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◆ 蒼き稜線を求める旅へ。 |
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新しい山を見つけた 久々に心が踊る 果てしなく続く山並み 巨大な富士山 眼下の里の風景 不明瞭なルート 冒険だ 小さいながらの冒険をした 自分の五感が冴える すべての能力を使い果たし 何時間もの縦走をする まるで孫悟空の旅だ ちっぽけな私の 遥かなる旅 日帰りで終わっちゃうような ささやかな ささやかな 現実逃避の1日 2008年12月23日(火)
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沙 亜 子 は い ま だ 、 水 の 中 |
◆ 首が痛い。 |
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丁寧に生きなきゃなって思った 一生懸命とか がむしゃらとか そんなことじゃなく 丁寧に 何となくそう思った ふぅ。 2008年12月18日(木)
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沙 亜 子 は い ま だ 、 水 の 中 |
◆ 溜め息出す勇気もないよ。 |
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溜め息が出そう でも 出さない 出すもんか 踏ん張る力も出ない火曜日 明日も生きるんだ 2008年12月16日(火)
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沙 亜 子 は い ま だ 、 水 の 中 |
◆ ケーキに貶められる日々。 |
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知り合いが増える 大切な人が増える それはいいこと何だけど 段々身動きが取れない気がしてくる 自分のすべてを知られたくない ガードが堅くなる 素直な振りして 心が緊張してくる それでも 守りたいって思ってるんだよ だからなのかな 自分の澱みで 大切な人たちを汚したくないんだ 自分の弱さに溺れてるんだろうか 朝からケーキ2個食べた 最近過食気味 ストレスに 自分がかけた罠に はめられている気がする 脱出しなきゃ 抜けられないラビリンス 2008年12月15日(月)
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沙 亜 子 は い ま だ 、 水 の 中 |
◆ 地下深く眠る山椒魚。 |
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埋めたくって 埋めたくって 食べ続けてみた 果てることを望み 走り続けてみた 生暖かい欲望は 安易なことでは満たしきれない “人生、こんなもんだよ” 諦めてしまえばいい 諦めてしまえれば 平均以下の人生だって 100%の満足で満たされるはずなんだ 往生際の悪さ それが人生ーって 誰が言った? もう何十年も生きました 世の道理も 自分のことも 分かりすぎるくらい理解してます 澱み始めたら浮上しようともがきます 這い上がります その繰り返しの人生 最期の最期は? 最期の勝負な 私は這い上がれるのでしょうか 私の生命力次第でしょう 枯渇してます 枯れきっています 最期の天上は見ることは出来ない気がします 地下深く眠る山椒魚の気分 2008年12月10日(水)
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沙 亜 子 は い ま だ 、 水 の 中 |
◆ 熱く熱く。誰かに。 |
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激しくを人を欲す! 際限なく人肌を求める! ほんの少しでも誰かが隙を見せようものなら 厚かましく 弱点を狙うが如く 懐に滑り込もうとするだろう それ程渇いてるのだ 人というものに飢えているのだ 自分以外の誰もが 愛を苦もなく受け取っている気がする まわりを見習って 素直に振る舞い 愛を注いでいるつもりなのに 残ったのは疲れた心だけ 手を伸ばせば届くのです でも 純粋な心からではありません その澱みが躊躇わせるのです 歪んで行きそうです 歪みを認めると まっすぐに進めなくなるでしょう 高尚な理想など欲しくはないはずなのに 欲しいのは 私だけを熱く見つめる眼差し 迷いを忘れさせる抱擁 かりそめでお願い 永遠の振りをして 流星の閃光で! そして 消えてしまって 2008年12月08日(月)
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沙 亜 子 は い ま だ 、 水 の 中 |
◆ たった独りの冬が。山にはあります。 |
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走り続けていると 仲間が、知り合いが増えます 増え続けます 走る世界は 圧倒的に男性が多いので 男性の知人は日に日に増えて行ってる感じ 顔と名前が一致しなくなってきて やがて 結局独りがいいやと落ち着きます 昨日はあまり人の入らない山を走りに行きました 山がいいのは 独りっきりを味わえるから 仲間が好きと言いながら 独りになると やっと自分に帰れる気がする それは小さな罪悪感 知り合いが増えすぎて すべての人に不快感を与えてはいけない気がして 常識人の振りをしました 特定の 特別に 心を注ぎたい人がいます でも 周囲に知られてはいけないんです ばれないように ばれないように気を使いすぎて 人を避け始めています また たった独りの冬が来ます 2008年12月07日(日)
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沙 亜 子 は い ま だ 、 水 の 中 |
◆ ロードに溢れる。幸せという華達。 |
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最後の東京国際女子マラソンが終わりました。 小さな、小さな幸運が積み重なり 出走することが出来ました 世界中のありとあらゆるモノたちにありがとうと言いたいです ぽんこつな私の体では 二度と国立競技場に立てないと思ってました もちろん孤軍奮闘しました 時間の許す限り、走り倒しました それはいつものこと 血を吐く覚悟くらいはあるつもりでした そんな私に 手を差し伸べたいと 機会を伺ってた仲間がいたのです みんな 私から声をかけることを望んでくれてました 私を助けたくて ずっと 息を潜めて見守ってくれてたのです いい人たちです それはまた 私の振る舞いにも通じることなのでしょう 私もまた 彼らに何かをしたくて 笑顔にしたくて ー自分の傷をいやすためであってもー それはの行為のお返しなのでありました 完走できた喜びよりも 彼等との そんな交流に心打たれる日々でした 当日は本当にたくさんの仲間に応援を受けました こんなちっぽけな私の 奇跡のような1日 ロードには幸せだけが落ちてました 2008年12月05日(金)
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