A Will
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2014年05月14日(水)





メールの返信画面をしばらく見ながら、
結局、一言も返す言葉が浮かばない。


面倒だなって、
1度思っちゃうと、そればっかりだし、
もう今さら話す内容もない。


新しいものは、新しいというその一点のみで、
とても魅力的であるということを、
わたしは何回経験したら理解できるのだろう。




恋なんて浅はかで、愛は陳腐だ。




今日食べた杏仁豆腐は美味しくて、
一口もらった苺ショートは甘くて、

隣に寝ているのに、背中を向けて寝るのが、わたしは好きだ。



返信を催促するような文面に、
なんだかますます言葉が遠ざかって、
結局、受信メールごと削除した。



ふと、いつかの彼の気分が解った気がする。


自分が悪いとは言え、胸が痛むね。


まつり |MAIL

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