『たけぐせの随・弐』

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2002年05月31日(金) 『それもまた芯』&<お願い>

何ものにも囚われず、
縋り倒してしまえば、
それもまた芯。

危ういながらに、
それもまた芯。

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<お願い>
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2002年05月30日(木) 『見付けられるか』

ヒロイセカイニツナッガテルコト。


2002年05月29日(水) 『認められるか』

チイサナセカイニイルコト。


2002年05月28日(火) 『危惧』

一縷なものに希望を託し、

純然たらんを雑然であり。


2002年05月27日(月) 『ゆく蛙』

爺蛙「これこれ、若いの。どこへ行く気じゃ」

若蛙「あの大きな池にいくつもりです」

爺蛙「その山道は危険じゃ。岩もごろごろあるし、蛇もでる」

若蛙「知っています」

爺蛙「ほれ、この平坦で大きな道をゆけばあそこへゆけるぞ」

若蛙「それも知っています。しかし、この道が良いのです」

爺蛙「ならば、若いの。この道をゆく術を知っておるのか?」

若蛙「いいえ、知りません。僕には何の知識も術もありません」

爺蛙「そこはしばらく登れば、小川の流れにぶつかる」

若蛙「はい」

爺蛙「その流れに身を任せなさい。さすれば、池に流れ出る」

若蛙「はい。ありがとうございます」

爺蛙「む?若いの。その流れにものらんという顔をしているな」

若蛙「はい。そう考えていました」

爺蛙「遠回りすることになるぞ」

若蛙「自分の選んだ道を信じたく、自分の足を試したいのです」

爺蛙「辿り着けぬかも知れぬぞ」

若蛙「必ず辿り着きます」

爺蛙「よい意気込みじゃな。だが、ひとつ聞いてくれるか」

若蛙「なんでしょう?」

爺蛙「道ゆくものにあったならば、必ず声を掛けなさい」

若蛙「なぜですか?」

爺蛙「いつでも仲間がいる、ということだ」

若蛙「はい」

爺蛙「それを胸におき、自分の選んだ道をゆくがよい」

若蛙「わかりました」

爺蛙「精進せぇ」

若蛙「ありがとうございます。では、ゆきます」


2002年05月26日(日) 『遣る瀬』

遣る瀬無くても見紛うな。

誤魔化しの瀬と見紛うな。

その瀬に遣りても仕方無し。

遣る瀬に辿り着くまでは、

その仕方は歩きゆくのみ。


2002年05月25日(土) 『嗚呼』

 


2002年05月24日(金) 『欲』

満されねばならぬもの。
制されねばならぬもの。

満してなお、
制してなお、
甚だ消えやしない。

その内に居て、如何にゆく。


2002年05月23日(木) 『相(あい)〜崩れに関して』

崩れるコトは易しく、

崩れまいとするコトは厳しい。

そして、

崩れるコトは厳しく、

崩れまいとするコトは易しい。


2002年05月22日(水) 『在』

わたしは何処で?

わたしは如何を?


2002年05月21日(火) 『興味』

つながりへのきっかけの一つ。

興味が在るならば、動くがいい。


2002年05月20日(月) 『なくして』

あればあった、の期待のような、
失くして平素を装うような、
そんな掛かり事など、
無くして、良し。


2002年05月19日(日) 『けがれなく』

その存在が白なのではなく、

その存在が白を視る。

           


2002年05月18日(土) 『襞』

心の襞を均すなかれ。
綺麗でなくとも、均すなかれ。

それはあなたが培ったもの。
それはあなたが得てきたもの。

均してしまえば、掛かり事なし。

綺麗でなくともいいのだから、
心の襞を均すなかれ。


2002年05月17日(金) 『有敢の喰らい』

喰らいて消[こな]して身になるならば、

敢えても喰らおう、厳[かた]きモノ。

噛まずに済むよな微温(ぬる)ものよりも、

敢えても喰らおう、熱きモノ。


2002年05月16日(木) 『ここで笑っていられれば。』


笑(わら)にもすがる思い。


2002年05月15日(水) 『あたりてさわりて』

ぶつからないのは、
あたりさわりなく。

いたいのヤだから、
あたりさわりなく。

さらりとかわして、
あたりさわりなく。

なんにもわからず、
あたりさわりなく。

どうにかするなら、
あたりてさわりて。


2002年05月14日(火) 「歩けない」

歩けないので走ります。

今年の目標は早くも挫折です。

しかし、決意は生きてます。

情けないですが、走ります。

その中で「ゆったり」な視線さえも得てやろうとは

目論んでいますがね。

後は結果を御労じろ。

では。


2002年05月13日(月) 『いく。』


俺はいく。


2002年05月12日(日) 『意』

「帰らぬ時」と

悔やむような、

そんな言葉を

このゆく先に

転がすことは

もうしまい。

もうしまい。


2002年05月11日(土) 『ヤスリ』

削いで、削いで、荒みもの。

幽けきモノさえ掛かるのだろう。

ゆく身を案ずるものならば、

そこにヤスリをかけてくれ。

削いでもヤスリをかけてみてくれ。


2002年05月10日(金) 『くれ。』

俺にくれ。


ふいにつく、
すべての言葉を
伝えてみてくれ。


そうやって、
その視界を
俺にくれ。


2002年05月09日(木) 『春の心』3

五月雨に

よるもよらずも

道ゆけば

時ぞともなく

立つ瀬知るらん


2002年05月08日(水) 『春の心』2

小春日の

流れる道に

居らば、ふと

わが身を濡らす

きつねの嫁入り


2002年05月07日(火) 『そのカタチ』

醒めて視ればカタチ成しても、
そこに懐疑は消し去れず、
熱く在ればその儘ならず。

崩れ去るもの、拾い集めて、
また、そのカタチを為せるのか。


2002年05月06日(月) 『井戸の中の蛙』

井戸の中の蛙二匹。

蛙1「わたしはね、常日頃これを登ってみようと考えているのだよ」

蛙2「そうかい。ならば、登ってみるがいいだろう」

蛙1「だがね、何かここでまだやらなくてはならないことがあるような気もするのだよ」

蛙2「そうかい。ならば、ここでその何かをするがいいだろう」

蛙1「だがね、これを登らねばならない気もするのだよ」

蛙2「そうかい。ならばやはり、登ってみるがいいだろう」

蛙1「うむ」

蛙2「登ってもここがなくなるわけではあるまい」

蛙1「そうだが、そんな気持ちで登ってしまっていいものかね」

蛙2「いいだろう。ここがきみの行動範囲の一部になるだけの話だ」

蛙1「そういうことか」

蛙2「成すべきことには、それなりの成す場所があるということだ」

蛙1「そういうことか」

蛙2「そういうことだ」

蛙1「では、登るとしよう」

蛙2「そうかい。ならば、そうするがいいだろう」

蛙1「では」

蛙2「では、また」


2002年05月05日(日) 『つながれ!』

差しのべる手がある。20020401.

        


       TAKE『つながれ!』(語り小冊子23)より抜粋


2002年05月04日(土) 「たまにはそのまんま一日を綴ってみる」

本日、昼少し前に起床。

起き抜けに掃除。
前夜の続きで冊子綴り作業へとなだれ込む。

午後より、原宿へGEISAI GP1金賞受賞した方の個展へ。
「休みの日の原宿はもう行きません」と誓いたくなる程、
恐ろしいヒトゴミ。
おかしいよ、あそこは(笑)
うってかわって、ギャラリーは静かな静かなたたずまい。
その後、新宿の「アートフリーマーケット」へ行くので、
またヒトゴミへ。
ホント、異常だよ、あそこは。

で、新宿。
知り合いが参加しているので、探していると、
別の知り合い発見!しかも数年ぶりの。
みんながんばってるんですね。
で、知り合い発見。
この方、仕事が細かく丁寧。
脱帽モノでした。

で、21:00から散髪なのですが、
ここでかなりの時間が空く。
友達を急遽誘うもつかまらず、
映画行きました。
ひとりで「千と千尋の神隠し」。
(ツッコミはうけつけません。時間がちょうどよかったのですよ)

で、散髪。
また、お世話になりました。
カットモデル(練習台)
って、ホントに美容師さんのためになってるのでしょうか?
また、短くなりました。いい具合です。
こんなに短期間隔で髪切ったのは数年ぶりだな。
今度は終電も間に合い、無事帰宅。

で、HPを見てみれば、
新たな方の書き込みと「たけぐせの音」の新たなお題が!
嬉しい限りです。

さてさて、フェスタの準備できる日は明日でおしまいです。
がんばりますか〜!


2002年05月03日(金) 「作業三昧」&追記『続・蛙』

本日、作業三昧。
引き続き作業三昧。

ではでは、このへんで失礼します(笑)

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 『続・蛙』



井戸の中。
水面から顔を出す蛙一匹。
じっと空を仰ぎ見る。


沈黙を守ること、数日。
ふと壁に視線を落とし、
呟く。



  「せめぇなぁ・・・」


2002年05月02日(木) 「愛車憂思」

うすうすは分かっていた。
この生活で、奴を復活させることは厳しいことを。
その想いが奴を見てみぬフリさせていたのだろう。
保険が切れ、車検が切れ、その間にも時間は流れ、
奴はぴくりとも動かなくなった。
方法はあったのだ。
たまにでも、エンジンもかけていれば。
たまにでも、洗車をしてやれば。

いつの日か、必ず奴を復活させてやる。
そう思いながら、何もしてこなかった。
想いだけだった。
想いだけの月日は長過ぎた。
不自由のないラインで金を稼ぎ、
その分時間を得ていたのに、
その時間でしてきたことの狭隘たること如何に。

対象への「想い」ありて、
その想いに准ずる「行為」が伴わなければ、
何をもなしえない。
時間が流れる限り対象も変化する。
変化していく対象をも捉え続けなければ、
何をもなしえない。

時すでに遅く、
奴はもう動かない。
念すでに遅く、
後悔は立たない。

愛車にして、10年来の相棒、
『マイティーボーイ』。

本日、廃車。

さようなら。

ありがとう。

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今後、如何なる物事においてもこんな結末にはしまい、と
『マイティーボーイ』に誓ってみる。


2002年05月01日(水) 「さて、問題」

本日は実家におります。
ウインドウズいじりまくりで
なんとか『ひとこと』中。

日曜大工となると実家が便利。
電動工具そろってるし。

千葉って嫌いです。
でも、悔しいかな、
車があるとかなり住みやすいんですよね。
10数年住んでたんで、道も慣れてるし。
千葉って言っても、
30分ほど電車で下りますがね。

今日は予定そこそこにウインドウズいじりまくりでした。
明日はとっとと作業終わらす。
旧友たちとは今度遊ぼう。

しかしなぁ、マイティーボーイどうしよう。
本格的に眠りについてるな。

さて、ここで問題です。
「マイティーボーイ」とはなんでしょう?(笑)


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