山ちゃんの仕方がねえさ闘病記
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2010年04月11日(日) |
「坂の上の雲」を読む |
いま司馬遼太郎の「坂の上の雲」にはまっている。年末から年始にかけてMHKが壮大なドラマを3年越しで放映しているし、大河ドラマは「竜馬伝」だし、明治維新のあたりの話に夢中だ。
どちらのドラマにも主役級で出演しているのが香川照之だ。この俳優はすごいと思う。「坂の上の雲」では本当の子規にそっくりだし、「竜馬伝」では語り手であるということもあろうが、すでに主役の福山雅治を完全に食っている。
経歴を調べたら、父親は歌舞伎役者の三代目市川猿之助、母親は女優浜木綿子だそうで、さすがにサラブレッドだと思った。
「坂の上の雲」に手をつけたきっかけは、以前鳥越碧著「兄いもうと」という正岡子規兄妹の伝記的小説を読んだのが取っ掛かりである。これは子規本人よりは妹律にスポットを当てた小説だ。これをきっかけに次に夏目漱石の主な作品をほとんど読んだ。残っているのは「虞美人草」ぐらいになった。
そうしているうちにNHKがドラマで「坂の上の雲」をやりだしたので、いよいよ原作を読もうと思ったわけである。これを読み終えたら同じく司馬遼太郎の「竜馬が行く」をぜひ読んでみたいと思っている。
昨日歯医者に行ってきた。久しぶりだった。
もう一月にもなるが、義歯の前歯が壊れ醜く金属の色になっていた。でもまだ3月のうちは初めての医院で長時間待たされたりすると寒いかとも思って暖かくなるのを待って昨日にした。
近くにあるM歯科にしたのだが、妻が言うのに以前勤めていたM保育園の園長が推薦していたということなのでそこにしてみた。いわば隣部落にある。妻の運転する車でほんの5分だ。
事前に空いている時間帯を聞いていたので午後3時半ごろに出かけた。10分ほど待たされて視察室に呼ばれた。一通り診察したあと、本格的に修復するか応急的に処置するか選択をまかされた。応急処置では1日で済むということなのでそちらを選んだ。
何回かガリガリやったあと、プーンと接着剤の強い匂いがして歯を押さえられた。さらに数回ガリガリしたあと終わった。最後に鏡を渡された。直った歯を見るのが気恥ずかしい気がした。
ちょっとは緊張したが1日で済んで良かった。
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