今年ももうすぐ終わりますね。
「一年を振り返って」とは良く言うけれど
振り返った時に見えるのはたった一年ではなく
これまで生きてきた道のり全てなのですね。
楽しいことも嬉しいことも、悲しいことも辛いことも。
それぞれきっと素敵に生きた暁の、2005年大晦日なのだろうな、と思います。
誰も彼も、皆が自分のことを誉めてあげて良いのだろうな、と思います。
そしてもちろん、許してあげて良いのだろうな、と。
私はそう思います。
今年も
そして来年も
おそらくその先もずっと
私は人を愛しています。
抱きしめたままゆっくりと
ゆっくりと、前へ参りましょう。
時々私は自分の周りの色々な縁から遠ざかりたい衝動に駆られる。
あるいは、縁を封印すると言った感じであろうか。
趣味や物に限らず人からも。
そんなことのあった少し後、 私の周囲は、以前つきあいのあった人の知らない人ばかりになっている。 結果、以前のつきあいの人は、違う様相の私を受け入れ難いのであろう、 更に縁遠くなっていく。
もちろん、そんな私の様相とは関係なく 長く続いている縁もあるのだけれど。
先日、mixiに入った。
『人間関係をより深く広いものに』というコンセプトのもと組まれた このシステムに、果たして私は馴染めるのだろうか。
人は『piece』ではない。
既にmixiを始めている人ならすぐに分かるのだろうが、 自分の趣味に合いそうなコミュニティを探して回ったり、 全く知らない人のページを見て回るだけでも結構楽しいのに、 自分のページに誰が来てくれたか分かる『足あと』機能というものがあり、 来てくれた人のページをこちらから辿れるようになっているのだから、 これが面白くないワケがない。
けれど。
人間観察は好きだけれども、自分のことを知ってもらうのが苦手な私に、 果たしてmixiは向いているのだろうか。
もとい。
自分のことを知られたくない私が、果たしてmixiに馴染めるのだろうか。
私は元々、簡単には人を信用しない性質である。
所詮他人 分かって貰えなくてもアタリマエ
そう思っているところがある。
分かって貰えないと思うので、自分のことを話すのをやめてしまった。
一方で。
好きな人と同化してしまいたいと思う 相手を自分の中に取り込んでしまいたいと思う あるいは相手の中に取り込まれてしまいたいと思う 血も細胞も吐く息も混ざり合って一つの物になりたいと思う
辻褄が合わないのである。
何故そうなったのか、何が原因なのかは分からないが、 別段それを治そうとは思わない。
思ったことがない。
治し方を知らない。
誰か一人、いてくれたらそれで良いのだと
誰か一人、愛してくれる人がいたらそれで良いのだと
が、当然そこの辻褄が合うワケもなく。
先日、彼の保護者に『どうして愛されないのだろう』と問うたところ
『何を言ってるんだか。皆に愛されてるじゃないか。』と言われた。
山ほどの愛はいらない。
欲しいのは唯一つなのに。
それはとても難しいことらしい。
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