2002年02月17日(日) |
被告のごとき気持ちにて。 |
この真綿で締め付けられるような感覚は
何処からくるのだろう
何処へむかうのだろう
僕のこころは
ただ 許しを請い
僕の身体は
ただ 温もりを恋う
“皆から愛せられるので、皆から離れてゆく”
あのひとは 人から罵られたりもせず 他人が書いた文を拝借して 堂々と 楽しく 健康に 生きておられる。
あのひとは 僕の才能の いつも いつでも 邪魔をなさる。
あのひとは 僕の若さを 妬んでおられるのだろう。
あのひとは きっといつか 男でありながら しわしわの 婆さんのように老いるのだ。
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