山ちゃんの仕方がねえさ闘病記
日記一覧|前の日へ|次の日へ
衆議院選挙の期日前投票をしてきた。入院中は病院で不在者投票ができたが、自宅に戻ってからは投票所へ行って投票するのが困難と判断し、その後やむなく棄権してきた。
しかし、最近の体調が良く車椅子を利用しての遠出が出来るようになってきたため、市役所新館の投票所へ行ってみることにした。障害者用の駐車スペースやエレベーターがあるのですんなりと投票所へたどり着くことができた。地元の投票所は入り口がコンクリートの階段の上にあり、車椅子では困難である。
投票所の入り口では混みあっていて、数十人の行列ができていた。不在者投票の制度が変わってから期日前の投票率が上がっているらしい。以前は相当の理由がなければ不在者投票が受け付けられなかった。「実家に戻って農作業がある」というような理由だと「投票してから実家に帰りなさい」と言われたりしたものだ。今はその辺がゆるくなった。誰でも不在者投票ができるような感じだ。
久しぶりに入った市役所はあまり変わっていなかった。が、知った職員はまったく見当たらなかった。
帰りに百円均一ショップに立ち寄りファイルを購入し、八戸駅から一日市を経由して帰った。自宅では愛猫のハイドが外で出迎えてくれた。自宅前の田んぼは少し頭を垂れていた。
昨夜見たのが「瀬戸内少年野球団」であった。今は亡き阿久悠原作、夏目雅子主演の映画である。阿久悠の自伝的物語なのだそうだ。原作を読んでいなかったので、いつか読んでみたいと思った。
映画の中には原作を知っていて見ると残念な映画と、見た後で原作を読みがっかりするのがある。原作の出来に追いつかなかったり、原作を超えて良かったり、原作をデフォルメしすぎて似ても似つかないもになっていたり様々だ。
特に読んだことのある文学作品を映画化したものは是非見てみたいと思う。最近見た映画で原作を読んだ作品は、
邦画が 「長崎ぶらぶら節」(なかにし礼) 「遠き落日」(渡辺淳一) 「山桜」(藤沢周平) 「雨月物語」(上田秋成) 「墨東綺譚」(永井荷風) 「ビルマの竪琴」(竹山道雄)
洋画が 「ダロウェイ夫人」(ヴァージニア・ウルフ) 「プライドと偏見」(ジェイン・オースティン) 「嵐が丘」(エミリー・ブロンテ) 「ジェイン・エア」(シャーロット・ブロンテ) 「赤と黒」(スタンダール)
などである。「嵐が丘」はこれまでに何度も映画化されており、私は二つの別な作品を見た。ブロンテ姉妹やJ・オースティンの作品はBBCなどが何度もドラマ化してテレビ放送しているようで、CATVで時々見られる。
やはり原作を知っていて見たほうが特に洋画は解りやすいと思う。先日見た映画に谷崎潤一郎原作の「細雪」があった。まだ原作を読んでいないが、着物が美しいからと言う妻のリクエストに応えてレンタルを申し込んだ。これもドラマを含めると何作かあるらしいが、吉永小百合が出演しているものだった。戦中永井荷風らと交流しながら書き溜めたものらしい。次はぜひ読んでみたい。
実は時代劇が好きです。
NHKの大河ドラマ「天地人」は欠かさず見てます。同じくNHK地上波で土曜日に放送している「功名が辻」、完結してしまいましたが、なかなか面白かったです。中越典子が良かった。BSではBS朝日で「大岡越前」がよろしい。北大路欣也がはまり役です。
CATVの時代劇チャンネルも見逃せません。昔のドラマや時には映画も放送しています。「暴れん坊将軍」の松平健はもちろんのこと、中村梅之助の「伝七捕物帳」、大川橋蔵の「銭形平次」など、名作が目白押しだ。先日は映画「山桜」を見ました。
時代劇はワンパターンで面白くないという方もいらっしゃいますが、私にしてみれば一話完結編で次回に未練を残さないところがいいのです。例えば「水戸黄門」だと午後8時45分ごろになると「この紋所が目に入らぬかあ!」と、こうなるわけで、しっかりとその日のうちに事件を解決し次の旅に出る。安心して見ていられるわけです。
考えてみるといつから時代劇を好きになったのだろう?多分自分がガキの頃テレビでやっていた「人形佐七捕物帳」という番組が原因ではなかったかと思います。とっても怖かったという印象しか残っていませんが、毎回見たかった。シリーズが終了したときはとてもがっかりしたような記憶があります。
最近は民放で時代物が少ないのが気がかりです。「水戸黄門」やBSの「大岡越前」ぐらいのものですものね。
さて、きょうは何か時代劇は入るかな?
月曜日のことになるが、以前の職場の元上司や仲間が拙宅を訪れてくださった。既に退職されたO喜多氏と現役のO坪氏とY沢氏のお三方である。
うち二人は一時期私と同じに八戸赤十字病院に通っていたそうで、その割には病院内で会わないものだ。一人は帯状疱疹、他方は背筋痛や腰痛とのことで、どちらも大変苦労していらっしゃるようだ。早い回復をお祈りする。
もう一人の所属する部署の話で、中心市街の地性化に話題が移ると、今話題のhpmの話になった。自分はまだ「山車会館」のイメージから脱却できずにいたので、軽くレクチャしてもらうことになった。認識不足がバレた。
’98年のM浦順哉君を香港に訪ねる旅で、香港のホテルで飲んだウィスキーの味が忘れられないと、O喜多さんと思い出に浸った。あれは成田の免税店で買ったバランタインの12年ものだった。小さな金属製のぐい飲みのようなカップが付録していて、それで一口づつとろりと流し込んだ。うまかったね、オトさん。
慶長さんも話題になった。今年は帰省しないのだろうかと。そこで彼のこれまでのブログによれば、新型インフルエンザが持ち込まれる可能性や風評を嫌って、今回はパスしたのではと解説してみた。ほとぼりが冷めたら来てくれるだろう。
楽しいひと時であった。
2009年08月07日(金) |
韓国ドラマを見ること |
日曜の午後9時から、NHKBSでまた韓国ドラマが始まった。タイトルは「 イ・サン」。主人公の名前だ。18世紀の韓国、陰謀渦巻く朝廷で、暗殺の危機を乗り越えながら、王として偉大な功績を残したイ・サンの生涯を描く歴史ドラマだ。
予告編を見た妻がどうしても見たいというので付き合うことにした。ところがこのドラマ全部で77回あるそうで、終わりまで見るのに1年半かかってしまう。チャングムの誓いも50回以上あったように思うがそれよりも長い。気が遠くなりそうだ。
月曜日の昼にに何気なくBSのチャンネルをいじっていたら、やはり韓国ドラマが入っていた。ちょっと見たらハマってしまった。題名は「風の絵師」。やはり中世の韓国朝廷が舞台で、朝廷のお抱え絵師たちの紆余曲折を描いている。平日毎日の放送で、今日が第10回だったから、第6回から見始めたことになる。
これまで韓国の歴史ドラマでは「チャングムの誓い」、「大王四神記」を見たが、途中で間延びしたシーンをよく見せられた。この「風の絵師」はストーリーの展開が速く、飽きさせない。これまでで最も面白いと思ってみている。最初から見れなかったのが悔やまれる。
ところでこれらの韓国ドラマだが、今日のところ地上波では放送がなかったが、衛星放送を席巻している。今日だけでもこんなに番組があった。
BS日テレ 10:00 「テジョン」 00:00 「風の絵師」 13:30 「不良主夫」 16:00 「インスンはきれいだ」 21:00 「龍の涙」
BS朝日 09:00 「憎くても可愛くても」 00:00 「王の女」
BS−TBS 07:00 「エデンの東」 18:00 「エデンの東」(再) 19:00 「ロビイスト」
BSフジ 13:00 「風の国」
BSイレブン 10:00 「白い巨塔」 14:00 「私の名前はキム・サムスン」 15:30 「いかさま師」 20:00 「ファンタスティック・カップル」 21:00 「ごめん、愛してる」
今日一日でもこんなに放送しているのだ。韓国以外の国の番組もいくつかみられた。韓ドラのないNHKやBSジャパンでも欧米の映画やドラマをやっている。また過去の2時間もののミステリー番組の再放送も多い。BS各社のオリジナル番組はどれだけあるのだろうか。ニュースや通販番組を除くとほとんど何も残らないチャンネルさえある。これで衛星放送は生き残っていけるのだろうか。
2009年08月05日(水) |
宅配レンタルで「純愛日記」を待つ |
最近テレビで「宅配ビデオレンタル」というのが宣伝されている。一ヶ月無料お試し期間というセールがあるサイトがあったので、そのお試し会員になってみた。
HP上で商品を選択し、在庫順に郵送してれくれる。見終わったら同封の入れ物に入れてポストに投函すればおしまい。一ヵ月後解約しなければ月間最大8枚までで月額1958円の契約が続行する。
とりあえず4枚ほどDVDとCDにチェックを入れてみた。数日後に届くだろう。今回特に楽しみにしている映画がある。中学生の頃だからもう40年も前のことだ。当時大ヒットした「小さな恋のメロディ」を友だちと一緒に見に行った。そのときのカップリングで上映されたのが「純愛日記」というスウェーデン映画だった。「小さな恋のメロディ」よりもこちらの「純愛日記」のほうが当時の自分には強い印象を残した。何年か経ってからも友人ともう一度見たいねと話していたが、なかなか見つけられなかった。
当初検索しても引っかからなかった。わりと最近ビデオ化されたらしい。しかも「スウェーディッシュ・ラブ・ストーリー」という原題でだ(正しくは A Swedish Love Story)。どうりで検索にかからないわけだ。でもGoogleで検索するといろいろなブログが「純愛日記」でかかってくる。やはり私と同じように当時この映画に心を動かした人たちがいた。
特に主演したアン・ソフィ・シリーンという少女は、まだローティーンなのにちょっとした妖艶さも具えていて、当時の僕らはいちころだった。今まで「アン・ソフィ・シリーン」という名前を覚えていたくらいだ。(その後彼女の出演作は見たことがない。)はやく見たい!
昨日見た映画は、2003年仲村トオルとチャン・ツィーが共演した香港映画(?)「パープル・バタフライ」だ。先輩のMさんが「冬ソナ」と共に貸してくださったものだ。
全く内容を知らなかったので、先入観なしに見始めた。先ず、言葉の問題がある。セリフが極端に少ない。戦前の中国が舞台だけにトオルくんたちも中国語をしゃべらないといけないのだが、その負担を減らそうとしたのかと思うほどみんなしゃべらない。だから場面の展開がよく解らない。
この作品の特徴なのか長いカメラ回しがなんにもしゃべらないからいらいらしてくる。しかもそのカメラが揺れる揺れる。最後のほうまで揺れる。ほとんど酔いそうだった。
後半になってやっと中国人抗日組織とそれをつぶそうとする日本側との抗争らしいとわかった。せっかくチャン・ツィーや仲村トオルが出ているのにちょっと残念だった。(Mさん、せっかく貸してくれたのにゴメンナサイ!)
先週見た「玲玲の電影日記」、これはとても良かった。これも中国が舞台の映画だが、こちらは戦争モノではなくある女性の生き方がテーマとなっている。カメラ回しもよく映像もきれいで、ストーリーにも感動した。中国映画もなかなかたいしたものである。さっそく娘に見るよう勧めた。
そうこうしているうちに、もうDVDが2枚届いた。タイトルは 「スウェーディッシュ・ラブ・ストーリー」 「アイ・アム・レジェンド 特別版」 の2本である。ではさっそく「スウェーディッシュ・・・」のほうから見ようっと。
|