蓮華在水
傷跡|既壊地|未壊地
おいしいね
頬張る君の
無邪気さに
揺らめくこころ
初夏(はつなつ)の恋
やわ肌に
君くちづけて
身悶えり
焦がる想ひぞ
天駆ける恋
私にも
そんなに優しい瞳を向けて
微笑んでくれませんか
愛し君よ。
もう
あの日には戻れないから
ただ
思い出を抱いて眠るよ
いま
きみが永遠になる
ぎりぎりまで
いけるかしら
いつか
わたしがわたしで亡くなるその時まで
私が亡くしたものを
拾い集めて
どうしてキミは
それほどに強く在れるのですか
私を惹き寄せる魔力
許してなんて言わないわ
私が悪いの
もう
何も言わないで
言葉の刃を鞘に隠して…
忙しいのは
醜いこと
感性を抉り
心を荒ませてしまう
生命には
ゆとりが必要不可欠です
夢に見た未来は
どこにあるのだろう
美しい言葉が
五月雨のやうに
私を浸してゆく
偉大なる
人類の宝よ…
誰も
満たしてはくれないのよ
わたし
まだ見ぬあなたに恋焦がれているの
君恋ひし
ゆらり睡蓮
霧となす
いま
私を掬い挙げて
君の
安らぎが欲しい
どうにも
諦められないのは
あなたの魔法
視線がぶつかる
もしも今
その言葉が聞けたら…
砕けてしまいそう
待ちわびて
君恋ひしがる
梅雨休み
二十歳を過ぎて
ふざけてでも
『結婚しよう』なんて
キミが初めてよ
そんな
無邪気なキミが
近頃気になります
信じてた
誰よりもいちばん
一体どんな顔で話すの?
受話器ごしの声
今直ぐ
訳を聞かせて…
私は傷付いたわ
あ、
貴方のことを想い出した。
今すぐに
声が聞きたい。
あなたに似た人よ
私は
生きながら地獄に居る
君の時間と
私の時間
速さが違う
温度が違う
私たち
同じ時空を生きているのにね
もう
おしまいにしよう
君を傷付けるのは
僕を傷付けるのは
悲しい言葉ばかりを並べて…
わたしは
誰の味がしますか
あなた?
貴方?
それとも
アナタ…?
色んな言葉は要らないから
ただ傍にいて
私を抱いていて
尽きるまで
どこまでも
着いて逝くよ
君の為に…
わたし
玩具じゃないのよ
でも
貴方のたった一つの玩具で居たい
抱きしめて
離さないで
一瞬先の未来が
貴方を葬り去ろうとしても
離さないで
愛しき人
私を
離さないで
共に果てるまで
2004年06月03日(木) |
クラシックショコラ。 |
汲み取って
ココロの内
どんな時も
君が愛しい
隣に居ない淋しさ
隻手の声を聴け
君 如何にして
その悟りを説かんとす
我 此処に在り
いざ
この手を握れ
欲しいんじゃない
ただそこに
在ればいいのよ…
君という人が。
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