2002年11月28日(木) |
ゲームのカセットのように |
パソコンの性能はとどまることを知らずに向上し続け、10年前のパソコンはもはや縄文時代の代物。10年前のパソコンを引っ張り出して使うのは、かまどに火を熾してお釜でご飯をたくような作業で、さすがにそれをしようとは思わないけれど、シンプルな使い勝手がなつかしく、案外それもよいかもと考えてしまうこのごろ。
例えば、一太郎の仕事をするよ、というときには一太郎のディスクを入れます。ロータス123のときはロータスのディスクを入れます。という具合に仕事に合わせてその都度ディスクを入れていたわけですが、間違いようがなく、あのファイルはどこ、ということもまずありませんでした。 いちいちディスクを入れるのはめんどうなので、そのうちハードディスクなるものが登場し、そこにどーんと入れておけるようになったわけですが、ファイルの検索、バックアップ……と、使いこなすにはそれなりの知識を必要とするようになりました。
幼児でも遊べるテレビゲームは、ゲームのルールは複雑でも、テレビにゲーム機を接続しておきさえすれば、遊びたいゲームのカセットなりCDなりをセットすれば、悩まず画面は開かれるわけで、パソコンもそうだとわかりよいのにと思ったりします。 年賀状を作りたいときには年賀状のカセット、表計算をしたいときには表計算のカセット……。
ネットワークが当たり前の時代とはいえ、そのおかげでセキュリティ対策もとどまることを知らず……。何だかなあ……。
2002年11月27日(水) |
ファイルを「開く」か「挿入する」か |
「ファイルを開く」操作で、ファイルが見えるということと、ファイルが開けるということは別の次元の問題。開いてはみたものの、数字とアルファベットしか表示されないとか……。 私にも初心者の頃がありまして、そりゃ初心者の頃には随分やらかしました。「開く」でファイルが見えているのだから、開けないはずがないと……。 多くのアプリケーションは、ファイル名の下のファイルの種類欄で開くことができるファイル名に制約をかけた状態が普通ですが、「すべてのファイル」としてしまえば、その場所のすべてがこれまた見えてしまうわけで、じゃあ開けるの?というと、これがまたそうではないわけで話がややこやしい。
開くことはできないけれど、オブジェクトとして挿入することだったらできる、というものもあるわけで、ますますややこやしい限り。
ワードに図を挿入したい場合、どこかに保存されているファイルであれば、「挿入」−「図」−「ファイルから」と進むわけですが、ここまでたどりついても、一体その「図」がどの場所にあるのか、が理解できていないと、その先に進めません。
どのドライブの、どのフォルダの中の……、「エクスプローラ」を使って説明するのがわかりやすいかな、とも思うけれど、初めて見る方にとってはかえって混乱の極みとなってしまうかも……。教える側も四苦八苦です。
昨日のみぞれが本格的な雪に。湿った雪はスノープッシャーで押していくのもままならず、スコップですくっては運ぶ作業となりました。 日中、もうやみそうと思っていたので、さほど気にもしていなかったのに、6時過ぎ、「さて、とかちプラザに行くか」と窓のカーテンを開けてみると、「あれまあ、すごい雪」。
プラザの講習を終えてNさんと外へ出ると、「ぼたん雪だねえ」、「こんな雪、帯広じゃそう降らないよね」、「でも、なんでぼたん雪なの?」、「ぼたんの花のようだからじゃない」、「ぼたんの花ってこんなに小さくないよね」とわけのわからない会話を続けながら駐車場へ向かったのでした。
広辞苑を引きました。「牡丹雪−大きな雪片が牡丹の花びらのように降る雪」とありました。牡丹は切り花でしか見たことがない私。切り花でもなかなかお目にかかれません。Nさんによれば、紫陽花ぐらいの大きさの木だそうです。
そうか、牡丹の花びらが舞うような雪なんだ。 このぼたん雪、家に帰り着いてからの除雪がまた大変。重いのなんの。 「雪がなけりゃ、まだ自転車で頑張るのに」と嘆くNさん。もう根雪だよねえ……。
帯広を5時過ぎに出るころからみぞれで、これから1時間のドライブ&帰路の9時過ぎのドライブを考えると、行きたくなあーーーい。 今日は私の目論見としては、Tさんの車に便乗してU町まで行こうということだったのに、TさんはS町の仕事が入ってしまい、自力で行かねば……。のんきに助手席のはずが、Tさんのピンチヒッターにお願いしたYさんを助手席に乗せていくことになり、無事帰りついた今は、かなりほっとしております。
途中、落ちてる車もあり、こわーーー、という路面状況。見事なシャーベット。雪も吹き付けてくるしさ。いつもは1時間を切って帰ってこれる道のりが、1時間半ぐらいかかってしまいました。
しかし、長い道中も明るいYさんの飽きないおしゃべりであっという間でした。あれこれ趣味が多彩なYさん。お互いに好みの映画の話になり、私、「アザーズ、おもしろかったよ!」、Yさん、「アザーズって、誰だっけ、トム・クルーズの元妻の…」、で、私も出てこなかった。「帰り着くまでに思い出すからね」と言っていたのに、私が思い出したのはYさんを降ろした後。「ニコール・キッドマンだよ、ニコール・キッドマン!!」
しかし、こんな悪路を、しかも10時過ぎても走らなければならない私たちのお仕事って一体何なんでしょう……。体力勝負だとはずっと思っていたけれど、パソコンのスキルよりも、運転技術がないとやっていけないよーーー。
2階の住宅を短期だけれども借りてくださる方が見つかり、23、24の連休は片付け作業に終始しておりました。 何が苦手って、物の整理ほど苦手なものがない私。手伝いにかけつけてくれた友人、知人にもあきれられ、私自身、あまりの情けなさに泣きたくなっちゃったよーー。
しかし、苦手と思う人がいれば、全く逆で「お掃除大好き」という人も世の中にはいるわけで、ありがたや、ありがたや。持つべきは友人だにゃあ。 どうしようもなかった台所を見事に片してくれたSさん、ありがとう! お風呂、トイレをピカピカにしてくれたNさん、ありがとう! 荷物置場になってしまった3階を再び生活できる場にしてくれたIさん、ありがとう!!
一生懸命働くから、誰かお嫁さんに来てくれにゃいかなあーーー。
2002年11月23日(土) |
プリンタのインク売場にて(その2) |
Bさんのプリンタ、結局プリンタのカートリッジを丸ごと預かりました。電器屋さんに着いて、まず私のやったこと。レジに直行して「あのー、これ間違って買ってしまったんですけど、返品していただけますか」とお願いすること。もちろんレシートはとってあったので、すぐに840円プラス消費税を返していただきました。
次に、「このインクカートリッジなんですが・・・」と見ていただくと、「インクは空ではないですね。全く黒が出ないところを見ると、カートリッジごと交換ですね」とのこと。しかし、このカートリッジが高い。黒、シアン、マゼンダ、イエローの4色のインクタンクがセットになっているとはいえ5500円もするのです。
電器屋さんからBさんに「これこれこういうわけで、5500円もするのですけど、買っていっていいですか」と確認の電話を入れました。もちろん、このカートリッジに古いインクをセットして、新しいインクは封を切らずにおけばよいわけですが。
そもそも、プリンタは使用頻度が激しいと、あちこち障害が出るものですが、あまりにも使わずにいても、結局ヘッドがだめになってしまって、こういう目に遭うわけです。 年に一度、年賀状のシーズンだけ電源を入れていては、だめですよ!!
2002年11月22日(金) |
プリンタのインク売場にて(その1) |
池田町のBさんのプリンタ、何としても黒が印刷されません。タンクは空ではなさそうなのに。幾度かヘッドクリーニングを試みるも、状況は変わらず。「今度来るときに黒インクを買ってきて、取り替えてみましょう」と告げたのは確か10月の末のこと。 月日のたつのは早いもの。もう明日が池田に行かなければならない日。
電器店に立ち寄り、ずらりと並ぶインクの中からBさんのプリンタの型番を探します。同じ型番は見つからず、Canonのカタログを見てみると、それは○○番のものでOKということがわかりました。○○番を探すこと数十秒。あったあった。レジで840円プラス消費税を払い、お店を後にしました。
さて、Bさんのお宅におじゃまして、インクを取り替えましょう、と思いきや、オーマイガット、なんと私は「黒」ではなく「シアン」を買ってきてしまったのでした。 ○○番ですっかり「これこれ」と思い込んでしまった私。「Bさん、ごめんなさーい。また、来週でも間に合いますか?」とお訪ねすると、「ああ、大丈夫、大丈夫」とニコニコしながらおっしゃってくださいました。 今日もまたケーキを用意してくださっており、帰りに町民還元用のワインまでお土産にいただいてしまいました。プリンタがすっかり直っていればそう遠慮もしないところでしょうが、これではあまりにも申しわけありません。でも、Bさん、「こうしておけば絶対に直してくれるだろうから、手形を入れておくようなものだ」と、やはりニコニコおっしゃってくださるのでした。
今日はとある団体のエクセルのデータベース機能をあれこれご紹介という講座でした。 エクセルのデータベース機能はすぐれもの。オートフィルタなど、考えた人は、ホント、えらい!と思います。
表計算といえばちょっと前まではロータス123だったのに、これがWindows版になり、どのバージョンからだったか、データベース機能がアプローチという別のソフトの仕様になってからというもの、ロータスはとても使い勝手の悪いソフトになってしまいました。 それとは対照的にエクセルのデータベース機能はオートフィルタを初め、集計、さらにはピボットテーブル、どれも理解するのにそう時間を要しません。データの並べ替え、検索というのはコンピュータの一番得意とするところです。同じことを表現するのに、なぜロータスはあれほどまでにユーザーに苦痛を強いるソフトとなってしまったのでしょう。
エクセルとて、本格的データベースソフトではないわけで、そうなったら「アクセス」の出番です。お客様から「あれをこうしたい、ああしたい」という相談を受けて、「それってアクセスの方が……」ということもよくあります。アクセスに歩を進める前準備として、まずはエクセルのデータベース機能を使いこなしましょう。
2002年11月20日(水) |
テキスト作りの舞台裏 |
今週からスタートの講習が2つあり、いずれもテキストをオリジナルで用意しなければならず、ちとしんどい毎日です。
このテキストを作成するという作業、元になるテキスト(文字)部分はスタッフに入力しておいてもらったりするのだけれど、どの場面でどの図が必要かというのは、実際に指導に当たる私でなければ判断が難しいし、そもそもどのレベルまでの説明を盛り込むかというのも判断に迷うところで、作業は一向にはかどりません。1日のうちの丸々数時間をテキスト作成に費やせない私ですが、まとまって考える時間がないと、これまた非常に中途半端な出来のテキストしかできず、いつも反省の日々。
友人のお嬢さんが美術系の学校で学んでいるのだけれど、「展覧会に出品する絵になかなかとりかかることができないでいるようで、心配だあ」といつも言っています。お嬢さんの構想が決まるまでの産みの苦しみ、わかるなあ。
たかがテキスト、されどテキスト。頭の中で「こんなの」というモヤモヤした構想はあっても、もっといいアイデアがあるかもしれないとか思って、なかなかとりかかれないのです。それが、期日が迫ってくると、しゃあない、ここで、この手法で手を打とうかとなるわけで、そうなると一気に進むわけです。始めると楽しいです。時間を忘れての作業となります。
いつもそう。たっぷり時間があるうちにやっておけばよいものを。でも、たっぷり時間があるときは、モヤモヤしてるだけで、「ピカッ、これで行こう!」とスパークするような瞬間がやってこないのです。そんなものだよね。
たぶん白鳥だと思います。
先週のことなのだけれど、夜のIT講習会を終えて、とかちプラザを後にしたときに、何気なく見上げた空のはるか高いところに七、八羽の白い鳥の隊列が…。 あっという間にビルに隠れて見えなくなってしまったけれど、たぶん白鳥。
この寒空を、しかも夜でも飛んでいくのですね。飛んでいくとは聞いていたけれど、実際にこの目で見たのは初めてで、感激しました。
寒かろうが、夜だろうが、多分、南に向かって風に乗っていける気流をつかまえてこうして旅を続けるのでしょうね。「寒い、寒い」と嘆く我が身に渇!
朝の相棒レンとのお散歩が日課の私。外に出てみると、「何、これ、ツルツル!!」。で、すぐに「やばっ、タイヤはきかえなきゃ。今日はU町まで行かなきゃならないし…」というわけで、散歩から帰るとすぐに冬タイヤを積んでスタンドに出かけました。
極度のアイスバーン恐怖症の私は、「タイヤ、替えようかと思うのだけれど」とスタンドのお兄さんに伝えると、「これならまだ大丈夫っすよ」というお返事。本格的な雪が降るまではとりあえずこれで走ることにしました。
去年は11月中に本格的な雪が降ったよなあ…。 今年は札幌方面はもう大変なようだけれど、幾ら寒くても雪よりはいいよね。近場は自転車でまだ行けるしね。
2002年11月17日(日) |
「あと」は接続詞じゃない! |
札幌在住の息子Tは生意気にもWebページを立ち上げています。Tも日記を公開しており、よってお互いの動向を日記で探り合っているという変な親子です。 Tの日記はなかなか楽しいです。ときどき、「財布に300円しか入っていなかった」とか「行きたいコンサートがあったのに、貧乏大学生は行けない」とか、ちくっと胸が痛むフレーズもあったりもしますが。
誤字・脱字、変な言い回しも多々ありますが、まあ、日記だしね、見たい人が勝手に見ているだけだしね……、というわけで、そういうのは見なかったことにしていますが、「あと」を接続詞に使っているのはどうにも許せん。
今の若い子は普通に使うようですが、いつ、誰が「あと」を日本語の接続詞と認めたわけ? 話し言葉と書き言葉の垣根がなくなってきたのかもしれないなあ。話し言葉にしても、本当は違うよなあ。ラジオを聞いていると、「あと」を接続詞に使っているDJもいるけどね。 もう数年したらNHKのアナウンサーも「あと」と平気で言うのだろうか。言葉は生き物とは言うけれど、なんだかなあ……。
T君、頼むから、大学のレポートには「あと」を接続詞に使わないでね!
2003年2月7日、「一太郎13」が発売されるらしいです。 なのに、私はまだこの春に出た「12」でもたもたしております。 「12」が発売されたときにインストラクター用として安価に手に入れた「12」なのですが、これには条件があって、「12」についてお勉強して、インストラクター資格更新手続きをしなければならないのです。
この手続きをずるずる先送りにしていた私。ついに「更新手続きがお済みでない方は11月15日までですよ!!」というメールをちょうだいしてしまいました。 「さあて、一丁やるか」と思ったのが14日。早くに「12」はインストールしてあったのですが、何せ使用頻度の低い一太郎(昔はそりゃあ一太郎派の私でした)。「12」を気合いを入れて使うのは14日が初めてです(ジャストシステムさん、ごめんなさい!)。
ところが、「12」の製品添付のマニュアルがない! そういえば、いつぞやのパソコン仲間の会合に持って出かけて、それっきりどこにしまい込んだんだか……。 こうなったら出たとこ勝負です。
更新手続きはインターネットで行えるのですが、30問の「12」に関する問題に答えて、90%以上の正解を得なければいけません。 1問目、「12のインストールには何メガ必要か−3択」、この辺は簡単、簡単。しかし、「連番機能のうち、12から強化されたものは」、「12から文書の背景に使用できるようになったものは」などという設問は、「11」と比較してみなければわかりません。 「11」も起動して実際に操作しつつというとんでもない更新テストになってしまいました。(ジャストシステムさん、本当にごめんなさい!)
何とか30問をクリアして、「おめでとうございます」の判定をもらったときには15日になっていました。
いまごろナンだけど、「一太郎12」はすごいです。すごすぎです。 辞書をインターネットディスクを使って同期をとるなんという機能があったり、推測変換機能もますますレベルアップしています。これが「13」だと、さらに何がどうなるのでしょう…。
2002年11月15日(金) |
IMEパッドの使い方 |
浦幌町上浦幌地区のIT講習会2日目。 読めない漢字の出し方あれこれをお勉強。まずはIMEパッドを使って「手書き」を説明。
お母さんの隣の席でおりこうな小学校1年生のYちゃん。パソコンに余裕があったので、Yちゃんも操作しています。IMEパッドの使い方はあっという間にマスターして、習った漢字を次から次へと書いていきます。 続いて、「自分の名前を書く!」とうれしそうに挑戦。苗字はしっかり漢字で書けました。 続いて名前。Yちゃんの名前はひらがな。でも、このひらがなをちゃあんとパッドで書いて、候補に出てきたひらがなをクリック。大人は思いつかないひらがな入力方法です。 知っている漢字、名前を書いて、次はどうするのかなと観察していると、お友達の名前を次から次へとパッドで入力して並べていったYちゃん。「○○ちゃん○○ちゃん○○ちゃん」とびっしり20人分ぐらいの名前が並んでいました。
帰るときに「バイバイ」と手を振る姿がたまらなくかわいいYちゃんでした。
2002年11月14日(木) |
DVDって……(その2) |
DVDについての説明
DVDは「アスキーデジタル用語辞典」によると、CDを超えるものとして、次のように説明があります。
次世代の大容量CD(Compact Disc)。 現在のCD技術をリードしてきたソニーとPhilipsは、CDを超える次世代の大容量光ストレージとして、MMCDの開発を進めていた。またこれと同時に、東芝や松下などの家電大手ベンダは、共同でSDと呼ばれる次世代光ストレージの開発を進めていた。しかしこれら2つのグループは、'95年9月、MMCDとSDを共通化し、統一規格として次世代の大容量CDを製品化することを発表した。これが現在のDVDである。 DVDという名称は、Digital Versatile Disc(Versatileは「用途が広い」という意味)の略とする文献と、Digital Video Discの略とする文献が混在しているが、現在では「DVD」という固有名詞(略語ではない)とされている。 DVDドライブには、読み出し専用のDVD-ROM、ライトワンス機能を持つDVD-R、書き換えが可能なDVD-RAMがある。これらは、CDドライブでいえば、それぞれCD-ROM、CD-R、CD-Eに対応すると考えてよい。
パナソニックの関連ページで見つけた説明も載せておきます。
映像・サウンドのデジタル化が進み、インタラクティブ性が高まるAVの世界と、CPUの高速化・HDDの大容量 化、そしてアプリケーションの進化にともない、エンターテインメントとしてAVの世界も取り込み始めたコンピュータの世界。これらを融合するための環境は、すでに整いつつあるといえます。 しかし、さらに高品位化・高度化してゆく、さまざまなコンテンツに対応するためには、容量 ・フォーマットともに限界に達したCD-ROMなどのCD媒体に変わる、大容量のメディア媒体が必要不可欠となってきました。 そこで、AV機器・PC機器問わず、ハイクオリティーかつインタラクティブなコンテンツを提供するための、大容量 と優れたフォーマットを合わせ持つ「DVD」が生み出されました。 「DVD」は、映画・コンピュータ業界からのそれぞれの要望を満たし、将来のAV&PCのネットワーク時代を実現する世界統一規格なのです。
*アスキーデジタル用語辞典 http://yougo.ascii24.com/gh/toc/ab.html
*パナソニック「DVD」サイト http://www.panasonic.co.jp/products/dvd/index.html
「DVDって?」という皆様、参考になりましたか。 要するに次世代のビデオということですかね。 テープがMDになり、ビデオはDVDになり……。音楽・映像に関する技術はコンピュータの進化とともにまだまだ変わるわけですなあ。
2002年11月13日(水) |
DVDって……(その1) |
先月からパソコンを始められたOさん(60代)。初回のレッスンは教室のマシンを使ったのだけれど、次の週のレッスンにはマイパソコンを携えていらっしゃいました。今日が7回目のレッスンです。
ファイルをマイドキュメントに保存する方法 フロッピーに保存する方法 マイドキュメントにフォルダを作って保存する方法 「保存」「開く」に関しては毎週、少しずつ学んでいるのですが、やっぱりファイルの場所の切り替えや、フォルダを作成する方法はちと難しい。
今日はCDやDVDの話を少ししたのですが、「皆さん、パソコンで音楽CD聴いたことありますか?」とお尋ねすると、Oさん、「僕のも聴けるんですか」とおっしゃいます。「もちろん!!」。Oさんのパソコンを見てみると、CDドライブのところには「DVD」とも書かれています。「DVDも見れますよ!」とさらに続けると、「DVDって何?」と質問されました。
いいな、いいな、DVD。うちにはないのよ、DVD。ものすごーく見たいバレエのビデオがあって(アダム・クーパーが出ているの!)、来日を記念してそれまでビデオで5800円だったものが、DVD版2300円で売られているの! 欲しいな、欲しいなDVD。Oさん、パソコン1日お貸ししてくださいまし。
2002年11月12日(火) |
私は古いタイプの人間です |
何が許せないって、講習時間中にガムかんでる人。かんでるあなたは全く気にならないのだろうけれど、前に立って説明をしていると、くちゃくちゃ動く口元ほど目障りなものはないのです。
数年前のO町での講座でこんなことがありました。風邪をひいてしまってセキがとまらないNさん。講習開始前に「あのー、セキがとまらなくって、ノドあめなめながら授業を受けてもいいですか?」。「もちろん、もちろん」。こういう方もいらっしゃるというのに、マッタクマッタク!!
飲み物持参者も多い昨今。会場によってはPCを使用する関係上、飲食が全くだめというところもあり、ペットボトルをどんと置いてという方はそうお目にかかりませんが、ガムは気になるんだ、ガムは!!
先週、行きがかり上というかなんというか、とある会計ソフトのインストラクター試験を受験しました。 前期の決算書をもとに期首残高を入力し、部門の登録をし、期中の取引について1カ月分は取引合計入力で処理し、続いていよいよ10件ほどの仕訳伝票を入力し、それをもとに幾つかの分析をしていくというのが実技試験のおよその流れ。
試験日前の数日は、さすがにちょっと消化不良気味(胃が痛くなるということはまずない私)。数日前からしか勉強をしないからこうなるわけですが。 結果はともかく終ってホッ。こういうことでもないと、やる気にはならないしね……。
この試験にこぎつけるまで、P社のKさんには本当にお世話になりました。ありがとうございます!(まだ、この先もあるようですが……) 一緒に受けたKさん、これからもよろしくお願いします。
職業能力開発協会の検定試験でした、ワープロ部門、表計算部門、データベース部門、2・3級合わせて8名の方が受験されました。 皆さんはとてもよくできていらっしゃって採点が楽しみです。
3級は基本のレベルなので、練習問題で鍛えておけばなんとかなりますが、2級は範囲が広くなるので大変です。実技はともかく、筆記も難しい! 今回の試験でも、「OSの記憶領域の割り当てと解放……」なんという問題やインターネット関連で特にセキュリティ絡みの問題も多数出題されていました。 「何を材料にお勉強をすれば…」とよく聞かれるのですが、おすすめは「システムアドミニストレーター初級」の解説書です。
職業能力開発協会主催・表計算部門2級だと、例えばこんな問題が出てきます。 ◇商品の一覧表があります。商品にペン赤、ペン青、消しゴム、メモ帳などとあり、この中の「ペン」だけを単価の2割増しにする計算式を求めなさい。 商品名がA列、単価がB列に入力されているとすると、式はこんなぐあいです。 ◆ =IF(LEFT(A4,2)="ペン",B4*120%,B4)
B4*120%はB4*(1+0.2)としてもOK(もちろんB4*1.2もOK)。
ところが、試験に向けて練習に励むTさん。これをB4+(1+0.2)としてしまいました。 これだと、定価100円のものは101.2円にしかなりません。
仮に「*」を「+」としたとしても、表示された答えを見て「???」と気付かなければなりません。気付いて、「ああ、ここは+じゃなくって、*だった」と直せばよいわけです。 式を入れて答えが表示された時点で安心してはいけないのです。 数学的なセンスというのはこういうことを言うのかもしれない。おおよそ答えの予測はできる。それを導くための式が組み立てられるかどうか……。 幾ら難しい関数を覚えていったところで、基本的なこの感覚が欠落していると、実務では全く役に立ちません。
「受取拒否」と聞くと、すぐさま連想するのは住基ネット。普通、受取拒否は、受け取った側が「拒否」という行動に出るものなのでしょうが、今日は届けてくださった方が「『受取拒否』の扱いにしますから」と発言されて一瞬「???」となった私でした。
最近は本屋さんに本を探しに行くよりは、インターネットを利用することの方が多い私。2週間前に、池田のパソコンサークルの教材用にと年賀状のCDつきの本を12冊、インターネット経由で注文しました。1週間後に何の問題もなく届き、続いて同じ本を別の団体用に16冊注文しました。それが今日届く「はず」だったのですが……。
注文品の発送状況もWeb上で確認できて、今日届くなというのがわかったので、着払いの代金も用意して待っていると、日通のお兄さん、やけに小さなダンボールを手に現れたのでした。 私が「荷物はこれだけですが?」と聞くと「はい、そうですが」と、なんでそんなこと聞くのという顔で答えてくれました。「先週も同じものを頼んでいるので、こんなに小さな荷物のわけがないので、ちょっと空けて調べてみてもいいですか」とさらに続けると、一瞬ちょっと困った顔をされました。そりゃあそうですよね。さっさと代金を集金して帰りたいですよね。 でも、箱を空けてみるとそこには注文したものとは違う本が。そこで日通のお兄さん「『受取拒否』の扱いにしておきますから、いいですよ」とあっさりおっしゃったわけです。「拒否も何も、注文と違う品物が来ちゃったんだから、何とかしてよ!」と言いたいところですが、これはお兄さんに言っても仕方がない話。 かくして、都会から海をわたって峠を越えてやってきた羊たちの本は、「受取拒否」されて、再び峠を越えて、海をわたって都会に帰っていきました。
「誰だ! 間違って箱に詰めたのは?」と今ごろ叱られてる人がいるんだろうな。でも、あっちを向いてもこっちを向いても「羊」だらけのところで仕事をしている人もいるんだろうな。どの羊なんだかわからなくもなっちゃうよな。と、ちょっと同情。
帯広市IT講習会は11月で終了。私が担当する講座も今日からスタートのWORD、午前と夜の2講座6日間をこなせば終了。 夜の講座は20歳から61歳までの20名。平均年齢は、今年担当したどの講座よりも若いかもしれません。
20歳の青年の隣にはこれまたお若いお嬢さん。親しげに話をされていたので、「お友達同士で抽選に当たってよかったね」と言うと、「私は最初、ハズレたんだけど、急にキャンセルが出たらしく、受けられることになったの」とうれしそうに話してくれました。 20代前半の参加者は60歳代の参加者より珍しいので、「今までにどこかでパソコン習ったことはなかったの?」と聞くと、「進学校だったので、学生時代は全くやっていなかったので、テキトウにしかできなくって……」と答えてくれました。
よく聞く話で、高校時代はまるでコンピュータに縁がなかったのに、大学に入っていきなり手書きのレポートはダメということで、コンピュータを使わざるを得なくなった、大学では特にコンピュータの授業があるわけではないので、本当に「テキトウ」にやって間に合わせている……。そのまま就職したら、今度はコンピュータはできて当り前のように思われ……。 でも、「ちゃんと覚えたい!」と、こうしてIT講習なんぞに足を運んでくれるわけです。
お年を召した方の一生懸命な姿も感動しますが(講座にいらっしゃるお年を召した方は大概熱心で、最近の私は感動も薄らいでいるかも知れない……)、若者の一生懸命な姿もいいものです。 いつもの講座ではサラッと触れる程度の説明しかしない(時間的にできない)「タッチタイピング」の話を、いつもの倍の時間をとって説明した第1日目でした。
ずっと放っておいた更新作業。始めるとなかなか楽しいのだけれど……。 最近知人を通して紹介されたYさんの名刺には「WWWページコンテンツ制作」とあります。私はYさんにワードやエクセルの「技」(までいかない基本的なお話も含め)を伝授し、Yさんは私にWebページ(いわゆるホームページ)の作り方を伝授してくださいます。 「文字の間隔をちょっと変えただけでも感じが変わるよね」とか、「「戻る」ボタンの表現や置き場所は統一した方がいいよね」とか、「視覚障害者の方のためにも、画像にはテキスト表示がされるようにした方がいいよね」などなど…。
そのあたりは私もちっとはわかっていることだけれど、「ともかく悩むのは「色」だよね」と、Yさんと「色」の話で盛り上がりました。 白黒の世界だと、考えるべきはスペースのとり方。段落間のピッチや、インデントにちょっと気を配っただけで、ぐっとメリハリのきいた仕上がりになります。でも、これがフルカラーだと、1カ所色を変えただけでもすべてのバランスが崩れてしまうこともあります。 「慣れない間は色数は少なくした方がいいよね」という私の意見にうなずいてくださったYさんですが、「色彩検定受けようかな」ともおっしゃっていました。
調子が悪いのはうちのパソコンだけではなかった。生徒さんのTさんも、Fさんも…。
現金1割払い戻しセールで新型ノートパソコンを手に入れたTさん。今日は早速それを携えていらっしゃいました。 ところが、「家で練習していたら、文字は打てるのに、数字が打てない」とおっしゃる。 ノートパソコンの場合、Numキーを押してしまって、文字が打てなくなるというのはよくあるけれど、数字の「12」と打つと「ヘルプ」が表示されて、「5」だけ打っても「45」となってしまい、現象は他のソフトを起動しても変わらなかったので、「これはすぐに買ったところに持っていくべし。たぶん、そっくりマシンのお取り替え、となると思うから」と伝えるとTさん、今日のレッスンをキャンセルしてすぐにお店へ向かいました。やっぱりお取り替え、ということでした。
先日もFさん持参のノートパソコンの調子が何だかおかし。CDをセットしても、読み取ってくれません。違うCDを入れても、音楽用のCDを入れても、ディスクの回転音が聞こえず、「これはすぐに買ったところに持っていくべし」とやはり伝えて、こちらは預かり修理となりました。
うちのエプソンのノートパソコンはもう7年ぐらい使っているけれど、ちゃんと動くよ!(OSは95のままで、ときどきしか使わないけれど)最近のノートパソコンは見るからにひ弱だよね…。デザインはそりゃあかっこいいけど。
小泉淳作さんを特集した番組を見て感動した友人の「連れてって!」の言葉に、11月3日、総勢6名で中札内村小泉淳作記念館に行ってまいりました。 京都建仁寺の天井画「双龍図」の制作現場となったのが中札内村です。記念館にはこの「双龍図」の下絵のほか、初期の油絵と、大作「鳥海山」や「かぶ」などの日本画、挿絵が展示されています。
入り口横で、NHK日曜美術館で放送された小泉さんの番組のビデオを見ることができました。これが、感動物です。完成間近の「双龍図」、和紙の水の含み加減が下絵と異なり、雲の表現に納得がいかない小泉さん。「難しい」とつぶやきながら、小筆を使ってポツポツと墨を置いていくことにしました。白とねずみ色の微妙な境界を補正していくのです。気が遠くなるような作業です。芸術家だなあ。
量が量だけに墨をするだけで大仕事です。しかし、いい墨。塗り重ねていくと、光沢が出てきます。同じ墨だと思うのですが、それを水の含ませ方を変えて、淡い雲まで表現するわけです。
いつか京都建仁寺に小泉さんの「双龍」に会いに行きたい!!
ヤフーのオークションをときどき利用します。 初めのうちはもっぱら息子のおつかいでした。私の方がパソコンの前にいる時間が長いので、「最高価格はこれこれで、これに入札しておいて」と指示されて、わけのわからない雑誌だの、CDだのと数点、入札しました。 終了間際の攻防は、なかなかスリリングです。自分はここまで、と決めて値を入れるので、まず熱くなることはないのですが、世の中、「これをどうしても手に入れたい」と思う方もいらっしゃるわけで、私(というか息子)が設定した金額の倍以上になるものもあったりします。
ここ数週間で私がオークションで手に入れたのは、息子のおつかいで「DJミキサー」、これは2000円。 次が、子供たちの家のFAXフォン(10年近く使っていたもの)がだめになってしまって、その替わりにと探したFAXフォンが5000円。 続いて、ずっと欲しかったアジザ・ムスタファ・ザデ(カテゴリーで言えばジャズかな)の「ジャジザ」というCD。これはCDショップでも手に入るものだけれど、オークションで新品が300円ほど安く売られており、しかも送料込だったので、迷わず入札。
今のところ、お金を送ったけれど品物が来ないとか、とんでもない品物だったということもなく、そこそこの買い物ができているかなというところ。 アジザ・ムスタファ・ザデのCDは、もう最高です!!
ちょっと過激、もとい、かなり過激なタイトルですが、内容はどうってことないお話です。
地方での仕事となると、30分、1時間と車のハンドルを握らなければならないわけで、そんなときのお楽しみはラジオに限ります。もっぱらFM−ノースウェーブを流しています。 ノースでは国民的にヒットしている曲はまずかからず、よって平井堅の「大きな古時計」もモーニング娘が今どんな歌をうたっているのかも、全然知りません。
そのノースで最近よく聴くのがこの「肉体関係」(正式には「肉体関係PART.2)。初めて聴いて、もうはまってしまいました。 この曲が収められているCDというのが、「Rhymester/ウワサの伴奏〜AND BAND PLAYED ON」。グループ名Rhymesterはライムスターと読みます。
「肉体関係」のコメントをWeb上で探すと、次の記述が見つかりました。 「CKB(クレイジーケンバンド)のインスト曲にラップを入れた逆フィーチャリング曲「肉体関係part2」。横山剣さんもラップしていて、これが良い!」 そうそう、そうなの、そうなの……。
CDも買いたいのだけれど、もうすぐレンタルが開始になるので、まずはそっちでと思っています。
しかし、パソコン用語も難解でついていくのがやっとなのに、最近の音楽業界の用語もなんのこっちゃって感じですななあ。
趣味で野生動物の写真を撮っているKさん。このたび某所でミニ写真展を行うので、パネルの下に掲示する説明文を打ってほしいといらっしゃいました。
数枚の説明文の一つ、ゴマフアザラシのものです。 「知床の浜辺で、腋にゆったりと眠っていた!」 私は「腋(わき)って、この字をわざわざ使うかな」と思いながらも、ゴマフアザラシの赤ちゃんがお母さんの腋に寝そべっている姿を想像して打ち込みました。
受け取りに見えたKさん、「この月夜(つきよ)の字だけ、もう少し離してくれるかな」とおっしゃったそうです。私はちょうど出かけており、応対したうちのスタッフのSは、もう吹き出しそうになったのですが、同時に、Kさんはとてもよい人だと思ったそうです。ホントに!!
思い込みで打ってはいけないと、常日頃、皆の者を指導する私ではありますが、こういうこともあるわけです。皆さん、気をつけましょう!!
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