A Will
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2005年08月31日(水) |
8月最後の日と9月最初の日。 |
終わりだな、と漠然と思った。
わたしといると落ち着くと、その人は言うけれど、 わたしは1人になる度にざわざわしちゃってダメだもん。
確かめ合う関係なんてマトモじゃない。
大人か子供かどっちだか判んない。
そんな風にベッドに横になりながら髪を撫でながら言われた。 「聞き分けの良い賢い子」だとも。
色恋において。 これは勝手な持論だけど、判られたりしたら終わりだ。
本当になにもかもお終いだと、そう思う。
そうして、終わりだと思った。 というか、終わりを願った。
あぁもう。考えると泣けてくる。 これも1つの立派な失恋だって言って良いのかな。
判ってたはずなんだ。 なにも望まなかったわたしが悪いんだ。
けれど、何を望めば良いのか今でもちっとも判らない。
9月1日になった今日。
「あき、だね」と笑ったその人を、力いっぱい抱きしめた。 愛しくて堪らなかった。好きだと何度も思った。泣けるものなら泣きたかった。
けれど。
欲しいものなんか、なんにもなかった。本当に。
問題なのは、ご飯が喉を通らないっていう現状。
ほんの少しづつだけど痩せて薄っぺらくなった体が、 ちょっとだけ悲しい。ああ信じられないくらい現実。
深夜ドライブで話し合うのも嫌いじゃない。 ずるいのは、あの人じゃなくて、泣くこともできないわたしだと思う。 謝られる。ごめんね。ずるくてごめんね。
それをわたしに手を伸ばしながら、優しく言うから、 もうずっと眠たくて、コメントするのも面倒で、とりあえず笑ってた。
わたし、という人間。
わたしらしい、と思われる反応。
結局のところ、同じ場所に行き着いちゃう。
大好きなの。心から。ほんとうに。
抱きしめられて、それを一つの手段だと思いながら、 いつか飽きてしまう(もしくは飽きられてしまう)現実に怯えながら、
精一杯に愛されたい、なんて望んでしまう。
分不相応な願いなのかどうかすら、わかんないけど。
近くにいる人を、好きだと勘違いしてるんだよね、と わたしじゃない人の話をしてる、その人が言って、 あぁ確かにねそれもあるよね、と心の中でうなずいた。
実際には、もっと曖昧に頷いて続きを促してただけだけど。
距離が気持ちの大きさに必ずしも影響する、とは言わないけれど、 顔も思い出せないような場所にいる人に恋に落ちたりはしない。
たとえ、どんなに好きでも、だ。
それはまぁ、経験上の話で違う人ももちろんいらっしゃるのだろうけれど。
どうせなら、目の前にいる人に恋をしたい。
はぁ。 疲れてしまう。こんなに心力が必要だったっけ?
泣きたくなる。いつだって。
泣けもしないくせに。
2005年08月23日(火) |
ありがと。楽しかったよ。ばいばいまたね。 |
生暖かい。 とりあえず、それが印象。
べたべたと纏わり付くソレが、垂れて口とか目に入ってくるのを あ。ちょっとやだなーって思いながらしばらく動かないでいた。
少しだけ飲み込んで、のどの奥に引っかかるのにも、 ちょっとした嫌悪感を抱きながら、大丈夫わたしきっと笑えてる。
最初に言い合った。
お互い楽しければ良いじゃん。それで。
バカだなって思う。 お前が言うのかよ。って。
そんなところも嫌いじゃないけどね。
うん。だからすごく楽しんだし、面白かったよ、本当に。久しぶりに。
でも、もうお終いにしようね。 これ以上は飽きちゃうから。わたしが。
名残惜しいって思ってるくらいが丁度良いと思うんだ。
8月の最後の日に。 その日に最後にしようね。
泣きたいような気がする。
傷ついたんだもん。
それを選んだわたしを弱いと思うけど、すごいとも思う。
強がってるように見せるには、どうしたら良いんだろう?
とりあえず。煙草の吸える日々に戻りたい。
2005年08月18日(木) |
お友達としての関係。 |
手に入らないことを知ってる。 けれど、掠めることくらい出来るのも解ってるから、
ついつい手を伸ばしてしまう。
うっかり触れた肌の心地よさに、うとうとしながら、2度目の朝を迎えた。
昨日ほどの感慨はない。 よく眠ったせいか、2人だけで共有してる秘密の神秘性に酔ってるだけか。
ふわふわとした現実っぽくない、 この感じだけを愛していけたら本当に幸せ。
飽きてしまうのを、なにより怖がってる、なんて言ったら、 笑われてしまうのだろうか。
まだ大丈夫だよ、と言ってくれるのだろうか。
あの拒否的な温かさが好きだから、大切にしたい。
ずるい大人と騙されてるっぽいわたし、の関係。
都合の良い女になれれば良いな。
色んなもの全てを置き去りにして、それで快楽だけを追求した結果なのかと、 本気でそんなことを朝日を拝みながら思った。
車の助手席で。隣にいるのは、なんでこの人なんだろう。
楽しかった。ホントに。文句もつけられないくらい。 はしゃいで、おかしくて、帰りたくないってこんなに思ったのは久しぶり。
まだ一緒にいれるって解ったときに、あんなに喜んだのも久しぶり。
嘘をつき続ける。 それでも純粋そう、とか思われたいから。
こんなでも、案外綺麗だって言って欲しいんだもん。
こんな狭い場所で、なにしてんだ。わたし。ほんとに。 考えるとリアルにちょっと怖い。というか痛い。
生きていけるのかってレベルだ。
あの人の良いところは、求めないところだと思う。わたしを。
可愛いと好きを履き違えた感じが好きだ。 わたしじゃなくても平気なんだろうってところが好きだ。 女の人を抱くのを好きな男の人が好きだ。 全て終わった後に楽しい会話をしてくれる人が好きだ。 わたしを好きだと言わない人が好き。なの。
どうせなら抱かれたい。じゃない?
だめなんだ。
やっと解った。今これ打ち込んでてやっと解った。
バカなのかもしれない。
わたしは何も置き去りになんかできてなかった。 でも、そう思わないときっとどうにもできなかった。
泣きたいのかもしれない。(でも何に対して?) 怒りたいのかもしれない。(でも誰に対して?) 本当はただ嬉しいのかもしれない(けれどそれじゃ辻褄が合わない) もっと飛躍すれば単純に自慢なのかもしれない(そうだとしたらわたしの頭は悲劇過ぎる)
こんな自問自答を繰り返してた。ずっと。 おもったよりわたしはずっと暇で、そして多分、傷ついてた。
全てから見放される日がいつか来るんじゃないかと待ちわびてる。
そんな安心の仕方を、ちょっとだけ焦がれてる。
悪いことをしたつもりは、少しもない。 だから反省してるわけじゃない。
懺悔のつもりで、こんなバカなことを言ってるわけじゃない。
怖い。どうしよう。
出来るなら、わたしはこんなことに気付いたりしたくなかった。明白に。
結論は。ただ、眠い。
気が多いね、と言われたのが、まさかわたしのことだと思わなかった。 まったく。微塵も。本当に紙より薄くも思ってなかった。
気が多い?
可笑しくて笑ったわたしを、その人は一体どう評価したのだろうか。
わたしは。
わたしほど一途な人間なんて今までに一度だって見たことない。 鏡を見て確信する。
ほら、目元なんて一途そのものだ。
相変わらず大好きだ。 相変わらずグダグダするんだ。
今更、泣くし。 今更、落ちる。
いつだって、8年前に戻れる準備は出来てるよ。
20050807
お誕生日だったね。22回目だね。
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