ステップママ繁盛記



 続・平成夫婦茶碗を見て・・・

オリエンタルマーケットでビデオを借りてきた。
話しの内容もわからず(タイトルと日付、主演男優・女優の名前しか書かれてないため)、「続・平成夫婦茶碗」というもの。

見てみると、どうやらステップママの話しだった。
半分ぐらいみたあとで、これは、続編ということに気づく。汗。
どうやって家族になじんでいくか、ステップママと子供との関係や、先立たれたお母さんのこと、夫婦関係等々。

子供の立場からの視点、ステップママなりたての彼女からの視点、先立たれた前奥が幽霊になってでてくるのだが、いろいろな視点から見れてとても感慨深いものだった。1エピソードにつき、絶対泣いてしまう自分もいたけど。

ドラマの中で、「最初からうまくいくわけがない」という言葉がとても印象的。
分子と分子が振動しあい、化合物になるように、毎分、毎日、毎月、分子どうしがぶつかりあいながら、家族という化合物になっていく気がした。


2002年06月24日(月)



 電話・・・

伝言を告げるようにともらった弟の電話番号は現在使われておらず、新しい番号をもらった。子供たちは今、弟の家に滞在している。
「無事についたら、Helloとみんなに告げておいてくれ」と頼まれたのが伝言の用件。


おとといの夜、番号をもらったので、昨日の昼頃電話をした。
「○○を電話口にだしてください」と誰か電話をとったのかわからなかったので、そう聞くと
「桜??」といわれた。
一番下の子だった。おーわかるんだ、とちょっとうれしかった。

起き掛けで、これから弟のガールフレンドがランチに連れていってくれるというので身支度の最中だった。
たてつづけに、3人と話しをして、近況やらどこそこにつれていってもらったことを話す。楽しそうにやっているよう。

途中、弟のガールフレンドがやってきたらしく、電話口に変わる。
「いいわね〜一人で、エンジョイしてるのね」と言われ、そのまま
「はい、Peace&Calmなんで満喫しています」と言った。







2002年06月15日(土)



 ホームビデオ・・・

昨日の夜、あるビデオを探していたら、夫の前の家族のホームビデオを見つけた。見つけたというより、ついでに見てみたくなった。

クリスマスのプレゼントをみんながあけるビデオ、フィールドトリップにいってBBQをしていたり、子供の誕生日会やら、数本あった。

前々からそのビデオがあったのは気づいていたが、見たらきっとやきもちが逆上するかもしれないと思ってみれずにいた。
いざ見てみると、やきもちどころか、なんと言葉にはあらわしていいものか、イまでもわからないでいる気持ちがある。

まあ、ホームビデオなので、子供のためというものといっていいかもしれないが、
ほとんど、そのばにいた人がでていたり、子供やら前奥が写っているのだが、ふしぶしの夫とかわす態度や会話、写し方は、話しでは聞いていたが私がみたことのない夫がいた。
幸せそうに繰り広げられるイベントの中で、見るからに彼はどのビデオにも苛立っている感じがある。前奥を眺める見つめる目、動作、ビデオをうつしながらの会話は「形だけ」のものに見えるのは、先入観を抜きにしても現れていることに今の夫との違いを感じ正直びっくりした。例えばクリスマスの日、みんなで食事をしているのだが、前奥が彼に差し出したお皿は、使い捨てプラスチックの薄いお皿。それを差し出された夫は「プラスチックのじゃなくって、ちゃんとしたお皿を出してよ!」といい、おいしそうに焼けたターキーも自分のだけ切り、さっさと食べてテーブルをたつ。フィールドトリップでは、お土産やさんを歩いている彼女は夫に小銭はあるか?と聞けば「そんなのない!」とぴしゃり。今の夫にはまず、ありえない態度、少なからず私にはしないであろう態度。(私に同じことしたら、どうなるか怖いからかもしれないが。笑)

私は、前奥の生前には面識がないので、動いている彼女を見るのははじめてだったのと、自分の中での空想の世界で描かれる彼女とはまったくの別人だった。
もっとしなやかに生きているのかと思っていた。もっと仲良しなのかと思っていた。

そして、ひとつだけ空想の中の彼女と同じだったのは、彼女の目はいつも子供に目を向けていたこと。





2002年06月12日(水)



 一人・・・

子供たちは六月の最初から、夫の実家にいき、昨日夫は一ヶ月の仕事のために飛び立っていった。

先週は体内時間がまだ残っているらしく、買い物中に子供たちの帰宅時間に自然と帰って来たり、夕食の時間にご飯を作ったりしていたのだが、体内時間も自分時間に変わりつつある。

仕事に行く前に実家付近の空港で一泊もできた夫、その時間を自分のために割いてぎりぎりまでいてくれた。
そんな小さな行動がなぜかうれしい。

2002年06月09日(日)



 大人ってなんだろう?・・・

やっと子供たちから開放された。
昨日の明け方彼らは夫の実家&弟のところにでかけていった。

夫は空港までいっしょに見送りに私がいくものと思っていた。
正直いって、行きたくなかった。空港はテロ事件の後から国内線の発着はゲートぎりまで入れない。チケットを持っている人のみがゲートまで入れる。

ゲートまで入れないとはいいながらも、未成年者だけの空の旅になるので、大人が一人ゲートまで申し出れば入れる。去年のクリスマスの時も子供たちだけでシカゴに行った。そのときは、二人は空港までいき、一人私は一時間以上チケットカウンターの近くや、外でたばこを吸って待っていた。
ここのところの、子供への感情がそうさせたんだと思う。思いっきり行きたくなかった。
結局、朝の4時に起こされて、ハグをする。別にさみしいともかなしいとも正直いって思わなかった。

大人げないと思うかもしれない。
でも大人ってなんなんだろう?仮面をかぶり、振舞うってことなんだろうか?
私はただ、自分の気持ちに正直すぎるのだろうか?それとも、やっぱり、「子供なんだから」とこういうときだけ「子供」として扱うべきなんだろうか?
今の状態ではそんな気分さえでてこないほど、子供たちに嫌悪感を感じる。






2002年06月03日(月)
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