託す想いも託される想いもそれぞれの一方通行はすれ違い温度を伝えなくなってしまった文字達は唯其処に存在しているだけの紙切れ
鏡越しに映る世界はスベテを取り払った無垢な蒼居た堪れない存在が嘗て此処に印した痕跡は未だ消えず
繋がる電波、連なる文字に一喜一憂な毎日でアッチとコッチを行き来する平穏不穏はもう見えない
隔たれたアナだらけな障害は透ける明日を進む勇気と動かぬ利己心の塊との間で揺れ動く感情の試練
抑え切れない不純な動機は唯、自我への言い訳で歩いた足跡だけには真実の木の実を落としている
反転する光と影は知らぬ間に世界を蝕み愚挙な理論も正論化変わらぬ形も移り逝く時と架す
奥底に隠れ潜む焦燥感小さな幸福及んで消え去れば残るは思念の制御スイッチ亡くす勇気も見える形に変移する
蹴り上げた地面は哀しくて追い出されるように飛び立った向かう先々の想い達の行方は掴めない雲のような存在ダネ
幾度と悩んだその先に小さく見えた白い点進む恐怖と退く恐怖虚栄の塊は常に先を進み縁遠き自我は幻の花
思考回路を辿る途中邪魔をするのはいつも黒感覚だけの世界で生きてた小さいココロが懐かしい
冷えきったコトバが優しくて温かいコトバは要らなくて卑下する事で得られる快感は病み付き中毒症状
存在位置の在るべき場所行方知れずの確認作業増幅するばかりの被害妄想の念
白と黒のコントラス世間はいつも決めたがる右向け右の世界では右しか正義は見えなくて嘘で覆う行方は何処
弱肉強食の世界の中怯えながら縮こまり計算立ててしまうけどアタって砕けてZEROも自分
夢見がちに空眺め昼と夜の境界線理想と現実の境界線?アタシは何も見ていない
無いモノに心惹かれ真正面からぶつかれず負い目を感じ過ぎるだけの時を感じる
生きる事は痛いナ。
繰り返す日々に厭き厭きし現実逃避でマギラワス逃亡先は箱の中。
月はまだ堕ちず太陽も昇らぬ不思議な空間所在不明。