池田のサークルの学習会でした。メンバーのBさん(お歳は70歳前後だと思います)は、補聴器をつけていらっしゃいます。集団の講習についていくのは大変です。家のパソコンと学習会場のパソコンが違うこともあり、「家で同じようにやろうと思っても、なかなかうまくいかない」とかねがねこぼしていました。「31日なら時間がとれるので、会が終わってから見にいってさしあげますから」と約束していたのでした。 学習会が終わって、Bさんが運転する車の後を私もついて行きます。
Bさんのお宅の茶の間にセットされたパソコン。Bさんは囲碁が趣味で、インターネットで対局なさるそうです。その操作には特別困っていないのだけれど、印刷がどうにもうまくいかないとおっしゃいます。そして、IMEのツールバーも。
IMEの方はATOKになっていただけで、これはIMEを既定に設定して終了。 プリンタについてはテスト印字してみると、確かに黒だけ印刷できません。ヘッドクリーニングを何度か試みても状況は変わらず、「インクだけの原因ではないかもしれないけれど、ひとまず今度来るときに、インクを買ってきてみますね」ということで、診断終了。
さて帰ろうかなと思ったところへBさん、「すまないけれど、ビデオの調子も悪くてみてもらえるだろうか」とおっしゃいます。日付と時刻の設定を直せばいい状態なのはBさんもわかるのだけれど、どこをどうしたものか…、ということでした。 しかし、説明書がない! あるのはリモコンだけ。メニューと書いてあるボタンを見つけてあれこれ試行錯誤の上に日付の設定までたどりつくことができました。直りましたよ!! ニコッとうれしそうなBさん。
ぽつぽつお話を伺うと、奥様を昨年亡くされて一人暮らしだそうです。車の運転には支障ないようですが、足も少し不自由です。でも、身の回りのことは全部自分でやっていらっしゃるそうです。 そのBさん、お茶とケーキを勧めてくれました。「Bさんも甘いものお好きなんですか」と聞くと、「私は全然…」と。私のために買って用意してくださったのだと思うと、涙が出そうでした。
夕方、道銀に寄った帰り、信号待ちをしていると、商工会議所のKさん、Hさんがやってきて、ごあいさつをしているところに市役所のYさんもやってきて、「これはこれは皆さんお揃いでどうしたの?」と聞いてみると、GATE(広小路にオープンしたチャレンジショップ)に堀知事が来るので、動員されたということらしい。「博子さんも行こう」と誘われて、ちょうど空き時間だった私、一緒についていきました。
GATEの2階のトリニティ・カフェ(ケーキセット450円がお勧め)がお気に入りで、オープン後もちょくちょく通っている私。知事がお見えになるまで、やっぱりケーキでも食べながら待っていようということになり、市役所Yさんとカウンターに。 半分ぐらい食べたところで知事のおなーーりーー。 堀知事、GATEの1階をぐるっと周られた後、2階に上がってこられ、なんとお付の方に「コーヒー飲んでく時間ある?」と尋ねられ、私の横におかけになったのです!!名刺もいただいてしまいました。カウンターには市役所Yさん、私、知事、建築家のKさんという順で座っており、しばし街づくり談義となったのでした。 お付の方に「知事、そろそろ時間です」と促されて去っていかれました。
笑った話。 GATEにお店を出しているNちゃんと市役所Yさんの会話。 「知事が来るんだよ」という話を聞いたNちゃん。「エッ、石原裕次郎が来るの?」。「東京都知事は石原慎太郎だよ。来るのは北海道知事」「エッ、北海道にも知事っているの?」と言っていたらしい。まだ選挙権のないNちゃん。知事の名前を知らなくっても商売はできる! でも、おばさんとしてはこの国の行き先を思うと、ちょっぴり心配になってしまうのでした。
昨年入れ替えたパソコン4台のうちの1台が、ときどき起動しないときがあり、あれあれーーと思っていたら、ついに全く起動しなくなりました。こりゃあハードディスク(HD)がいかれたな。HDだけじゃないかもしれないし、まずはNECフィールディングに持ち込むか。 でも、待てよ、NECのホームページに不具合の情報が載ってるかも、と調べてみるとドンピシャ。PC−MA66Hのハードディスクの一部に不良品があるとのこと。該当品は無償交換という項目を見つけ、早速電話をかけました。
ここからが大変。動かないマシンの型名、製造番号を控えて電話をかけたのですが、ほかに3台あることを伝えると、その型名、製造番号も教えてくれとのこと。確かに、確かに。電話の線を思いっきり延ばし、パソコンの裏側に回りこんで小さい数字を読み上げていきます。はあーーー。 結局、該当するのは1台だけと判明。これは日通さんが回収に来てくれるということです。
苦労して伝えた製造番号だったのに、翌日サポートセンターから電話があり、「製造番号をもう一度お確かめいただきたいのですが」とおっしゃる。「12100193Bではないでしょうか」と。最後が「8」ではなく、「B」ではないかと。確かによく見てみると「B」でした。 「12100193B」と「121001938」という二つの製造番号が存在するとは思えないけれど、コンピュータはあいまいは受け付けないからね…。 とにもかくにも無償交換でよかった、よかった。 サポートセンターさんは、こういう事態が起きると大変だろうなあ。この処理のために何人の人が動いていることか…。
うちはパソコンが何台もあるので、1台の不具合で仕事がストップしてしまうことはないけれど、そうもいかない事務所も多々あると思います。どうしてくれると怒っちゃう人もいるだろうな…。そういうこともある、という前提で使うのがパソコンなのだけれど。
午前10時からホテルノースランドにて開催の「帯広市シルバー人材センター設立20周年記念式典&祝賀会」に出席。 センターさんには会員の皆様対象のパソコン講座でここ数年お世話になっており、鳥越理事長を初め、会場には知った顔がたくさん。式典は永年継続会員の表彰、砂川市長を初めお歴々の祝辞と厳粛な雰囲気で進みました。
会場を移しての祝賀会は、うってかわってにぎやかなものでした。本当に人材センターです。こういった催しは任せとき、の人材も豊富なわけで、司会の方もおそらく会員さんだと思われるのですが、とても場慣れしていらっしゃいました。祝吟あり、大正琴あり、日本舞踊あり、最後はキャンドルサービスか、と思うほど、本当に華やかな祝賀会でした。
何度か講座でお目にかかっている会員さんがかわるがわる私を訪ねてくださり、なんだか同窓会で生徒に挨拶される先生の気分でした。実際、そうかもしれないのですが、会員さんは私の恩師、父母と同年輩の方ばかりなのですから、なんだか落ち着かない気分でした。
私のお隣には会員歴が一番長いというMさんがお座りでした。Mさん、おもむろにポケットから金時計を取り出しました。「すてきな時計ですね」と言うと、裏を返して見せてくださいました。桐の紋と「内閣総理大臣」と刻まれているではありませんか。Mさんが取り出したのはこの金時計だけではありません。数年前に撮影されたとおぼしき胸ポケットに5つぐらいの勲章をつけたハガキ大の写真、さらに、数十年前のものとおぼしき同様の写真、さらにさらに六、七十年前の軍服姿の写真まで! 恐るべしMさん。 やっぱり人材に事欠かない人材センターさんでした。 とにもかくにも20周年、おめでとうございます!!
買ったのは私ではなく、生徒のKさん。Kさんは1週間ほど前にこの秋モデルのNECのノートパソコンを購入(LaVie T LT500/4D インテル(R) Pentium(R) 4 プロセッサ 1.50CGHzだよ)。いいな、いいな。 プリンタを決めかねていて、あれこれ相談されていたのですが(パソコンを決めるまではもっと時間がかかったのですが)、結局CanonのPIXUSに決めました。決定に至るまで、あれこれカタログを比較検討。それもお勉強のうちと、レッスンを兼ねての話し合いを持ちました。
さて、決めたはいいが、免許のないKさん。さらに、プリンタもドライバのインストールや何やら、つないですぐに使えるといえば使えるけれど、超がつく初心者のKさん、一連の作業を自分でやる自信は全くないわけで……。
結局、私が運転手&ポーターを兼ねてお店までお連れすることにしました。パソコンは教室に置いたまま出かけました。あれこれ設定は買ってきてから教室で、これまたお勉強を兼ねて、やりましょうということになりました。
車でショップまで行き、買い求め、戻ってくるまでに多分15分程度。 ここからプリンタの初期設定をあれこれ行い、パソコン側にドライバをインストールし、テストプリンタに至るまで、約1時間かかりました。
Kさん、USBケーブルをつなぐだけでも大騒ぎ。家に帰ってからの作業を考えて、私、ケーブルにプリンタ側の差し込み口の上の部分に○にプと書き、パソコン側の口には○にパと書いて差し上げました。 一つ一つのハードルをゆっくりゆっくり越えて、テストプリントまでこぎつけたときの喜びは、さっさかやってしまえる人よりも、数倍大きいに違いありません。
1日では覚えきれない、明日また来ますとプリンタを置いて帰ったKさん。初めのうちは「自分はパソコンを覚えるのに1年ぐらいは絶対かかる」と言い続け、「そんなこと絶対にありませんから」という私の言葉を信用していただけませんでした。プリンタを買った今日は、Kさんがパソコンを始められてから49日目でした。
久々に地方で速記のお仕事でした。某お役所の「地域の○○情報」(そう秘密のものでもないけれど)作成のために、地域の行政担当者と住民との意見交換会というもの。そこに、先月までスクールにお通いだったMさんがいらっしゃいました。町内会長さんだそうで、その縁で呼ばれたそうです。
普通速記者は黒子に徹するものなのですが、会議に参加される方と親しくお話をしてしまいました。「その後も、デジカメの写真の取り込みにチャレンジはするのだけれど、ちっとも思うようにいかなくって、また通いますから」とおっしゃいます。 速記だけで食べていけていたら、本当に黒子で終わってしまうのだろうな。今は人に会うのが仕事のようなもの。人と接する仕事はちょっと苦手だなと思って選んだのが速記だったのに、人生わからないものです。
帯広市IT講習のWORDで使用のテキストは盛りだくさん。テキストに沿って説明をし、説明を聞きながら皆さんに実際に操作を行っていただくということをほぼ2時間通してやらなければなりません。
受講者の皆さんは、説明を聞き、テキストも見て、実際に操作をしていく……、言われるがままの操作をしていけば、それなりには進んでいくわけですが……。机の間を回って指導するのはもっぱらアシスタントのNさん。私が皆さんのお席の周りをウロウロしていると、膨大なページのテキストがちっとも進まないことになってしまいます。だから、やっぱりひたすら「説明」に徹するわけです。テキスト以外のお話もあれこれ交えたいのだけれど、そうするとますます進まなくなってしまうので、そこはぐっと我慢。
せめて、皆さんに十分伝わるようにと、なるべく大きな声で、はっきりと、と心がけてはいますが、これを1日に2講座やるのは結構しんどいです。おなかがへるんです(これをしんどいと言うか!)。 でも、長年仕事のピークが午後7時から8時という生活を続けていると、この時間は全く食べる気にならないのです。講座が終わってからほっとして食べるという日々。なので、かなりな労働のはずなのに、ちっとも痩せないのです。
新得町IT講習会、エクセルの最終日。あれこれ関数が出てきて、表面張力で何とかもちこたえていた皆さんも「IF」にやられてしまいました。
ボーリングの2ゲームトータルの点数が400点以上なら「合格」そうでなければ「不合格」。 =IF(D2>=400,”合格”,”不合格”) ここまではまだ大丈夫でした。
続いて、2ゲームとも200点以上なら「○」、そうでなければ何も表示しない。 =IF(AND(B2>=200,C2>=200),”○”,””) ここで半数の方が泣きそうになり、
さらに、合計点数が400点以上なら「合格」、350点以上なら「惜しい」、350点未満は「頑張れ」。 =IF(D2>=400,”合格”,IF(D2>=350,”惜しい”,”頑張れ”)) となると、皆さん、泣いていました。
新得のIT講習のメインを担当するT先生は、左手薬指をドアにはさんで骨折してしまったのだそうです。骨折はさほどでもなかったのですが、爪をはがさなければならなくなり、これは痛い! たぶん、はさんだ直後より痛い! 泣きそうな皆さんを陰で支える私でした。
2002年10月18日(金) |
フロッピーに保存する方法 |
午後から池田のサークルの勉強会でした。 月2回ののんびりしたペースで、相変わらずワードをお勉強中。それでも、表作成は皆さんかなり上達し、今はクリップアート、オートシェイプなどの画像系のものをあれこれ学んでいます。 10人以上の方がいらっしゃるので、個別のご質問に細かいところまで2時間では対応しきれないのがなかなか難しいところですが、そんな中、Hさん、「筆王のことをちょっと教えてほしいのだけれど」とおっしゃいます。 Hさん、筆王(年賀状&住所録ソフト)で頑張って200人近くの住所を入力し終えたのですが、何かやって消してしまっては大変とフロッピーにとっておこうと思ったのだそうです。しかし、どうにもうまくいかないというのです。 手順を再現してもらうと、なぜかワードを起動します。「Hさん、筆王ではなく、ワードを起動するのはなぜ?」と聞きたい気持ちをぐっとこらえて、もうしばらく操作を見守っていました。 なんとHさん、ワードで筆王の住所録を開き、それを「名前をつけて保存」で3.5インチを選択して保存していたのでした。 「どうして、どうして、どうしてーーー」と「?????」な私。よくよく聞いてみると、フロッピーに保存する手順はワードでしか学んだことがなかったので、そうしなければならないものと思ったそう。 この作業を数回繰り返していたHさん。意味不明な筆王のファイルが幾つもできてしまって、Hさんとしても「?????」だったわけです。 筆王にはバックアップの操作が用意されているのですが、初心者の方には「バックアップ」なる言葉も「?????」だよね。
映画の「サイン」も見たよ! でも、今日のサインは色紙に書いてもらう「サイン」のお話。 10月10日、広小路にチャレンジショップGATE(ゲート)がオープンしました。GATEの詳細についてはホームページがあるので、そちらをご覧下さい。 http://www.gate-obihiro.com/ ゲートには企画段階からちょっぴりかかわっていたので、無事オープンすることができて、一安心というところです。
12日から14日にかけて、オープニングイベントがあれこれあり、今日14日はマウンテンバイクの世界チャンピオン有薗啓剛(ありぞのけいごう)選手のバイクトライアルのデモンストレーションがこのGATE前で行われたのでした。 商店街の瓦版「いらっしゃい」の取材も兼ね、写真の1枚も撮っておこうというごく軽い気持ちで見にいったのに、これがすごすぎ! 有薗選手、かっこよすぎだし、繰り出す技も半端じゃない……。もう一目惚れ! たまたまシャッターを押したショットがこれまたGATEをバックにピタリと決まり、1回目のショーが終わるとすぐに家に戻って、A3判にプリントアウトしました。
2回目のショーの後に行われたサイン会にこの写真を持参し、しっかりサインをもらいました。GATEの関係者の皆様に配ってもよいなと思って、1サイズ小さくプリントアウトしたものも20枚ぐらい用意して、これにもサインをもらいました。ウキャーというくらい、幸せなひとときでした。 この日記を書いている今も、まだ幸せの余韻にひたっています。
札幌へ行ってきました。 先週入院してしまったカローラは無事に治療を終えて戻ってきました。 なんと、大雪高原温泉−帯広間の搬送費用はサービス! カローラさん、ありがとう!!
札幌では久しぶりにヨドバシカメラに行ってきました。 いつもながら賑やかな店内。 ソフトウェアのコーナーに、山積みにされた年賀状イラストデータCD付の本が並んでいます。 来月、あちこちで年賀状作成用の講習会をやらなければならないので、数ある本の中から3種類を仕入れてきました。いずれも1冊1000円前後です。
どの本も「筆まめ」「筆ぐるめ」「筆王」・・・、と数種類の年賀状&住所録ソフトに対応しています。1冊持っていると便利ですよ。 「筆まめ」や「筆ぐるめ」なども、数多くの画像が登録されてはいますが、どこにどの絵が入っているかを探すのが大変です。 こういう本だと、すべてのイラストやタイトルが見本を見ながら選ぶことができます。
それにしても、もうこんな時期なのね。
9月は1日しか日記を書きませんでした。忙しかったかなあ・・・。 今日は午前中、商工会議所ワープロ部門の検定試験でした。 検定試験のこともたくさん書きたいことがあるのだけれど、その後のプライベートな私をまずはご披露しておきます。
試験終了後に、友人とドライブに出かける約束をしておりました。特に行き先は決めてはいなかったのですが、友人の息子さん夫婦の住む旭川を目指し、行きは三国峠、帰りは狩勝峠というルートで、と決めてとりあえずGO。
三国峠を越えて15キロのところに私の大好きな大好きな「大雪高原温泉」入り口の看板があります。友人も「一度行ってみたかったところ」と言うので、寄り道することにしました。9月15日に来たときには(アルバム見てね)一般車両が規制されていて、この区間はバスで行きました。今回は我がカローラで行ったのですが・・・。
10キロの砂利道をあえぎあえぎ上って高原温泉にたどりついてみると、ボンネットから煙が・・・。「あーれーーー」。クラッチ盤が焼けてしまったらしいです。 確かに、午後の時間帯だったので、下山してくる車が多くて、狭い山道なので何度も何度も止まっては坂道発進を繰り返したのでした。 車を置いて帰れるわけもなく、ずっと温泉に逗留(したいもんだ)するわけにもいかず、結局帯広のカローラさんに連絡をとり、代車を積んだトラックで迎えにきてもらうことになり、ホッ。 迎えに来てくれるまでの3時間、またまた高原温泉を満喫してしまったのは言うまでもありません。今回は散策路と温泉。
友人もハプニングを楽しめる性格なので、帰りの車中も楽しいものでしたが・・・しかし、請求書、見たくなーーい。
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