A Will
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2013年12月12日(木)




好き好き言われて戸惑う。


甘い言葉を簡単に口にするから、
つられて思わず、好き、と言ってしまった。

電話越しに、息を飲むのが解って、
途端に柔らかな声が聞こえた。


少し高い声。
独特のイントネーション。
相槌の癖。

知っていることが増えていくのは、
なんだか恐怖に近い気がした。


なんでも言ってね、なんて。
なんでも言えるわけがないのに。



素直な人。

なのに、また似たような女を好きになって。


ほんと、バカね。


2013年12月08日(日)




失恋して悲しんでいたはずが、
展開が早くて、よく解らないや。



抱き締められて、いた。
予想だにしない人に。

未だによく解ってない。



好かれているのか、遊ばれているのか。

判断のしようもないし、
それでも判断するなら、


遊びたい程度には好き。なんだと、
なんだかそれが一番解りやすい。


今が一番盛り上がっているんだろうなぁ、なんて
可愛くないけど思う。



わたしも、恋をするにはちょうど良いなんて、
そんな風に思う。

だって、ずっと格好いい格好いい言ってたし。



だから、なんで、今、こんな風になったのか
全然解ってない。



好きになるのは、ちょっと怖い。


けど、解る。
時間の問題なんだ。

わたし、たぶん、この人を好きになる。


2013年12月05日(木)




修行不足。

相変わらず、くだらない嫉妬だ。


どうしたって関わりがある、というのは、
なかなか鍛練が必要みたい。



自覚して、悲しくなる。

何かが、ちいさく萎んでいくみたいな。



好きも、こうやって萎んじゃえば良いのに。



いつまで好きなのかなぁ。

手に入らないものは、いつまでも欲しいままなのかなぁ。




失恋なんて初めてじゃないのに、
いい加減、慣れたいよね。


2013年12月02日(月)




寂しいとか悲しいとか、
落ち込むことはあるし、

くだらない嫉妬もまだする。


けど、それはそれとして、どうにか過ごせる気がする。



今なら、なんとなく解る。
あんなに好かれたいと騒いでいた、あのとき。

確かに好かれていたのだ。きっと。

大切にもしてくれていたのだ。



欲しい欲しいと騒ぐばかりで、
ちっとも気付けなかった。

わたしばかりと思っていて、
本心から感謝もしていなかった。




苦しくて、やめたくて、
なのにずっと好きで堪らなくて、

わたしが、彼を傷つけているかもしれないなんて、
なんだかおこがましい気がして、

そんなはずないと否定して、


上手くいかないから、
わたしは、恋を上手くコントロール出来ない。



好きばっかり。

そればっかり。




傷付いて傷付いて、
くたくたになって、やっと。

握りしめていた手を緩めることが出来そう。

出来るかな?




前言撤回、なんて性懲りもなく言い出すわたしのことだから、
わたし自身、信用なんてしていないけど。



上手く行くと良いな。


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