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アイ ナンカ イラナイ。
夏野 空の日記

2005年02月20日(日) 熱の無い家

今日になって熱はすっかり平熱に落ち着き、咳も随分治まってきている。

昨晩あたりから症状は薄くなっていた。

けれど殆ど食べていないので体がフラつく。


もう日曜日になっていることに気付いた。


この一週間で口にしたものと言ったら、

月曜の午後、症状の出始めに無理やりおにぎりを2つ食べた後、

水曜日にヨーグルト1つ

金曜日の昼に煮物1パック、夕方に苺1パック

あとはリンゴジュースばかりであった。


昨晩は久しぶりにシャワーを浴びた。

あまりにフラつくので倒れるかとも思ったのだが

それより何より体を流したくて、強引に浴びてしまった。


結局私が寝込んでいる間、夫は何もしてくれなかった。

食事も一人で作って一人で食べてしまっていた。

隣の部屋で高熱に魘されている私の食事は無し、である。

私だって何か食べたかったし、水分だって摂りたかったのに。

なのに、知らん顔である。

ネットスーパーなるものが無かったら、私は今頃どうなっていたのか。


昨晩など、どこかへ遊びに行ってしまっていた。

これが夫の本心なのだろうし、本性なのだろうと思う。

「バレちゃったんだから、今更とりつくろっても仕様がない」

そう言うことなのであろう。

「俺は長生きする気はないし、
 俺が死んだ後お前がどうなろうが知ったこっちゃない」

こんなことも言うくらいなのだから、

私の生死など端からどうでも良かったのであろう。

こんなことなら、やはりあの時死んでおけば良かった。



今日、冷凍庫の奥を探していたら肉まんを一つ見つけた。

レンジでチンして一人で食べた。



2005年02月18日(金) インフルエンザ

一昨日の夜であったろうか。

熱は下がらないし全く食べられないし意識の遠のく感じがして

流石に「あ、これはマズい」と思った時既に遅く。


体調を崩すたびに彼の人には「早く病院へ行け」と言われるのだが

どうしてだか私は病気を寝てやり過ごそうとするところがある。

今回も、寝ていれば治るであろう、などと高をくくっていたら

鰻上りに熱上がり。

水分も満足に摂れない状態にまでなってしまって

治る気がすっかり失せてしまったので救急外来で診て貰うことにした。


今回はタクシーで行こうと、それでも結構頑張ったのだが

生憎とタクシー捕まらず。

寒い中立っていたら、気が遠くなってきたので

またしても救急車のお世話になってしまった。

あぁ、ごめんなさい。


結果、インフルエンザであった。


けれどワクチンというのは発症から48時間以内に接種しないと

効果がないので、既に手遅れです、と言われ、

暗い夜道を一人帰ってきた。

タクシーで。

「寝てれば治る」ってことだ。

そして、もう幾晩か辛い日が続くのだな、という覚悟はしていたのだが

更に辛い日がその後に来るとは思っていなかった。


昨晩である。

もう息も絶え絶えである。

意識朦朧である。

彼の人に「入院しろ」「病院行け」

そして「言う事聞かないなら捨てるぞ」とまで言われ。


既に言う事聞ける状態ではありませんでした。


一体何時だったのかも分からず

薬だけ飲んでひたすらベッドを目指す、倒れ込む。

何だかとても魘されていた気がする。


明けて今日。

熱が7度台まで下がってきていた。

何か口にしたい気がして

ネットスーパーでイチゴを届けてもらうことにした。

リンゴジュースもたまにはいいなと思ったので2本頼む。

そう言えば先日買った紅茶のロールケーキが冷蔵庫に冷えている。


今とても眠い。



2005年02月16日(水) 下がらない熱

8度前後の熱が続いて、もう3日目である。

慣れる、ということはないのだろうか。

風邪のせいなのか、ストレスのせいなのか

酷い吐き気がして食べられないでいるのが

更に体に良くない気はする。が、食べられない。


とりあえずお茶ばかり飲む。

と言うか、今家にはお茶くらいしかない。

無いことは無いのだろうが、熱で頭をヤられているので

他に思いつかない。

もちろん、あっても作る気力がないのだが。


何か食べなくては、とも思うが、

熱でフラフラな上に今日などは天気も悪いので、

ネットスーパーなるものを利用して届けてもらうことにした。

リンゴジュースとか
ヨーグルトとか
お茶とか
牛乳とか

重いものばかり頼んでゴメンナサイ。

しかも4階まで運ばせます。



昨日などは一旦熱が下がりかけて幾分か体が楽に感じていたし、

天気もそこそこだったので気分も良く、

家の中をちょっと掃除してみたり洗濯してみたりもしていた。

これが良くなかったのか?

「明日から出勤できるかも」とも思っていたのに

また夜から咳が酷くなる。

今朝起きたら熱っぽく、案の定、体温計の目盛りは8度を超えていた。

しょうがないので、こうして日記など書きながら

いつもだったら見ることのない時間帯のドラマを見ている。

『誰にも言えない「加奈子の逆襲」』。

心の中で「冬彦さぁ〜〜ん」と呼んでみる。

別に家にはどーせ誰もいないのだから声を出して呼んでもいいのだが。


何とかならないものだろうか。


風邪薬を飲んで、また様子を見ることにする。

さっきネットスーパーでした買い物は夕方には届くだろう。



分かっている。

分かっているのだ。

愛されなくて当然なのだ。

信じてもらえなくて当然なのだ。

愛してなどいないのだから愛されなくて当たり前なのだ。

信じてなどいないのだから信じてもらえなくても不思議ではないのだ。

何を泣いているのだ、私は。



2005年02月15日(火) おだやかな陽射し

一体どういうことなのか。

やはり『身内』というのは信じてはいけないものなのだろうか。

「そんな男(元夫)とは別れてしまえ」

「キミは一杯傷ついたのだから、僕が大事にする」

とか何とか。

あれは何だったのだろう。

一生懸命信じていたのに、「俺は独りが良かったんだ」

とは一体どういうことなのか。

信じて今までついて来た私がいけなかったのだろうか。

だったら。

どうせ裏切られるのなら。

私は元夫と離婚せずに頑張っていれば良かったではないか。

私はこんな思いをさせられるために、この夫と結婚したのか。


今年のお正月には珍しく温泉などにも連れて行ってもらって

私としてはとても嬉しかったのだけれど

そんなことをしながらも、

彼はその裏で着々と離婚の準備を進めていたのだ。

二人で一緒に何かをする時間を作れるようになってきて、

「良い方向に向かっているのかなぁ」と思っていたのに。

そう思っていたのは私だけだったらしい。

全ては彼のポーズだったのだ。

彼は親しげなポーズの裏で離婚の準備を進めていたのだ。

私は騙されていたということになるのだろうか。


どうやら私の性癖がMであるので、信用できないということらしいのだが。

Mだと信用できない、とは一体どういうことなのか?

何をどう信用できないのだろう。

ありきたりなことしか思いつかないが、男関係が不安なのだろうか。

だったらまず、夫が自分自身に磨きをかけて、

私の目が他の男などに行かないよう努力するのが

一番手っ取り早いだろうし、夫自身の自信にも繋がるではないか。

自分は身だしなみを整えるどころか何の努力も自制もしないでいて、

ゲームに夢中になり、ネットに依存し、ついでにアルコールにも依存し、

それでいて相手に対する要求だけ一人前とはこれいかに。

が、Mであると不安だ、というのなら

これだけでは解決できないのであろうか。


「信用できない」と言いながら、

そしてこっそり離婚のための準備を進めておきながら

彼はこう言うのである。


「でもそう思っているのはほんの一部だから、やり直そう」


そう聞いた時、非常にビックリした。

この人は何を言っているのだ?、と思った。

信用していない、と言いながら

離婚の準備を進めている、と言いながら

どの口で「やり直そう」???



やり直そう、と言うにしては随分と失敬な態度である。

私に一体彼の何を信じろと言うのだ?



人生と言うのは分からないことだらけである。



2005年02月13日(日) さいてー

いとうが最低の人間であることが判明。

こんなヤツと結婚していたのかと思ったら

バカバカしくなった。

言いたいことがあるなら、きちんと伝えられるのが大人だろうに、

コッソリ隠れてバレないようにしていたらしい。

「何を?」というのを書くとあまりにも可哀相なので

ここには書かないが、聞きたい人はメッセでもメルでもして下さい。



隠してたのが、あっさりバレちゃったところが

更に馬鹿丸出しで笑える。

ブツが出てきたので「これは何?」と聞いたら

「(アタシが)怒るから言えない」と言う。


言わなきゃ怒らない、とか

バレなきゃ大丈夫、ではなく、

それをやっている時点で、既にキミは軽蔑の対象です。



とりあえず、ヤツには『最も信用できない人間』というレッテルを貼る。

家族なのに、ありえねーw


後のことは追々考えよう。



2005年02月06日(日) もしかしたら明日

先月末で、気に入っていたある日記が消えてしまった。
「赤い首輪の記憶」だったか。
こんなことならメールアドレスだけでもチェックしておくのだった。
そう思っても後の祭りである。
残念。
そして少し寂しい。


今、私の面倒を見てくれている飼い主さんというのは
とても思慮深い人である。

きっと、ずっと先のことまで考えているのだろうなぁ、とか。
あるいは考えていなくても分かっているのだろうなぁ、とか。

私はどちらかと言うと行き当たりバッタリな方だし、
直感で判断して動いてしまうタイプなので、
きちんと面倒を見てくれて、かつ、叱り方を知っている
思慮深い誰かがいてくれるのはとても安心するのである。
だからと言って泣かずに眠れる夜を迎えているかというと
そうでもないのだが。
それでも叱られればペシャンコになるし、誉められれば有頂天にもなる。

飼い主さんは私の司令塔でありコントローラーなのである。

おそらく飼い主さん自身は全く意識していないだろうけれど。


デパートのバーゲンでちょっとお洒落なワンピースを見つけたのだが、
着ていく機会が無いので飼い主さんにデートをおねだりしてみた。
「いいよ」と言われたら、明日もう一度出かけて行って
買ってこよう、それに似合うコートも買ってこよう、などと
アレコレ思いを巡らせながら眠りについた。


ふと思った。
出会ったのだから必ず別れも来るものである。



思い出は少ない方がラクなのかもしれない。





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