diary of radio pollution
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| 2008年01月31日(木) |
「神戸在住」最終巻刊行のこと |
あっという間に一ヶ月。
ふと気付くと1月末。忙しい日々だったので、月日が経つのが早い早い。PCを約7、8年振りに買い換え、その作業効率の格段の変化に感動しつつ、現状の仕事量にクラクラ。まだ以前のPCを使っていたら・・・このタイミングで移行出来て良かった良かった。
昼過ぎ、仕事へ行く為に慌てて起床し、階段を急いで降りていたら何やら漫画が一冊。暗がりでよく見てみると・・・あぁ、ついに新刊が・・・しかも、帯に完結という文字が・・・そろそろ出るのは分かっていたが、ついに終わりって・・・「神戸在住」10巻。と、出たばかり漫画が階段に置いてある不思議な状態よりも、大好きな漫画が終わってしまう切ない気持ちに戸惑う。まぁ、こんなことをするのは弟なのだが、それより仕事に遅れてしまうので、そのままそこに置いて外出。
そして今、帰宅後これを書きつつ読むべきか迷う。好きな漫画、小説、アニメ等、物語の終わりというのは、とても辛い。しかも、神戸在住に限っては、なぜだが異常なほどに思い入れがあって、一年に一冊という月刊誌なので仕方がないペースが逆に楽しみだったりしたわけで・・・桂っちも随分と大人になり、ショートカットの頃が懐かしい・・・あぁ、また一つ時間が止まるのを見届けないといけないな。
tricot
| 2008年01月27日(日) |
アッセンブル・インサート |
そして、PCと少年ナイフと雪。
一昨日は朝から深夜まで仕事で、最近家からほとんど出なかっただけに体に応える。あと、寒さも。雪だなぁ。
そして、昨日夕刻、モリヤくんからの電話で起床。寝起き後すぐの電話は頭が一瞬で覚めるから好きだ。
夜、弟がX BOXを買いに行きたいから車を出してくれというので、こちらの用事がてら一緒に行くことに。
ギターを発送しに某大手運送会社へ。アコースティック・ギターのハードケースを持ち込むと、通常サイズ外なので運賃が若干高くなる違うサービスになると言われたので、その用紙に記入していると、お客さんが同じサイズのハードケースを持ち込む。もちろん、最初は受付の女性もこれは通常サイズ外なので、という説明をしたのだが、そのお客さんは女性の説明が終わる前に、そんなことはない!前はこれで送れたし、先方からも通常の安いサービスで着てる!の一点張り。それなら・・・通常サービスで・・・と根負けの女性。まぁ、値段がどうこうということは問題ではなく、女性の気まずい雰囲気が全開で居心地悪く、さっさと店を後にする。
気を取り直し、大型PCショップへ。弟と別行動でお目当てを物色。その後も店内をぶらぶら。最近のゲーム事情なんかを見つつ、アニメDVD棚へ。中古で欲しいものはないかと隈なく探すが、とくになし。次にプラモ、フィギュア・コーナーを眺めていると、イングラム一号機のフィギュアを発見。先日、アッセンブル・インサートを10年以上振りに見た辺りからゆうきまさみ大先生の個人的再ブームで、このタイミング。安いものだったので、X BOX購入ついでに弟がプレゼントしてくれる。気分上々で帰路へ。安上がりな性格だなぁ、と。
帰宅後、翌正午までPC二台とMAC一台を立上げて、ひたすら整理整頓。昨年末に購入したPCにまとめる作業。途中、あるパスワードがわからずつまずき、設定画面であれやこれやしても以前と同じセッティングにならずつまずき、一時は途方に暮れかけたが、主要部分は移行完了。
夕刻起床。少年ナイフを見に行く。昨年も姫路は太陽公園で見たが、あれからというものの、あの懐かしさが忘れられず、この日を楽しみにしていた。で、やはり良い。月並みなことかもしれないけど、楽しくなれるし、何よりずっと変わらず同じスタイルを突き通していることが嬉しい。ジャンルこそ違えど、学ぶことが多いな、と考えさせられるイベントだった。
tricot
2004年水無月のこと。
先日、テニスのさやさんからメールが届く。しかも、サンフランシスコから。サンフランシスコの良い場所があれば教えて欲しい、という内容。で、色々と書いて返信。
その際、サンフランシスコの地図やら本だの見ていて、そういえば日記と詩を書いていた本があったことを思い出す。その時は見つからなかったけども、気になって探して発見。ゴチャゴチャした部屋だが、だいたい何がどこにあるかは分かっている。
そして、詩を読み返していると、"blue twilight"の基礎となる詩がたくさん書いてあって懐かしむ。他にも未完の詩だの、ただ情景を写しただけの散文だの。
その一つを読み返していると、あの場所を思い出した。
"刻まれた言葉"
50年以上も愛され続ける珈琲屋がある 名はトリエステ 昔はビートニクの連中によって大いに賑わった店である 店の佇まいも然る事ながら その風格をささえるコーヒー豆の香りも堂々としていて味わい深い そんなトリエステは今も多くの人で活気に溢れている
店の一角でテーブルを囲んでいた人々の一人が突然詩を朗読し始めた 独特のリズムにその上を流れる美しい彼女の声 店のBGMのレコードか何か?かと聴き違える程の美声に ただただうっとりとしていた 短い詩ではあったが空間を支配することを許された一節は 新しい歴史をこの店に刻んだ そして私の心にも リズム 香り 言葉を刻んだ
毎晩、トリエステへ通い、一日の終わりと珈琲を。サンフランシスコに呼ばれた理由は、あの場所にあったと思う。 だからメールの一番初めに書いた。トリエステは、いいなぁ。
tricot
日の没する地の王国。
アフリカ関連の番組を最近よく目にする。あぁ、モロッコよ。タンジール、マラケシュ、カサブランカ、行きたいな。
二十代半ば頃からモロッコに興味を抱き始めたのだが、とくに何かを見たいとかしたいとか具体的な欲求は無い。でも、なぜか強く惹かれる魅力がある。とにかくこの気持が何なのか確かめる為に行きたい。
難題はフランス語か。そうなると、スペイン語も未だ手を付けれていない。そして、スペイン語の話題が上ると、メヒコが出てくる。駄目だ、この方向に進むとキリがない。
今、改めて考えてみると、沈みゆく太陽を捉えたいのかもしれないな。
tricot
日記というものは・・・
また書き出すと、何となく余裕も出来るものかなぁ、と。まぁ、一つ仕事も片付いて気分的に楽になったし、これから当面はPC仕事が多くなるので、書く気になるというもので、あと昨年から日記を更新してないねぇ、とか色々な人に言われたので、書いている次第で、結局、書くことによって自分がどこまで何をしたかというのが明確になるので良い、ということで・・・早速、長々なってしまう・・・
今年の目標、課題はあり過ぎて、相変わらずハードル上げまくって日々を過ごすことになるなぁ。
レーベルもリリースの予定が3タイトルあるので、大忙し。また、その合間でツアーを2つはこなさないといけないし、大忙し。あと、個人的には3月にnight tellerの西日本ツアー。諸々、詳細が決まり次第、UPしていこうかなぁ、と。
本来、仕事臭のする日記というのは好きではなく、見聞きしたり季節を感じたりすることがらを書きたいのだけど、そういうのも最近では感じる余裕がないのか、少し寂しい今日この頃。雪が舞う空を見上げても、寒くて体に堪えるなぁ、とか思ってしまうのは、心身共に老けた証拠なのだろうか。
そういえば、去年から読書の余裕はまったく無し。読みたい本を購入しては積み上げて、さらに、聴いては片付けない、というかすでに棚を増設しないとCDの行き場もない部屋のあちこちではバベルの塔が建設ラッシュ。
そんな中、先日のこと、海へ行く用事が出来たので、大好きな大王崎の灯台へ。深夜2時、今しかない、と思い立ち1時間で支度をして出発。下道で走ること数時間、太平洋から昇る朝日に間に合う。昼過ぎまでゆっくりして、帰路へ。以前の日記にも書いたけど、灯台から見る景色、というか地球は本当に丸くて、それだけで太平洋、いや大王崎は行く価値がある。この異常な大王崎への執着。記憶にもない小さい頃、家族旅行で行ったという写真からの景色、小学校の修学旅行での記憶、数年前にふらっと友人と行ったこと、メキシコ、サンフランシスコ、長野旅行の帰りにどうしても行きたくて弟と行ったこと、何だかわからないけど妙に惹かれる大王崎の灯台。あぁ、あそこに別荘が欲しい・・・今の生活では夢のまた夢だなぁ。
tricot
気が付けば、ここは2008年?思えば遠くへ来たもんだ。
最後に日記を書いた日から本日までたくさんのことがあり過ぎて・・・
11月はツアーで日本を移動、移動、大移動。京都、岡山、名古屋、諏訪、東京とUK野郎3人と珍道中。10日間程、ずっと英語漬けだったので、随分と英語を思い出した。その勢いで復習でもし直そうと年末に購入した上級テキスト本2冊。せっかく買ったのに、まだ開けてもいないなぁ。
ツアー最終日、UK野郎達を見送って就寝。が、起きてみると緊張が解けたからか風邪に完全にやられてしまう。東京で丸一日グッタリ。でも、無理して銭湯に行ったりして、ずっと前から決めていた鬚を剃るという儀式を行う。最長部分で10センチぐらいはあったかな。冬風に顎が少し寒かったり。
で、京都で一週間程、仕事。ラリーのルビーズ公演後、ユウリくんとあれこれ話しこんで、気が付くと早朝。急いでソロの新曲を練習していると、いつの間にかギター抱え1時間程夢の世界へ。で、起床。焦る。旅の支度をして、タクシーにぶっ飛ばしてもらい京都駅へ。ギリギリ新幹線に間に合う。数年振りに乗る新幹線をすごく、すごく、ものすごく楽しみにしていたのに、眠気VS妙な緊張感という板挟みで、さらに速過ぎるぜ新幹線!!あっという間に見慣れた街東京へ到着。車も楽しいしスバラシイが、新幹線は偉大だなぁ。で、つい先日来たばかりの高円寺へ移動して、珈琲を飲みながら歌詞の復習。そして、なんだかんだで、入り時間。ペンギンハウスへ。リハ後、体調最悪、風邪は悪化するばかりの中、本番に向けて練習を公園にて。冬、外でギターを弾くのはつらいなぁ、なんて思いつつ。もちろん、喉は悪化。オリーブオイルを原液で飲みまくるが、最初は効果的であったものの、本番前には、もはや効き目も無し。仕方なく、悔しいが薬局へ。数年振りにケミカルな喉用スプレー式の薬を使用する。さすが、良く効いて喉は回避。が、しかし、本番でギターが完全にぶっ壊れる。音が出ない・・・仕方なく、midoriyamaテレキャスをお借りして演奏。でも、エレキも良いなぁ、なんて新しい発見もあったりした。体調も悪いし寝てないしなんて言い訳はしたくない、という天邪鬼な性格で、深夜まで続いた座談会を乗り切る。でも、嬉しい出会いもあったりしたので、この日のライブは無理して来た甲斐があった。次の日、またもや一日グッタリ寝て過ごす。東京3日目、モリヤくんと秋葉原へ。寄りたい誘惑の多い店は多すぎるが我慢しまくって、狙うはノートパソコン。昼から夕方まで歩き回って、悩みまくって、ようやく購入。今度はゆっくりアニメ系の店へ行きたいな秋葉原。夜の新宿高速バスバスターミナル。ここも、もはや見慣れた風景。たくさんの人々の顔を見ていると、その一つ一つにドラマがあるんだなぁ、なんて勝手に感傷的になったり。
帰京後、即行で仕事。年末まで毎日、毎日続く怒涛の仕事。大晦日、UrBANGUILDにて年越しイベント。餅つきとDJと受付でバタバタしながらも楽しいグッバイ2007!そして、ハロー2008!今年からUrBANGUILDで働き始めて、様々な新しい世界が目の前に広がったし、成長させていただいたなぁ、と一人、年の変わり目に物思いに耽る。朝方、帰宅後、少し仮眠し、そして正月返上の仕事で始まる2008年。今年も仕事三昧の一年だろうなぁ。
元旦夜、長野に住む古い友人が帰省していて訪ねてくる。ギター職人だけにギター持参。それはなんと、プレゼントでオリジナルのアコギをいただく。早速弾いてみると、ものすごく良い音が!!スバラシイプレゼント。
年明け早々、ライブで大阪へ来ていたウエノさんに会う。京都ではとくに予定もなくめずらしくゆっくりした時間を過ごす。その合間を縫って、night teller録音。久々、ニラ来京。録音も一曲だけだったので滞りなく終了。
今年初のライブ。ソロ・バージョン。新曲ばかりで挑戦。本番前にみんなからカバー曲のリクエストを募る。ヴェルヴェットとヴァセリンズを一曲ずつ。ライブの出来は個人的に良かったけど、曲をもう少し突詰める課題も見えたりで、収穫有り。
結局、去年から続く仕事の多さに未だ息つく暇もないけども、なんだか今年は益々と色々やれそうだし、このまま突っ切る一年になるのかな。
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