どうにもならない。
夕方会社を飛び出す。 歩いて20分、 駅への道のりはほどほどに遠い。 町工場の前を横切り、 大きな通りに沿って歩く。 途中で住宅街に入り、 なつかしい庭先の草木をみる。
眼が疲れているのかな。 まわりがぼんやりして遠くがはっきりとしない。 眼の奥にビニルのくずを詰めたみたいに、 がさがさぼんやりきらきらする。 一日中パソコンに向かっているのだからあたりまえか。 こんなに毎日風が冷たいのに、 眼が熱い。
なんでこんなにつかれてるんだろ? 事務所で、一般職で、女の子(ちゃんと猫をかぶっているから)で、 たいしたことはやっていないはずなのに。
起きて、 会社にいって、 ご飯つくって、 片付けして、 寝るだけ。
なんにもたいしたことしてない。
ただ。 ひとは生活をするために、 こんなにも会話をせずに生きていける。 だれにも好かれず、 興味ももたれず、 ひとりでいきていける。 だけど私にはさみしすぎる。
チャットや出会い系サイトにはまるひとがたくさんいる時代。 その気持ちがわかる気がする。
それでも、 それすらも出来ないいくじなしの私。 何をしてるんだろ。
にっちもさっちも。
仕事以外で、 約束があるというのはいいものだ。 精神衛生上の話。
今日は夕方、 カーテン屋さんがきてくれた。 カーテンレールからのさまざまの距離を測る。 一種独特な空気を持っている、 不思議なひとだ。 だけど私の話をきちんと理解してくれる、 最近あまりいなかったタイプのひと。
私が性格がわるいから、 近頃話せるひとがいないのだろうか?
最近、 はじめてあうひとといるときの方がラク。 中途半端に知られてるひとには、 私の性格の悪さが丸見えで嫌われている気がして、 怖くてちかよれない。 だから私は日常の中で、 どんどん自分の周りから近寄れない場所を増やしている。 そんな気がする。
仕事以外で約束があるのはいいものだ。 約束を守られるとき、 私はひとりじゃないことを思い出す。
非常に強い寒気が日本上空にあります。
なんて昨夜からニュースで言っていて、 西日本では雪の予報だったけど、 朝焼けのなか、マンションのドアを押したら、 白い雪がさらさらと黒いアスファルトの色をかえていた。
びっくりした。
そりゃ、最高気温2度ってのもうなずける。
ほっぺを冷たい風にさらして、 白くかわった道路を駆けていく。 ダッシュで駅までいかなくちゃ、 乗りたい電車に乗れないんだから。
こんなことで、 会社をやすむ言い訳なんかにはならないんだから。
最近、ひとりの食卓に、 定番メニューとなりはじめたのは手作り餃子。 小麦粉をこねて薄く薄く伸ばし、 たくさんありあわせの野菜を刻んでひき肉と混ぜ、 柔らかい皮をきゅっと閉じる。 水餃子にするとおいしいけど、 ほんとうはおいしい焼き餃子をつくりたいの。 まだまだ実験中。
ビールを飲み、手作り餃子を食べ、適当にTVを見ながら、 うちの側の鉄橋を渡る電車を思う。 急いで家に帰る人々を思う。 ごとんごとんがたんごとん。 揺れるたび、何を思うのか。 あなたを近づけ、遠ざける電車。
あるはずのない想像が、 私をいっそう孤独にさせる。
♪ろんどんばしおちた おちた おちた ろんどんばしおちた まい ふぇあ れでぃ
2004年01月19日(月) |
くやしいのはなんでだろ |
週末には年間パスポートを駆使して、 水族館にいってきました。 天気がとてもよかったので、 水面ゆらゆら、 透き通る気持ちになりました。
それなりに幸せで、 でも何か足りなくて。 そんな空間。 それなりに満足していた私。
同じ青い空の下、 あなたは満ち足りた気持ちでいたのだろうか。
そう想像したら、 すごくくやしかった。
あおぞらに嫉妬した。
話したいことが、たくさんある。 聞きたいことがたくさんある。 したいこともたくさん。 たくさん。
なんてこった!! この日記の更新のなんと遅いこと。 一ヶ月に1度程度。 なんてお粗末。 反省また反省。 決して時間がないわけではないのだけれど。 とにかく気合が入らないのです。
さて、 先日日曜には友人たちの結婚式にいってきました。 人生とは複雑怪奇なものです。 何がおこるかなんて誰にも解らない。 それでも、 決してよどむことのないものです。 私たちは今をきちんと紡ぎ、 しっかりと未来を受け入れなければなりません。
だから、 いっしょうけんめいいきなくちゃ。
しっぱいする。 反省だっていっぱいする。 でも。 負け惜しみを言う人生なんてまっぴらごめん。
そうつよがっていきていこう。 それってとってもかっこいいとおもう。
Do Your Best?
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