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2010年06月07日(月) ■ |
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Vol.763 俺の履歴書 |
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おはようございます。りょうちんです。
実家の引き出しの奥から、俺が大学時代の就職活動の時に書いた履歴書が出てきた。以下、その抜粋である。 【研究課題】方言の分布に注目し、その中でも私の生まれ育った千葉県において、現在でも使われている方言の地理的分布図を作成する研究を行っております。方法は、千葉に住むさまざまな人に方言に関するアンケートや実験をして、どの程度の人がどのような方言を使用しているのかを調査し、そのデータを元に地図化を行います。 【授業以外に力を注いだこと】コンビニエンスストアとピザの宅配のアルバイトに力を注いでいます。どちらとも基本はスマイル。どんなお客さまに対してもさわやかな笑顔だけは忘れないよう、日頃から心がけています。また、チームワークもとても大切なので、他の人のミスも的確な判断によってカバーし協力しあう力も培ってきました。 【趣味】旅行することを以前からの趣味としていますが、特に温泉巡りをすることが大好きです。大学に入ってからは、全国約30ヵ所の温泉地を巡りました。 【私の長所】誰に対しても裏表がなくとても親しみやすいという性格を、今までのアルバイト活動やサークル活動などを通して活かしてきました。そのため、多くの友人に恵まれています。また、自分の意見をしっかりと持ち、イエスかノーかをはっきりと表すことができます。そして何事にもプラス志向で物事を考えることを、常に心がけています。 そうだそうだ、思い出した。大学4年生のちょうど今頃、俺は毎日就職活動のために奔走していたっけ。紺色のリクルートスーツに身を包み、初夏の風を切りながら就職活動で忙しく走り回っていた。万年筆で丁寧に書かれた履歴書が、あの頃の懐かしい記憶をよみがえらせる。 就職氷河期と叫ばれて久しい。先日も就活中のバイトのOさんが、履歴書の書き方で頭を痛めていた。参考になるかどうかはわからないが、今度俺の履歴書を見せてもいい。でも、履歴書と一緒に出てきた未開封の成績証明書は、見せない方が良いと思う。
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