2004年03月18日(木) |
表示形式を追加できません |
知り合いのTさんから電話。「エクセルで罫線の色を変えようと思うのだけど、表示形式を追加できませんというメッセージが出てしまう、どうしたらよいの」とのこと。 私は初めて聞くエラーメッセージだったので、あれやこれやを確認して、後ほど電話をかけなおすことにして、ひとまず電話を切りました。
早速インターネットで検索。「エクセル 表示形式を追加できません」のキーワードでマイクロソフトのサポート技術情報のページがヒット。
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;213904
以下、その説明の概要です。 -------------------------------------------------------------- この現象は、ブック内でセルの書式の組み合わせが約 4,000 を超える場合に発生します。1 つのセルに適用されている複数の書式の組み合わせごとに数えられます。この組み合わせには、すべての文字設定 (フォント、フォント サイズ、斜体、太字、下線など)、罫線 (位置、太さ、色など)、セル パターン、数値の表示形式、配置、セルの保護などが含まれます。
注意: まったく同じ書式を複数のセルが共用している場合、それらのセルは 1 つの書式の組み合わせを使用していることになります。しかし、各セルの書式に違いがある場合、それらのセルは異なる組み合わせを使用しています。 回避策 頻繁に使用するフォントはスタイルで標準フォントに設定、罫線の種類はできるだけ統一するなどし、書式を標準化してください。
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要は、書式の組み合わせが4000を超えるとダメよ、ということらしい。 複雑な帳票を作るために、セルのサイズを微小にして、シートをあたかも方眼紙のようにするという手法を使い、なおかつ複数のシートにまたがった処理をしていると、確かに書式の組み合わせが4000を超えるかも。 4000とは途方もない数のようにも思えるけれど、インターネットで検索をかけるといろいろなページに記載があったので、お困りの方は多いのでしょうね。 従来の手書きの帳票そのままを、エクセルできっちり表現したいと思うと、縦にも横にも細かな線がいっぱい。 1枚に収まらなければ、2枚にしたらとも思うけれど、日本人は本当に几帳面な民族。1枚に収められるものは、収めたいのだな・・・。 エクセルの開発者もびっくりの使い方なんだろうな。
2004年03月14日(日) |
CDドライブが・・・。 |
知人のT家にはパソコンが3台。Macが1台と、2台のWindowsノートパソコン。1台はMe、もう1台はXP。 このうち、MeのCDドライブが半年前から不調とのこと。 見せていただくと、確かにマイコンピュータにCDの場所が表示されない!! 「ドライバーの問題か?」と一瞬疑ったけれど、こういう場合の「基本のキ」。装置自体の接続具合に問題がないかどうかを確認。 SonyのVAIOですが、CD装置が取り外せるタイプです。いったん取り外して、再度装着して電源をオン。 すると、ちゃあんとマイコンピュータにCDドライブが表示されるじゃありませんか。めでたし、めでたし。
「プリンタの電源が入らない」という場合も、まずはコードの接続具合を確認すべし。 パソコン自体の電源が入らない場合も同じく。
つい数週間前のとある講座でも、キーボードから何も入力できないという現象が。これもなんのことはない、パソコンの裏側のキーボードの差込口がぐらついていたのが原因でした。
先月中旬からスクールの3階建てビルがあれこれ大変でした。 火災警報機が鳴りました。表示板を見ると、現在は使用していない1階奥の部屋を示しています。火の気は全くないのに変だなと思って向かってみると・・・(向かうにも入り口付近の雪をよけなければならず、ここでもう力が尽きそうでした)。 天井から水がポタポタ。警報機は電気系統の異常を示したようでした。 ひとまず火事ではないにしても、なぜここから水が・・・。 この位置には給排水の管はないはず。変だな。変だな。
給排水の関係ではないとすると、すが漏りか、結露か。 築18年ともなると、確かに屋根の防水処置もあやしく、しかも今年の大雪ではすが漏りも十分考えられます(一応、鉄骨のビルだけどね)。
知り合いの屋根やさんのNさんに来ていただくと、やはり屋根じゃないかなとのこと。 屋根だとすると、雪をおろして防水処置をし直さねば。 雪をおろすといっても、ハシゴで上がるしかない3階屋上。ど、ど、どうやって・・・。
結局、この時点ではたまたま暖かい日が続いていたので、このまま雪はおろさなくってもよいか。雪が融けた時期に、屋根の補修だけ考えようか、という結論に。
ところが、2月23日の大雪で、事態は急変。天井の雨漏りは相変わらず止まっておらず、やっぱり雪をおろさなきゃだめかな・・・。 知り合いの土建屋さんおKさんに頼んで、とにもかくにも人海戦術で雪おろしを決行。
しかし、雨漏りは止まらず。 凍っている分が融けている間は仕方がないかも、と思っていたら、雨漏りはひどくなる一方。
これはこのビルの建築業者M建設さんに来ていただくしかないと電話をすると、すぐに来てくださり、ざっと見ていただいても原因は特定されず。Tさんの見立てでは「7:3で結露かな」ということではありました。 翌日、M設備さんと一緒にやってきたTさん。てきぱきM設備さんに指示を出します。「原因がわからないことには直しようがないから、天井、壁、床、どんどん壊していいから」。隣で聞いているオーナーの私、ちょっとハラハラしたけれど。
水漏れの個所がだんだん絞られていくにつれ、当初の結露よりも給排水関係の方が怪しいということになりました。決め手となったのはTさんの耳でした。 壁の向こうのかすかな「ポタポタ」という音を聞き取ったTさん。その壁の向こうには2階の住宅のボイラー管が。壁を壊してみると、「ここだ、ここだ、見つかった」。
あとは管に応急の処置をして、今日のところは終了。 コーヒーでも淹れましょうかと用意して2階に向かうと、オカリナの音が聞こえます。M建設Tさんのカバンにはいつもオカリナが入っているらしく、アメージンググレースなどを演奏してくださいました。オカリナよりは聴診器を入れておくべきだよなとは思ったけれど・・・。 ビルがどんどん壊れていってどうしようと夜も眠れなかったのを究明してくださったTさん、どうもありがとございました。 (請求書を思うと、やっぱりしばらく眠れませんが)
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