lazarusの日記
lazarus



 来談者中心・・・・

このごろ
クライエントのカウンセラーに対する矛盾を
よく耳にする。
どういうことかというと
それは、とても微妙な感じなこと。
カウンセラーの人間性と力量技量に対して
クライエントとの人間性と人間力の
マッチング。
どんなふうに交錯するか。っていうか。。。
言葉をどんなふうに使ってもぴったしこない。。。
そんなすごくデリケートな部分の話。。。。
思い当たる事が
面接実習であったから。
CO.をした時に
「もっと、強い応答が欲しかった」とCl.に言われ
Cl.をした時には
「なぜ、だまってるの?このCO.」(このときのCO.はレベル高)
そんなふうに感じたから。
(CO.は、傾聴に集中してたんだと理解できるけれど、
それはある意味「来談者中心」から、はずれている。)
真に、難しいプロセスの連続。
雑談にも、カウンセリングにも、
その精神を研ぎ澄ませることの連続でしか
感性を育てる事がデキナイ・・・・。
実に難儀な分野だ…。

WHOのスピリチュアルという言葉が
胸にず〜〜んと、鳴り響く。


2003年04月11日(金)



 入学式がふたつ。

3年前もこんなふうに入学式の日が重なった。
2度あることは3度と言うから、また何かあるのかな。
なにはともあれ無事にふたりが入学の時を迎えることができて
ほんとうに嬉しいと思う。
入試用のブラウスにアイロンをかけていた娘の横顔や
家を出た日の息子の後ろ姿が
私の脳裏に焼きついている。
親の価値観から、すっかり離脱して
自分らしく
少しずつホンモノの自分の姿に変化してゆく。
どんどん親の知らない、ひとりの「おとな」に
自分の力で育ってゆくのだ。

Person to Person

こどものころ
イビツに感じた未知で未完で不透明だった部分が
たくましい個性に変容してゆく。

ヒトの成長過程というのは真に「奇跡」。


2003年04月08日(火)



 ブリーフセラピー

新幹線で移動中に
ブリーフセラピーの本を読んだ。
応用コースで購入した本。
学校カウンセリングの実際」として
内容は、主に進路相談、学習相談である。

生徒を依存させない。
短期間。
本人自身のありかたを操作しない。
育てることが主眼。
そんな点で、リスクを感じない。

素人に毛が生えた程度のカウンセラーにとっては
リスクの見極めは非常に大切なポイントだと思う。


2003年04月06日(日)
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