山ちゃんの仕方がねえさ闘病記
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水道企業団の田中さんが来てくれた。青年組織の活動をしていた仲間である。
以前ローターアクトクラブという青年組織に参加していたことがる。そのときの仲間の大島さんに偶然会ったそうだ。そのときにヤマムラはどうしているかという話になり、病気療養中と伝えてくれたそうだ。
そういえば数日前、その大島さんから突然メールがあった。療養しているのを全く知らずにいた。今はどうしているのか、というものだった。みなさんに心配していただいて本当にありがたい。
妻から職場へ書類を届けてもらった。その際室長からDVDを預かってきた。 「05.7/3〜10 環境・エネルギー先進地 北欧視察」 というタイトルのDVDだ。7月に室長も参加した視察のDVDができたのだ。早速鑑賞してみた。自然美豊かなアイスランド、街並みの美しいデンマーク。それぞれが調和するように環境・エネルギー政策を実施しているのだろう。自分もじかに見てみたいものだと思った。
またまた3週間ぶりの通院日。慣れたもので何時も通りの支度をして何時も通りに出かけていく。今日は気温が低く、病院の入り口付近は川沿いの上ビル風になっているため非常に冷たく感じられた。
血液検査の結果は大した変動は見られず、薬などもこれまでどおりの治療を続けていくことになった。でもIgGというタンパクの値が少しずつではあるが上昇してきており、ちょっと心配ではある。
夕食前に政策推進室の佐々木さんが来てくれた。久しぶりだ。最近庶務を担当することになったそうで、溜まっていた書類を届けてくださった。それとともに仲間からの本の差し入れも一緒に。
政策推進室ができてからはや3年目、発足当時のメンバーがほとんどそのまま残っているほか、新たに拡充された人たちが何人かいる。相変わらず忙しそうだ。彼もまた職場に戻るといって帰っていった。
天気も良いし午後から買い物に出かけた。
まずはヤマダデンキで、光学式マウス、電気スタンド、テーブルタップ。
今まではマウスを使わずに内蔵のポインティング・デバイスを使っていた。しかし、最近はこのパソコンを妻も利用しだしたし、自分でも細かい動きが面倒になってきたこともありマウスを利用することにした。マイクロソフトの光学式マウス(ノート用)を購入した。大変快適に動いている。
電気スタンドはベッド上で読書したり新聞を読もうとすると、どうしても逆光になるため、これを解消するのに必要だ。また自然光だけで読書するにはせいぜい午前中と午後の2時間の範囲でアレンジしなければならない。ところが午前中はサリドマイドの副作用のためほとんど眠っている。したがって読めるのは昼食後の1・2時間といったところだ。そこで電気スタンドで光を補助し、それ以外の時間帯でも活字を読むのを可能にしようというものだ。
ベッドのてすりにうまいこと挟んでスタンドが設置できた。これも思惑通りの活躍をしそうだ。
テーブルタップは電気スタンドへの電力供給のためだ。OA用のものを調達した。
ヤマダデンキを出たあと隣のピア・ドゥに寄り本屋さんをさまよった。インターネット情報誌YAHOOとPHP新書「頭がいい人、悪い人の話し方」を購入した。本はネットで購入しているがやはり店頭でパラパラとめくりながら品定めをするのが楽しい。また来たいものだ。
消防団長の栄田さんが福田パンを届けてくださった。運送会社を営んでいる彼はあちこちへ出かける。ちょうど盛岡へ行ってきたのだそうだ。
福田パンといえば岩手医大に入院していた頃を思い出す。医大病院の売店で売っていた。やはり人気があり早い時間に行かないとなくなってしまうのだ。医大病院の食事は比較的美味しいのだが、たまには病院食以外のものを食べたくなる。そんなとき福田パンを妻から買ってもらった。
まずパンそのものが柔らかい。ふんわりしていて気持ちがいいほどだ。そして塗っているのがマーガリンとジャム。そのバランスがたまらない。見た目にはマーガリンが少々多いように感じられるが、食べてみるとそれほどでもない。
ぜひ店頭で注文し購入してみたいものだ。
今日10月9日は世界郵便デーだそうである。
中学生の頃海外の人と文通がしたくて郵便友の会に入った。文通の相手を紹介してもらうのである。スウェーデンの女の子とちょっとだけやりとりした。文通のハウツー本を買ってきて慣れない英語で自己紹介をしたり日本の様子を書いたものだ。
返事が来たときは大喜びだった。でもきたない文字で判読できずに、塾の先生に助けを求めたこともあった。
最初のうちは一生懸命だったがそのうち書くこともなくなり、数回で返事が来なくなり自然消滅した。
国内での文通の経験もある。宮城県の亘理町の人だった。最近一般廃棄物処理問題で騒いでいるのが亘理町だったので思い出した。この人とはけっこう長く続いた。お互いの学校の様子とか受験の悩みなど交換したものだ。
その後仙台で高専大会があったときに面会したいと電話したことがある。直前までその気でいてくれたのだが、最終的には会わなかった。きっと夢を壊さないことにしたのだろう。
妻の車で町内をドライブした。いつのまにか見知らぬところに野菜の直売所ができていた。八戸名久井線の農道脇である。店の名前は「北山」と書いてある。良く見ると消防団で一緒に活動した仲間ではないか。
ここでは「なし」とピーマン、なすを購入した。市価より若干安い。味も充分良かった。
通院日であった。最近割と体調が良いので行き帰りは楽だった。
血液検査の結果はいつもどおり順調であった。ただIgGというタンパクの数値が少し増えているのが気にかかるが、誤差の範囲内ぐらいだろうということだった。万一数値が劇的に変化するようであれば、新たに薬の服用を考えなければならない。当然デカドロンの復活である。それだけは避けたいところだ。デカドロンを飲むことを考えるだけで気分が滅入ってくる。
今日はいつもどおりに採血後床屋へ行った。これで約1時間。いつもなら待合所へ戻ると間もなく呼ばれるのだが、今日は待たされた。さすがに疲れた。車椅子でじっと座って待つのは腰に負担がかかる。本を読んでいても辛かった。
都市開発部の妻神次長が来てくださった。健康まつりがあったそうで、その会場からおみやげを持ってきてくれた。
話題はいつもどおり役所の事情だ。いつもながら次長の話は面白い。きっと役所では話せないことも話しているに違いない。そこがいいのだ。是非他の人たちにも聞かせたいものだ。今度次長が来る頃を狙って我が家を訪ねてもらいたい。絶対いいことがある。
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