遊戯王ゴーラッシュ感想とか雑文とか(遊戯王の謎)
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2003年10月31日(金) 「ラヴポエム『友への詩』中文版を検証」制作秘話

前回の雑文で中文版について取り上げたので、ついでに作ってみました。
日本語から中国語に翻訳されたモノをまた日本語にする必要があるのか!?

…そんな疑問も湧いてきますが(笑)…

中国語も大陸で使われる漢字と台湾で使われる漢字ではちょこっと違います。
日本でいうなら旧漢字と現代漢字のような違い…。
だから一読しただけでは、分からない単語も多いのですよ。
(自分の勉強不足が最大原因…)

今回、調べることで高橋先生が、「人の身体」の表現についてこだわっていることが分かり、これは自分にとっても新発見でもありました。


この詩を読むと…

セトが王様の墓所を訪問し、その姿に時の流れの無情さを感じている…そんな映像が浮かんできますね。

まぁ、王様が魂を封印された時、確か6人の神官も一緒に…という話だったので、この石板を残せた”セト”はその時、神官じゃなかった…そういうコトになりますね…。

葬祭殿にこんなデカイ『ラヴ・ポエム』を残せる人物は次期ファラオ…後継者である人間しか考えられないので、”セト”が王位についたという説も考えられますなぁ…。
大神官でも残せるかな…。
いやぁ〜それは無理か…。
現ファラオの手前、そんなコトは絶対にできないだろう。
っつーか、セトはそういう間柄を知られたくないように思う…。


王様とセト…同じ場所に遺体が葬られている可能性もあるな。
横に並んでなくてもいいけどさ…(笑)



11月3日は文化の日で祝日となるので、雑文もお休みデース。
よろしくデース(^_^)v


2003年10月30日(木) 第177話 「決戦の地へ! ダーツvs遊戯&海馬」

第177話 「決戦の地へ! ダーツvs遊戯&海馬」(10月29日放映分)
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    今日のお言葉

      ダーツさん 「名もなきファラオ…瀬人…、お前たちが私を倒すことなど…あ・り・え・ぬぅぅぅ!!」



    面白かった〜! 本当に面白かった〜!!
    やはり頂上対決は最高ですねぇ〜。ハァ〜総帥サマ、素敵です(*^_^*)

    やはり『悪』は圧倒的なチカラ&存在感でヘナチョコ正義団と対峙してくれないと(^_^)v。
    今日の放映はダーツさんが神々しいまでに美しかったし、セリフ&構図もハッチャケてて、とにかくアニメならではの楽しさを堪能できました。

    特にダーツさんの声をやっている絵麻緒さんがまた良いんだなぁ〜。
    絵麻緒さんの声は硬質でよく響きそうなのに、発声すると軽く鼻にかかり、少しくぐもる…。
    この矛盾した声の質が1万年生きている人にピッタリとくる…。
    いやぁ〜マジ惚れました…。


    んで、ついにアトランティス&ドーマの謎が明らかになりそうですね。
    1万年間ずっと魂を狩り続けていたという話もすごかったけど、オレイカルコスが宇宙創生の記憶を持っているというコトも驚いた!!
    現在、世界最古といわれている石は39.6億年前のモノ。
    オレイカルコスの石は地球誕生と同じ頃にできたとすれば46億年前のモノになりますが…(^_^;)。
    まぁ地球誕生の頃の岩石は地球には残っていないので(マグマになったから)、オレ石は隕石っていう設定もありかもしれませんね。



★今日の前説★
    チャチャチャチャ★ チャチャチャチャ★ チャー〜


    前説なかった…ガックリ…(T_T)
    また王様かなぁ〜と思っていたので残念でした。

    今日は「美指祭」でした。
    社長は前から美しかったが、ダーツさんも負けずにお手入れ完璧でした(笑)
    きっとラフェールさんが削ったのね…(*^_^*)

    パラディウス社が崩壊し、なんだかとんでもない物体が現れましたが、あれって何?
    蛇がエビ反りしている屋上の飾りは誰の趣味(笑)
    っつーか、いつからあったんだ!? 一万年前??
    あの妙な建造物だけで、ご飯100杯はおかわりできそう…(-_-;)


★ゴゴゴゴ! ピシッ!と亀裂が走るコンクリート、崩れ落ちる外壁…パラディウス社の社屋に何かが起こり始める★
    モクバ:なっなんだ!?
    ラフェール:(息も絶え絶えに…)逃げろ!! ここは…もうすぐ崩壊する!
    本田:なんだと!!

    気づいた時には逃げ道をふさがれ、途方に暮れる愉快な仲間たち!
    そこにお助け仮面 『磯野さん』がヘリに乗って登場!

    急いでヘリに向かう仲間たち…

    王様:大丈夫か? ラフェール…(ラフェールさんに肩を貸し、ヘリに向かう王様)
    ラフェール:すまん…

    あはははは…王様がラフェさんに肩を貸している…。
    これはどう見たって不自然でしょう(笑)
    っつーか、身長差から考えても歩きにくいよね…?
    ホドホドにしないと瀬人さんの報復が待ってますよ。

★早くヘリに乗らないといけないのに!!★
    階段の足場が崩れ、バランスを崩しそうになる王様&ラフェさん
    とっさにラフェさんは王様を安全な場所に放り投げる!
    が、その瞬間、足場崩壊!
    粉塵が収まると、そこには指先だけでビルにしがみついているラフェさんが…。

    王様:ラフェール!! ラフェール!!(どうにもできずオロオロする王様)
    ラフェ:受け取れ! (黒いメモリーカードを放り投げる)
    行け!遊戯…お前の運命はお前の手で変えろ!!!!!


    ギリギリまで嫁を待ちたい瀬人さんだったが、磯野に促され、仕方なくヘリに乗り込む…


    王様:ラフェール…
    ラフェ:私に構うな!!(しがみついていた壁が崩れ落ち…ラフェさん落下…(T_T))
    王様:ラフェール〜〜〜〜!!!

    予告で「ラフェールからダーツの居場所を託された」って言葉があったので、「ラフェさんがダーツさんをどんな風に裏切り、その際、どんな言い訳を口にするのかな…」って腹黒く期待していたんですが、なんだかあっけなく良いセリフで終わってしまいましたね…。
    クソ! 残念!!
    どんなコトがあってもラフェさんだけはダーツさんを裏切らないでいて欲しかった…。
    そりゃ〜裏切るような言葉は言っていないけど、地図を渡すのはやはり裏切り行為だよね…。
    でもダーツさんの方が一枚上手で、その辺もちゃんと計算づくだったみたい…。

★海闇祭−第一弾★
    王様:海馬…これを!(後ろ手にメモリーを渡す王様…キザすぎ〜(>_<))
    瀬人:それは?
    王様:ラフェールから預かったんだ

    瀬人サマ、王様からメモリーを受け取りながら、さりげなく手にもタッチ!!(/o\)いやぁ〜ん大胆!!
    端末にメモリーを差し入れてみる瀬人さん
    エッチな画像でも出てきたらどうしようかと内心ドキドキ★

    瀬人:これは…
    モクバ:地図だ!
    王様:ここにダーツが…
    瀬人:磯野!! ここへ向かえぇ〜!!


    ドーマの神殿がある場所は、バハマ国です。
    西インド諸島北東部で、ドーマ島に一番近い島の名前は「マヤグアナ島」
    この島の上にドーマ島があります。
    このあたりは観光立国で年間300万人の観光客が訪れるそうです。
    イギリス連邦の一員ということなので、アメリカに近くても「キングス・イングリッシュ」を使っている可能性は高いですね(^_^)v
    なんて…自信満々に書いていますが、たぶん合っていると思います。
    絵と地図を見比べてみると、ピッタリだから…(^_^;)

★なんか意味不明に軍隊登場…アメリカ放映を見越してのコト?★
    社長:貴様らもドーマの手の者か
    軍人:ミスター海馬…我々もドーマの動きには注目していた。
    そして君たちの行動にも
    世界規模の異変にドーマが関係していることは分かっている
    だがドーマの影響力は国家の中枢にまで及んでいるのだ
    我々にドーマを攻撃する権限は与えられていない
    情けない話だが世界の運命は君たちに託すしかないのだよ

    我々はここから先へは進めない…
    だが覚えておいてくれ、我々の中にも君たちの勝利を願っている者が大勢いることを…

    うちの息子もデュエルモンスターズの大ファンなんだよ
    子供達の未来を守ってやってくれ


    この軍隊乱入は…大人の事情?
    後半、ストーリーに関係してくるのかな?
    軍人が民間人に「世界の運命を君たちに託す」なんて言うかな?
    なんのために登場したのか分からないが、分からないなら登場させない方が良かったような気もします。

    「ふん、一応礼は言っておく」…こんな言葉で礼と言えるか!!!(^_^;)
    でも社長らしい…。

★海闇祭−第二弾★
    王様:ここがドーマの本拠地
    瀬人:行くぞぉ!…遊戯ぃぃ!!(ウキウキ★)
    王様:あぁ!!(ワクワク★)

    このまま二人の世界に行ってくれれば良いのに…と思ったり(*^_^*)
    たぶん普段なら「行くぞ!モクバ」なんだけど、やはり海闇祭だから「遊戯」とセリフを作ってくれたのね。
    お心遣い感謝(^_^)/

    瀬人:なんだ…この息苦しさは…(それはオレがお前の口をふさいでいるからさ(*^_^*)ちゅっ!@王様)
    王様:みんな…オレたちから離れるな!(本音:すぐ二人だけにしてください(笑))

    なんだか王攻め&社受けのようなツッコミをしてしまった…(^_^;)。
    だって王様が凛々(りり)しいんだもの…。
    もうやる気満々! ついこの間までピーピー泣いていたのが信じられないです。

★さぁ〜て、総帥サマ登場★
    ダーツ:待ちかねたよ…名もなきファラオ…瀬人(光の中から美人総帥登場!!)
    ようこそ我が神殿へ…
    お前たちのような強き魂の持ち主が集うことを我が神も祝福するだろう

    瀬人:貴様らの祝福など…迷惑千万!!(ここは夫婦揃ってツーショット(^_^)v)

    ダーツ:ふふふっ感じるぞ! 強き魂をぉ!!お前たちには特別席を用意してある

    瀬人:ふざけるな! 貴様が当てにしていた三銃士はすでに敗れた!
    王様:ダーツ! 残るはお前一人だ!
    ダーツ:果たして…そうかな?
    王様:どういうことだ?

    ダーツ:確かに三銃士は倒れた…だが彼らの魂が生贄なるコトなど初めから計算のうち…
    だがまだ足らぬ…我が神、復活の為にはお前達の魂が必要なのだ

    王様:ダーツ! これ以上無益な闘いはやめろ!! 捕らえた魂を解放するんだ!!
    ダーツ:ふふふ…それには私を(押し)倒すしか方法はない
    王様:なんだと!?
    ダーツ:見るがいい…名もなきファラオ…瀬人

    総帥サマが手をかざすと薄暗い神殿内に光が満ち、壁を覆う「魂封印石」があらわになる!

    瀬人:これが…ここの息苦しさの正体か(すっかりオカルト体質の社長サマ)
    ダーツ:そう…ここは一万年に及ぶ『魂の保管場所!』 私こそ、その歴史の上にある存在…
    王様:ダーツ…
    瀬人:遊戯…こいつに何を言ってもムダだ
    ダーツ:デュエルとは元来…古より魂を賭けた闘いの儀式! 我々もその習いに従うとしよう

    瀬人:ならば貴様の相手はオレだ!(遊戯…お前を危険な目に合わせるわけにはいかない!はぁと)
    王様:いや海馬! こいつだけはお前一人に任せるわけにはいかない!(海馬…オレだってお前が大事だぜ…はぁと)

    ダーツ:(ええぃ〜イチャイチャと!!) ならばまとめて魂を捧げよ!! ファラオ! 瀬人!!

    はやぁ〜美しい登場シーン…大満足(*^_^*)
    ダーツさん素敵すぎだぁ〜。
    この人は私の中で大化けしたキャラなんですよね…。
    「絶対、好きにはならない!!」って思ってたのに…ここに来てコロッと…(^_^;)
    この後、ダーツさんの殺気にビビる愉快な仲間たち&夫婦のセリフが出るけれど、やはり「殺気」は大事だよなぁ〜。
    乃亜くんにも殺気を感じたけど、やはり海闇を叩きつぶそうと思うなら、「殺すよ」と言い切れるような奴じゃないとチカラが釣り合わないんだよね…。

    表情もねぇ…闇マリクのような見るからに邪悪っつーのも良いけど、ニヤリとした顔が崩れる…というのも怖いよねぇ〜。
    あぁ…もっとスゴイ表情のダーツさんを見たいです。

★バカだけど憎めない瀬人さんとその嫁★
    瀬人:オレのターン!!(チラリとカードを見て…)

    うふふふふ、うへヘヘヘヘ、やははははは

    ダーツ、貴様の謳うドーマの目的が真実ならば…このデュエルの勝利も当然貴様のモノのはず…
    が、しかし今貴様の場には雑魚モンスターが二体だけ…
    すでに勝利はオレの手中に収まった!
    貴様がどれほどのデュエリストかは知らん…
    だが大事なコトをひとつ忘れているぞ
    貴様は今…地上で最強のデュエリストを敵にしているということだ!!(あーハイハイ…(^_^;))
    オレは手札よりマジックカード発動!!
    手札とフィールドの3体のブルーアイズを融合させ、出よ、我が最強のシモベ
    『ブルーアイズ・アルティメット・ドラゴン!!』(どよぉ〜んと登場)

    瀬人:遊戯…貴様も真のデュエリストなら奴を瞬殺する新たなるシモベを呼べるはず…

    王様:えへっ海馬! (愛しい)お前の闘志はオレが引き継ぐ!!
    オレのターン! このドローがダーツ…貴様の野心を粉々にうち砕くぜ!
    オレはマジックカード融合を発動! 『ブルーアイズ・アルティメット・ドラゴン』&『カオスソルジャー』
    究極融合召喚
    出よ、『マスター・オブ・ドラゴン・ナイト』

    モクバ:兄サマと遊戯のタッグは最強だぜ!


    いやぁ〜息もピッタリ! モクバの言うとおり、最強です。
    さすが夫婦。阿吽の呼吸ですね。
    お互いのデッキも戦略も身体も知り尽くした二人ならではの攻撃はやはりカッチョいいです。

    しかし、ワンターン目でこんなに強いモンスターを召喚するのは、「あり」ですか?
    今までどんなに苦労してアルティメットを登場させていたか…(T_T)。
    あの頃の苦労って一体どこへ行ってしまったの?

★ダーツさんが語るオレイカルコスの記憶★
    うふふふ…名もなきファラオ、瀬人…お前達が私を倒すことなどありえぬ
    王様:宇宙…
    瀬人さん:ダーツ!このまやかしはなんだ!!

    ダーツ:うろたえるな!! お前達の今の攻撃がオレイカルコスのチカラに干渉しただけだ
    オレイカルコスのカケラには人間には想像もつかない遙かな記憶が刻まれている…
    これはオレイカルコスが持つ記憶の世界

    遙かなる古(いにしえ)…この世界のすべては闇から生まれた…我々も…我々の星も…そしてまたこの世界は闇へと向かい終焉を迎える…
    それこそたかだか人間の寿命では計りきれないこの世界の絶対的な真実
    そしてそれはすべてのモノに当てはまる…
    人間の心も同様に時が進むにつれ闇に包まれる
    我々の星は美しい…
    おそらくその存在はこの宇宙を持ってしても奇跡と言わねばならない…
    お前たちには聞こえないのか!?この星の嘆きが…


    オレイカルコスのチカラに干渉すると、オレ石の記憶の世界に突入するんですね…。

      アメルダ編−過去の戦争に巻き込まれた瀬人さん
      オレカルソルジャー編−1万年前の戦争の映像を見る王様
      ラフェール編−墓泥棒シーンを目撃する王様


    今までは発動させた人間の記憶を放出っていう感じでしたが、今回はオレカル自身の記憶を見せているんですね。
    となると、来週はダーツさんの記憶を出すのかな?

    王様が発動した時、王様の記憶に関してオレカル石はイタズラしなかったよね…。
    ちょっとあってもよかったのに…。


    ダーツさんの言葉はもっともで、宇宙は収縮に向かっているっていう話はよく聞きますよね。
    お湯もいつかは冷えて水になるし、動物も年を取れば死ぬし…。
    それを「闇」という言葉で表現しているだけなので、今のところ目新しさはないな。


★意外にこじんまりとしたアトランティス★
    瀬人:あれは…
    ダーツ:かつて私が支配した都…そして私が滅ぼした都市…アトランティス
    王様:なんだと!?
    ダーツ:アトランティスは美しい街だった…だがたどった道は滅びの道…

    絵で見る限りは「美しくなかった…(^_^;)」
    こじんまりしているし…。
    来週にドン★と素敵なアトランティスが登場するのかな?
    予告を見る限り…無理かな〜(^_^;)



★ちょっと一言★
    謎のラフェさん

      舞さん&ヴァロンを回収してまわるラフェさん(ご苦労様(^_^)/)

      ラフェさん:ヴァロン…舞…このオレにもまだやるべきことが…


      何をするつもりですか? モミアゲ乱れてますよ!
      っつーか、あの高さから落ちてどうやって助かったんですか????



    予告のダーツさんの衣装…変です。
    アトランティスって暑い国だと思います。なのにその分厚い衣装はなんですか?
    中世ヨーロッパの田舎の領主サマみたいですよ。
    ちょおっと残念!! もっとスケスケの薄絹をまとってくれないと…(T_T)






★★★次回予告★★★
    遊戯と海馬くんの最強タッグが生み出した
    究極のモンスター『マスター・オブ・ドラゴン・ナイト』の攻撃で
    一気にダーツを撃破!…と思ったのに
    3人は光の中に消えてしまったの
    光の中でアトランティス滅亡の記憶を見る遊戯たち
    その悲劇的な最後って!?
    そしてデュエルの勝敗の行方は?


    次回 「アトランティスの悲劇」
    デュエルスタンバイ


      ★★★次回予告★★★

      無事にヘリは飛び立ったのに
      ラフェールを見殺しにしてしまったと悔やむ、もう一人の遊戯…
      そんな様子を心配そうに見つめ、
      そっと遊戯の肩に手を回す海馬くん…
      あぁ、やっぱりあの二人の間には『愛』があるのね!!

      そんな時、突然現れた美貌の総帥ダーツ
      怒りを隠せない海馬くんの横で
      なぜかうっとりとダーツを見つめるもう一人の遊戯!
      ダーツの放つ「ベリー・スペシャル・テクニシャン・オーラ」が
      遊戯を虜にしているようなの


      次回 「攻めvs攻め 遊戯! この指の感触を思い出させてやる!」 
      デュエルスタンバイ



作画監督=加々美高浩&高橋和徳(こっちもラヴ・タッグ!?(*^_^*))
脚本=吉田 伸
絵コンテ=辻 初樹
演出=渡辺 正彦


2003年10月27日(月) 中国語遊戯王

ちょっと前の話になりますが、「王受け」のイベントで某サマが「中文版遊戯王30」を抽選で当てました。
で、まっさきに開かれたページが、あの「ラヴ・ポエム石板」でした。
皆さん、やはり気になるようです(*^_^*)(私もこの巻は持っています)


中国語ではこんな感じになります。

    友への詩−献給朋友的詩文

日本語に訳すとこんな感じ
「友の詩を捧げる」

同じですね…(^_^;)

中国語と日本語は漢字を使用しているので「見れば雰囲気は分かる!」という意見多数。


「法老」…これはなんでしょうか?


これは見ただけでは分からないですよね。
これを発音記号で書くと、「FA LAO」−−−ファラオと読みます。

外国語の人名や固有名詞には発音で選んだ漢字を当てる場合が多いです。


で、その時に気がついたことなんですが、王様が『絵札の三銃士』を召喚しますが、あの三人の名称がちょっとおかしいんですよね(^_^;)。


    キングスナイト+クイーンズナイト+ジャックスナイト


これを漢字に置き換えると、

    騎士王+騎士女王+若騎士


こんな風になると思うんですが、中国語だと…




    夜皇帝+夜皇后+夜騎士





どうしてこうなったか分かりますよね。
翻訳者がカタカナを間違えたからです。

「ナイト=夜」



それとも、正解なのかな…。


2003年10月23日(木) 第176話 「心の闇を撃て!」

第176話 「心の闇を撃て」(10月22日放映分)
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    今日のお言葉

      王様 「たった一人残された孤独から逃れるために、運命に…ダーツにすがっただけなんだ!!」



    墓場でダーツさんとラフェールさんの会話を聞いていた時、とにかく胸がキュゥ〜ンとしてしまった。

    『どこへ逃げてもお前は”ここ”にたどり着く』

    「ここ」ってもちろん墓場のコトなんですが、私はむしろ”ダーツさんのコト”なのかな…と、そんな風に思ってしまいましたよ。
    この人は居場所を作ってくれる人…ラフェさんを受け入れてくれる人…そう思ったんですけどね…。


    このシーン…、絵とセリフがちょっと合っていないというのが私の意見。
    ダーツさんの顔がズルい人みたいで(本当にズルイシーンなんだけどね)、あれではラフェ坊がダーツさんに惹かれる心の動機が「言いくるめられている」という風に取られてしまうような…。
    むしろ天使のような微笑みでラフェールさんに語りかけてくれる方が、「ああ、この人なら孤独の魂を癒してくれる…ラフェ坊もそう思ったんだろうな…」と素直に認めちゃったりするんだけどな…。

    で、個人的な総括意見なんだけど、
    私はラストで語られる王様のセリフ(↑)は納得いかない。
    あれではまるでラフェさんが肉親との絆をないがしろにして生きてきたみたいな言い方だよ…(-_-;)
    ダーツさんに導かれて道を歩くこと…それは肉親との絆を切るということではないのに…。
    ラフェさんがエアトスに寄せる信頼…。
    それこそが家族の絆に恋いこがれている証拠なのに!!!

    結局、ラフェさんが本当に抱えていた闇とは『死』なんだと思う。
    運命によって生きながらえた命の意味を知ることが”生きる目的”だったラフェさん。
    肉親の死で、生きるコトっていったい何!?の迷路に落ちてしまったラフェさん。
    もし自分がラフェさんだったら王様のこんな御意見で「ハッ!!」とかしないよ…(^_^;)。
    やはりダーツさんの「死を認めろ」という方がよっぽど親切だと思う。

    まぁダーツさんが死を超越したような存在である点も重要な意味を持っていると思うけどね。

    で、ついでだけど…
    「心の闇を突き抜けた」とラフェさんは言っていたけど、やはりこの「つきぬけた」という言葉も分かりにくい。
    ラフェさんの闇…それは抗(あらが)えない運命への憤(いきどお)り…。
    その憤りを突き抜けたなら、どんな世界が待っているの?
    その辺が言葉遊びのようでイメージがゼンゼン浮かばなかった。
    単語だけが空回り…でした。でもダーツさんが言うとわかりやすいんだよな…。
    キャラによって同じ言葉でも相手への届き方は同じじゃないよね。


★なんとなく攻めっぽい言葉が多い前説だにょ★
    ラフェール…やはりお前は間違っている!
    『オレイカルコスの結界』など使うべきではなかったんだ!
    お前の大切なモンスターを邪悪な姿に変え
    墓地に送ってまでダーツの言う運命に従わなければならないのか!?
    ならば…オレが運命を変えてやる!(ひゅ〜ひゅ〜カッチョイイ!(*^_^*))
    このカードでお前の心の闇をうち砕く


    今日は絵が…というより『ドクロ』がちょっと変チクリンでしたよ。
    なんであんな間違いが…(^_^;)。
    頭蓋骨と下顎って”筋”で繋がっているから、骨だけだとあんな風にくっつかないんだよね。
    それと、目が大きすぎ! 眉の骨が前に出過ぎ!(ネアンデルタール人みたい)。
    それと歯が乱杭歯みたいだったけど、豪華客船に乗るほどの上流階級の人があんな歯であるわけがない。
    あんまりな絵なんで笑ってしまった(笑)

    ダーツさんがラフェさんにドーマディスクを渡すシーン…「投げ捨てですか!?」
    カードもデッキに装着されていた(笑)
    紙製なのに雨に濡れても大丈夫なのかな…と一般人として疑問に思いました。

    さりげなく城之内が可愛かった。
    あの寝顔に王様もメロリンだな…(*^_^*)

    ダーツさんの長靴って青っぽいんですね。
    てっきり白かと思ってました。白はスーツの時の靴ですね。あぁ勘違い〜勘違い〜(/o\)恥ずかちぃ


★『黄泉転輪』の発動とともに現れた黒い結界が王様とラフェさんを飲み込んだ!!★
    パキンパキンと放電する『黄泉転輪』の黒いフィールド
    閉じこめられた遊戯とラフェールを心配する愉快な仲間達&心配性の兄弟だち

    王様:(霧の中をさまよいながら…)ここは…墓地ぃ??(霧が晴れると確かにそこは広大な墓地だったぁ!)
    確かにオレは墓地のモンスターを召喚することのできるマジックカード『黄泉転輪』を発動した…
    だがここは…本当の墓地!!
    (霧の中、黒いシルエットのラフェさんがあらわれる)
    王様:あっ! ラフェール!!

    そこに息を切らせながら二人の間を走り抜けていく少年

    王様:…あの少年は!? (少年の後を追って走り出すラフェさん) 待て!! ラフェール! 
    ラフェール:これは…私の家族の墓だ!


    シルエットで浮かぶ横顔のラフェさん…素敵でしたね。
    いきなりドキドキ(*^_^*)
    ラフェ坊も小さい頃から立派なモミアゲが…(笑)
    笑うところじゃないけど、ニンマリしてしまった。


★すごいよな〜このシーン…というわけで一気に載せてみました★

    少年が走り去った先にダーツさんが!!
    そして寂しげにうなだれるラフェ坊がその側に…

    二人:ダーツ!!
    ラフェール:これは…あの時の
    王様:まさか…これはお前の記憶!!

    ダーツ:いくら逃げても同じだ…ラフェール! どこへ逃げてもお前はここにたどり着く
    なぜだか分かるか!? それはお前が彼らの死を認めることを怖れているからだ
    あの海難事故で生き残ったのはお前だけだ

    自分が生きていたのであれば、家族も生きているとお前は思っているのだろう
    だが運命に選ばれたのはお前だけだ!
    お前の家族は死んだのだ
    それを認めようとしない者に運命の答えを知ることはできない
    運命に身を委ねて、初めて答えが見えてくるのだ!
    さぁ…その手でハッキリとさせるのだ!
    お前の家族はあの墓地に眠っていると!
    ここから抜け出たいのであれば、自分の手で確かめるのだ!

      よろよろと墓石に向かうラフェ坊…
      墓石のすごい手前、どうみたって何もなさそうな地面に座り込み…
      なぁ…んと素手で穴掘りぃぃぃぃ!!!! スゲースゲースゲー!! っつーかありえない!!(笑) 
      「いくら自分の手で確かめろ」と言われたからって、本当に手で掘らなくても…(^_^;)

      黙々と、しかし常識では考えられないほどの深い穴を手堀りしたラフェ坊…(^_^;)
      その指先に白い物体が!!!! 掘り出してみるとそれは2つの頭蓋骨!!!(メロンじゃなかった…)

      その頭蓋骨を見て穴の底から大☆絶☆叫するラフェ坊…
      すると背後からエアトスが降臨!! ラフェ坊から頭蓋骨を受け取ると、する〜と空中に飛翔!

      そのタイミングを見計らったかのようにドーマディスクを穴に落とすダーツさん


    ダーツ:ラフェール…ここから始めるのだ! お前の運命を…
    発動するのだ! お前の運命を!!
    心の闇に委ねるのだ…そして同化するのだぁ!!
    突き抜けろラフェール…運命の答えはその先にある


    気になるセリフ…
    王様:ばかな…ラフェールの家族は行方不明のハズじゃぁ…

    まさかダーツさんが埋めたんじゃないでしょうね…(^_^;)。埋めてもいいけどさ。

    デスサイスってエアトス+頭蓋骨2個で出来ているんですね…。
    人骨入りモンスターか…私の好みです(*^_^*)
    まるで千年アイテムみたいだな…


★キッパリと意見する王様★
    ラフェール:そう…私の運命はあの日に決まった…。
    心の闇と同化し、運命に委ねることで私は救われたのだ!
    王様:”救われた”だと!? だったら何故、あそこまで墓地にモンスターを送ることを拒んだ?
    運命に身を委ねたのならそんなこと…どうでも良いはずだ!
    ラフェール:名もなきファラオよ…お前に私の何が分かる
    王様:分かる!!…お前はモンスターを家族と同じ目に遭わせたくなかったんだ! だからあそこまで墓地を怖れた…
    それが本当のお前なんだ!!
    ラフェール:私は…私は心の闇を突き抜けてしまったのだ!!
    もうこれ以上、後戻りはできん!!!!!!


    なんか、「わかる!!」とか断言するファラオがスゴイ!
    いつの間にラフェールの気持ちが分かるようになったのか…(^_^;)
    私はラフェさんがダーツさんと出会ったことで救われた部分はたくさんあったと思うんだけど、どうもアニメの設定ではそれは一時の気の迷い…的解釈が多くてウンザリするなぁ〜。
    みんながみんな、ヴァロンみたいにダーツさんへ忠誠心を実は持ってなかった!!みたいなのはイヤァ〜んな展開だ。


★ちょっとだけ瀬人サマが王様を心配してくださいました★
    瀬人さん:何故だ…遊戯!デスサイスへの攻撃がムダだと分かっていながら相手の心を動かそうなど、くだらんコトにこだわっていると貴様…負けるぞ!

    おおぉ〜心配していますよ。嬉しい、嬉しい(*^_^*)
    やはり王様には勝って欲しいんだよね。ウンウン。


★王様の語りですが…う〜ん、なんかなぁ〜(-_-;)★

    思い出せ…ラフェール…モンスターや肉親との絆を…
    その絆が運命を変えるチカラなんだ!

      船の中でエアトスのカードをプレゼントされるシーンを思い出すラフェさん
      モンスターだけが心のよりどころだった無人島の生活を思い出すラフェさん


    王様のエアトスがデスサイスを粉砕!
    その仮面を持って天に消えるエアトス…

    (ラフェールさん絶叫)エ・ア・ト・ス…

    やはり最後にお前が呼びかけたのはエアトスだったんだな…
    「心の闇」と同化することなんてお前にはできなかったんだ
    ただお前は…家族が行方不明という現実…
    たった一人残された孤独から逃れるために
    運命に…ダーツにすがっただけなんだ!!
    「心の闇」はお前が作り上げた幻だったんだ
    運命はまだ決まってはいない
    お前が切り開いていくんだ

    ラフェール:だが『オレイカルコスの結界』はその敗者の魂を冷徹に奪い去っていく
    この事だけは覆すことはできないのだよ
    王様:ラフェール

    ラフェール:私のターン! ドロー!!
    『黄泉転輪』の効果により墓地より『ガーディアン・グラール』を攻撃表示で特殊召喚する!
    さらに…手札から『ソウル・チャージ』を発動する
    自分の墓地からモンスターを特殊召喚することができる(ガシガシとモンスターを召喚する)
    もう私の墓地にモンスターはいない…
    これで良かったんだ…
    『ソウル・チャージ』の効果はモンスター一体につき、500ポイントのライフを払う

    ラフェさんのライフポイントがゼロに!! そして『オレイカルコスの結界』が小さくなる…


    エアトスがデスサイスを粉砕…それでもうダメだと負けを受け入れてしまうラフェさんにちょっとガッカリ…。
    王様の説教を神妙な顔で聞いている姿もガッカリ…
    モンスターを墓場から救出するのはラフェールさんらしいのかもしれないが、それでライフゼロって…。
    まさかこんな形で幕を引くとは思わなかったから、私の方が絶叫してしまった(-_-;)


★スゴイシーン…出たぁ〜!!★
    ユラユラと『オレイカルコスの結界』の光がゆらめく中、エアトスが天から降臨…
    そして『ソウル・チャージ』によって呼び出されたモンスターもラフェさんに微笑む

    ラフェさん:エアトス…みんな…

    嬉しさのあまり、『にっこりと満面の笑みを浮かべるラフェールさん!!』(おおぉ〜信じられん!!)
    そしてさらに腕にはジュリアンとソニアが可愛く抱きつきぃ!
    そしてラフェさんの前に生前の姿のままの両親が!!

    そしてやっぱり破顔一笑!!!!!スゲー…仏様みたい〜

    ラフェさんのオレイカルコスのカケラは砕け、そして幻(幽霊)たちは天へと消えていくのである…



    いやぁ〜スゴイ…(^_^;)
    このシーンだけを見ていると、ラフェさんの思念パワーがあまりに強いため、肉親が成仏できなかったように思えてしまう。
    なんかなぁ〜、ところでこの幻はどこから出てきたモノなんだ?
    『オレイカルコスの結界』のチカラ?
    ラフェさんの妄想????
    この妄想によって、心の闇が浄化されたという設定みたいですが、なんかピンと来なかったな…。
    まぁ…いいや…。


★どやどやと駆け寄る愉快な仲間達&妻の様子を気遣う夫★
    本田:結界が消えている…
    杏子:どういうこと?
    瀬人さん:やり遂げたか…遊戯…

    ラフェール:何故…私の魂は奪われない…
    王様:『オレイカルコスの結界』はそれを使う者の心の闇…そのものだったんだ…
    ラフェール:「心の闇…そのもの…」ならば…
    王様:お前の心の闇が消えたんだ
    ラフェール:心の闇が…消えた!!


    ああああぁ〜もう、こんなセリフで説得されないでぇ〜!!
    っつーか、オレイカルコスのチカラをどうして王様に説明してもらってんだ? ラフェさん!!
    もともとあんたらのカードだったのに…(^_^;)


    「やり遂げたか…遊戯」
    あり得ない〜!! 何だこのセリフは!!! 瀬人さんのセリフじゃないよ…(T_T)



★★★次回予告★★★
    ラフェールの結界が消えた!?
    『オレイカルコスの結界』ってその人の心の闇、そのものだったのね
    ラフェールからダーツの居場所を託された私たちは
    崩壊するパラディウス社を後にドーマの神殿へと向かったの
    不気味な予兆が広がる中、私たちの乗ったヘリの前に
    正体不明の軍隊が…
    これもドーマの仕業!?

    次回 「決戦の地へ! ダーツvs遊戯&海馬」
    デュエルスタンバイ


      ★★★次回予告★★★

      予告でダーツとの決戦が来週に迫っていることを知った海馬くん
      遊戯とタッグデュエルができると思うと心は萌え萌えみたい(*^_^*)
      ちょっとでも綺麗な肌で遊戯に会いたいと思った彼は
      超高級エステに予約をいれるの

      時間ちょうどに入店したのに
      割り込みした客のせいで時間を遅らせろと言われてしまう
      「おのれ〜」と怒りに身を震わせながら扉を開けると
      そこにはドーマの総帥ダーツが全裸で、うっとりと…!!!!!


      次回 「その身体…オレがモミモミしてやろう」 
      デュエルスタンバイ



作画監督=井上 善勝
脚本=鈴木 やすゆき
絵コンテ=町田 住人
演出=町田 住人


2003年10月21日(火) 遊闘325 沈黙の決闘者&




    また『バトルシップ』訂正です。スンマセンです。

    (ちなみに気圧は0.9hpa(ヘクトパスカル)となっています)
    ではなく、
    (ちなみに気圧は900hpa(ヘクトパスカル)となっています)

    またまた訂正してお詫びします。


というわけで、感想へ…

表くんはズルイなぁ〜
こんなにカッコいいと王様がヘナチョコに見えちゃうよ…(*^_^*)

    まぁ…本当にヘナチョコだけどぉぉぉ。


というわけで、サクっとWJ感想。


今回のデュエルで思い出されるのは、「アンカー・デスマッチ・決闘」ですなぁ〜。
城之内との友情を証明するために王様を押しのけて表くんが前へ出てきたあの勝負!
あの時は城之内の心を取り戻す&結束のチカラを証明…というダブル設定だったので、読んでいるこちらもハラハラでした(^_^;)

今回は王様の記憶探しの邪魔をするバクラを倒す…それだけなのでシンプルそうに見えるけど、なんかそれだけじゃない気もするのであ〜る。


洗脳城之内戦で表くんが妙なコトを言っていた。
「ボクならその苦しみを半分にしてあげられるかも」

ただでさえ王様が城之内救出に苦しんでいたのに、そこへ戦略の甘い表くんが登場では、あの時の切羽つまった状況では非常に不利…。

    …苦悩が2倍になるだろうがぁ! やめとけぇ!…と私は思った。


でも高橋先生のことだから、このセリフは何か深い意味でもあるんじゃないかと思ってみたりもした。



そして今週号…

真の強さ…それは自分がぜったいに勝つと信じること!


あの時、表くんが前へ出たことも、「半分にしてあげられるかも」と言い切ったコトもこの「信じるチカラ」に支えられてのコトだったのだ…と気づいた。
そして現実にマリクの洗脳を解き、城之内との友情そして命も取り戻したのだからねぇ〜。
社長もそのチカラのスゴサを実感したみたいだし…。

それにしても、この子はいつのまに自分を信じるチカラを手に入れたのかのぉ〜。
手に入れたのではなく眠っていたモノを呼び覚ましただけかもしれないがのぉ〜。


表くんがこの決闘で何かを得るなら、その先で待っているのは王様と言う名の「過去のボク」なんだろな。



いずれ王様と表くんのデュエルがあるんだろうか…(-_-;)
そのデュエルの勝敗は…う〜ん、あまり気にならないな。
過程が気になる人だから…(^_^;)


2003年10月20日(月) 「バトルシップの謎(原作編)」製作秘話

なんとミス発見!! ご指摘ありがとうございましたm(_ _)m
尾翼の図が間違っていました。
訂正しお詫びします。


久しぶりに製作秘話を書きます(^_^;)。

バトルシティ編が終わってどれくらい経つんでしょうかね…。
調べてみると2月4日放映の「アルカトラズ炎上(作監は原さん)」で終了ということになるので、数えてみるともう8ヶ月が過ぎました!!
おおぉ〜、月日が経つのは本当に早いですねぇ〜。
そして今頃バトルシップの考察…でも萌えてしまったので仕方ないです(*^_^*)


バトルシップのモデルは「ヒンデンブルク号」であるのは間違いないでしょうね。
客室が2層に分けられている点も似ているし、『エンパイア・ステート・ビル』と『決闘塔』の関係もぴたりと重なります。
実際のヒンデンブルク号は長〜い葉巻型なのですが、愛すべき決闘艇は丸々としていて可愛い印象を与えますね(*^_^*)。
大阪の道頓堀にある「ずぼらや」のフグに似ていると私はこっそり思ってます(*^_^*)


旅と言えば「飛行機」
目的地に早く移動するコトばかりを気にしている現代人には欠かせない乗り物です。
バトルシップを調べると、こんな楽しそうな乗り物、どうしてもっと普及させないのかな…と不思議に思いました。
質問ついでに魔人さんに聞いてみたんですが、どうもあまり儲からないらしいです(^_^;)。
建造費はそこらの小型飛行機より安いそうですが、飛行機ほどの”うま味”が出ないそうです。
まぁ定年を迎え、豪華客船で世界一周する老年夫婦が多い今日この頃、『飛行船で優雅に旅をしてみませんか!?』なんて募集をかけたら、あっという間に満員になりそうな気がするんですけどね。


飛行船が浮くという理由に持ち出される『アルキメデスの原理』

    「流体中にある物体の受ける浮力の大きさは,その物体がおしのけた流体の重さに等しい」

紀元前220年に発見された原理がこうやって今も通用するのは本当に驚きです。

そんなわけで、ちょっとノスタルジックな飛行船も調べてみると以外に研究開発が進んでいる分野なので、もう10年もすると、「スゴイ飛行船」が登場するかもしれませんね。


2003年10月16日(木) 第175話 「不死身!ガーディアン・デスサイス」

第175話 「不死身!ガーディアン・デスサイス」 (10月14日放映分)
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    今日のお言葉

      ラフェール 「(エアトスが邪悪に染まったことを王に責められ)そんなコトに心を奪われている場合かな?(ニヤリ)」



    「そんなコト」…モンスターを大切に思う心を「そんなコト」だって…
    ラフェールさんの豹変振りには私もビックリですな。
    王様に「カードの絆」について説教をかましていたラフェールさん…。
    あの時のラフェさんはどこへ行ったの!?

    でもでも…素敵(*^_^*)
    今までどうも「良い人」すぎて苦手に感じていたトコロも正直ありましたが、今週のラフェさんは”ズバリ”私の好みでした。

    と、言いつつもモンスターを意識的に墓地に置くことは戦略としては当然の事。
    バクラのデッキなんてそれを考慮して構築されているし…(^_^;)。
    でもここでそれを持ち出されてはスタッフもマズイと思うわけです。
    なぜなら「ラフェールとはモンスターを墓地に置かないという信念を持つ男」という設定なので、それを視聴者に忘れてもらっちゃ困ります。
    だからクドイくらいに王様に「絶叫」させるんでしょうね。
    「お前は間違っている!! 『オレイカルコスの結界』は使うべきじゃなかったんだぁ!!」

    いーじゃん、別に…戦略変えたって…(^_^;)


    でも王様とラフェさんのデュエルは面白い。
    それはお互いに深い所で通じ合うモノがあるからかな〜と思う。

    そんでもってラフェさんの心にチラつくダーツさんの存在もいいなぁ〜。
    ラフェさんは本当にダーツさんのこと、好きだよねぇ…。
    その感情が生まれたキッカケが来週登場か…待ち遠しいですなぁ〜。

★固い決心を前説にこめる王様(*^_^*)★
    ラフェール…オレたちの闘いに決着をつける時が来たようだな…
    オレは貴様を真のデュエリストとして認めている
    だが貴様の言う運命など
    断じて認めるわけにはいかないんだ!
    もはやオレが『オレイカルコスの結界』を使うことは二度とない
    なのにモンスターとの絆を大切にしている貴様が
    それを使うと言うのかぁ!!!


    今日の演出は吉川浩司さんでした。
    過去の感想を調べてみたら、

      第116話「モクバを救え!運命の第七ターン」

      今日のお言葉
               社長 「オレはそのカードを持つにふさわしい男に…兄になれたか?」


    この回の演出をなさった方でした(^_^;)。
    今週はあまり見せ場もなくセリフも単調なので苦労なさったのではないかと思いました。

    今日はラフェールさんのモンスターが美形揃いで、胸がトキメキました(*^_^*)
    特にエルマ姉さんの身体…フェロモン・ムンムンだし、背中は美しかったし…(/o\)目のやり場に困りましたよぉ〜!!
    エアトス姉さんの腹筋もエエなぁ〜(*^_^*)
    いつもこんな美形モンスターに囲まれているので舞姉さんの色気にも運命が揺らがなかったんだな(笑)

    遊戯王は効果音の当て方が非常に上手で、いつも感心していました。
    先々週…ダウンタウンで城之内を探す杏子の声にちゃんとエコーがかかっていたのには本当に驚きました。
    仕事が細かいです。職人です!!
    そんでもって今回…デスサイスが登場するシーンの「うぉ〜うぉ〜」と背後で響く男性の声にはビビりました。マジで怖かったです(T_T)
    いやぁ〜いい仕事しています。
    どなたに感謝すればいいのか分からないのですが、本当にいつもありがとうございますm(_ _)m(深々とお礼)

    今日はカードが多く登場しましたねぇ〜。
    それでも分かりやすいデュエルでした。
    笑えたのはやはりブラマジとティマイオスの合体でしょうか!
    身体に経文!!! 「耳なし芳一」とつぶやいてしまったよ…(-_-;)
    それよりあの文字列はドーマ文字に似てましたね…。
    敵方のドーマ文字を身に浮かばせるティマちゃんって微妙に『オレカル』のチカラを使っているといえるんじゃないかな…とツッコミ(^_^;)


★『オレイカルコスの結界』を発動したラフェール…その真意を計りかね、動揺を隠せない王様★
    王様:ラフェール…なぜなんだ! お前ほどのデュエリストがどうして…
    ラフェ:私はこの一戦に私の持てるすべてのチカラを出し切る!
    そしてお前の魂を奪うことで”ダーツ様の導く運命が正しい”と言うことを証明する


    愛するダーツさんの説を実証したい…ラフェさんの思惑はこんなトコロにありました…(^_^;)

    ダーツさんがラフェさんを勧誘したとき、こんなコトを言ってました

      ラフェール、なぜお前だけが生き残ったのか…その答えが知りたいか?
      ならば来るがよい! 私がお前を導いてやる!!


    つ・ま・り…ラフェさんが生き残った運命とは「王様と闘う」コトだった!!!…ということになるようです。
    そして王様の魂を奪うことがラフェさんの運命…となるわけです。

    なーんだ…という感じもします。
    でもラフェさんがなぜそれほどダーツさんに魅かれるのか…その答えがまだ出ていません。
    自分を導いてくれる人…それだけでは根拠に欠ける。
    ダーツさんがラフェさんに見せる「闇の形」…これが重要かな…。
    予告で見る限り、かなり強烈な体験がラフェさんを襲うみたいです(*^_^*)

★瀬人さん…ラフェさんを知って…★
    本田:あいつ…遊戯を破った…
    瀬人:何!?  あいつが!!(おのれ〜ゴゴゴゴゴゴォ〜)


      ウフフ…王様を倒した男を見て、動揺を隠せない瀬人さん(*^_^*)
      ラフェさんのマッチョな体格にちょっと悔しさを感じてくれたりするといいなぁ〜と思ったり…。
      別に寝取られたとかいうんじゃないけど、「この男に遊戯が負けた…キーっ、腹が立つ!!」なんて感想が聞きたかった。
      「遊戯…貴様が汚したデュエルキングの称号…その汚名をそそげるか?(瞳キラリン)
      う〜カッコつけすぎ〜。

★ラフェールさん…ついにエアトス姉さん召喚★
    ラフェさん:名もなきファラオ…もう一度悪夢を再現してやろう…出よ! ガーデアン・エアトス

    白いコンドルが天空に上昇し、暗黒の雲に飲み込まれた瞬間、稲妻が地に落ち、その光の中から姉さん登場!!

    瀬人さん:なんなんだ!? この圧倒的な…一瞬で場を支配するチカラは…(ちょっとビビったぞ)

    結界のチカラを得、「うわぁ〜」と悶える姉さん…(チカラを得た姉さんは男っぷりが上昇(*^_^*))

    王様:『エアトス』がこんな姿になっても…それでもお前は平気なのか?
    ラフェさん:そんなことに心を奪われている場合かな?(顔がアップで怖いです…(>_<))
    本田:やべえぞ! 遊戯はあのモンスターにやられたんだ!
    あいつは相手の墓地にあるモンスターの攻撃力を吸収しちまうんだ!
    瀬人さん:何!?


    エアトス姉さんの邪悪な顔、太い腕…、厚い胸板(爆乳)にメロリンです。
    王様はこんな『エアトス』を見たくないとウルサイですが、ラフェさんの言うとおり、「中途半端に心の闇へ踏み込んだ者にはそう見えるのだ!」という言葉にはうなずいてしまうな…。
    姿形ではなく「絆」さえあればいいのだから…。
    王様も視野が狭いよ…。

    『エアトス』の強さを知って、ちょっと瀬人さんが動揺するシーンは良かったですね(*^_^*)
    やはり妻のコトを心配する夫は見ていて楽しい!
    でも今週はラフェさんとエアトス姉さんのラヴっぷりに完全敗北でした(^_^;)

★エアトス姉さんがぁ!!!!!!!!★
    ブラマジと『ティマイオスの眼』との合体で生まれた『アミュレット・ドラゴン』
    その妙なボディ・ペイントがまぶしいアミュちゃんがエアトス姉さんに攻撃!!

    王様:マジック・デスポーション(?)(ぼえぇぇぇぇぇ〜)

    アミュちゃんの攻撃を身に受け、白い光に包まれた姉さん…”極上の微笑み”をラフェさんに向け…はかなく消滅…
    ドクン…ドクン…ドクン…ドクン…ラフェールの背後から結界が波紋を描きながら広がっていく…

    本田:なんだ!?
    瀬人さん:結界が鼓動している
    王様:ラフェール…

    ラフェさん:今の一撃で『エアトス』は墓地に眠った…だがその屍(しかばね)は新たな魂となって降臨する…
    『エアトス』は不滅だ!

    うぉ〜と地獄から聞こえてくるようなうめき声…その汚れた声から生まれ出た『ガーディアン・デスサイス』が地の割れ目からゆっくりと姿をあらわす(怖いよぉ…(T_T))

    ラフェさん:これが『エアトス』の特殊効果…『エアトス』がモンスターとの戦闘で破壊された時、デッキから『ガーディアン・デスサイス』を守備表示で特殊召喚できる

    突き抜けるのだ…心の闇を…デスサイス…すべての怨念を叩きつけろ!!


    エアトス姉さんが消滅した後のラフェさん…攻め顔&壊れっぷりが素敵ぃぃぃぃ(*^_^*)
    というかエアトス姉さんがこんな恐ろしいモンスターに姿を変えるとは思ってもいなかったので、こっちの方がインパクト大でした。
    大鎌でアミュちゃんの首をスッパリと切り落とすシーンもカッチョよかった!!
    こういう演出もGOODです。
    「耳なし芳一」を意識した設定なら耳だけチョン切るんだろうけどね…(^_^;)

    デスサイスの存在も気になりますね。
    この鬼女(失礼)を聖者と言い切るラフェさん…う〜ん、どうして? なんで?
    こうなるとエアトス姉さんの過去も気になるな…。
    可愛い顔と能面の顔…どちらが本当の姉さんなんだろうね…(-_-;)

    ラフェールさんの怒りを『オレカルの鼓動』で表現したのは印象的でしたね。
    アメルダの怒り爆発『かいぶぁ〜(ドドドドドドドォ&窓ガラスパリンパリン』と並ぶほどの名演出じゃないでしょうか(^-^)

★王様のしつこさにラフェさんもビックリ★

    どうしてお前はそんなにあきらめが悪いのだ?とラフェさんに問いつめられ…

    王様:この闘いが終わったとき何かが変わる…オレはそう信じている…
    オレが…そしてお前自身がどう変わるか…
    それを見極めるまでオレは全力でこのデュエルに挑む! ただそれだけだ!(ガッツポーズ)
    ラフェさん:私が変わる!? ヘヘッ! 私の運命は不変だぁ!!

    何が変わるんでしょうね…私も見極めたいです。
    でもラフェさんは意外に頑固…。
    この頑固さんからどうやって「あんたのおっしゃる通りでした…」と言わせるのかな…(*^_^*)


★ちょっぴり攻めモードの王様に萌え〜★
    王様:ラフェール…ようやくお前の悲鳴が聞こえたよ
    ラフェさん:悲鳴?
    王様:『エアトス』が墓地へ行った時…ガーディアンたちが生け贄にされた時…
    お前は心の中で悲鳴をあげていた…

       ……そうなんだろう!?……((/o\)うひゃぁ〜攻め攻め!! 優しいフリして狙ってるよ! この言い方(笑))

    ラフェさん:ふふん、何をいきなり…(照れた感じで…。っつーか実際、照れてるし…(^_^;))

    王様:相棒がオレに教えてくれた…相手の心の闇ごと背負う覚悟がなければ人の苦しみや悲しみは見えてこない
    オレもお前の心の闇を一緒に背負う!(勇者!!男前!!)
    ラフェさん:くだらん戯言(たわごと)を!!(ホントだよ…(笑))

    王様:そしてオレはこのカードでお前の悲鳴を消しきって見せる!(ラフェさんの反論も聞こえてないみたい(笑))
    オレは手札からマジックカード『黄泉転輪』を発動するぅ!!
    ラフェール…お前が墓地へ送ったモンスターにオレが会わせてやる


    最後の最後ですっごーいセリフ出た!!!!(笑)
    「悲鳴!」「悲鳴!」「悲鳴!」「悲鳴!」
    すごいぞ! 王様!! すごすぎます(^_^;)
    「お前の心の闇を一緒に背負う」って瀬人さんの前でラフェさんにプロポーズですか!?
    ああぁ〜男前な王様にメロリンです〜へ(^^へ)(ノ^^)ノ(メロリンダンス発動!!)

    それにしてもラフェールさんって、やはり「受け」っぽいよなぁ〜(*^_^*)


★★★次回予告★★★
    ラフェールの闇に染まった心を救おうと
    『黄泉転輪』のカードを発動させる遊戯
    黒いオーラに包まれたフィールドの中で
    遊戯が見たモノはラフェールの哀しい記憶だったの!
    家族を失った絶望が『ガーディアン・デスサイス』を生み出したのね
    遊戯はデスサイスを倒し、ラフェールの心を救うことができるの!?

    次回 「心の闇を撃て!」
    デュエルスタンバイ


      ★★★次回予告★★★

      遊戯が「ラフェール」と叫ぶたびに
      海馬くんのピュアなハートがドキドキ★するの
      「そんなにアイツがいいと言うのか…」
      嫉妬の炎をメラメラと燃やしながらも遊戯のデュエルを見守る海馬くん…

      遊戯を虜にする奴の魅力…それはあの厚い胸か…それともがっしりとした下半身か!?
      ラフェールを見つめる海馬くんの瞳は
      次第に強さを増していくの
      えっ! 海馬くんの瞳がキラリと光ったわ
      ちょっとマジ? 本当にやっちゃうの?


      次回 「モミアゲの海馬」 
      デュエルスタンバイ!(っつーか、見たくない(笑))



作画監督=原 憲一
脚本=鈴木 やすゆき
絵コンテ=葛谷 直行
演出=吉川 浩司


2003年10月14日(火) その一言が気になるのデース

今週のWJ(46号)の巻末…高橋先生のコメントを読み、次回は、『将☆棋☆王』か!!とツッコミました。
皆さんもツッコミましたよね…(^_^;)


最新号が出ても先週の話題を語ろうと思います。

先週(45号−遊闘323)での表くんの一言が気になりました。

    ここがもう一人の……
    いやファラオのお墓…
    死んだあとずっとここでひとりぼっちだなんて…
    寂しいだろうな…

「へ〜、面白いこと言うなぁ〜」
「死んだらみんな1人なのだぞ! 感情も闇に溶けてしまうのだぞ!
その『寂しいだろうな…』という発言はいったいどこからやってくるのだ!?」

まったく原作者の気持ちを無視した、情緒のないつぶやきを私は漏らしましたが、死んだ事のない表くんが死んだ人の感情を想像し、感想を述べるというシーンは、高橋先生の死生観でもあらわしているのかなぁ…と考えてみたりもしました。

でもこの発言は若い表くんがポロっと言うから面白く感じるのであって、そろそろアッチの世界からお呼びがかかっている双六じーちゃんが言ったりするとシャレにならないかもしれない…(笑)。


死を意識している人間にとって暗い墓所なんてものは、恐怖以外、何があるというのか…。


そう考えると、海馬瀬人にこの王墓に足を踏み入れていただき、『死の体感』を味わった人間としてどんな感想を持つか聞いてみたい。
っつーか、あの体験を想起しちゃって足を踏み入れることさえできないかもな…。

三途の川を渡ると死生観も変わるらしいので、城之内が暗闇を恐れる理由なんてのも小さい頃に渡りそうになった経験があるのかもしれない…。
虐待ネタは嫌だけど、あの怯(おび)え方は前から気になっているんだよね…。


2003年10月09日(木) 第174話 「運命のデュエル 遊戯vsラフェール」

第174話 「運命のデュエル 遊戯vsラフェール」(10月8日放映分)
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    今日のお言葉

      ラフェール 「お前と私は似ている…だが…どこかで道を違えたのだろう」



    『ラフェールさんって謎だよなぁ〜』
    それが今週の感想です。
    この人が語る『運命』の意味がどうしても分からなくて、なんども頭をひねってしまった。

      遊戯…いや名もなきファラオ…
      私はお前の存在を知ってから奇妙な情を抱いていた
      運命にもてあそばれた者同士として…
      (第156話より)


    王様に対する感情も独りよがりな感じがして、やはり頭をひねってしまった(^_^;)

    たとえば…
    ラフェールさんは「人間なんて生まれて死ぬだけ」と思っていた。
    金持ちの両親…お金は苦労せず手に入り、両親が歩いてきた道を同じように歩いていけば楽しい人生を送れると思っていた。
    だけど、その一本道から自分はハズレてしまった。
    親兄弟は死に、無人島で寂しさに耐えながら暮らし、親戚に裏切られ利用された…。
    思い描いていた人生の設計図が”どうして”狂ってしまったのか…。
    その『どうして』にこだわり、それが『闇』となって、ラフェールさんの眼をふさいでいる。
    おまけにダーツさんがラフェールさんに「人類再生計画」を持ちかけたモノだから、よけいに話がややこしくなってしまっている。

    で、王様に対してのコト。
    王様がこの現世に存在していることもラフェールさんは『運命』という言葉で共感しているみたいだけど、これはちょっと違うように思う。
    微妙に温度差がある。ラフェールさんが海難事故にあったのは「不運」の一言。
    けれど王様は、古代のエジプトで”何かしてしまった”ので、「ここにいる」のである。
    原因と結果がちゃんとあるのだ。
    ラフェールさんとは違う。

    ただ、この二人は似ているよ…確かに(笑)
    似た者同士、受け同士(*^_^*)
    相手の話を聞かない。理屈っぽい。負けず嫌い。でも押しに弱い…。

    前回のデュエルより今度の闘いの方が、ドキドキ度は高いよね。
    王様の強気発言も良いし、『オレイカルコスの結界』を発動させたラフェさんの動向も気になるし…(*^_^*)
    特に王様はラフェさんに相棒の魂を奪われてるから、”恨み骨髄にいる”という激しさでデュエルをやって欲しいな。

★王様の男前な前説にドキドキ★(*^_^*)★
    傷ついた身体でギリギリまで舞と闘った城之内くん
    だがついにチカラ尽き、舞の心の闇を払うと同時に
    自らの魂を奪われてしまったんだ!
    三銃士や舞を操り、相棒も…そして城之内くんの魂を奪い去った
    真の敵! ダーツ!!
    オレは貴様を許さないぜ!!

    今日の作画監督は武藤さん。演出も武藤さん。
    お疲れでゴンスm(_ _)m(深々と慰労)
    深々と頭を下げているが、言いたいこともあったり…(^_^;)
    あのユラユラと空を渡る『龍』はちょっとクネクネしすぎじゃないでしょうか…。
    なんというか、あんまり蠕動(ぜんどう)運動が激しいと威厳に欠けてしまうような気がします。
    もうちょっと重みのある動作が希望です。

    ○に4本ツノのマークが登場しましたが、あれって何?
    パラディウス社って何個も社章を持っているんだなぁ…。
    っつーか、意味のないマークが登場しすぎ!! 
    ホプキンス教授のキャンピングカーにマークされている猫マークとかも気になるよぉ〜(笑)

★やっと見つけた城之内! しかし魂はすでに抜けていた…★
    本田:城之内…テメェー(肩に手を置き、ガックリとヒザをつく本田)
    杏子:こんな事って…あの人(ヴァロン君のコト)も魂を!? 一体誰が?
    本田:舞だよ…あいつは城之内とヴァロンを探していた! あいつがやったんだ!間違いねぇ!! クソー舞の奴! 許さねぇ!!


    城之内を発見したと思ったらすでに魂は取られた後…本田の悔しい気持ちが伝わってきました。
    城之内が舞さんを無条件で「仲間」と呼ぶことに慣れた身としては、本田の「舞さんに対して一本線を引いた立ち位置」も興味深いです。
    まぁ本田は今回の城vs舞デュエルを見ていないから仕方ないけどねぇ…。
    本田の城之内に対する過保護ぶりは好感度高いな。
    城之内は本田がこんなに自分の事を心配してくれているって事、知ってるのかネェ。
    別の言い方をすれば、本田は城之内を守ることで成長していると言えるなぁ。

★ヨチヨチと走りつつも到着したパラディウス社で王様が見たモノは!!★
    「ポン」とエレベーターのチャイムが鳴ると同時に眼前の扉がゆっくりと開く…
    黒い影が王様の目の前をふさいだ瞬間、倒れ込んできたのは魂を奪い取られた舞の身体だった!!


    舞さんが倒れ込んできましたが、あの角度からして絶対に王様の顔が舞さんの胸にパフパフかと思ったので、このシーン、ひどく残念でした(^_^;)
    それにしても、あのスモークはなんでしょう(笑)
    あの個室でイリュージョン・ショーでも上演していたのか!!!!
    不自然なシーンに苦笑してしまいました。

    「ハーピーの羽…否(いや)…」
    この羽でラフェールが待ち受けていることを察する王様。
    エレベーター内でデッキチェックしようと尻に手を回すシーンが妙にツボ(^_^)v

★屋上に上がった王様! 待ち受けるラフェール★
    王様:やはり貴様だったのか! ラフェール!!
    ラフェ:名もなきファラオ…待っていた
    (カードをびゅう〜んと王様に向かって投げるラフェさん)
    王様:これは! 城之内くんの『ヘルモスの爪』!! 貴様が城之内くんや舞を!!
    ラフェ:城之内を倒したのは孔雀舞だ!
    王様:舞が!? じゃぁ、なぜ舞まで…
    ラフェ:愚かにも舞はダーツ様に刃向かおうとした

    ラフェさん回想シーン:舞さんとのデュエルシーン

      舞:あんたに用はないわ! ラフェール!!ダーツはどこ!?
      ドーマのチカラもオレイカルコスの結界ももう必要ない!!
      あたしはあたし自身のチカラでダーツを倒す
      それが城之内やヴァロンへのせめてもの落とし前なんだ!!
      ラフェ:思い上がるなよ…孔雀舞! しょせん、お前は生け贄の頭数…出過ぎたマネはするな
      お前の出番は終わったのだ! 大人しく消えろ!!(デュエルディスクを開くラフェさん)

      デュエル開始! だが舞さんが負けてしまう
      オレイカルコスのチカラにより魂を吸い取られる舞さん
      (目に涙をためながら…)
      …ごめん…ごめん…城之内…(どさりと倒れる)


    (へルモスのカードを見つめながら…)
    王様:城之内くんの気持ちが舞に通じた…それなのに…
    ラフェさん:城之内も舞もそのカードがお前にたどり着くのを願っていたのだろう…ならばお前が持つべきだ

    (冷たく言い放つラフェさんの言葉に怒りが爆発する王様)

    王様:ラフェール…貴様、痛まないのか!? 心が! 胸が!!
    ペガサス、羽蛾、竜崎、舞、城之内くん…そして相棒…一体何人の魂を奪った!
    アメルダもヴァロンも貴様の仲間までもが魂を奪われたんだぞ
    それでも貴様は何も感じないのか!?

    ラフェさん:前にも言ったはずだ…この世界にはたかが人間ではどうすることもできぬ運命というものが存在すると!
    そして運命の答えを知るためにも受け入れ、見届けるしかない
    私は知りたいのだ…運命の答えを!
    そのためにも我らの魂など、命など惜しみなく捧げる

    王様:なぜだ!? 貴様ほどのデュエリストがなぜダーツの言う運命なんかに従わなければならない
    そんなもののためにオレたちの魂はあるんじゃない

    う〜ん、涙をためながら崩れ落ちる舞さんが痛々しかった…(T_T)。
    さりげないシーンだけど胸を打ちました。
    ラフェさんもきっついコト言いますなぁ。「生け贄の頭数」だって(^_^;)
    以前からラフェさんは舞さんのコト、良く思ってないから仕方ないけどねぇ。

    赤字にした部分…運命の答えを知るためなら、魂も命も捧げるっていうのはスゴイねぇ。
    まさに孔子の「朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり」だよ(^_^;)
    これからは現代の孔子様ってお呼びしよう。
    それだけの決意はスゴイ!! でも巻き込まれる人のコトはどうするの…と、こっそりツッコミ。

★海馬兄弟登場!! 可愛い奴らも登場!!!★
    城之内を背負う本田、励ます杏子。
    パラディウス社目指して走っていると、突然、急ブレーキ音と共に瀬人さんの運転するフェラーリー登場!

    モクバ:本田! 杏子!!(おぉモクバが本田の名を先に呼んだよぉ(*^_^*)(わたしゃこっそりモクバ×本田)
    杏子:モクバくん(車からモクバと瀬人さんが下りてくる)
    本田:海馬!!
    瀬人:凡骨め…貴様も負けたのか…(渋い声…妙に憂いのある声がちょっとドキドキ★)
    モクバ:(驚いたように…)城之内!

    瀬人:遊戯はどうした!?(嬉しいよぉ〜心配してくれているよぉ〜(*^_^*))

    杏子:一人でパラディウス社へ向かったわ

    モクバ:うん? ふわぁ〜!!!(突然、モクバ大絶叫!!)
    瀬人:モクバ!! どうした!?
    モクバ:あれ!!

    モクバが指さす先には、目をイチゴのように光らせた、可愛いネズミがこちらに突進チュ〜!


    本田:ネ、ネズミ!!(チュ〜チュ〜)

    (ネズミの突進に驚いた本田が城之内を背中からズリ落としそうになるのを瀬人さんが腕で支えておあげになりました)

    瀬人:こっちだ!この上へ!(非常階段へ皆を誘導する瀬人さん)
    (手すりにつかまりながら…)何が起こっているというのだ…

    あああああ、いいなぁ〜。海城ファンの皆さん…。
    スタッフも憎い演出してくださる!落ちそうになる城之内に手を差し伸べる瀬人さん…はふぅ〜。
    うらやましいよぉ〜。わざとらしいシーンだけど、ムチャクチャ羨ましい!!
    杏子とモクバだけでは引き上げられないから、ぜったいに瀬人さんが足を持ち上げて、柵の向こうに押し込んでいるよね。
    アニメの瀬人さんって親切だなぁ〜。

    ネズミ系大好きな私には嬉しいシーンだったな。
    どぶネズミより、『デスハムスター』だったらもっと萌え〜なんだけど(*^_^*)


★ラフェールさんと王様…ああ言えばこう言う★
    ラフェさん:そう…お前は私に勝てない! それが運命だと言うことを私が今ここで私が証明する
    王様:どうしてそこまで運命に縛られなきゃならない!?オレももう一度、貴様と闘う事を願っていた! 運命なんか関係ない!!

    ラフェさん:オレイカルコスの結界…お前自身の手で運命を決めるのだ
    王様:結界のカードがオレの手に渡ってももう二度と使うことはない

    ラフェさん:そうやってモンスターを犠牲にして、最後に手痛い思いをしたのをもう忘れたか!?
    王様:オレはもうそんな言葉に惑わされはしない!!オレはモンスターとの絆を信じている! 痛みも悦びも彼らと共に!!

    表と裏…そんな感じのセリフのやりとり…。
    この二人らしいです(*^_^*)
    運命ばかりを語るラフェさんに対し、王様は瀬人風ハッタリで応戦。
    出来ればもう少しラフェさんが前回のデュエルを持ち出して、ネチネチと王様をいじめても良かったかな〜。

★王様とラフェさん…価値観の違いが爆発★

    王様の言い分:
      モンスターとプレイヤー…互いが互いを守るその絆…お前はオレイカルコスの結界などを使うようなデュエリストじゃない
      お前の持つデュエルの理想とオレイカルコスの結界は決して相容れるモノじゃない

      モンスターとの絆を守るためにもお前は心の闇に身を委ねることなどしない


    ラフェールさんの言い分:
      ファラオ…お前の言っているコトは正しい
      だが…正しくてもそれだけでは運命の答えを知ることはできない
      心の闇を受け入れ、同化し、すべてを捨て去る事ができたとき、初めて闇に光は届く…
      その先に大いなる運命は存在するのだ
      お前と私は似ている…だが…どこかで道を違えたのだろう
      だからお前には使いこなすことができなかったのだ
      ならば私が見せてやろう! このカードの本当の力を! 発動せよ!! オレイカルコスの結界!


    王様はラフェさんがオレイカルコスの結界を発動するような男じゃないと思っているが、当のラフェさんはあっさり発動させてしまった。
    善人と思いたい王様の気持ちも分かるが、一応、悪役だからね。
    ラフェさんはダーツさん以外は眼中にないから、ダーツさんのためになるならどんな事でもする人さ。

    この緑で色付けした部分は重要なメッセージを含んでいるんだろうが、よく分かんねぇ〜(^_^;)
    「闇」って言われてもこの場合は怒りとか憎しみとかなんだろうな…。

    怒りに身を任せる→いずれその怒りに飽きる→なんかもう”怒り”こだわっていた自分がバカらしく思えてくる→怒りは消え去り、無心が取り戻せる。
    こういうコトかな?
    悟りに至る方法を聞かされているようです(^_^;)


★★★次回予告★★★
    パラディウス社で遊戯を待っていたのは
    以前遊戯が闘って敗れているラフェールだったの
    敵だけれど、モンスターに敬意を払うそのデュエルに
    共感を覚えた遊戯は
    ラフェールが『オレイカルコスの結界』を発動させたことに
    とまどいを隠せないわ
    ついに遊戯を倒した『ガーデアン・エアトス』が召喚され…
    そして!!

    次回 「不死身! ガーディアン・デスサイス」
    デュエルスタンバイ


    ★★★次回予告★★★

    パラディウス社で海馬くんを待っていたのは
    すでにラフェールとデュエルしている遊戯だったの
    ライフポイントが400ポイント減るごとに
    服を脱がなければならない過酷なデュエル…
    ラフェールが『オレイカルコスの結界』を発動させたことで
    遊戯はピンチに立たされてしまうの

    次々と強力モンスターを繰り出すラフェールの攻撃に
    遊戯の着衣はついにブリーフ(白)だけとなってしまった!!
    ここで遊戯が引き当てたカードは『着衣交換』
    これは同じ着衣を互いに交換しあうカードなの
    遊戯がパンツしか身につけてないため
    ラフェールさんもパンツを交換…
    ええぇ!! 嘘!! これがラフェールさんの…!!

    次回 「薄薄、スケスケ…サイズ大きめのバタフライ…」 
    デュエルスタンバイ



作画監督=武藤 公春
脚本=鈴木 やすゆき
絵コンテ=辻 初樹
演出=武藤 公春


2003年10月07日(火) 画像はりつけテスト&ついでにWJ感想

画像はりつけテスト。

テストで貼ってみたら、サイズがデカすぎた〜!

スペースに余裕ができてしまったので、WJ感想でも少し…。
王様のお墓、もうほとんど出来上がってましたね。
シモンは仕事が早い(^_^;)。

最奥部の台に座ったバクラ…。
なんでそんな所に座っているんだ?
その台座の奥に隠し部屋でもあるのかなぁ〜。
それとも台座の下に階段でもあるんじゃろうか…。

ハサンって先代の神官団の中の誰かさんなのかな…。
忠義深いセリフが気になりますねぇ。
っつーか、先王はよっぽど慈悲深い人格者だったのだなぁ〜。
誰も彼もが先王への感謝で心が満タンタンになっている。
マハちゃんもそうだったしね…。
みんながファラオの愛らしさに忠誠を誓っているのかと思っていたので少々残念(笑)

「アク爺がセトの即位を望むなら、ファラオを暗殺すればいいのに…」
……誰もが考えること。私なら殺ってる(^_^;)
しかし考えてみると、これだけの人格者の庇護を受けたファラオを殺しても、臣民は誰もついてこないじゃろう。
だからアク爺は千年アイテムのチカラに頼ったのかもしれんのう…(-_-;)

そりゃ歴史上、暗殺によって王位に登りつめた奴なんざぁゴマンといるが、そんな奴はイカレている。
普通の人間にはとても無理。
アク爺が闇のチカラを利用するのも、自分の手を汚したくないから。
卑怯だけど仕方ない。この爺さんもやはりアク王を愛しているんだと思うから。
その愛がアク爺自身を苛(さいな)み続けているのは、なんとなく分かるのぉ…。

いっそ、農民に生まれりゃ良かったのに…なんてね。

人は生まれる場所を選べない。

さて、来週はどうなるのかのぉ…。


2003年10月06日(月) 魂と肉体(アニメについて)

表くんの魂が封印されたことで、肉体の一人暮らしを始めた王様…
その住み心地はどんなものなんでしょうね。


せっかくのチャンスなんだから”自分だけの身体”をいろいろ試して欲しいと思うんですけどねぇ〜(*^_^*)
もちろん、アンナ事やコンナ事限定で(笑)

先の話だけど、いずれ表くんの魂が救済され、再び肉体を共有することになるわけですね。
その時に、しばらく一人で生活していた王様が表くんとの同居に違和感を感じて欲しいなぁ〜なんて、こっそりと思っています。
違和感というと表現が軟らかいですが、もっと言えば、「嫌悪感少々」くらいを望んだり…。

自分に「もう一人のボク」がいたら楽しいかな、寂しくないかな…とか思う。
けど、そんな奴が自分の中に現れたとしたら、どうも安心感より先に恐怖感を私は感じてしまう。

私が生み出す「もう一人のボク」は私を甘やかし、癒し、熱く愛してくれそうだから、そいつ一人で私の心も満タンタンになってしまうだろう(笑)
そして、人間の友達も必要なくなる。

王様は表くんに対して「お前がいれば十分」発言が多い。
それはやはり王様が表くんの存在だけで心が満タンタンになっているんだろう。
でも今は別行動。
満タンタンだった心にスキマができ、当初は動揺しまくり、絶叫しまくりだったけど、一皮剥けて、今は落ち着きを取り戻したご様子。
むしろその快適さに身体が馴染んできたような気もします。

だからこそ、表くんが戻った時、「あれ?」って思って欲しい。
「寂しかったぜ相棒」と口では言っても内心は…ってのが私の考え。

居心地が良さそうな表くんと王様の関係…。
でも「互いの道を歩いていこう」というキッカケは記憶探しのためではなく、魂が同居するという違和感からきていると解釈したいのです。


2003年10月02日(木) 第173話 「苦い勝利」

第173話 「苦い勝利」(10月1日放映分)
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    今日のお言葉

      舞 「あんたを犠牲にして…いったい何を手に入れられるっていうの…!」


    あぁ…号泣してしまいました(めそめそ)
    魂の抜けた城之内の身体を抱きかかえる舞さん…
    その姿、そのセリフにグッと来ちゃってもう涙ボロボロです(T_T)
    特にこの↑セリフにドキュンと撃たれました。

    伏線というか「あぁ…グッと来るぜ!」というシーンがウマイ具合に配置されてました。

      ◆城之内が『炎の剣士』を召喚し、少しでもデュエルを長く続けようとする姿
      ◆城之内が「お前の勝ちだ」と舞さんに告げた時
      ◆城之内が「でもお前の魂が奪われなくてよかったぜ」と舞さんに言った時
      ◆城之内が舞さんを結界の外へ突き飛ばしたシーン


    おおぉ〜書き出してみるとすべてが城之内の見せ場じゃん…
    舞さぁん…女冥利に尽きるよなぁ…。

    今回の城之内は男としてカッコイイというより、人間としてカッコよかった。
    身体ボロボロのデュエルは全力勝負ではない!と先週の感想で批判もしたが、今回の話を見て、それも伏線のひとつで体力の衰弱を精神の気迫で補うという演出の効果で、城之内のラストシーンも華と散った感じが出たと思いますねぇ。

    私としては身体ボロボロという設定でなくても泣いたと思う。
    それは演出で泣いたというより、セリフで泣いた部分も多かったから…。
    愚かな舞さんが自分の愚かさに気がついた…それだけの事なんだけど、城之内に対する想いの分、切なさが際だった!

★舞さんを前に一歩も引かない城之内の前説★

    ヴァロン、お前は敵である前に、最高のデュエリストだったぜ!
    お互いに全力を出しきったオレたちのデュエルを
    舞…たとえお前でも否定することは許さねぇ
    かかってこいよ! 舞!!
    闘うことでしか分かりあえねぇなら
    もうオレは逃げたりしない!
    今度こそ…全力でお前と闘ってやる!!!


    羽山さん…今日の舞さん、スタイル良すぎです(*^_^*)
    ポヨヨ〜ンな胸がとってもGOODです(^_^)v
    「羽山アメルダ」も良かったですが、「羽山舞」もいいなぁ〜って思いました。
    舞さんの仕草もとっても素敵でしたねぇ。
    髪を掻き上げるシーンもいいけど、ちょっとした伏し目も色っぽかった。(/o\)もう目のやり場に困っちゃう〜

    ティマイオスとクリティウスが「むぉ〜〜ん」と泣いたのには驚いたぁ〜。
    友達想いの竜にもらい泣き…

★先週から走りっぱなし! 探しっぱなしの3人…お疲れでごんす…(^_^;)★
    本田:城之内!! どこだ!!
    杏子:城之内!
    王様:城之内くん!!
    本田:畜生! あの結界が現れたのは確かにこっちなのによぉ
    杏子:ぜったい近くにいるはずよ! 諦めずに探しましょ
    王様:ああ

    レベッカが渡した地図がかなりいい加減なのか?
    2週にわたりオープニングシーンが城之内を探す3人というのもいかがなモノか…(^_^;)
    っつーか、海馬コーポレーションの衛星もかなりいい加減な代物だということだな…。
    精度が甘いのか?それとも3人が極度の方向オンチ…(^_^;)
    ううむ、王様はぜったいにオンチっぽいねぇ〜。

★兄弟ラヴラヴ祭★
    突如現れた『オレイカルコス・ソルジャー』に取り囲まれる海馬兄弟!

    兄:雑魚め…数を頼んでゾロゾロと…
    来い! ブルーアイズ!!(呼ばれて飛び出てジャジャジャジャ〜ン!!)
    雑魚どもを蹴散らせ! 「滅びのバーストストリーム」(ボェ〜ボボボボボと『オレ・ソル』を蹴散らす青眼ちゃん)

    バーストストリームを受け、いったんは消滅する『オレソル』…だがすぐに復活し隊列を組み直す!

    弟:こいつら一体どこから出てくるんだろう…だんだん増えてくるよ、兄サマ
    兄:どれだけ数を増やそうが、雑魚は雑魚…オレの敵ではない! 行け!! ブルーアイズ(再びボェ〜)

    一匹の『オレソル』がモクバの背後に回り込み、細い腕をガシッと取ったぁ!! 
    モクバ、危うし!!! このまま拉致られるのかぁ!!

    弟:兄サマ!!(うひょぉ〜おびえた目がソソりますなぁ〜(*^_^*))
    兄:モクバ!! おのれぇ〜出よ!クリティウス!!(登場した途端、『オレソル』をブヘェ〜と怪光線で焼き払うクリちゃん)
    兄:モクバ!(モクバの前に立ち、弟をかばう兄! ひぇ〜萌え萌えだぁ〜(*^_^*)拉致も良いがかばうシーンもおいしい〜)
    弟:兄サマぁ!(^-^)(姫っぷりが可愛いぞ!!)
    兄:次から次へとうっとおしい雑魚どもめ! 青眼&クリちゃん! すべてを消し去れぇ〜

    う〜ん、拉致されませんでした(笑)。
    期待していたんですけどねぇ〜。残念デース。
    青眼とクリちゃん…すっかり仲良しな感じですが、裏では瀬人さんの寵愛をめぐって修羅場かも(*^_^*)

★城之内の信念がグッと来るなぁ…★
    舞:あんたはいつだってそう…圧倒的に強い敵と闘っていても…どんなに不利になってもけっして諦めない…
    あんたは負けることが怖くないの?
    城之内:そうだな…じゃぁ聞くがよぉ〜、お前の言う「勝つ」っていうのはどういう事だ?
    デュエルで相手を叩きつぶすだけかよ
    舞:そっそれは…(痛いトコロをつかれ、ハッとして眼を伏せる舞さん)
    城之内:確かに昔のお前は「人を信じられない」って言ってたな…、信じられるのは自分だけだって…
    だけど…デュエリストキングダムで一緒に闘って、オレたちは勝敗以上のモノを見つけたんじゃなかったのか!?
    なのに…なんで昔の…一人で闘っていた頃のお前に戻っちまったんだよ

    舞:あたしは…いつだって一人だったわ…いつだって
    城之内:違う! お前は仲間だ!! 今でも!!
    舞:もう遅い! あたしは闘い続けるしかない! あたしはあんたを倒す! それだけよ
    城之内:いや…オレはあの時のお前を信じている! お前の想いを受けとめてやる!!


    赤字が感動したトコロです。
    はふぅ〜城之内…カッチョ良すぎ。
    キザだよなぁ…。素で言っている分、キザ度はヴァロン以上かも。(本人無自覚だが…(^_^;))

    舞さんは孤独というトラウマがあるから、精神が不安定になるとすぐ「孤独な自分」という殻に閉じこもるが、でも私からすると殻に閉じこもるほうが舞さんにとっての自然体なんだと思うんだよね。
    「オレたちは仲間だ」とか言われる方が、ずっと精神衛生上、良くないような気がするから、ヴァロンのように無条件でオレに従えみたいな口説き方が舞さんにはピッタリくると思う。
    でも自分にないモノを無理して求めるのが人間だから…城之内に惹かれるのもわかるよなぁ…(-_-;)

★導き出した答えを否定してしまう意地っぱり★
    城之内:オレだってデュエルのたびに少しずつ成長しているつもりだ! そうしてここまで来たんだ!!

    舞:この精神力こそが城之内の強さ…打ちのめされても絶望的な状況でも決して諦めない…
    あたしには無いモノ…

    ◆ヴァロンの回想シーン◆

      ようやく分かったぜ
      お前がなぜ城之内にこだわるのか…
      あいつはオレたちにないモノを持っている
      お前はそれに惹かれるんだろ
      デュエルに対する純粋でまっすぐな情熱


    あたしには…ないの? 本当に?
    いいえ! あんたを倒した時、あたしも本当の強さを手に入れてみせる
    誰にも負けない強さを!!


    舞さんもヴァロンもこんなに「デュエルに対する純粋でまっすぐな情熱」を持っているのに、どうしてそれを自ら否定するのか…。
    自分で自分が分かってないとはまさにこの事…。
    だからこの二人は城之内に固執し、城之内という鏡に自分を映すことで、ようやくオノレが見えてくる…いう構図になってしまう。

★城之内…優しい言葉に私がメロリンだ〜(T_T)★
    舞:敵のモンスターの攻撃力を上げてまでこのターンをしのぐなんて…あんた何考えてんの!?
    城之内:バカだって言いたいんだろ!? 自分でもそう思うけどよ…
    これが今、オレにできる精一杯だからな…
    オレはお前に思い出してもらいたいんだ
    デュエルを通して大切な事を!
    お前は自分自身の強さで闘えるハズなんだ!
    ドーマなんかのチカラを借りなくてもな!
    オレは…お前が本当は”優しい奴”だって知ってる

    王国で「王の右手の栄光」のカードを舞さんから渡されたシーンが挿入


    城之内:考えてみたらオレはあの時の借りをまだ返してなかったんだよな
    舞:そんな事言って、あたしの動揺を誘おうったってムダよ
    城之内:そんなんじゃねぇよ、自分で踏み出すんだ! 舞
    でなきゃ、お前はこの先ずっと苦しみ続けなきゃならないんだぞ
    舞:あたしは…もう戻れない…この道を行くしかないのよ

    ”優しい奴”…殺し文句〜(/o\)すごいよ! 城之内くん!!
    瞳ウルウルの舞さん…城之内にここまで言われても、それでも自分の道を変えないと宣言する態度は惚れ惚れする…(*^_^*)
    でも言葉とは裏腹に、城之内に対してダイレクトアタックを決められなかった…

    ヴァロンが城之内に攻撃を仕掛けた時、うっかり叫んでしまったシーンや、「ためらい」が邪魔して城之内にダイレクトアタックできなかったというシーンは舞さんの本心が表面に浮かび上がった良いエピソードだよね〜。
    ためらうシーン…城之内との想い出が次々とよみがえり、見ているこっちが懐かしくなっちゃった…(*^_^*)

★泣けました…★
    城之内:お前の勝ちだ…舞…うはぁ…(ガクっとヒザを折り、倒れ込もうとする城之内)
    舞:城之内!(駆け寄り、ガシっと城之内を抱きとめる舞さん)
    城之内!! あんたヴァロンとの闘いですでに…
    城之内:すまねぇ…もうお前の顔さえ見えねぇ(次第に小さくなるオレイカルコスの結界)
    舞:そんな身体であたしとデュエルを…(城之内の表情から生気が抜けていることに気がつく舞さん)
    城之内:わりぃなぁ…けっきょく何もしてやれなくてよ…でも…お前の魂が奪われなくて良かったぜ
    舞:城之内!!(T_T)
    城之内:デュエル…楽しかったぜ!
    (崩れ落ちながらも舞さんを突き飛ばし、一人結界に残る城之内…)
    舞:いやぁ〜(大絶叫)

    (結界の収束と共に、弾かれた舞さんのオレイカルコスのカケラが割れた)

    城之内! いやよ城之内!!
    本当は分かっていた…こんなことして勝ったって何もならない事ぐらい
    最初から分かってた…分かってたのよぉ…
    あたしはバカよ…あんたを犠牲にしていったい何を手に入れられるっていうの…(ホントだよ…(T_T))


    遊戯王でこんなに大人なシーンが見られるとは…。ハァ〜スタッフ感謝!
    切ないねぇ〜。後悔から大泣きする舞さんが胸を打つよ〜(T_T)
    城之内もカッコイイよぉ〜。決して舞さんを責めないトコロがまた男だねぇ〜。

★女は心の切り替えが早いのさ★
    舞:ダーツ…この落とし前はあたしがつける
    待ってて城之内…ヴァロン…
    あんたたちの魂はあたしが取り戻す

    本当ならば次は王様へと狙いが移るはずが、城之内によって洗脳が解けた舞さんはダーツさんへと攻撃の矛先を変えました。
    この切り替えの早さ…舞さんらしいと思いました。

    ヘルモスのカードは舞さんが持っていったのかな…(-_-;)

気になったよぉ〜
    城之内と舞さんのデュエルを神殿で見守るダーツさん
    ダーツさんの目に炎の揺らめきが照り返す…
    でも目の前に炎はなかったのですけどね…。
    あのゆらめきはどこから映りこんでいたんだろう…(^_^;)


★★★次回予告★★★
    嘘でしょう! 城之内が負けたなんて!
    でもヴァロンって人も倒れているってことは
    城之内の魂を奪っていったのは舞さんなの!?
    そんなこと…信じられないよ!!
    怒りを胸に一人パラディウス社へと乗り込む遊戯
    そこで遊戯が見たモノは…
    既に魂を奪われた舞さんだったの
    いったい誰がそんなことを…

    次回 「運命のデュエル 遊戯vsラフェール」
    デュエルスタンバイ


      ★★★次回予告★★★

      モクバくんと次回予告を見ていた海馬くん…
      舞さんと城之内のデュエルも終わり
      次はどんな展開なのだろうとワクワクしていたら
      いきなりもう一人の遊戯が舞さんを抱きかかえているシーンが流れたの!
      突然の出来事に動揺を隠せない海馬くん
      おまけに遊戯の相手が「奇妙な情を抱いていた」と告白かましたラフェールと知って
      さらに嫉妬に身を焦がして身悶えするの

      遊戯の貞操に危機感を覚えながら一人パラディウス社へと乗り込む海馬くん
      そこで彼が見たモノは…
      既に服を奪われた遊戯だったの!


      次回 「全裸の遊戯はオレのモノ! ラフェール!貴様にはパンツをくれてやる!」 
      デュエルスタンバイ



作画監督=羽山 淳一
脚本=面出明美
絵コンテ=又野 弘道
演出=又野 弘道


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