターには、いつも同じおじさんがいる。父親と変わらないぐらいか、もしくは少し若いぐらいである風貌のそのおじさんは愛想が良くて、接していて気分がいい。最近では、向こうもこちらのことを覚えていて、行く度にお互いジョークを飛ばす仲になった。仕事が山済みで困っちゃうよね、とか、タバコ吸うでしょ?でも、この便は喫煙なんだよゴメンね、とか、人によっては大きなお世話だの無駄口と言われることかもしれないけど、ただ事務仕事をこなすだけのスタイルよりかは、個人的には好ましく感じる。それで、仕事が疎かなら、問題外だけども、しっかり親身になって対応してくれるし、口も動かしているけど、手もしっかり動かしている。

利便性もあって通っているが、おじさんに会いたくて、また行くだろうな。最高だよ、おじさん。

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2008年07月15日(火) プラチナブロンド

ようするに金髪。

金髪にして、1ヶ月以上過ぎた。今すぐしたい髪型もなく、落ち着き所のない黒い髪には何かが必要で、ずっと思案した挙句、答えは金髪だった。

基本的に、ずっと黒い髪が好きで、色は変えたことがなく、カラーは選択肢になかったけど、どうしてもしたくなり美容室へ。思い立った次の日の夜には、見た目に軽い頭を靡かせて。

周りの反応は良く、さすがに吃驚されるけど、面白い、とのこと。

というわけで、当分の間は、ブロンド頭。

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2008年07月13日(日) 細胞とナイテラ

個人的に思うのだけど、似ているユニット、かと。

七夕の日に細胞のライブを見に行った。目を閉じて聴いていたら、目頭が熱くなり、涙腺が緩んだ。一緒にツアーをたくさんして、他の人の音楽よりもよく聴き、思い入れが強い、ということも少なからずあるだろうけど、斉藤の詩と黒田の感情は、今の自分にとって、かけがいのないものなんだと。そして、これからも細胞の音楽や発想は必要で、また一緒にツアーへ行きたい気持ちでいっぱい。

八月のnight teller東京公演に向けてニラと練習をした。曲について、どう演奏すべきか、もう一度、一曲ずつ追って話し合った。それを基に、全曲通して初めて演奏してみた。二人共、曲が終わった瞬間に思うことは同じだった。淋しいけど、美しく終わろう、と。

一人で練習していても思う。今、弾いているこの曲は、今度のライブで最後なんだ、と。さよなら、なんだと。

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2008年07月04日(金) 再会

約三年振りになりますか。

まだまだ短い人生しか歩んでいないが、こう様々な人々に出会っていると、別れも当然のことのようにある。だけど、人々にとって平等に時間は与えられていて、その間も生きている限り、また会う機会がある限り、再会というのは、嬉しいものである。それが、望まれた再会ならば・・・

中学、高校と英語の時間は、暇で仕方なかった。どうせ英語なんて一生使うものか、と決め込んで、完全に勉学を放棄。それは他の教科にも通じるが・・・とにかく、日本人なので日本語だけ覚えれば十分だ、なんてエセ・ナショナリズムを盾に、姿、格好は、完全なる欧米被れ。音楽も洋楽インディーを漁る、何とも説得力もない、矛盾だらけの十代。

時間は進み二十歳。何を血迷ったか、エセ・ナショナリズムもすっかりどこかへ吹き飛び、やっぱりアメリカが大好きだ、と渡米。そして、一蹴。いや、あの大きなアメリカの大きな足で、ドシンと。立ち直れないぐらい、無力を味合う。完全に英語力がないだけに、会話もろくに成り立たず、話したいことの一線を越えられないもどかしさ。もちろん、無力だけを味わっただけではなく、それ以上に得るものが多すぎて、でも、そこでも躓くのは、やはり英語。何でも英語。英語、えいご、エイゴ・・・

帰国後、まぁ人が変わったように、今までの世界や視野が変わったように、自分の愚かさを反省しつつ生きる。その間も、英語を話したい欲求は募るばかり。来日中の国外のアーティストとも、勢いだけで話しかけるが、それ以上に会話は弾まない。さらに、懲りずに、また一年後に、渡米。やはり英語の壁に打ちのめされて帰国。

ちょうどその後、英語を習いたいけど良い教室ない?と人に尋ねたり、自分で探したり、と動き始めると、以外に早く見つかる。個人で英会話教室をしている人を紹介してもらうこと、となる。

初対面の日。お宅へ伺うと、先生が出てきて、ご挨拶。女性だと聞いていたが、見た感じ年もあまり変わらないぐらいだった。

初日は面接。何でも、やる気のある人以外は来て欲しくない、という理由から、話をして、なぜ英語を本気で学びたいのか?等を聞かせて欲しいと言われる。そこで、これまでの経緯、そして今自分がレーベルをしていて、英語が話せると仕事の幅が広がるし、何よりも英語圏の人々と会話したい等々のことを必死で話した。一通り話し終えると、都合の良い日は、何曜日ですか?と聞かる。そう、つまり、合格。

それから約二年間、週一回の英会話が始まる。幾度となく完全に打ちのめされたし、仕事上がりの頭にはまったく入ってこない日もあった。でも、先生と話すことは楽しかったし、似たような趣味もあったりで、話が脱線することもしばしば。だから、続いたのかもしれない。とにかく、先生は楽しく英語を教えてくれた。

そして、以前の日記にも書いたが、先生はフランス人の旦那さんの仕事の関係で渡仏、無理やりの卒業証書。そこからは、独学で現在に至る。

すっかり英語に恐れることなく振舞えるようになり、昔の自分が可愛く思えるようになった今、先生は、また日本へ帰ってきた。で、こちらが忙しかったので、ツアー後に久々の再会と行きますか?ということで、待ち合わせ。

やはり久々の再会だったので、一瞬懐かしくもあったけど、すぐに昔の感覚が蘇ってきて、お互いの三年間を話し込んだ。パリの生活のこと、フランス人の旦那さんのこと、国際結婚のこと、こちらは、レーベルのこと、音楽のこと、今の仕事のこと、そして英語のこと。珈琲もおかわりしながらの、あっという間の四時間だった。

振り返ってみた時に、あのタイミングで英語を学ばなかったら、今の自分を取り巻く環境は絶対にありえなかったし、先生でなかったら、ここまで本気で続かなかったかもしれない、と思う。

本当に感謝してもしきれないぐらい・・・今日、ようやく、心からのお礼を言えた。

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2008年07月03日(木) 盆明け東京ライブのこと

湿度の高い一日。

少し歩くだけで、毛穴という毛穴から汗が噴出す、というぐらい暑かった。日差しがきついというわけではなしに、とにかく湿度で暑い。なんだか異常な気候だ。京都だからとかいうような理由で片付けられないな。本当に年々ひどくなる天候、気候。勝てっこない自然の前では無気力にもなる。

8月16日に行われるnight tellerが出演する東京イベントの詳細が決定しました。サイトのshowsにもUPしていますが、一応、以下にも。

LxExOx & midoriyama presents ''GOD SAVE THE QUEEN vol.4''
2008.08.16(sat) 三軒茶屋GRAPEFRUIT MOON

circe
jamaicancheek
midoriyama
night teller

open 18:00 / start 18:20
ticket:\2,000(+ 1drink order)

で、出順は、どうやら最後らしいです。

あと内容なのですが、night tellerは1stの"blue twilight"を全編にわたり演奏します。1曲目から最後まで順番に。そして、これを機に1stの演奏を終わりにします。二度と演奏する気はないので封印します。今なら美しい状態で終わらせることができるので、そう決めました。大切な作品だけに、美しいまま残したい、そういう理由です。

構想からおそらく約10年ぐらい。今が、その時なのだと思います。

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2008年07月02日(水) 休日

初泳ぎ。

昨日、暑かったので、もう泳げるなぁ、と頭の片隅で思い、昼過ぎ起床後、支度をして琵琶湖へ車を走らせる。

道を挟んだ両側から覆いかぶさる木々のトンネルの下は、ひんやりとしていて、窓から流れ込んでくる風は、まだ夏になりきれない冷たさを含んでいた。

いつもの湖畔に到着し車を置いて、てくてくと歩く。すると、生い茂った草花が行く手を阻む。それらを掻き分け進むと、今度は、水かさの増した小川に阻まれる。昨年は、雑草もなく、膝下程度の小川もひょい、と飛び越えられたのに、何もかもが様変わりしていた。

仕方なく、迂回してみる。そして、道なき道を進み、湖岸沿いに引き返し、波や砂に足を取られながらも、ようやくお目当ての場所へと辿り着く。

早速、荷を降ろし、すでに着用済みの水着一枚になり、湖へ。流れのないこの辺りは水温も高く適温。ゆっくりと腰の辺りまで水につけて、そこからは後ろへ倒れこむように、一気にドボンと。湖面に浮かびながら、真上の低い位置にある雲を眺めていると、心が満たされてくる。

砂浜に広げたブランケットの上でゴロリと寝転がる。対岸の景色、草の鳴る音、鳥の気配を、ただただ素直に受け入れる。

夕刻前、西の空の雲間から、一瞬、太陽が姿を現す。湖面のさざ波にキラキラ映る陽光。そして、すぐに雲が遮る。

ツバメ達が湖面を低く飛び交う。雨の予感。

下を向いて歩いていると、枯れかけた合歓の花が目に入る。見上げると、大きな木に、たくさんの花。微風が花や葉を揺らして、通り過ぎる。

山間の青田を横目に、家路へと。

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2008年07月01日(火) 始まる下半期

月も変わり、いよいよ文月。

ツアーが終わったらしようと決めていた、部屋の片付けを少し進める。でも、本当に少ししか進まなかった。昨年暮れぐらいから今日までに尋ねてきた友人は承知の事実だが、かなりの乱雑振りで、頭で物の場所を把握しきれず、作業効率も悪くて悪くて難儀した。この規模だと数日はかかるだろうし、本やCDの量も増えていっているし、この際、若干の部屋の模様替えぐらいは必要だなぁ。

それにしても良い天気だった。昼頃、仕事がてら外出する際、加茂川を自転車で走っていると清々しくて、川の眺め、乾燥した風、照りつける陽光、と全てが心地よかった。

オープンカフェで珈琲を飲みながら読書。ツアーの空き時間に読んでいた本を、ついに読み終えた。途中、幾度となく嬉しくて、熱いものがこみ上げてきた。何かが必要な時に、また読み返すであろう一冊。

さて、明日から何を読もうか。

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