フォーヴィズム、矢野顕子 - 2004年07月31日(土) ピカソ、マティスと20世紀の画家展(石川県立美術館)に行ってきた。 そこそこの人の入りである。 ピカソは晩年88歳頃の作品で王様を描いたものがあったが、すごい迫力だった。やはり若い頃の作品のほうが分かりやすいんだけどと思いつつ。 キュビズムで静物を描いたものは、これだったら飾りたいと思えるような作品だった。 マティスも絵が数点あった。やはり色づかいが鮮やかである。 切り絵の「jazz」がたくさん観れて、よかった。 なぜワカメが好きなんだろうか、謎である。 「jazz」の中には言葉と絵の組みあわせになっているものもあり、その方が分かりやすくていいかなと思ったかな。 「jazz」は前から気になっていて今回初めてまとめて観ることができた。 自分にとって少しなじみが深い作品であったといえる。 夜は県立音楽堂に矢野顕子&OEKを聴きに行った。 ほんととっても良かった。矢野さんの名前がフィーチャーされている割には出番が少ないんじゃないのってちょっと思ったけど。 第1部はジョンウイリアムズ、渡辺俊幸の世界。 渡辺俊幸指揮で、OEKポップスの管弦楽である。 ジョンウイリアムズは映画音楽の巨匠で、スターウオーズ、ET、ジュラシックパークの各テーマを聴く。 やはり知っている曲を聴くとうれしい。 あとスターウオーズとETの使っている音が似ていることを渡辺さんに言われて気づく。 これからもOEKポップスには注目である。 第2部は矢野顕子を迎えて。 渡辺さんと矢野さんは青山学院高等部の同級生で、いっしょにジャズバンドを結成していたらしい。意外。渡辺さんは生徒会長でもあり。 矢野さんはプロで活動するため、途中で高校をやめてしまうのだが。 生の矢野さんは初めて観た。とってもキュートな方である。 歌もピアノも天衣無縫。音楽って音を楽しむってかくことを再認識する。 矢野さんのピアノはピアノコンクールの課題曲の演奏の対極にあると思う。 OEKとどうからむかとおもったが、なかなか良かった。 個人的にはジャズのスタンダード(「MY ROMANCE」)を矢野さんが歌ったのもよかった。 OEKはジャズでいくのも面白いと思う。 「ひとつだけ」はよく聴いてたからよかったと思えたのかもしれない。 ほか(「おおパリ」「LOVE LIFE」)は初めて聴いたかな。 やはりなじみであるということは、自分にとっての善し悪しを決める重要な要素であり、ライブ前の予習はやっておいたほうがいいと僕は思う。 アンコールは矢野さんが「グリーンフィールズ」OEK+渡辺さんが「利家とまつ」のテーマ。やっぱり行ってよかったと思った夜だった。 ... 親戚のおばさん - 2004年07月30日(金) きょう親戚のおばさんが職場にやってきた。 不覚にも誰だか分からなかった。 強烈に懐かしいんだけど、名前が思い出せない。 「お父さんの妹です」 うわ。やばい。そうだった。思い出した。 自分の結婚式以来2年と少しぶりである。 お互いの家族の近況など。 おばさんはよくしゃべる方だと思っていたが、 学生の頃に人前でしゃべる機会があってから、努力したこと。 もっと自己主張しなさいよとか。 奥さんをもっといたわってねとか。 親戚のおばさんがここにくるのも、珍しいことだなあと思いつつ。 ありがたいなあと思ったり、自分はこんなふうに誰かに対してあたたかくしていることってないかもしれないなと思ったり。 ... 福井でボランティア - 2004年07月25日(日) このたびの豪雨で、福井県の各地で水害があった。 福井の知り合いが、ボランティアに来てくれということになり、早速出動した。 今回行ったのは美山町というところである。 福井ICから行ったが、ボランティアの人用の標識が立っていた。 バスに乗っていくこともできる。 途中から渋滞かと思ったが、そうでもなかった。 ボランティア渋滞というのも悪くない。 鉄橋が流され、線路がたくさん荒れてしまっており、越美北線はもうダメかもしれないと思った。 道の舗装が途中からなくなり、小さな橋が流されてなくなっていた。 車が川の真ん中に立ち往生していた。 ボランティア先は古いお家で、もう1階が柱だけになっていた。 今日までに、泥が運び出されたということであろう。 釘を抜いたり、土壁を崩したりした。 人が多く、集団行動ですぐあふれてしまう僕はあんまり戦力になっていなかったかもしれない。 夏真っ盛りであり、とにかく水分の補給が大切である。 2リットル以上は水分を取ったように思う。 今回ボランティアにたまたま来たけど、知り合いが被災したら連絡して必要であれば駆けつけようかなと思う。 行かなくても日本のどこかであったら、なるべく募金しようかな。 ... しぶやさん - 2004年07月24日(土) しぶやゆかりさんの話を聞く機会があった。 キャリナビというサイトを運営して、学生にかっこいいオトナをインタビューさせて、その記事を載せているということである。 現在295人のお話が閲覧可能である。 早速観てみると面白い。いろんな職業の人がいる。 自分にとってこれだというものが見つかれば、その道に進めばいいんだけど。 なかなか天職というのは分からないのが現実である。 B'Zも言ってたけど、消去法でいけることもある。 一般的な、いい大学行って、いい会社に入ってという考え方を捨てて 自分が一番幸せでいられるあり方を探すということなんだろうな。 かっこいいオトナになりたいものだ。 僕としては『会社図鑑』やcafeglobe もおすすめである。 ... せせらぎの郷 - 2004年07月19日(月) 実は、今日もBBQ。ほぼBBQ日記である。 BBQしかしてないようにみえるな、これじゃ。 では、ここであなたに質問。 BBQで大切な3つの要素といえば、なんですか? やってる最中に聞かれたのだけど、いい質問だと思うので。 僕の場合。「肉」やはりいい肉がポイントだし、 「場所」浜辺もいいけど、施設でやるのが便利でいい。 「ひと」気の合う少人数でやれば、結局楽しいということ。 うちの奥さんの答えは、「肉」「場所」「火」。 火はやっぱり炭火である。燃やす炭も七輪の場合、できれば備長炭でありたい。 というわけで、今日は小松市瀬領のせせらぎの郷にやってきた。 ここははっきりいって穴場である。 R8小松バイパス東山ICから意外と近い。 できてそんなに経っておらず、新しい。 ちゃんとした風呂がある。BBQ後は風呂でスッキリ。 やはり屋根が付いているところは安心である。 晴れても降っても、肉が焼ける。 日差しを遮るというのは、落ち着けるということである。 今日の材料におけるポイントは、 ・イカの一夜干し(大きさが圧巻) ・エビ(むくのがめんどくさいけどね) ・ステーキ(タスマニア産、けっこういける) ・塩焼きそば(豚バラは別にとっておく。あっさりでおいしい。) 火をつけるのに少し苦労した。まだ技をものにできないのが悔しい。 うちわであおいだり、なんやかんやで暑い中、男達で缶ビールでカンパイ。 労働後のビールは最高である。 ビールがおいしい生活じゃないとね、やっぱり。 今日の材料もほぼ完食。気持ちがいいね。 にんにくとおろしがねも大切である。 焼きニンニクもおいしいんだけど、その後かなりニンニクが抜けなかったので、ほどほどに。 もうBBQはしばらくいいやーと思いつつ、もっとおいしいBBQの探求に向けて旅は続くのであった。 ... BBQ、流しそうめん、太鼓 - 2004年07月18日(日) 今日は、大人数でのBBQ企画の日。 朝早くから会場の準備にとりかかる。 天気が心配だったがなんとか持ちそうな感じ。 10時開始。まずはゲーム。グループに分かれて、ビンゴ。 参加者の名前を5×5のマスに記入し、他グループの指名した名前に○。 自グループの指名した名前に×。指名された人は、簡単な質問に答える。 「カラオケの持ち歌」「好きな食べ物、嫌いな食べ物」 「ものまね」「座右の銘」「ケータイの着メロ」 突然あてられたらどうしようと思いながらも、けっきょくあてられず。 いよいよBBQ。今回の目玉は、流しそうめんである。 一度はやってみたかった。でも意外とそういう機会はないわけで。 長い竹を2本つないだ流しそうめんのセット。 これは、もう美しい。そうめんを食べるためにこんな風流なことを考えた人は偉いな。 実際食べてみると、箸でせきとめて、すくうことになるわけで。 流れの速さにちょっとびっくり。 そうめんが竹の上を流れると、おいしくなったような気がする。涼しげ。 実際おいしかった。BBQの肉などとそうめんのあっさりがいいバランス。 BBQの肉についても、今回いい肉を使っており、大変おいしくいただく。 そのあとの企画タイムでは、バンドによるOP-KINGの曲が気持ちよかった。 夏の音楽は野外がいいね。 あとはみんなで「やっさいもっさい」(「木更津キャッツアイ」で有名になった木更津に伝わる踊り。CDは木更津観光協会から取り寄せ)を踊る。 サンバのリズム、ベースラインだけで踊れそう。 初めての人もすぐに踊れるし、盆踊り形式で踊ったけど、よかった。 そんなこんなで夜は、松任の国際太鼓エクスタジア2004に。 体育館だった去年と違い、今年は野外ステージで、いい感じであった。 動きがあり、祭りのようなノリのよいものなど、日本人のDNAを刺激するもの多数。 炎(火が3つ)太鼓も生で初めて観たけど、大迫力。 ジゲさん、予想以上にチャキチャキした人で、その筋肉のすごさにびっくり。 ... スパイダーマン2、沖縄計画 - 2004年07月17日(土) 映画「スパイダーマン2」を観た。(以下観た人のみ) 副島隆彦氏の本を読んで以来、アメリカ映画には何か政治的なメッセージがあるんじゃないかとかんぐってしまう。 前作は、やはり新鮮だった。 やはり例の「大いなる力には大いなる責任が伴う」というメッセージである。 戦争へとアメリカが突き進むような方向に対して、ちょっと待ったと反省を促しているようなそんなメッセージではないかと思えた。 そして今作は、例のメッセージはそのまま出てくる。 しかし、今作のストーリーから導かれる政治的メッセージは、 今まで正義の味方をやってきたけど、周りを危険におとしいれるし、もう普通の生活がしたいから、正義の味方はもうやめたと。 そしたら犯罪は増えて、どうにもならない。やはり正義の味方は必要なのだ。正義の味方として生きていくのが俺の生き方ということに気づいたと。 いろいろ批判もされたけど、アメリカはスパイダーマンとして、これからもやるべきときはやっていきますのでよろしく。という宣言のようにも見えた。 映画はそれでハッピーエンド、というかまだ続きそうだが。 スパイダーマン2自体はとっても面白い。 けど、これからのアメリカは、もっと自分の役割を考えたほうがいいと思う。 お節介すぎなスパイダーマンは逆にまわりが困ると思う。 ○ 最近、夏休みの計画を立てている。 今年は、沖縄に行くことにした。 海でのんびりするのもいいかなと。 いいホテルに泊まって、ゆったり過ごすのもいい。 ということで、沖縄のホテルで、どこがいいかなと。 いうことで、候補に挙がったのが、 「ザ・ブセナテラス」「日航アリビラ」「カヌチャベイ」の3つ。 旅行は計画を立てるのが、楽しみの半分くらいあるかもしれない。 今から楽しみである。 ... BBQ再び - 2004年07月11日(日) 2週連続のBBQ、今回は向こうの実家である。 ラジオがいい味出してました。 中庭があって、BBQできるスペースがある。 やっぱり、家を建てるときはBBQできるところがほしいし。 できれば、縁側もほしいところである。 肉と七輪は持参。この肉のおいしさを味わってほしくて。 せっかく買ったから、珠洲の珪藻土の七輪もどんどん使わないと。 まだ2回目だがこの七輪、愛着はある。 木炭コンロを野菜用、七輪を肉用とする。 今回は、カルビ、シロ、牛ロース(ステーキ肉)、牛モモ、豚ロース(トンカツ用である)、豚バラであった。 カルビはやはり好評。個人的には牛モモのおいしさを再発見。 シロはタレにつけ込んで食べるので、濃厚で食べごたえあってよし。 今日のメンツは、あまりよく食べる人がいなかったので、肉はけっきょく余った。 最後にステーキ肉を持ってきたが、あんまり効果なし。 あんまり食べない人が多い場合は、メインを最初にもってきたほうがいいね。 もう肉をたらふくいただきました。満足、である。 今日のたれはしょうゆベースの市販のものに、大根おろしとおろしにんにくである。 もうこれはゆずれないところである。 実家バーベキューならではの展開があって。 一通り食べた後に、おにぎり。そしてしじみ汁。 別腹です。落ち着くというか。ちゃんと締まるというか。 デザートはスイカでした。 なかなか2人暮らしだとスイカは買わないので、なかなかありつけない。 家バーベキューの醍醐味は、ごろりとひと休みできるところである。 さっそく食べたばかりではあるが、座敷の畳の上で、扇風機が首を振る場所でひと休みさせてもらった。 そんな夏の日の午後でした。 ... 友人宅でBBQ - 2004年07月03日(土) BBQの季節になってきた。 新築お披露目ということもあり、BBQに招待される。 テラスにちょうどよいスペースがあり、すだれで日差しを遮って、それはもうBBQにうってつけなのである。 天気は晴れて、風も涼しい。気持ちがいいBBQ日和であった。 BBQといえば、だいたい海か山か川なのだが家というのも大いにありである。 外だと、真夏にやるとき日差しからの逃げ場がない状況というのもあり得る。 灼熱のBBQだとあんまり食が進まない。 家でやるにしても、ホットプレートはNGである。肉を焼くときに油がたまってしまう。 あとは、気づいたことを箇条書きで。 ・肉は肉屋で買うのがおすすめ。(個人的には松任ひで華隣の天狗の肉) ・肉は1人300gが目安。 ・今回はカルビ、骨付きカルビ、牛もも、豚バラ、シロ、牛ロース(ステーキ肉) ・ステーキ肉はモチベーションが上昇する。 ・アイス(氷菓)もよい。 ・シャンパンは度数が高く飲みやすいがすぐ酔うのでNG。やっぱりビール。 ・食パンにレタスをのせ、豚バラを挟んで食べたが、なかなかいける。 ・たれがやはり重要なポイント。今回は特製オリジナル和風たれに、大根おろしににんにくすりおろし。BBQの今までの概念を変えた。 ・野菜スティックもいいね。(大根、セロリ、きゅうり) 極上BBQを堪能しました。もう後戻りできないような気もする。今度は自ら企画してみたい。 ...
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