蓮華在水
傷跡|既壊地|未壊地
冷たい光が
私を照らす
都会の空は
切なくて
遠い
凍えた指先で
君の名を描く
冬の星座が
君を連れてくる
優しくしないで
冷たくしないで
放さないで
抱きしめないで
我が儘を言うけれど…
君を愛していたいから
いつだって
どこだって
飛んできて
私の傍に
メールでも
電話でも
今という時を
君と感じていたい
古い女よ
強がりで
脆い
このハートの燃料は
君という命
不安よ
君が居ない
何処に居るの
誰と笑って居るの
一人苦しむ哀れなら
いっそこの身を焼き尽くして
鈍色の空に溶けてしまいたい
そんな
冬の日
微妙
でも
分かるよ
ほら
瞳逸らさないで
巡り
流る
紅き
命
尽きる前に
君と…
眩む
誰か
この身を掬い上げて
人形の様に脆く儚く
剥落した欠片は 貴方の記憶 一夜の交わり
時を重ねることで 深めたかったの 貴方の中の私 会えなくても
もしも遠い未来にまた 出会えることがあるのなら あの頃の様に 髪を撫でて 肩を抱いて 額にそっと 口づけてくれませんか…
冷たい優しささえ美しかった 貴方 これでサヨナラ
貴方の未来に幸多からんことを
出会った場所で
永遠のサヨナラ
これも
運命
多くを語らないのは
怠慢じゃないわ
より深い絆が欲しいから
あの時繋いだ温もりを
いつか心に宿すため
君と一緒に居たくて
ちょっとだけ
ワガママになってみる
その愛を秤にかけて
いろはにほへとちりぬるを…
かりそめの世の夢うつつ
君恋しくば袖濡れて
色も変はらぬその瞳
いつみんとてか恋しかる
…あさきゆめみしゑひもせすん
混沌とした世界に
唾を吐く
消えてしまえ
こんな醜いイキモノなんて
美しい幻ばかりを追って
今日は
少し違ったね
君の優しさ
もっともっと頂戴
痛くて
淋しくて
出来るなら
その傷み
私に
君を守りたい
やってくる
音も無く
その脅威
お願いだから
触れないで
この身体に
お願い
私の大切な母体
安らぎの空間
君を感じているだけで
私は私で居られるよ
飾りなんて要らない
隣にいる君が
私の最大の宝物
私との時間は どんな価値ですか? 私との笑顔は どんな気持ちですか?
遠くても 届かなくても あの子よりもずっと ずっと 私 君を見てるよ 君を愛してるよ いつも隣で 静かに微笑んで ね…
私がその子に敵わないのは どうしてなの?
酷い言葉を並べないで
遠く見つめる
貴方に会えるの?
偶然と言う
運命
また抱きしめてくれますか?
寒空に
群れ何思ふ
都鳥
我が心内
たれや知りけん
わかってるの
そろそろ
ケジメをつける頃よ
アナタと私のフシダラな関係
想い
虚し
君は
遠く
遠く
遥か
彼方
笑う
笑う
ふわり
ゆらり
…好きよ
あわい
あわい
しろ
くれなゐ
しなやかに
きよらかに
そまれ
いのち
あるかぎり
かがやいて
その証を
君が居てくれる
ただ
それだけで
笑顔
勇気
心弾む
生き返る
不安
君が遠くへ行ってしまう
返信せよ
嫌よ
彼女となんて一緒に居ないで
私と一緒に
居てくれませんか…
コワイ
こわい
こわいコワイこわい
来ないで
いや
見たくない
聞きたくない
何もかも
要らないわ
何も
もう…
見たくもない
聞きたくもない
何も要らない
真っ白なの
もう
いや…
不安が渦巻くの
胸が痛い
君がみえなくて
どうすれば私
此処から脱出できる?
…教えて
ガンバろう
ガンバってるよ
ガンバってますよ
私は
私に足りないのは
ちょっとの勇気と
度胸
月下 心に映ろう 愛しき君
昨日とも今日ともわからぬ 境無き日々の狭間 本当に大切なのものさえ この心には視えぬ 悲しい月夜
2005.1.1 23:13
あの時 君が居てくれたなら 私は迷わず その安らぎに その優しさに 飛び込んだだろう
受話器の向こう側 戸惑う君 我儘を許して どうしようもない女
でもね 君を感じているだけで 不思議 心安らぐのよ
離れたくないわ いつだって 繋がっていたい 心も 身体も これ以上の幸せは 一体何処にあるだろう
祈りを捧げる 君との明日 君との時間 永遠でなくとも 仮初めの世であっても ずっと一緒に ずっと一緒に居ようね 恋い人よ
いつもいつも ありがとうね… 今年もたくさん困らせるけど 愛想尽かさないで その優しさで 私を抱きしめていてね
螺旋階段の様に
終着点は無い
この暗黙は
いつ果てるとも分からぬ
何を欲しているのかも分からぬ
あらたまの年に
何をか祈らん
君よ…
我を救いたまえ
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