ロマンティスト・テイスト...jovanna

 

 

3rd アルバム - 2006年05月27日(土)

今朝からTHE YELLOW MONKEY 3rd アルバム『JAGUAR HARD PAIN』を繰り返し聴いている。
このアルバムは、本当に名曲揃いで『SICKS』と共にTHE YELLOW MONKEYの双璧だと思う。
まず第一曲目“魔の海を越えて・・・”という歌い出しから惹き込まれる「SECOND CRY」で
“僕はジャガー 確か殺された 僕はジャガー あの娘の前で”
この時前作『EXPERIENCE MOVIE』のラスト曲「シルクスカーフに帽子のマダム」で歌われた
“ジャガーはライフルで・・・・・・”のフレーズが織り込まれて来る。
時を越えたジャガーとマリーの物語の幕開けを飾るドラマティックな曲だ。
そして響き始めるのは、情動を掻き立てられるアニーのドラムそしてヒーセのベース、
官能的なエマのギター、
“身体にしがみつけ スピードのハネムーン 世界地図のベッドで 犯してもいいだろう?”と
吉井が妖しく煽る歌だ。
この曲を聴くと文字通り「血沸き肉踊る」という感じで、昔ペチコートレーンの会報で企画していた
「メカラウロコ」で聴きたい曲の募集に応募した事を思い出す。
結局私は直に聴く事は叶わなかったけれど。
タンゴのリズム「薔薇娼婦麗奈」、ワルツの「街の灯り」、叙情的スローナンバー、
王道ロックンロール「悲しきASIAN BOY」、GS風「赤裸々GO!GO!GO!、私が思うロマンティストの極致
「遥かな世界」、そしてジャガーとマリーの物語が大団円を迎える「MERRY X'MAS」。
『吉井和哉のまる秘おセンチ日記』の中で
「勝負の三枚目の準備をしています。当然身を削る毎日です。気が狂って死にそうな想いで
曲を作っています。」と書かれている。
『JAGUAR HARD PAIN』は、THE YELLOW MONKEYにとって正しく
勝負のアルバムだったろう。
この作品でコアなファンを多く掴んだのだろうから。
独り立ちした吉井和哉にとっても、現在製作中のアルバムが勝負となるに違いない。
ふと浮かんだ疑問だけれど、新アルバムは吉井和哉としてはファーストになるのだろうか。
それともサードアルバムなのだろうか。




溢れ出すこの愛を君に見せたい - 2006年05月23日(火)

THE YELLOW MONKEY最後のシングル「プライマル。」で
“愛とか強調すると顔が変になるよ”と歌われていたけれど
全くその通りだと思う。
吉井和哉を好き過ぎて、エマさんを好き過ぎて、
私は、この二人のステージを心の底から愛するあまり
それを喪う事を怖れるように為っていた。
二人の間の信頼の深さ・絆の強さを信じると言いながら
結局は、信じきれていなかったのではないだろうか。
BS放送でのインタヴューの言葉の端々から、どんどん不安が
拡がって行って、恐怖にも似た疑問をBBSで問うてみた。
エマさんを長い間見て来られた方々が意見を述べて下さった。
それぞれの考えを読ませて貰えて、本当に良かった。
《本人の納得できる活動ができることを願う》
そうなんです!結局、願う事はそこなのですよね。
どんな形であれ私達は、彼らが生み出してくれる音楽に触れて生きたい。
友が《吉井さんが”ロック”バンドをやりたいなら、
ギターにエマさんが入らない理由はないと思う》と言ってくれて、
思わず涙ぐんで仕舞うほど嬉しかった。
エマさんがご自分のソロ活動に集中したいという事があれば
その時は吉井もエマの意思を尊重するだろうけれど
あの「FOOLISH HEARTツアー」LIVEの吉井のエマへ向けた笑みを見るに付け
そうそう簡単にO.Kするとも思えないよね。
エマが今度のNEWアルバムに参加しないと知ってから
私は、思っていた以上に動揺していた。
というより、2/28大阪城ホールの最後、エマが客席に向かって丁寧にお辞儀を
してくれた事も、後になって思い返して?と不安に囚われていた。
ソロ吉井和哉にとって、エマ=菊地英昭とは、どういう位置なのだろうか?
THE YELLOE MONKEYの時は、盟友だった筈。では、ソロ「吉井和哉」にとっては
サポートメンバーの一員?
昨年の「スティルアライヴ」ツアーでは、エマは本当に控えめで
ステージの中央に出て観客へアピールする事も殆ど無かった。
けれど「FOOLISH HEARTツアー」では、エマの占める割合が
とても大きく為っていたように感じた。
ステージアクションもそうだし、ギターソロも。
それが、NEWアルバムにエマが参加しないと聞かされて、戸惑ったのだろう。
吉井和哉のオフィシャルファンクラブ「KY」が発足した時、
私達の間で「菊地吉井」の略称だ♪と話題になった。
いっそのこと「菊地吉井」のユニットを組めば良いのに、
という意見もあった。
THE YELLOW MONKEYというあれだけのバンドを解散させた吉井が
YOSHII LOVINSON→吉井和哉と試行錯誤しながらソロになって、
今更エマをユニットを組むなんて、「そりゃないよな」と思いつつも、
これだけずっと見つめてて愛している自負のある私の予想を
さっくり斜め上遥か彼方を進んで行く吉井の事だから
どんな事が起こるか判りはしない。
あの元筋肉少女帯の大槻ケンジと橘高文彦がその名も
「大槻ケンヂと橘高文彦」という名前のユニットを組んでCDを出し、
ライブもやるのだそうだ。
ミラクルだ。
吉井和哉は、ソロになって、ボーカルの自分だけがスポットライトの
当たるライブにはしたくないと言っていた。バンド形態でやりたいと。
エマ以外のギターで歌う吉井和哉、ホントに合ってる!と思った
「FOOLISH HEARTツアー」バンドではないミュージシャン達を目にするのは
辛い事だろう。
けれど、馬鹿だと言われようが、私は、THE YELLOW MONKEYの遥か未来を信じている。
10年20年経った円熟の吉井和哉・菊地英昭・廣瀬洋一・菊地英二が
新しいTHE YELLOW MONKEYを魅せてくれるのを心待ちにしている。




それよりもこの愛を君に見せたい - 2006年05月22日(月)

吉井が今回のレコーディングにエマを同行しないと知ってからずっと気になっていた。
先日の「BSスーパーライブ」と「J-POP」でのインタヴュー映像を見て
尚一層、その思いは強くなった。
最初は、ソロ第三作目、吉井和哉名義としては初のアルバムでは、
これまでとは違ったアプローチを吉井は考えているからだろう、
海外のミュージシャンに演奏して貰って、吉井和哉が理想とする
最高の音を録って来たいのだろうと思っていた。
各地の夏フェスへの参加がどんどん発表されて、蝦夷ロックへは、
『エマを連れて行く』発言も出た事だし、
『どうせ夏フェスにエマも出るんなら、きっと新曲もいくつか
披露されるだろうし、そんな事なら最初っからエマのギターで録ればいいのに。』
などと、楽観的に捉えようとしていた。
けれど、あのインタヴューの吉井の発言を全部通して振り返ると
どうしても不安を覚えるのだ。
「もっと遠くへ」「より新しい世界」を目指す吉井は、
私なんかが考えているよりもっとずっと遠くまで歩んで行って仕舞っているのではないかと。
『エマに苦渋を飲んで貰って』なんて言ってた不安げな吉井は、もう居ないのではなかろうか。
『バンドを組むかもしれないし』って呟いた吉井が描く近未来像には、
エマの姿がいないのではなかろうかと。
もっと明け透けに言えば、秋に予定されるツアーにエマは同行しないのではないかと
言う事だ。
ここでも何度も言って来た事だが、私は、吉井もエマもヒーセもアニーも、
どんどんソロ活動を頑張って欲しいと願っている。
それが結局は、いつの日かTHE YELLOW MONKEYの新しい扉を
開く鍵だと信じているからだ。
吉井和哉のLIVEツアーにエマのギターが無かったら?
考えたくも無い。
考えたくはないけれど、もう現実にそういう状況が訪れたら、どうなるだろう?
ツアー最終日の大阪城ホールでチケット売れ残り800枚だった事を考えれば、
エマ不在のツアーチケット売れ行きは、かなり厳しい状況に陥るだろう。
いかに良い曲を作り素晴らしいアルバムを出しても、地上波TVには殆ど露出しない
今の吉井和哉の姿勢では、新規ファン獲得の道は険しいだろう。
今年の夏、北海道から沖縄まで多くの夏フェスに出場して、新しいファン獲得の
チャンスがあるかもしれない。
フェスで彼らが出逢うのは、あの華のあるギタリストエマだ。
彼抜きのツアーでは、せっかく掴みかけた客の関心を削いでしまうかもしれない。
とはいえ、興行の為にエマの助けが必要だから一緒に組むというのでは、
それはそれで私は物凄く嫌だ。
吉井和哉の考えもエマの考えも、全くみえない現時点で
うだうだ考えるのは愚の骨頂だとは思うけれど、
悩むのも愛のひとつ、というより悩みはやがて快感に変わるので
仕方がないと開き直っている。




ようこそここへ - 2006年05月18日(木)

「ようこそここへ」というタイトルを付けたら、「クッククック 私の青い鳥〜♪」と続けたくなった。
先日の「サンタモニカの休日」で
「来て来て来てサンタモニカ〜」が浮かんで以来、桜田淳子ブームのようだ。
KYのコラムが更新された。
『リズム録りが超順調に録り終わり、今はギターのダビング、歌入れ等をしている』そうだ。
『30代最後のアルバムだから「集大成〜!」というわけではないけれど
ちょっとした“まとめ”的な内容だとは思うので、アルバムタイトルも少しそれに
因んでいる』のだとか。
この前は色シリーズ?なんて考えていたけれど、違うっぽいね。

今回のコラムで目をひいたのは『現実 30代はなかなか愛と狂気だった』という箇所だ。
「愛と狂気の30代」か。なるほど。
じゃあ40代は何と形容するのだろう。
不惑なんて程遠かろう。「愛と試練」?
「忍耐」とか「責任」とか重い言葉ばっかり浮かんで来て苦笑いだ。
もうすぐ40代ですね。まあ気を楽にしておいでなさい♪
40代が厳しい時代だとしても、やっぱりそこに「愛」は必要不可欠だろうと思う。
そしてその「愛」は、より深く豊潤なものであって欲しい。
今朝ある事情からTHE YELLOW MONKEYの昔の会報を探していて
あの「エマボルタ」フィーバーポーズが目に留まった。
「MY WINDING ROAD」ジャケット撮影の合間に、かの有名な映画「SATURDAY NIGHT FEVER」で
ジョン・トラボルタが一世を風靡したあのポーズをエマさんが取っているフォトが載っているのだ。
もうホントに決まっていて懐かしく、これをやってここまで嵌るのは
エマさんしかいないと確信した。
この映画で大ヒットしたビージーズの「愛はきらめきの中に」の
原題は、「How Deep Is Your Love」。
とても美しく切ない曲だ。愛は甘く優しいだけのものじゃないもの。
どれだけ深く愛するかは、どれだけ痛みや哀しみを抱えてそれでも尚
「幻のような」「儚い夢のような」きらめきを大切に持ち続けていられるかなのだろう。
吉井和哉がNEWアルバムの中で
どのような愛を歌うか、心から楽しみにしている。





歌心 - 2006年05月17日(水)

東海林太郎という歌手がいた。燕尾服に直立不動で歌う姿が強く印象に残っている。
きちんと声楽を学ばれた方だそうで、私が覚えているのは、かなりご高齢の晩年の頃
だったろうけれど、とても綺麗な発声で伸びやかな美しい歌声だった。
著書の中で
『これはいつも思うことなんだけど、歌の深さと愛情の深さにはきりがありませんね。
歌って「これが最高だ」なんて、うぬぼれちゃいかん。歌は途方もなく深く広い世界をもっていて
人間の成長につれて、肥っていくものだ。美声が衰えても、内容が変ってくる。』と
述べておられた事を知った。
先日のBS放送での吉井和哉の声が甦る。
『声の出し方をもう一回見直そうかなと・・・
 声帯も衰えていくし
 鍛えていかないと歌えないし・・・
 昔とは違う良さを身につけていきたい』
BSでのLIVEを見て、改めて感じたけれど、
昨年夏のLIVEの時より、吉井の歌は格段に深みを増した。
新しいヴォイストレーナーについているとのことだし、
今回のツアーに向けて相当鍛錬を積んだのだろう。
『ルックスもそうだし、曲もそうだし、歌詞もそうだし、声もそうだし
 今年からまた色々自分の殻を破って多いに変えて行こう』
ホントにROCK!な人だなあ。
常に高みを目指すその探究心と、「歌」への情熱がある限り
吉井の「歌心」は、より深く熱く息づいて行くことだろう。
『ミュージシャンの演奏がビンゴの連続』だという報告も嬉しいけれど、
新作をこんなにも楽しみに心待ちに出来る今が
何より幸せだと思える。
吉井和哉が歌い続けていることに感謝したい。




「歌は誰のものか?」 - 2006年05月15日(月)

勿論、著作権の話をしたいのではない。
THE YELLOW MONKEY時代、殆どの曲を作詞作曲し歌っていたのは吉井和哉だ。
でもTHE YELLOW MONKEYの曲は、吉井和哉のもの?
そうじゃないんじゃない?
KYの着声『それは愛じゃないんじゃない』が浮かんで来て笑った。
YOSHII LOVINSONは、「BLACK COCK'S HORSE」で
“俺の歌は俺の歌 君のものじゃ ないぜ”と歌ったけれど
YOSHII LOVINSONという架空の名前を作り出さなくては再び歌えなかった自分への、
そして自分に掛けられる周囲からの大き過ぎる期待への、
苛立ちもあったんじゃないかと思う。
けれど、「歌」って誰かに聴かせる為に歌われたのなら
その歌った人も歌に触れた人も皆、全ての人のものだと私は思う。
THE YELLOW MONKEYを深く愛し続ける人の中で
「吉井和哉がソロでTHE YELLOW MONKEY曲を歌うのは、嫌だ」という気持ちは、
心情的には理解出来る。
でも「裏切り」だとか、「吉井和哉が他のメンバーを犠牲にした」とかいうのは、
おかしいと思う。
特に「犠牲」っていうのは、メンバーに対して凄く失礼な物言いだと私は感じた。
「BSスーパーライブ吉井和哉」の最後で
『まだ葛藤している。安定した人生を送っているシンガーにはまだ為れない』と
語っていたけれど、
それでこそ吉井和哉だ。
「SIDE BY SIDE」の
“まだ平穏じゃ 平穏じゃない 一過性の夢想でもない
 無理に笑うのよせ”の歌詞そのままに
試行錯誤しながら、それでも着実に一歩ずつ険しい道を
歩んで行くのだろう。
その過程をこれからもあなたの「歌」で感じさせて下さい。





NHK BS「スーパーライブ 吉井和哉」 - 2006年05月14日(日)

放送前までは、自分が行けなかった武道館LIVE、インタヴューはありがたいけれど
2月24日のLIVEは全部放送して貰いたいしインタヴューでLIVE場面がぶつ切りに
なるのは残念だなどと、少々不満に感じていた。
けれど、飛鳥山公園の桜を背景に始まったインタヴューは、
想像していた以上に内容の濃いものだった。
満開の桜を背に『幼い思い出の中にある色は「ハンマートーン」』と語る吉井。
十条の駅から十条銀座、そして亡きお父さまが舞台に立った篠原演芸場が紹介されていた。
舞踊がお好きだったという父親のその血が、あの吉井のステージパフォーマンスに
確実に繋がっているのだと、それを語る吉井の表情が優しく
どこか誇らしげに見えて心に残った。
LIVE映像の合間に差し込まれるインタヴューは、流れを遮って仕舞うかと
最初心配していたけれど、一曲一曲をより深く味わう手助けになっていたと思う。
「HATE」                        
「FALLIN’FALLIN’」              
「BLOWN UP CHIDREN」昨年のツアーで聴けなかった曲たちが
この一年で更に熟成されて心に響いて来た。
『雨と海の歌が多い』と笑う吉井が『雨の日に家にいるのも好き』
『いつか晴れるじゃん』  と語った時、私はこの人のこの『雨上がりの虹』のような
ところに惹かれているのかもしれないと感じた。
CDが出た時からとても好きな曲だけれど、「SWEET CANDY RAIN」が本当に沁みる。 
THE YELLOW MONKEYを解散して目標を見失ったとまで弱った吉井が
また『歌』への情熱を取り戻してくれて本当に良かった。
『メロディと言葉と曲しかない』
「吉井和哉」である事に正面から向合い、受け入れ、そして
新たなより高い目標を掲げて歩き出す。
『もっと遠くまで』
大丈夫、あなたならもっとずっと遠くまで歩いて行ける。
私達ファンもその歩みをずっと見守って行きたい。
ところで、LIVE映像でのツボは、「FINAL COUNTDOWN」での
エマさんの「天使の歌声」&吉井の「良かったよ♪」の肩タッチと
「HIKARETA」 で吉井が魅せてくれたのエマさんギターコード捌き&ワウ押さえ。
しーたかさんがにこにこと切れ味良いドラム叩いているのも、
柴田さんが
華麗なキーボード鳴らしてくれているのも、
根岸さんがバッチシリズム刻んで麗しのコーラスしてるのも、
バーニーがホントに気持ち良さそうに身体揺らしてギター掻き鳴らしてるのも、
とっても素敵だけれど何と言っても一番嬉しいのは、
エマさんが笑顔でギターを弾いている姿と
その横で満足そうに笑う吉井の姿だ。
『これからまたバンドを組むかもしれない』
その言葉にまたビクッと為ってしまう悟り切れないファンで申し訳ないが
私の信じた「BEAUTIFUL」を守って生きたいと願う。





吉井和哉の歌う「POLLY」 - 2006年05月09日(火)

「ALL APOLOGIES」を聴いている。
本当は、1曲目から聴くべきなのだろうが、
吉井和哉が「POLLY」をどう歌うのか気になって堪らず「POLLY」から。
思っていた以上に吉井は、嵌っていた。
起伏の少ない曲だけれど、吉井のこの歌声、アコースティックギターの音色、
このリズムから、ひりひりとした緊張感、静かな狂気と表現出来そうな
そういうものを強く感じた。
何度も何度も繰り返して浸っている。
正に麻薬のような歌だ。
やっと最初から聴いてみたが、1曲目LUNKHEADの「All Apologies」聴いて安心した。
MO'SOME TONEBENDERの「Very Ape」、detroit7の「Rape Me」が雰囲気あって良かった。
驚いたのは、B-DASHの「Smells Like Teen-Spirit」だ。
あの陰鬱な曲がまるで別物に変貌していた。
下手に歌われるよりは、これくらい意表をついてくれた方がましかもしれな
い。

溶けた砂にその後の感想を綴った。




ARE YOU READY? - 2006年05月08日(月)

今日の昼前に更新されたSMOKEY KAZUYAの画像は
、ソファーに立て掛けられた「FOOLISH」君だった。
『故郷に帰り喜んでいる筈』ですって。
でも本当にギターって感情があるんじゃないかって思える時あるよね。
『いい音出してね。あ、俺次第か、、。』ってのが微笑ましいけど
吉井和哉と同い年のこのGibson SG リフィニッシュ・・・
とても相性が良さそうなので、新アルバムでどんな音を響かせているか楽しみだ。
SMOKEY KAZUYA更新だけでも嬉しいのに、
先程BBSにも本人登場していた。
リズム録りが終わった!?明日からギターや歌入れが始まる!?
凄く順調に進んでいるんだねえ。
『アルバムタイトルがほぼ決まって』歌詞が1曲書けて『今ワインを飲んでほろ酔い』
なんて書いてて、とても良い感じでレコーディング出来ている様子が伝わって来る。

実を言うと私は、先日吉井が
『今度はアメリカで全部録って来ます。ギターを弾くつもりです』とか書いてた時に
ほんの少しがっかりしたのだ。
新アルバムでは、エマさんが弾くって事もあるかもしれないと思ってたから。
「蝦夷ロックにエマさんを連れて行く」発言があったから、
夏の何本かのフェス出演は勿論、多分その時に新曲も遣る筈だから
そうなったら新アルバムにもエマ参加もありかも?と考えていた。
でも良く考えてみれば、THE YELLOW MONKEY時代の吉井の曲作りって
まずLIVEで皆が演奏する事を第一番に考えていたんだろう。
もしかしたら、吉井の理想とする形よりもバンドアレンジを優先させていたかもしれない。
そう考えたら、吉井の選んだ向こうのミュージシャンや、曲によったら
吉井本人が弾く味わいのあるギターがベストなのだろう。

しばらく前に音楽ニュースで知ったけれど、7/5両A面シングル
「真夏のストレート/天国うまれ」でソロデビューするヒロトは、ドラムもギターもベースも
全部独りで演奏し、アーティスト写真も鏡の前に立ち携帯で撮ったそうだ。
吉井の「黒穴」の時を思い出すよね。
ドラムも写真も自分でってとこが尚更素晴らしい。
ザ・ブルーハーツからハイロウズ・・・エネルギッシュにバンドを遣り続けた人が、
ソロの始まりを何もかも独りでっていうその意気込みの大きさをひしひしと感じる。
ヒロトとマーシーって20年一緒に遣っていたそうだ。
ハイロウズが無期限活動休止に為った時、また今度も二人で一緒に新しく?
と少し期待した人も多かったのじゃないかな。
これからこの二人はどうなっていくのだろう。
まず、7/5のこのシングルを楽しみに待っていよう。
そして、
「at the BLACK HOLE」「WHITE ROOM」に続く吉井和哉としては初アルバムが
どんな名前を名乗って登場するのか、期待が膨らむ。
色シリーズ続くのか?(笑)









My追加

 

 

 

 

INDEX
past  will

溶けた砂
時の谷間