『たけぐせの随・弐』

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2002年06月30日(日) 『もちろん、そのまま捨てることはない。』

たばこが空になり、

おもむろに両の手でひねりあげる。

その感触が、やや柔らかい。

まだ中には一本残っていた。





この感じ。


2002年06月29日(土) 「なんだかんだと」

なんだかんだと、
昨日は額製作順調にて、
本日ヤスリがけ。

なんだかんだと、
ヤスリがけ終わってみれば、
お持ち帰りの事を考えていなかった。

なんだかんだと、
かさばる額達を抱えて帰ってみれば、
置き場所がない。

なんだかんだと、
空きスペースに置いてみれば、
3畳あるキッチンは0.5畳並み。

なんだかんだと、
作業中、蚊に刺されたのは、
両腕に計5ケ所→すべて掻きむしり。


2002年06月28日(金) 「昨日の一日は!?」

晴れました。

そそくさと額製作突入。
昨日の寸法取りの通り角材を切断。
順調にすべて切り終え・・・



す・・・寸足らず・・・?



そうです。
仕切り直しです。
使える木材をやりくりし、
足りない木材を再び買い出しに・・・


昨日の一日は何だったのでしょう!?

誰か教えてくださいよ〜(笑)


2002年06月27日(木) 「なんとなくな、梅雨の一日」

いやぁ、雨ですね。
ちっとは梅雨らしくなったようですが、
ちと寒いのでは?

本日、TAKE展『つながりながれ』DM(第一弾)発送いたしました。
(ご希望の方メールください)
その後、額製作のため実家へ。

材料買出しで、雨の中ドライブ。
ホームセンターにて、要らぬ物にそそられながらも
目的の物を購入し、帰宅(実家)。
すでに作業はできない時間となりました(苦)

「実家に住んでたら、きっと太るな」と思うぐらいの夕飯を頂き、
明日の作業の内容を再確認していたら、
余分に買ったはずの材料が「ギリ」だと気付き、
も〜、脳みそフル回転にて打破。

ケーブルテレビで、「見ようとしていて見ていなかった」リストにある
『ブレス』(ピート・ポスルスウェイト主演)を鑑賞。
「俺って、切羽詰った状況ってあんまりないな」と、ふと振り返ってみたり。



なんとなくな、梅雨の一日となりました。



さぁ、明日は額作りだぁ!
明日は梅雨らしく無くあって欲しいものです。


2002年06月26日(水) 『頬』〜梅雨散文詩

湿り気のある空気が
やさしく触る。

その頬を濡らしてもいいのだと
許してくれるように、
やさしく触る。


2002年06月25日(火) 『現(うつつ)』2

「現(うつつ)」に居て猶、「実」を掴むがいい。


2002年06月24日(月) 『現(うつつ)』

虚に「現(うつつ)」を視れば、
それは、危うき「実(じつ)」となる。

虚に「現(うつつ)」を抜かせば、
それは計らず、「実(じつ)」を視る。


2002年06月23日(日) 「常」

次回TAKE展『つながりながれ』まであと26日です。

作品、最後の一点を残しつつも
DMの宛名書きに入りました。
今週中には発送予定。

今、2週〜ひと月先を見て歩いています。

足元に転がってるものを
見失わないか、
つまづきはしまいか、
気を付けねばならんトコロですな。

準備は順調です。

雨は降ってます。

イモリは元気です。





常であり、常ならず。
如何に此処に在るや。

虚にありて、虚ならず。
如何に其処に向うや。





俺も元気です。


2002年06月22日(土) 「夢をみた」

ポスターにでも出てきそうな、
晴れわたる空、澄んだ海。
立ち上る入道雲、遥か彼方の地平線。

ラフな身なりのその娘は、
衣服をきたままに海へと駆け、
次の瞬間、手には魚を捕まえていた。

おもむろに娘は魚にかぶりつき、
手を引く。

魚は引き抜かれるように、
背骨と内臓があらわになった。
その内臓は、
赤や黄色のマシュマロのような彩りを持っていた。

娘は、髪をつたう水を気にすることも無く、
魚をくわえたまま、こちらに、
とてもさわやかな笑顔を向けていた。


2002年06月21日(金) 「一貫性無し!」

Keiko Lee「WE WELL ROCK YOU」

CMや原曲を聞いたことある人も多いでしょう。

Vanilla Ice「ice ice baby」
吉田拓郎「唇をかみしめて」
B'z「HOME」
Suzanne Vega「Tom's Diner」
Janet Kay「Lovin'you」
に次ぐ、
私の中では久々のヒット。

どうでしょう?
この一貫性の無さは(笑)
好きなアーティストを挙げても
もちろん、メチャクチャです。

今、部屋では
「WE WELL ROCK YOU」がエンドレスリピートなので、
こんな話題を挙げてみました。

「♪いいかげんな奴じゃけぇ、ほっといてくれんさい」(知ってる?)

では。


2002年06月20日(木) 『鐺(こじり)』

鋭くとがる切っ先を、

  隠しているのか。
  守っているのか。


2002年06月19日(水) 「遠く遠く」

今朝。
遠く遠く、小さな富士を見た。

(あ、富士山が見えますよ)

そこにいたどれだけの人が、
あの、遠く遠く、小さな富士を見たのか。

駅のホームには、
梅雨らしからぬ、気持ちの良い風が通り抜ける。

遠く遠くどこまでも。







なんてね。


2002年06月18日(火) 「ほらっ、そこだっ!」

何処を思い浮かべました?(笑)


2002年06月17日(月) 『そのカタチ』2

いいにしろ、
悪いにしろ、
形は変わりゆく。

喜びて膨らみ、
悲しみて萎む。

そして変わりゆく。

いきゆく。

いいにしろ、
悪いにしろ、
形は変わりゆき、
形はそこに在る。


2002年06月16日(日) 『波』

漂ってみたり、

呑まれてみたり。

そんなこんなでも、

溺れることはない。

大地に立つものだから。


2002年06月15日(土) 『頬』

梅雨音に

紛れることなく

濡れるもの

うつろう陽だまり

どれほどのもの


2002年06月14日(金) 『背(せな)』

そこに背(せな)向け佇む人よ。

なんとか声は聞こえても、
あなたの表情(かお)は見えません。
わたしの表情(かお)も見えないでしょう。

そこに背(せな)向け佇む人よ。

このまま時が流れゆき、
あなたの背(せな)に何を視ようか。
あなたの背(せな)は何を知ろうか。


2002年06月13日(木) 『アメだけでなく、ムチだけでなく』

アメ寄りと思われるかもしれませんがね、

誰にもない、俺だけのムチがあるのですよ。

もちろん、ムチがあってのアメなのですよ。

で、アメがあるからムチも振れるのですよ。


2002年06月12日(水) 『その彩り。その光。』

闇だからといって、
色がないのではない。

わずかばかりの光射しこむだけで、
そこはにわかに色づき始める。

闇にも色あり。

ただ、見えないだけで、
驚くぐらいの彩りが在る。

そして、闇を照らすわずかな光は
そのココロの裡に在る。


2002年06月11日(火) 『終わりなき・・・』

淡く淡く、

透きとおるといえばまだ綺麗な表現で、

手応えのない、

手掛かりのない、

輪郭さえ朧げに、

淡く淡く、

曖昧に淡く・・・


2002年06月10日(月) 『そこにゆけばいい。』

そこにゆけばいい。


傍でみているより、
用があるなら、
そこにゆけばいい。

ここで待っているより、
話があるなら、
そこにゆけばいい。


何を視るか。


そこにゆけばいい。


2002年06月09日(日) 『そこが道』

道を探して、
道なき道をゆき、
ひたすらに歩いてみて、
ふと振り返ってみれば、
自分の歩いた跡がある。

そこが道。

自分の歩いた道がある。


2002年06月08日(土) 『礫』

そこに居て

闇夜に礫(つぶて)

投じても

拾いゆくのも

己の歩み


2002年06月07日(金) 『皐月暮』

皐月暮

朧な視界に

たゆとおて

つと還らんは

時無(ときなし)の瀬


2002年06月06日(木) 『訳などなく』

訳などなく、ふらついてみて、
訳などなく、のぼってみて、
訳などなく、すわってみて、
訳などなく、かえってみて、
訳などなく、いきてみて、
訳などなく、なにもなく。

訳などなく、そこ在る。


2002年06月05日(水) 『ほととぎす』

鳴かぬなら

その由(よし)問わん

ほととぎす

然(さ)りある時は

幾度あらねど

ーーーーーーーー

〜鳴かぬなら殺してしまえほととぎす

〜鳴かぬなら鳴かしてみしょうほととぎす

〜鳴かぬなら鳴くまで待とうほととぎす

みなさんもよく知っているかもしれませんが、
上から、信長、秀吉、家康のひととなりを表した俳句です。

『たけぐせの音(ね)』のお題にと、
自らもあてはめて考えてみました。



みなさんは、『ほととぎす』どうしますか?



クリック→<『たけぐせの音(ね)』へどうぞ!>


2002年06月04日(火) 「キャンバス vs パイプ」

キャンバスを買おうと画材屋さんへてくてく歩いていると、
ふと、小さな店に並ぶ携帯灰皿を発見。
携帯灰皿は持っているのだが、
いままで「これだ!」というものを見付けられないでいる。
先日、あんとわーぷにて一つ購入したのだが、
「これだ!」に近いものであって、「これだ!」ではなく、
そんなこんなで、その店にふらふらと吸い寄せられてしまった。
やはり、「これだ!」はなく、奥に足を踏み入れると、
パイプがずらり。

わたしはジッポーライターが好きです。
たまに「良いジッポーはないか」とふらつきます。
そんな店では、パイプもよく目にするものなのです。
そんな小物類も好きなのです。

奥に行くと、パイプ用のジッポーを発見。
「パイプ用のジッポーしかないんですね?」
そんな話題から、店のおっちゃんとパイプの話へ。
もういろんな「パイプうんちく」教わりましたよ。
そんな小物類も好きなのですよ。

で、買っちゃいました。
おっちゃんが自らパッケージしてる「初心者セット」を。
そんなわけで、パイプデヴューです。
正直言って、似合ってません(笑)

キャンバス2枚より高くついたぞ。


2002年06月03日(月) 「守宮戯言」

昨日の夜の話。

以前ここで「守宮(ヤモリ)雑話」(2002年4月24日参照)して以来、
一度も奴を見かけること無く、
少々気にも掛かることしばしばの、
昨日の夜の話。

例のごとく俺はほっ○ほっ○亭の帰り。
TAKEの体の6割は、ほっ○ほっ○亭の弁当でできている。
そんなことはどうでもよく、
アパートの階段を登っていると、
視界にはいる壁をちょろちょろと動くものが。


奴は薄汚れた白壁に同化してした。
しかも今度は、チビ助。
しっぽの先が少し切れている。
せわしなくちょろちょろしてやがる。

「親父はどうした?」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

そして、さっきの話。

なぜか無性にアクエリアスが飲みたくなり、
120円握りしめ、ちょいと自販機へ。
するってーと、アクエリアス、130円。
なんか妙な形の、アルミ缶の。
ちっ。
泣く泣く、「カルキング」買いました。

で、奴は薄汚れた白壁に同化してした(しつこい?)
壁のずっと上の方に。
しかも、チビ助でなく。
しかし、以前の奴とも違うように、
チビ助よりも早く逃げ去った。

「お前は誰だ?」










「カルキングってなんだ?」










「ほっ○ほっ○亭はもう飽きたぞ」












さてさて、この夏。
ヤモリはいったい何匹現れるでしょう?



そして、明日は「カルキング」の謎に迫ります(うそ)


2002年06月02日(日) ※「one word」改め、『たけぐせの随(ずい)』

ども、TAKEッス。
(って、なぜ挨拶する?)

題名の通り、
「one word」改め、
『たけぐせの随(ずい)』となりしました。

『随』とは「まま(儘)」の意味があり、
基本的に、「きままにひとこと」の姿勢は変わりません。
むしろ余計に、「きままにひとこと」の色を強くしてみました(笑)
これからもどうぞ、御ひいきに!

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〜投票ボタンについて〜

「投票」ボタンクリックしてくれた方、ありがとうございます!
「投票」の結果は、日記サイト「エンピツ」にて、ランキングとして現れます。
そのランキングにおいて、『たけぐせの随』の名が出るようになると、
興味を持ってくれた方が、『たけぐせ』の方へ遊びに来てくれるかもしれません。
するって〜と、『たけぐせ』が賑わうかもしれません。
するって〜と、『たけぐせの音(ね)』も賑わうかもしれません。
ということで、今更に「投票」クリックを促してみたりして(笑)

とにもかくにも、みんなで育てましょう!『たけぐせ』を!


2002年06月01日(土) 「思いました。」

次回TAKE展『つながりながれ』まであと7週です。
本日、「語り小冊子」原稿と「DM」原稿が完成。
(「語り小冊子」参照:HP目次→「works」→「語り小冊子」)

毎日こうやって言葉をココに書いていて、思いました。
何ら準備に勤しんでるときって、
そのやりくりのことばかり考えてるので
言葉が出てこないものだな、と。

もともと、「語り小冊子」の言葉は、
浮かんだときに書き留める言葉ばかりなので、
この「one word」はケッコー試練な訳で。
さらにこの準備期間中、考えることは「やりくり」が多く、
そしてさらに、「準備のためのひきこもり」なれば、
外界との接触も減り、考えさせられることも、まずなく。
準備が順調になればなるほど、「one word」に追い討ちをかける。

ということで、そんなことをここに書いてみつつ、
今日の「one word」をクリアしてみたり(笑)

どーでもいいが、「one word」って、打つのめんどくさいっスね。
題名変えようかな・・・


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