独り言

2004年05月29日(土) 流星

星は流れた。あの場所の輝きを見ることは二度とかなわない。星の流れたわけを知るよりも大切なこと。それはあのルビーの輝きを忘れないこと。星の流れ着く先を知る勇気のない僕に出来ることはただそれだけ。流星のかけらを探して彷徨いいつか疲れて眠る日がくるまで 朝日の昇らぬ暗闇の中で月に抱かれる。



2004年05月28日(金) 結末

君が出した最後の答えに僕は従う。始まりも終わりも君だった。せせらぎの水は騒ぐことなく大海に流れついた。



2004年05月14日(金) 決意

出会いの女神は確かに存在する。僕らは彼女のしもべにすぎない。時という魔法がちりばめられた世界に放り出された彼女のとらわれ人。答えなど見つけられるはずもない。彼女の敷いた先の見えないレールに導かれ僕らは歩んでいくだけ。
僕の出した答えに明日はないと君はつぶやく。
それでも僕の歩む道は決まっている。



2004年05月13日(木) 2003年6月からの空白

最後に見た君の悲しげな顔が今も僕の心を打つ。君を冷たく突き放したあの時からどれぐらいの時間が流れたのだろう。あの瞬間から無常にも二人の時間は空白の時を刻み始める。、そして僕の知らない君が生まれ、君の知らない僕が生まれた。旅路の終着はまだみえない。君の求めるものが僕の求めるものに少しでも近づけば、空白の時間は埋められるだろう。戒めの時がある限り僕らは会うことはかなわない。最後に見たのが、君の悲しい顔というのが、寂しい現実として僕らに影を落とす。


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夜露 [MAIL]

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