すみれの心が決まるまで…

2002年01月22日(火) ゴリ押し…?

会社が終わってから急に会うことになった。前回のプロポーズの後だけになんとなく足取り重く待ち合わせの新宿へ向った。
私は会社帰りのスーツ。彼は引越し休暇中とあってかジーンズのTシャツに皮ジャケットというなんともチグハグな取り合わせ。まぁ急なことだから仕方ないか。

二人で何事も無かったかのようにプロポーズの話題など全く触れずにカレーを食べる。引越しの事、大阪のこと、私の仕事のこと等々。あ〜今日は大阪に赴任前のデートに過ぎないのかな〜と肩の力を抜いてコーヒーを飲んで、さぁそろそろ帰ろうか?となった時、「ちょっとお話があります。」と彼。

なに〜?と思ったらプロポーズのゴリ押しだった。前回私の「自然なお付き合いを続けてお互いを知ろう」という希望を理解してくれたと思っていたら大間違いだった。
「すみれさんは今後のスケジュールをどう考えてるか教えて欲しい。」ときた!「スケジュールって?」と一応聞きなおすと、「結婚の時期とか、、、、」と。おもわずがっくりした。私の気持ちを理解してくれないことや、外堀をどんどん埋めようとする強引さを強く意識した。しかもいつも帰り際に大事な話題を突然降ることも気に入らなかった。おもわずカッとしたけど、10秒我慢して「その事については前回私の気持ちを正直にお話ししたつもりです。今すぐ結婚の事を考えたり話したりする時期ではないと私は感じてます。急かされるのは嫌です。」と答えた。彼は「解りました。」と言ったけれど絶対解っていないと思う。でも今日はこれ以上話し合う気持ちにならないので彼の大阪赴任が落ち着いたらまた話すことにして別れた。

どうしてこうなるのかな?


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2002年01月12日(土) えっ!うっそぉ…

今日はミーシャのコンサート。
これも知らないうちにチケットが取られていて、あまりこういうコンサートに馴染みのない私は正直言って気が進まないデートでした。
でも、まぁ何事も経験だし、、と思って気持ちを奮い立たせて待ち合わせに。
まずは渋谷で待ち合わせて東急文化村で『ウィーン分離派展』に。
これはとっても楽しみにしていた展覧会だったのでいそいそとお出かけ。
大好きなクリムトやシーレの作品が数多く展示されていてじっくりと鑑賞することができて満足。カレもシーレが好きということなのでそれぞれのペースで見てまわることが出来た。絵の鑑賞って本当は一人で行くほうが気楽でいいのだけれど、カレとはそんなに気を遣わずにまわれるので良かった。結構大事なことだよね。

お昼を食べながら彼が『ぴあ』を広げて、行きたいクラシックのコンサートとかオペラ、ミュージカルを選べと言う。私の好みの舞台も一緒に行きたいんだそうだ。う〜んありがたい提案だけど、今すぐ決められるような行きたいコンサートも舞台もなくて困った…。一応私が探しておくね、という事でとりあえす逃げる。彼は気軽にコンサートとかに出かけるタイプ。でも私はコレっという舞台(コンサート)を厳選した上でどうしても行きたい!っていうモノにだけ出掛けて行くタイプ。この違いが結構ツライかもしれないなぁ。

早めにミーシャのコンサート会場である埼玉スーパーアリーナに移動。開場までジョンレノンミュージアムのカフェでゆっくり。煙草の煙が絶え間なく漂っていて気分が悪かった。禁煙席だったのに…。全く価値なし。

肝心のミーシャのコンサートはと言うと…ダメ。私はこういうノリの良いコンサートは苦手らしい。しかもあんまり興味のないミュージシャンだった為か、後半は特につらかった。だんだん頭痛までしてきたのでやっと終わった時には「これで帰れる…」とホッとしました。でもカレはとっても楽しそうだったので、私がつまらなそうにしていたら悪いと思って、一生懸命つまらない顔だけはしないように頑張りましたよ。余計疲れたけど。

軽く夕食を食べ、午後10時。閉店になったし、ここから家までは遠いから駅に向かいましょうと思ったら「ちょっと話があるんだ。」とカレ。

イルミネーションはきれいだが寒〜い外のベンチに座らせられた。
「えっと、えっと、…。やはり僕の気持ちは決っていて。とにかく結婚して下さい!」
えっ、えぇ〜!!!!まじ?!もう???

私は固まった。言葉を失った。顔が青くなって、次に赤くなった。
早いよ〜。この前「このまま良いお付き合いが続けば結婚というお話に…」とは言ったけど、まだそんな流れじゃないじゃない!
驚いた。本当に驚いた。しかも、こんな時間にこんな場所で!!終電が気になるよ〜。泣きそうになった。
始めのうちは「びっくりした〜。気持ちはうれしい。けどぉ、う〜ん…」とかはっきりした言葉が出なかった私だったけど、突然言葉が沸いてきた。
「はっきり言ってまだ不安なことが沢山あるし、結婚に対する自分の気持ちは全く固まっていない状態。今ここで『Yes』とは言えない。漠然と貴方との結婚を考えてはいるけれど、まだ私の気持ちの上で納得できていないの。私は流されるままに結婚を決めたくないの。ごめんなさい。」

カレはショックを受けていたみたいだった。自分でも「まずかったかな?」とも思ったけれど、正直な気持ちだから仕方がない。時間を気にしつつも2人でなるべく率直な今の気持ちを話し合った。彼は大阪への転勤が間近になって結論を出来れば急ぎたかったし、親にも急かされているという。それに、カレは私の気持ちもカレと同じく結婚を確信していると思っていたらしい…。私は自然にお互いの気持ちが固まる過程を大切にしたいという気持ちを伝えた。又、転勤が多い生活に対する不安も打ち明けた。カレは単身赴任は嫌だというから尚更だ。

いちおうカレも納得してくれたようだし、もう終電ギリギリにもなったので話を切り上げた。あせって駅に向かう。彼の家は途中駅だけど、新宿まで送ってもらった。いいって辞退したんだけどねぇ。

なんとか終電に間に合った。家に着いたらもうぐったり。なんともハードな一日だった。けど、プロポーズってうれしいのかと思ったのに、気が重くなっただけだった。やっぱりタイミングって大事なのよね〜。

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2002年01月02日(水) 残念ながら…

新しい年が明けました。
去年は2月に子宮ガンで4年半闘病中だった義姉が亡くるという悲しい出来事に始まり、夏には父が2度目のガンで手術を受け1ヶ月半入院し、母がほぼ一年に渡って入退院を繰り返し、3度の手術を受けようやく年末に退院したという混乱に満ちた1年でした。
父のガンは初期の初期だったということで一応一安心。母もなんとか今年は元気に過ごしてくれそうです。
つくづく健康が何よりの宝物なんだなぁと痛感した一年でした。

今日は天気がよければお寺さんにお参りに行く予定でいて、
彼も一緒に行きたいと言っていたのですが、あいにくの雪模様。
高速道路を1時間かけて出掛けて行く気にならなかったので残念ながら取りやめにして彼に電話。じゃぁまた東京で会おうねということになりました。

そうとなれば甥っ子をつれて近所のジャスコでお買物。
お正月だからとゲームセンターで遊ばせていると携帯がブルブルル。
彼からです。
「今から東京に帰るんだけど、新幹線を途中下車するから会えないかな?」
えっえぇ〜!
突然そんなこと言われても、すっぴんだし、出かけてるし、、、、。
チラっと「悪いかな?」とも思ったけれど
「親戚の家に出かけることにしたから今日は無理。」っ答えちゃった。
今年初めての小さなウソ。でも無理は禁物。
突然「会おうよ」は禁止技です。やっぱり会うならそれなりの準備が必要だもの。

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