ちょうちょうの気持ち
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2002年10月28日(月) たんこぶで、へこむ

夜の搾乳中、うしに顔を蹴られた。
10年間乳搾りしていて首より上を蹴られたのは、はじめて。
ミルカーをつけるときにちょっと手がすべったのに驚いたらしい。

狙ってきたわけじゃないのでかすった程度だけど、
あとになってすごくショックを受けている自分に気がついた。
怖いとか痛いとか悲しいとかむかつくとかどれでもないけど
どれもそうかもしれん。
もし目に当たっていたら・・・・とか考えたら怖い。
足を振り回してきたので両腕も蹴られたけど、年よりなので
まだ青くならない。

あーーあ。


なんか。






2002年10月27日(日) ちょっとから。

きのうの歌会は大塚陽子さんが講師として
いらしてくださった。
田舎の小さな同好会とはいえ、年に数回はこうして
先生をお招きして教えていただけるのって、
ずいぶん恵まれているよなーと思う今日この頃。
とてもたのしかったし歌会の後も陽子さんの言葉を
反芻したりしていてちょっとぬけがらぽい私。

今月の題は「木」。
しめきりを間違えていて急いで作ったんでいまいちだった
んだけど意外にも票が入ったしだめだしもされなかった。
自分ではあまりいいと思わないうたのほうが評判いいみたい。

あれー。

というわけで久々にボタンなど入れてみたりして。





↑エンピツ投票ボタン・たんか入り

今日もウシは元気♪
↑マイエンピツついかボタン

今日、広報が来て、俳句のほうも載せてくれていたんだけど
下の句が違っていた。(>_<)
「秋深し」が「秋暑し」になっていて。
意味が通じないよーーん。

  「幼児のポケットの中秋深し」


2002年10月24日(木) ひまでいそがしい

明日は結社詠のしめきりなので今日はなんかずっと
パソコンの前で困ってました。
なんとか間に合った〜。
すごくすごく好きなのを表題にしておけばとりあえ
ずそれは没にならないだろうと思っていたんだけど、
先月思いきり表題のうたがぼつになってて。

11月号も微妙なの。
かなり微妙。
今日出したのも微妙。
変な題だし。

あのね、「ホンコンフラワー」っていうのよ。
なつかしい?


2002年10月23日(水) ゆきの匂いとからすまつり

北海道のあちこちで雪が降ったらしい。
いいなぁー。

なんて

もうすぐいやってほど降るんだけどね。

はなちゃんが保育所の帰り
「ゆきのいおいがするよー」
と言いました。きっと誰かの受け売り。

ゆきのにおい。
雪が降りそうなときって
におうんだよね。
これはきっとここに住んでいる者にしか
嗅ぎ分けられないニオイだ。

保育所のお迎えが5時ぎりぎりになると
もう暗くなってる。
急にストンと日が短くなったような気がするなぁ。
郵便局の裏の葉っぱのない木にカラスかいっぱい
止っているのを見てめぐが

「あーー、からすまつりのきせつなんだねぇ」

って。

なんだ?



今日、今年最後の生牧草を発送した。
ほっとしたけどちとさみしい。


2002年10月20日(日) みんとさん

めめ亡き後(たぶん)我が家に籍を置く猫の最年長。
だが最初のお産のあと子育てを放棄して自ら牛舎猫としての
人生いやにゃんせいを選んだミント。
先祖のチンチラの血を濃く引いているので美しい。

家には寄り付きもしなかったミントが、このまえの授乳期には
よくごはんを食べに来た。そしていつのまにかまた家には来なく
なってしまった。

そして、ここ数日またやって来るようになり、なんとなーく
お乳も張ってるようであんたいつのまに・・・・と思っていたら
今朝、玄関フードに子猫が隠してあるではないか!!
ちょうどかりんちゃんが外へ行こうとしてフードに出てきていた
んだけど、子猫たちがはじけたのでなんだか知らないけどでぶの
かりんまではじけてしまい、がんがんがらすにぶつかっていく。
もう止らない状態!
外で見ていた牛舎猫たちとアンジーはさぞ怖かったことだろう。

その子猫たち、いやに美形。
三毛のふわふわと茶トラ×白。
あまりにも可愛いんだけど・・・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(意味なく引っ張ってみた)

ミントさん、夜になって子猫を置いて出ていった。
なんて無責任な!!
子猫出してもいいのかしらねぇー。
今夜も寒いんだよねー。
ずっと下駄箱におこもりしているんだけど。


2002年10月17日(木) 達人への道・・・への偉大な1歩かも

今週も3日間、IT講習があった。
今回はエクセルの中級。
パスしたいと思いながらも、今回パスしたら
永遠にエクセルとは仲良くやってゆけそうにないので
自分を励ましつつ参加。
わかってみれば結構おもしろいじゃなーい。嫌いな人と
付き合うよりよっぽど楽♪
普段余り使わなかったけど、これから牧草の発送台帳なんか
整理するつもり。




2002年10月15日(火) ついていないんだってさ。

今日はオットの検診日。
私だってこう見えても意外と忙しいのだし、1人で行かせても
いいんだけどそれはそれで帰ってくるまで気が気じゃないので
やっぱり運転して行くことに。
なんと週末からこっち、金・土・月・火と名寄よ〜。
さすがにうんざりざんす。

さて、2週間ギプスで固めた結果は・・・・どうやらいまひとつ
芳しくなかったようで。
今回はギプスはしてこなかったけど2週間後の断層検査でだめ
だったら再手術だって。
骨盤の軟骨を削って移植してもっと長いプレートに換えるとか。
そんな大それた手術なのに今度は1泊でいいって、絶対ウソ!

あーーあ、ゆううつ〜〜。

この前の入院のとき、自分がどんな風にしていたのかまったく
思い出せなくらいもう心身ともになまっているのよぉ。


2002年10月14日(月) よく晴れた秋の日、珍しいところをあるく。

3日間の発表会の最終日。
めぐの憧れのおねいさんが出るので2人で聞きに行った。
あんまり上手なので草太を辞めさせたくなった。
さすがに回転寿司という気分でもなく、コンビニでパンを
買うことにして帰路についた。

時間に余裕があったので国道で車を停めて写真を撮り、
ずっと気になっていた『北海道命名の碑』というのを
見に行こうと思い立ち、河原のほうへとハンドルを切った。
だらだらと坂を下り、やっと碑のある場所に到着。
本当に松浦武四郎が書いたかどうかは??な木標と武四郎の
年譜が。
それにしても河原はとてもしずかで川底も透き通っていて
対岸には小さな滝まであってなんてきれいなんでしょう。
焚き火の跡もあるし、暖かい時期ならここでピクニックも
いいわねぇーと思いつつ、車に戻った。

さて。
河原はちょっとどろどろだったけど、タイヤの跡もあるし
端っこなら大丈夫よね、と発進、Uターンして戻ろうと
したそのとき・・・車が埋まってしまった。

うそでしょーー!?

石を敷いたり枯れ枝を敷いたりしたけど全く効果なし。
冬じゃあるまいし埋まったときの装備なんかなにもない。
今日に限って携帯も不携帯。
ってか、ここ圏外じゃん。
あーーこんなとき、どしたらいいんでしょ。

とにかく車を置いて歩くことにした。
行ったことないけど比較的近くに集落があるし。
めぐ、何を考えたか漫画を抱えて来た。私に持たせようと
するので丁重にお断りした。
そして、めぐの手を引いて国道をとぼとぼ。
(互いをののしりあいつつ)
軽装な親子が国道ぶちをとぼとぼ歩いていたら親切な人が
声をかけてくれるのでは・・・と期待したけどまったくそんな
ことはなかった。

それにしてもイイ天気で、山はきれいだし、こんなことでもなければ
決して歩くことなんかないはずの場所を歩いている私とめぐ。
そして初めて、筬島へと通じる橋を渡った。
しかも徒歩。
お店の1件くらいあるかなぁーと思ったけど気配すらなし。
駅にも公衆電話もない。
非常電話みたいのがあったけど通じないし使い方もわからない。
非常時に困るよねぇー。
かなり悲愴な気持ちで工事をしている人のほうへ歩いていったら
なんと町内の人!事情を話したら引っ張ってくださるって!!
いやーん、地獄で仏ってこういうときに使うことばよね。

とぼとぼ歩いた道をあっというまに走って、現場に到着。
そして、無事脱出でき、家に辿りつきました。

あーもうこれで、松浦武四郎は私にとってとくべつな存在だわ!


    !?


2002年10月12日(土) 発表会

今日はピアノの発表会。
めぐにとっては生まれて初めての。
草太にもこんな大人数の発表会は初めて。
すごくすごく上手な子とそこそこの子、
やっぱり人数が多いとばらつきがある。
あと聞いてはいたけどみんなラフな服装だった。
アンサンブルで出ている子もトレーナーを揃えているくらい。
そんなもんなんだー。
ふりふりドレスはいなかった。
でも、はなちゃんが習うようになったら、やっぱりふりふりを
着せるだろうなぁ。
でも、へたくそだったらちょっと・・・と妄想を抱く私。

めぐ、ちょっと緊張して肩が上がり気味。
一生懸命弾いていた。
1回ミスしたけど、まぁまぁでしょ、6さいだし。
心配なのは草太。
仕上がりが遅くて、ホントは今でもまだまだ。
ノーミスで弾けてもいまいちなんだけど・・・・
本番、せめて途中で止まらないように、と祈るような思いで
見守った。
小さなミスは何度かあったけど、とりあえずノンストップ。
ほっ。
(こんな演奏でもほっとするなんてことがちと悲しい・・・・)


エンディングは小学生までの子どもたちが並んで歌を歌った。
「となりのトトロ」のうた、振りつき。
レッスン中にずっと練習してきたけど、合せるのは初めて。
それにしても他の子どもたちと並んでみるとやっぱりめぐって「小さい子」
なんだわーとしみじみ。


そして、とりあえず許容範囲内のミスですんだ草太はるんるんと
ゲーム屋へ。
なぜかめぐにも買わされて、はなちゃんにまで買わされて(中古
のセーラームーンのスーファミソフト。¥260なり。)
高い参加費を払って発表会に出してやってなんでご褒美まで・・・
と小さな疑問を抱きつつ帰路に着いたのであった。

ゆっくりしていったけど搾乳にはばっちり間に合ってしまい、
真面目に仕事もして、子どもたちは久々に3人仲良く?ゲームを
していた。


+  +  +  +
名寄で友人と落ち合って子猫を引き取ってもらった。
こっちが御礼をしたいくらいなのにじゃがいもをもらってしまった
のよん。大喜び。

今度猫缶もっていくからねーKちゃん♪


2002年10月11日(金) 言わないということ(1)

自分のことを良く思っていない人たちと会うと
それが楽しい会であっても後味が悪い。
ひがみかなぁ、と思う。
でも、言葉のはしっこにちらちらしている悪意が
笑顔に包まれながら私に向かってくるのはやっぱり
わかってしまう。

そんなところにのこのこ出ていかなければいいんだけど
自分を認めてくれる人、受け入れてくれる人たちの中だけに
居れば居心地がいいけど、あとは全部シャットアウトしちゃ
っていいのかなぁーと、そこまできっぱりした態度を
とることも出来ないでいるのだ。

オットの腕がギプスで固定されたと知ると
「アレだけ動いていればね〜〜(おまえがはたらけよと
言外にアリアリ)」
・・・って、毎日見ているのかよおまえは。
夕方5時過ぎまでネットしていて遅くに牛舎に入って、
夜遅くなっちゃうとか、すげーいい天気の日に昼寝と言って
4時過ぎまで寝ているのとか、見てるわけぇぇぇぇ!?
ま、腕が痛かったり疲れていたり、理由はあるんだけど。
そしてそういうのも長続きのためにはあるかなーとは思って
いるんだけどね。あんまりとんでもない時間に搾乳されても
私だって最後までは付き合えないわよね。

そうゆうひとは私がしている仕事のことなんか全く知らないし
(していないと思っているから)
別に知ってくれなくてもいいけど知らないのに非難がましい
ことゆうなよ、と思う。

そういう人たちに認められたかったり見返すために仕事して
いるわけではない。
そうなのだ。
自分たちのために仕事をして、家族も牛もそこそこ健康で
機嫌良く暮せればいいのだ。



イヤな思いをするたびに自分に言い聞かせつつ言い聞かせつつ
生きているというわけで。



以上、「言わない」ことへのちょっと長めの前振りでした。


2002年10月07日(月) こねこ


土曜日に友人が娘さんと泊まりに来てくれた。
カオスな我が家を恐れない勇気あるふたり。
家の中にも何匹か子猫がいて、なにやら1匹くらい
連れていってくれそうな雰囲気。しめしめ。


シャムが入っているっぽくてミルクティーみたいな
色でとってもかわいいけど弱っている子を連れてってくれ
ることになった。
「こういう死にそうな子を育てるのがいいんじゃない」
って。

さすが。

実ははなちゃんがその子を乱暴に扱うのを見ていられな
かったからかもー。
一日たって、その子はどうなったかな?


2002年10月06日(日) キティちゃん

今日は秋味祭りがありました。
去年、かめのまいどくんを購入したお祭りです。
草太のマラソン大会もありまして、今年は見事に
びりっけつだったそうな。
そうなというのは、間に合わなくて見れなかったから。
でも、町の皆様の暖かな拍手に包まれてラストで
ゴールインしたそうで、母がいないほうが良かったかもん。
でも、さすがに悔しかったようで。
その悔しさが維持できれば来年は練習するだらふ。


今年も吹奏楽の出番までめぐはなはお祭りを満喫。
わたあめを食べてアイスを食べて・・・・おっと、金魚
すくいを忘れていたぞー。亀も売っていなかったなぁ。
フリマではジュウレンジャーとかセーラームーンの本を
買いました。
お楽しみのおもちゃくじは帰り際に引いたんだけど、
はなちゃんはキティちゃんのお洒落セットとかおうちに
くらくらしていたらしいんだけどもちろん外れで、それでも
キティちゃんのビニールの膨らますやつだからまだいいほう
だったのに店の前で号泣し、ずっと泣きつづけて怖かった
です。いやー、すごかった!
まるで私たちがはなちゃんを苛めているみたいで、思わず
知り合いに会うと言い訳をする気弱な私でありました。


「こんなもの、ずっと好きになんかならない!」とまで言われた
かわいそうなキティちゃん。

夜にはちょっとだけ好きになってもらっていました。


2002年10月03日(木) 流れ星

台風の余韻?のような強い風が一日吹いていた。
あたたかい風。
それが夕方ぱた、と静かになって
とっても綺麗な夕焼け空に。
そして、夜は満天の星。
(街灯がニクい・・・・)
牛舎からの帰り道、ばかみたいに上を向いて歩いた。
「おかあさーん、ほしがぐるぐるうごいているよー」
とはなちゃんが言ったとき、目の端に流れ星。


草太、昨夜に続いて中吹の練習に行かせる。
ギプスしちゃって無理!と思っていたオットも、中学校の
ピストンの弛んだ楽器なら吹けるから6日の秋味祭りには
出るそうで。

火曜日に作ったギプス、だいぶ臭くなりました。


2002年10月01日(火) 固定

今日やっと、夫を病院に連れて行った。
なんだか仕事が押したり急用が出来たりで
ここ三週間くらい通院していなかったのだ。
そして、つい使ってしまったりなんだりで腕を腫らして
痛がっていたので今日はもう、なんとしても行ってもらわ
ねば・・・と、気合を入れて乗せていった。

腕は、昨日まですごく痛そうだったのに、昨日の朝
階段を踏み外して痛むほうの腕を壁にぶつけたら楽になった!
そうで、なんと腫れも引いていて、それはそれでちょっと怖
かったりする。
ぶつけたら抜けそうになったねじが引っ込んだの???
かなぁ。

というわけで病院にて。
つ・い・に、ギプスで固定されてしまったのだ!!
せっかく週末は友人とキャンプ〜?と盛りあがっていたのに
これでは出かけられない。
すっかりうつ・・・と落ちこんでいた夫だが、固定すると
傷害保険がおりるのだよ、がんばれーー!
牛舎では痛いのと仕事にならないので機嫌が悪かった。



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