ツレヅレニ。
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深い    2003年05月30日(金)




いつかは終わるモノだと知っていても
惹かれずにはいられなかったのだろう


あれから 時間が経って 振り返って
改めて思うのは あのときの想いの深さ



あたしがあの人に 想ったように
あの子も彼女に 深い想いを抱いていた

それは 止められないし 咎められない





ずっと 一緒にいたいと 願っていたから


思い出話だとしても 切ない

笑って 頷いて 時をやり過ごす
虚しさが募る 一瞬を あの子は 気がつかない



あたしはやっぱり
寂しさから始まったこの関係が不安なのか




へんなの    2003年05月28日(水)




一日の 2/3くらいの時間を
あの子と一緒に 過ごしている毎日



別に強制しているわけでもなく
約束したわけでもないけれど
それが なんだか自然になってきて



変な感じ




あたしのこの 心の中に引っかかってる
小さな モヤモヤは なんだろう




距離と勇気    2003年05月21日(水)


どんなに長く 一緒にいても
日々の生活の中で 距離を感じるときもある
けれどそれを 口に出すことができなくて
はっきりと しっかりといえば
楽になるのかもしれないのに
勇気がなくて そういう自分に腹が立つ



相手が 勇気を出して言ってくれたとき
すまないと思う反面 嬉しくも思う
だからこそ その勇気を無駄にしたくない
無駄にしたくないと思うのに
また繰り返してしまう自分がいる



お互いそんな風に悩みながら
それでも少しずつ 確実に
前に進んで行けたらいいなと思う



そんな風に 常に前を見てられることは
とても素敵なこと

はじめは小さな一歩から

もうそれは    2003年05月18日(日)



試合の帰り あの子の家による途中
あの人の自転車を見つけて 少し笑う
あの子は そんなあたしをみて 笑う

不安定だったのは 過去のこと


心はもう あの人の元へは還らない
けれどやっぱり あの人にも向かっている




ほんの少し前までは あの子は後輩の一人で
お互いに違う相手を想っていたはずなのに


心が離れるのは怖いけど
そんなことは 考えないことにした
今を 精一杯生きる




やさしくしてくれて ありがとう


重荷    2003年05月10日(土)



自信のなさが 恐怖心へと変わる
頑張っても頑張っても指摘され
うまくいかないもどかしさ


あたしは 能力や強さでその位置を
自らの力で獲得したわけではなくて
結果 上の人が落ちる形で今ここにいると思っている


だからこそ 自分が足を引っ張っているのは
痛いほど実感しているし 不甲斐なさを否めない



やってもやっても追いつかない
いい方に進んだような気がしても
やっぱりダメで 落ちる


緊張とは違う
ただ 怖い



足を引っ張って フォローの言葉をかけられ
意気消沈する 明日のあたしが 目に浮かぶ




一日で良い すべてにおいて
強くなりたい

せめて ため息が出ない程度に


今日    2003年05月08日(木)



今日食堂であの子と座っていたら
真後ろの席にあの人がいました


相変わらず 気づかないフリの
関係が おもしろく それだけが
過去を 記憶として留めています



あたしは サチエじゃない    2003年05月05日(月)



気持ちに同じものはない


あたしが
前の人に持っていた気持ちと
あの人に持っていた気持ちと
今 あの子に持っている気持ちは
決して交差しない


それぞれが全く別のものだから
比べること自体が 無意味なのかも









あの子のお部屋の大掃除
少し模様替えもして すごく広くなった


今まで横にしていた棚を
縦にして 中に入っていたものも整頓


何気なく挟まっていた 部活の子からの
去年の誕生日のお祝いメッセージ


“いつまでも彼女のことばっかりでなくて
     早くステキな女の子を見つけなさい”



確かにあの頃は あたしとあの子は
違う世界で暮らしていたたから
手紙の中に彼女の名前が入るのは 仕方のないこと



棚の中の テーマパークのロゴが入った
緑の箱の中には かわいい写真立てと
かわいい彼女の 写真が2枚


あたしが 箱を手にした瞬間
写真の存在を伝えられて なんだか
目が回った


どうせなら あの子の口から聞くより前に
自分で見つけたかった
その方が 整理できる





不安を やっと小さくさせて
だいぶ 自信と自覚が持てたような
そんな気がした矢先のことだったから
ちょっと自信喪失

携帯のアドレス帳の確認の時に
指を止めて 見せてきた 
彼女と彼女の親の連絡先






家族ぐるみの付き合いだったのだから仕方ない
あたしは あの子と大学で出会ったのだから仕方ない



出会った時期が違うのは
ふれあった時間があたしの方が少ないのは
親密度が違うのは

全部仕方のないこと






けれど やっぱり

つらい気持ちは 隠せない

比べては 落胆する
伝えられては 困惑する




すべてをリセットすることはできない
彼女がいたから今のあの子がいて
あの人がいたから 今のあたしがいる


わかっているから 言えない
言えないから 不快感を与える
 



負担になりたくないと願っては 気持ちは全く逆
彼女に あたしが 敵うわけがない

好かれている 自信はあるけれど
恐怖心は 拭えない






もっと 二人だけの時間があるのなら
もっと 濃い時間が過ごせたら
もっと 気持ちは楽になるのだろうか



そうとも言えない

中華街へ    2003年05月04日(日)


あの子の希望で 中華街へ


食べることが大好きなあの子は
あの雰囲気だけでもう満足そう

いっぱいいっぱい食べて 
2人で横浜を満喫



忙しかったけど 充実した一日

コミュニケーション    2003年05月01日(木)

伝えたいことを 伝えたいままに
言葉にするのは無理がある


伝えなければ 伝わらない
コミュニケーションには 限界があって
人は一人として同じではないから
それは仕方のないこと



けれど すべてを伝えることは無理でも
伝えようとすることを 怠ってはいけない
積極的な コンタクト


伝わらない気持ちも いつか 伝わる







あの人に すごく久しぶりにメールをした
他愛ない 日常の会話
あたしにとってそれは 精一杯のことで
恥ずかしいことだけど 文字を打つ手が
少し 震えた



愛されなかったことは 仕方のないこと
こんなにも たくさんの人がいる
この世界の中で 愛されることのほうが
難しいことを 知っているし
あのときの感情や 行動が
何一つ無駄ではなかったことを
あたしは 今 理解しているから


あのとき あの人と出会っていたから
今のあたしがある


あのときの切なさを 胸に秘めているから
あの子にも 優しくできる



あの人から 短い返事がきた
それだけで こんなにも幸せになれるんだ

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