晴れも褻も 〜ハレもケも、と読みます。私らしいかなと。

2007年10月31日(水) 朋有り遠方より来る、亦楽しからずや

わずらわしいことが無いね

君が今の会社に入って良かったことは何?
そう訊いた時、後輩は半呼吸ほどでそう答えた。

***

「有朋自遠方来、不亦樂乎」
別に遠くないし、むしろこちらからお邪魔したのだけど、
久しぶりに人に会うというのは嬉しいものでした。
後輩の安定した軽やかな空気が変わってないのも嬉しかった。

アドバイスを求めに行ったというよりも
自分が納得するのに付き合ってもらったというほうが正しい。
会って直接話したということ、
それと、冒頭の問いに対する答え。
帰りがけ、私は納得して封書をポストに放り込んだ。
ありがとう。私には大事な一時間でした。

色々不安は並べたんだけど、
エージェントには、基本的に不安がもう無いことは見抜かれてた。
苦労すると分かっていても好きな人を追いかけてしまうのと同じで、
結局これだと思ったものを措いて他へ行くことはできない。

いい展開になることを期待。


2007年10月23日(火) カラマーゾフのこと

今日は小ネタです。ハッピーターンを食べながら。

先日、NBonlineで「『カラマーゾフの兄弟』続編を空想する」の書評を読んだ。
これは面白そうだ、ということでまずは「カラマーゾフの兄弟」から読むことにした。

カラマーゾフねぇ、ロシア文学です。ドストエフスキー。
ロシア文学の何がいけないって、名前の長いのがいけない。
そして愛称があるのがいけない。(罪と罰はこれのせいで意味が分からない)
そして長編。賭博者は面白かったけど、カラマーゾフは上中下だからなぁ。
そう思って避けてきたけど、読み始めてみました。

文庫とはいえ分厚いので、荷物の重い日は他の本を読んでいたりします。
今日はカラマーゾフではなく「梅原猛の授業」を読んでいました。
そしたら、カラマーゾフの兄弟の話が出てきた。
宗教が無いと道徳も無くなるというくだりで、
カラマーゾフの次男(イワン)が無神論者である話を引いている。
それだけならいいんだけど、あらすじをおおまかに語ってしまってるorz
これから殺人が起きるというとこなのに、犯人まで語るなヽ(`Д´)ノ

今日の教訓:本は浮気しちゃダメ。


2007年10月03日(水) その林檎は

このりんごを食べないかい?
僕はすごく美味しいと思う、でももう手に入らないかもしれない。
たいせつな君だけにあげるから
ほら、一口食べてごらんよ

そういわれて
目の前に差し出されたその食物は


私は食べてみることにした
美味しいか不味いかは食べてみなければわからない
けれど、世間一般にはその中に毒性があるといわれている
生理的に受け付けない面もある


食べてみることにした
食べるのは3日後。ながいながい3日間。




# ほんとうは、一度断った
# ほんとうは、少しだけこわかった
# おとなになるとひみつがふえる


***南の島の写真をアップしました。→こちら***
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