ぴよの映画めった斬りコーナー
ぴよが見た新作映画・ビデオ・DVDを個人的趣味でぶった斬るコーナー
ぴよと意見が合わないからっていじめないでぇ〜ん!(^_^;)
【ネタバレも含んでますので注意してねん♪】

2003年03月28日(金) デアデビル

監督:マーク・スティーヴン・ジョンソン
出演:ベン・アフレック
    マイケル・クラーク・ダンカン 
    ジェニファー・ガーナー
オススメ度:☆☆☆☆


【あらすじ】
マット・マードックは少年時代に不慮の事故で盲目になってしまったが、残りの4感を鍛える事で超人的な聴覚や触覚等を手に入れ、特殊なレーダーセンスを身に付けたのだ。ある日二人三脚で頑張っていた愛する父親を殺された事がきっかけで、マードックは自分の特殊な能力を正義の為に捧げる事を誓った。
昼間は貧しくとも清く正しく生きて来た人々の為に戦う温厚な弁護士として、そして夜は法の目をかいくぐりのうのうと生きる犯罪者達に正義の制裁を加える「デアデビル」として・・・


【感想】
1964年に発表されたアメリカン・コミック「デアデビル」の映画化。昨年「スパイダーマン」が大ヒットした事で鼻息の荒いハリウッドが、柳の下の二匹目のどじょうをゲットする事が果たして出来るのか?(笑)

正直に言いましょう。ぴよは「スパイダーマン」が市井の皆様が評価している程面白い映画だとは思わなかった。
一番の理由は「長過ぎる」・・・スパイダーマンになってからの展開や、グリーン・ゴブリン演じる「ウィレム・デフォー」の演技は確かに素晴らしかったけど、そこまでに到るストーリーと伏線がダラダラし過ぎて、正直言ってダレた。(^_^;)
だからこの作品もどーだかなぁ・・と思ってたんだけど・・・

いやぁ〜!この映画、ぴよは「スパイダーマン」より100倍とは言わないまでも、少なくとも10倍は面白いと思ったね!
まず話のテンポがいい。少年時代の不慮の事故、父親との関係、そして父親の死によって「デアデビル」が誕生するまでの流れがよどみなく流れて、全くダレないところが気に入った!

それから舞台がマンハッタンの「ヘルズキッチン」という、特定地域に限定されているトコロも面白い。普通この手の正義のヒーローってのは「世界平和」の為に頑張るのが定番なんだけど、デアデビルは自分が育ったヘルズキッチンという小さな街の平和だけを守る。・・つーか、所詮一人で頑張ってるんだから「世界」なんて大それたモノなんて守れなくて当たり前なのだ。だって人間は神様じゃないんだもん(笑)

だからなのか・・話自体は小粒でショボい(爆)
所詮は街のギャングと戦う盲目の男の話なので大きくなりようもないんだけど・・でもね、逆に話を大きくしなかったからこそ観客がデアデビルに共感したり肩入れしやすくなってたんじゃないかと思うんだよね。
充分楽しめる作りになってますよ。うん♪

この映画の見ドコロは、お約束のアクションシーンよりも、超感覚を身に付けたマードックが見ているレーダーのような視点を映像化した部分。音の反響や温度、モノの動きに合わせて流れる空気を察知して、相手の場所や形を判別している様子を映像化するっていうのは斬新なアイディアだと思うなー。
逆にこれがデアデビルの弱点になってるってトコロも「小粒な街角ヒーロー」感が出てて可愛い(わははは!)

思いっきり続編を作る為に布石を打ってるところ、クライマックスが中途半端になっちゃってキャラの描き込みや展開が消化不良っぽくて残念な感じもするけれど・・・欠点もあって、悩みもあって、等身大の一人の人間が頑張っちゃってる感が強い「デアデビル」は、実に愛すべき魅力的なキャラクターになってたな♪


何度も言うけど、ぴよはスパイダーマンよりもデアデビルの方がずっと好き♪
続編作られたら絶対に見に行っちゃうな〜(^-^)






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2003年03月27日(木) キス★キス★バン★バン

監督:スチュワート・サッグ
出演:ステラン・スカルスガルド
    クリス・ペン
    ポール・ベタニー、他
オススメ度:☆☆☆☆+


【あらすじ】
組織でNO.1の殺し屋「フィリックス」は自分の腕の衰えを感じて、後任を自分の愛弟子「ジミー」に託して引退を宣言した。ところが組織の若きボスは「死ぬまで殺し屋が掟だ」と言い張り、組織を抜けようとするフィリックスを亡き者にしろとジミー以下組織の部下に命令したのだ。
その頃フィリックスはお金に窮して、とあるアンティーク密輸業者が出張中に彼の一人息子のベビーシッターのバイトを引き受けたのだが、この息子というのが生まれてから一度も自分の部屋から外に出た事がないという、子供の心のまま大人になってしまった33歳のデブ男「ババ」だったのだ。


【感想】
タイトルから想像する映画は「007(ジェームズ・ボンドはミスター・キス・キス・バン・バンの愛称で親しまれている)」と「チキ・チキ・バン・バン」でしょ。公式HPでもこの2つの映画に対するオマージュだとはっきり明言してますから♪

この2つの映画の名に恥じない、実にオシャレでノスタルジックで癒されるステキな映画!!


超ハードボイルドな殺し屋と純真無垢な・・しかし33歳にもなる男の掛合い。ネタ的には超B級なんだけど、これを実にテンポよく細部にまでこだわって丁寧に作っていて、グイグイ映画に引き込まれていっちゃうんだ♪
こーいう系統の映画って、つまんないダジャレや下劣な下ネタでお茶濁すケースが多いんだけど、この映画は殺し屋は本気でハードボイルドを気取ってるし、33歳の無垢なおっさん「ババ」は、本当に誰が見ても子供のままの視点で外界に飛び込んで行ってる。それが大真面目であればある程笑えちゃうんだよね♪

ババの余りに純真で素直な様子に、最初は映画中のフィリックスと同様「うげー。うっとおしいヤツぅ〜」と思っていたぴよも、話が進むにつれて段々ババに惹き込まれて行って・・気付いたら優しい気持ちになっていた。
フィリックスだけじゃない、観客すらも魅了し癒す33歳のおっさん「ババ」・・・恐るべし!!(笑)

登場人物全てにきちんとしたオチを付けて(この映画はキャラの描き込みが全くイヤミじゃなく、しかも丁寧だった)全編ノスタルジック感バリバリで、すっかり癒された上にホロリとさせる・・・

笑えるのに泣ける。
懐かしい雰囲気なのにすっごくオシャレで、古臭い安っぽさはない。
ぴよ、オススメの一本だねぇ〜!!(^-^)







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2003年03月26日(水) リベリオン

監督:カート・ウィマー
出演:クリスチャン・ベール
    エミリー・ワトソン
    テイ・ディックス、他
オススメ度:☆☆☆−


【あらすじ】
21世紀初頭に起こった第三次世界大戦後、生き残ったわずかな人類はこれ以上の戦争を起こさない為に、「プロジウム」という精神に作用する薬を注射する事で、人間から全ての感情を抹殺し、社会秩序を守る事を選択。感情の発露を促す絵画、映画、詩集、音楽等を保持する事を禁じ、持っているだけで処罰の対象になった。
反乱者を取り締まる第一級クラリック(聖職者)の「プレストン」は国家の為に忠実に任務を遂行していたが、ある日反乱者の女性「メアリー」を逮捕した事がきっかけで、感情を取り締まる事に疑問を感じるようになった・・・


【感想】
大体からして「SF近未来アクション・ムービー」と言ったら、結構映画ウケするネタだしもうちょっと話題になってもよさそうなモノなんだけど、全然この映画ってマスコミでも取り上げられてないよねぇ?
これは・・・もしかして・・・(^_^;)

というイヤな予感を抱きつつ試写会見に行ったんだけど、思った通りの超B級な映画で。(爆)


第三次世界大戦が終わってからどれくらいの年月が経った設定なのかよくわかんなかったんだけど、それにしても近未来の世界観が中途半端なんだよなぁ〜!無機質なインテリアで「いかにも近未来!」って作りにしようとしてるかと思えば、クラリック達が乗ってる車は現代のフツーの車だったりしちゃうし(苦笑)

映画の作りによっては面白くなりそうなネタなのに、どーにもこーにもB級感バリバリで全体の作りが安っぽいし、何よりも一番この映画の見せ場になるであろう「21世紀のアクション・シーンをリードする斬新な戦闘スタイル、ガン=カタ<GUN=KATA>」(←公式HPをまるまるコピった)のシーンに、全く斬新さも感じないのは余りに痛過ぎる。(はははっ)

クライマックスの戦闘シーンで一番強敵でなきゃいけない相手が、いとも簡単にサックリ倒されちゃうってのはどーなんでしょうかねぇ・・黒幕の目星も途中で付いちゃう&クライマックスはショボいってーんじゃーアクション映画としてまるで成り立ってないよーな気がするんすけど。(^_^;)


まあそこそこ楽しめる作りにはなってるんだけど、満足感は得られないという「超微妙」な映画なんですけど・・・ある意味B級SFファンとB級アクションファンにはご満悦な一品になってるとも言えるんでしょうか?(笑)






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2003年03月25日(火) 僕のスウィング

監督:トニー・ガトリフ
出演:オスカー・コップ
    ルー・レッシュ
    チャボロ・シュミット、他
オススメ度:☆☆☆


【あらすじ】
夏休みにフランス北部のストラスブ−ルの裕福な地区に住む祖母の家に預けられた10歳の少年「マックス」は、街の酒場でいつも耳にする「マヌ−シュ・ギター」の演奏に心奪われ、マヌーシュ・ギターの名手「ミラルド」から直接ギターを習いたいと思うようになった。
マヌーシュ・ギターを手にいれるために、ミラルド達が住むロマ居住区へ向かったマックスは、そこで中古ギターを譲ってくれるというとある黒い大きな瞳を持つ少女「スウィング」に出会ったのだ・・


【感想】
「マヌーシュ・ギター」と言っても想像が付かない人が多いかもしれない。「ロマ族」と言ってもピンと来ない人も多いかもしれない。マヌーシュ・ギターを「ジプシー・ギター」と言えば、ロマ族を「ジプシー」と言い替えれば判るかな。
ジプシーは近年まで(ともすれば今もなお)迫害を受け続けた歴史がある。

映画を支配しているのは「マヌーシュ・スウィング(マヌーシュとスウィング・ジャズの融合音楽)」の陽気で力強く、しなやかで凛としていて、そしてどこか哀愁漂う切ない旋律。これが役名でも想像付くだろうけど、主人公マックス少年と一夏の恋に落ちるロマ族の少女「スウィング」とばっちりシンクロしている。

マヌーシュ・スウィングの旋律と、ジプシーの悲哀、それにロマ族の少女と白人少年の一夏の小さな恋の物語が三位一体になって話は進むんだけど、ぴよは正直言ってあまりこの2人の小さな恋人達の物語にはピンと来なかった。(^_^;)

でも、スウィングとマックスの2人が野を駆け、森を横切り、虫を捕らえ、川遊びをするシーンは、すっごくノスタルジックな気持ちになったなぁ・・・そう。子供の頃友達と「秘密基地」を作って、そこに宝物(例えば河原で見つけたキレイな石やガラス玉、ヘビの抜け殻や拾ったおもちゃのコイン)を隠してた頃・・・あの頃の自分を思い出して妙にしみじみしちゃったよ。
それにしても、ちょっと展開が混沌とし過ぎていたよーな・・ノスタルジック感は満載なんだけど、それがどーしたと思っちゃうとそれまでで(をい)


ただ、マヌーシュ・スウィングの素晴らしさを堪能出来るという点においては☆5つ確定と言えるねっ!
この映画は筋や内容は度外視して、ただ音楽に酔いしれる為だけに見た方がいいかもしんないわ。(^_^;)







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2003年03月21日(金) キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン

監督:スティーブン・スピルバーグ
出演:レオナルド・ディカプリオ
    トム・ハンクス
    クリストファー・ウォーケン、他
オススメ度:☆☆☆☆+


【あらすじ】
NY州に住む16歳の少年「フランク」は、両親の離婚がきっかけで家出をして金に困って小さな小切手詐欺を思い付く。最初はうまくいかなかったものの、ひょんな事からパイロットになれば人々が信用してくれる事に気付き、まんまと「偽パイロット」に成りすまして多額の小切手を次々と現金化して行くようになったのだ。
その頃FBI捜査官「カール」がこの天才詐欺師を追っていた。ギリギリ難を逃れたフランクは、その後「偽小児科医」「偽弁護士」と次々職を変え、実に26カ国を股にかけ400万ドルという大金を手にしながら逃亡するのだったが・・


【感想】
スピルバーグ監督にキャストはディカプリオとトム・ハンクス・・と聞いたら、すんごいゴージャスな映画を想像するんだけど、実際は製作日数56日のスピード撮影に加え、スピルバーグお得意の特撮やCGも一切ない、実にシンプルでチープな映画になってる。(冒頭から無茶苦茶書いてますが。苦笑)

これが・・・すんごい面白いんだ♪
それぞれの役ドコロがピタリとハマるキャスティング、話のテンポもいい、オチは判り切ってるにも関わらず(映画冒頭でその後のフランクが登場するしね)次がどーなるのかハラハラドキドキさせてくれる見ドコロたっぷりの展開。時代設定が1960年代ってのもいい♪

「詐欺師とそれを追うFBI捜査官の話」ってだけだったら、ただの3流サスペンスになっちゃうトコロだけど、この映画は追いつ追われつのイタチゴッコと、それの下地に「父子の愛情」「人と人との絆」を据えているトコロがいいんだと思う。
あんなに愛し合っていたハズの両親が、父親の事業の失敗がきっかけでいとも簡単に崩壊してしまう・・映画中フランクが婚約者の家で、彼女の両親が仲睦まじくキッチンに立って洗い物をしている姿をこっそり覗いて、実に嬉しそうな幸せそうな羨ましそうな表情をするシーンは印象的だった。

フランクが逮捕される瞬間がクライマックスなのかと思ったら、そーじゃないんだよね。この話は家族を失って自分を見失ったフランクが、どうやって本当の自分を取り戻して再生して行くのか、というのがミソ。
いよいよ逮捕される時に、フランクがカールに向かって「娘に誓ってウソじゃないと言えるか」と言うシーン、それからフランクを追って空港に来たカールが「俺の後ろに君を追って来ている人はいないだろう」と語るシーンは決定打だったと思うなぁ・・・本当にいい作りしてますわ。この映画。(^-^)


何がスゴイってね、これが実話だという事だよ!
世の中にはすんごい人がいるもんだなぁ・・正に「事実は小説より奇なり」を地で行く話ですわ。もう脱帽!!






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2003年03月19日(水) アナライズ・ユー

監督:ハロルド・ラミス
出演:ロバート・デニーロ
    ビリー・クリスタル
    ジョー・ヴィッテレリ、他
オススメ度:☆☆☆☆


【あらすじ】
服役中のニューヨークマ・フィアの大物ボス「ポール・ヴィッティ」は、刑務所内で暗殺されそうになり、一計を案じストレスによる神経症を装ってまんまと刑務所から脱出した。FBIもポールの仮病は先刻承知、ポールを娑婆に出す事でマフィアの抗争が激化して、お互いの組織を潰しあってくれれば一石二鳥だと考えていたのだ。
そんなポールの身柄引き受け人をFBIから押し付けられた精神分析医の「ベン・ソボル」は、自分の父親を亡くしたばかりで自身も精神不安定なのに、トラブル・メーカーのポールの面倒まで見させられるハメになって踏んだり蹴ったり!!


【感想】
99年に公開された「アナライズ・ミー」の続編。キャストもスタッフも「アナライズ・ミー」と全く同じ・・・なんだけど、ぴよは前作を見てないのですわ(^_^;)
この映画は先のNY同時多発テロの直後から撮影が始まり、先のテロで被害にあったNYっ子達を多いに元気付ける発奮材料になったそーですけど・・・ちょっと元気出し過ぎてません?<アメリカ市民
今、この感想を書きながらTVで「イラク空爆」のニュースを見てます。何やら複雑な気分・・・

さて、話が脱線しちゃったけど。
デニーロとビリー・クリスタルの息の合った演技は実に見てて楽しい♪デニーロはコメディにも積極的に取り組んでますが、去年公開になったエディ・マーフィーとの共演が話題になった「ショウ・タイム」に比べると、こちらの方がずっと面白い!!
脚本も練れてるし、テンポもいい。個々のキャラクターも実に生き生きとしているし、何よりギャグが面白いもん♪

映画中で「ウエストサイド物語」の名曲をデニーロが実に楽しそうに歌い踊る。これはやっぱり同時多発テロ後の市民感情を意識してのニクイ演出なんだろーなぁ・・・ポールの面倒を見るハメになったソボル医師が、父親を亡くした事による喪失感から立ち直る過程にいるという設定も、テロのトラウマから脱却を図ろうとする国民感情に沿ったモノだったと思う。

こんな書き方するとすっごく説教臭い映画かと勘違いされそーだけど、話自体は本当にお茶目なコメディ♪
きっとこの映画を見て、アメリカ市民は元気を貰って癒されたに違いないよ。うん。


この映画から元気を貰って癒された米国人は、イラク市民の癒しについて考えられないだろうか・・・
あ。またふりだしに戻って脱線しちゃったよ。(^_^;)





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2003年03月16日(日) 刑務所の中

監督:崔 洋一
出演:山崎 努
    香川照之
    田口トモロヲ、他
オススメ度:☆☆☆+


【あらすじ】
花輪和一、受刑者番号222番。銃砲刀剣類不法所持、火薬類取締法違反で懲役3年。
辛く悲しい日高刑務所暮らし・・・のハズが、入ってみればそこは今までの刑務所のイメージを覆す「お気楽・極楽?」獄中ライフが待っていた!?厳しい規則はあるもののテレビだって見られるし、雑誌も読める。お正月にはおせち料理もでるし、イジメもなければ暴力もない・・・そんな花輪和一の「獄中ライフ」一挙公開!


【感想】
予告編見た時から「これはー!絶対に見なくちゃ!!!」って思ってた一作。もうすぐ公開終了しちゃう〜・・ってんで、慌ててようやく見に行って来ました♪
ちなみに原作は主人公と同名「花輪和一」著の同名コミック。勿論ぴよは未見です(^_^;)

この映画は予告編の作りがすっごくいいな。うん。・・つーか、予告編の作りが良過ぎるんだわ(苦笑)
決して面白くない映画じゃない、むしろ「かなり面白い映画」だったんだけど、予告編があまりに面白かったから、当然のように予告編以上の面白さを期待しちゃって逆に「あれ?」って拍子抜けしちゃった・・みたいな。

映画は「山崎努」演じる「花輪和一」の単視点&独白形式で、花輪が体験し感じた「獄中ライフ」が独特の語り口でオムニバスに展開されて行くんだけど、この映画は本当に「山崎努」という俳優以外では成り立たない!・・・彼の声、彼の演技、彼の語りでなければ、コレほど面白いとは感じなかったんじゃないだろーか。

山崎努の脇を固める俳優も個性派かつ演技派揃いで、ナニゲにすっごく豪華なキャストの映画なんだよネ♪
ゲスト出演チックに窪塚クンや椎名桔平サンなんかも「チョイ役」で出ちゃったりして、実に楽しませてくれたりする。

・・・けど、やっぱり予告編以上のモノを感じさせてくれなかったのは痛いなぁ。

でもこの映画を見ると、今の生活よりも刑務所の方がよっぽど楽しそうに思えちゃうから怖い。(^_^;)
リストラされて明日の飯にも事欠くよーな生活してる人が見たら、思わず犯罪に走っちゃうんじゃないか・・・つーか、ぴよも刑務所に一度くらい入ってみたいなぁ〜って思っちゃったぢゃんね。
ある意味、平成大不況が続く今の時代に公開するのは相当ヤバい映画なんじゃないか?(爆)


個人的に大笑いしたのは、ラストのスタッフロールで「大林漣」さんの役名が『ティッシュマン高橋』になってた事!
・・・それからネ、ぴよも「ご飯に醤油」かけて食べるの、実はかなり好きなんですわ♪(笑)






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2003年03月13日(木) シカゴ

監督:ロブ・マーシャル
出演:レニー・ゼルウィガー
    キャサリン・ゼタ・ジョーンズ
    リチャード・ギア、他
オススメ度:☆☆☆☆+


【あらすじ】
1920年代のシカゴ、この町でスターを夢見る「ロキシー・ハート」は、不倫相手の嘘に逆上し撃ち殺した事で逮捕された。移送先の留置所には何とロキシーが憧れていたキャバレーの看板歌姫「ヴェルマ・ケリー」がいたのだ。彼女もまた自分の夫と妹が不倫していた事を知って2人を撃ち殺した事で逮捕されていたのだ。
このままでは絞首刑は必至のロキシーは、どんな裁判も必ず勝つといわれる辣腕弁護士「ビリー・フリン」に弁護を依頼、ビリーは得意のマスコミ操作でロキシーをあっという間に新聞一面を賑わすマスコミの兆児に仕立て上げたのだ。獄中にいながらさながらスターダムにのし上がったロキシー、そしてロキシーにお株を奪われ落ちぶれたヴェルマ、2人の歌姫の華麗な戦いが始まったのだ・・・


【感想】
今年度アカデミー賞で最多12部門13ノミネートという快挙を成し遂げた超話題の映画!1975年の初演以後、ブロードウェイで長年観客達を魅了し続ける「ボブ・フォッシー」の最高傑作同名ミュージカルの映画化。
実はぴよはミュージカル映画ってあまり得意な分野じゃない。普通に話が進んでいるのに、突然取って付けたよーに歌と踊りが始まっちゃうと、どーにもこーにも違和感感じちゃうっつーか。(^_^;)

いやぁ・・・それにしてもこの映画は面白かった!
まず冒頭のキャサリン・ゼタ・ジョーンズの歌と踊りには圧倒される!この映画、出演者は吹き替えなしでミュージカル部分は全部自分で歌って踊っているんだけど、相当練習しまくったんだろーなぁ〜!リチャード・ギアもスゴイですぜ!60歳をとうに過ぎたおっさんとは思えない(をい)軽快な足さばき♪・・・まだまだギア様も色男で使えますなぁ♪

主役はあくまでもロキシー・ハート演じる「レニー・ゼルウィガー」なんだけど、歌と踊りはどうしても見劣りしてしまうのは残念。それでも彼女もこの映画の為に相当練習してダイエットしたんじゃないだろうか。彼女の出世作「ブリジット・ジョーンズの日記」の頃と比べても、別人かと思う程ほっそりして足なんかすんごいキレイだったし、元々この手の舞台を踏んでるキャサリン・ゼタ・ジョーンズやリチャード・ギアの2人にかなり頑張って食らい付いてた。
それに、マズい歌と踊りの部分を充分カバー出来るだけのキャラクター作りは出来てたと思うよ。うん。

話は「法廷モノ」に「名声・欲望を巡る女の戦い」を絡ませているんだけど、脚本もかなり練られていてダレる部分は全くないし、役者の会話もシニカル&コミカルで楽しませてくれる、演技は言うまでもなく折り紙付き♪
最初留置所で他の女囚達が歌い出すシーンはちょっとギョッとしたものの(苦笑)この「いきなり飛び出しちゃうきらびやかなショー」に慣れると、話とうまく絡めてありながら見せ場盛り沢山の、実に見応えのある映画に仕上がっていたと思うな♪


ミュージカルが苦手、もしくは馴染みのない日本人でも、きっといい気分にさせてくれる極上のエンターテイメント!
これぞ「ザッツ・アメリカ!」な一本ですなぁ〜・・・これはたぶん今年のオスカーかなり取るんじゃないの!?





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2003年03月12日(水) ブラック・ダイヤモンド

監督:アンジェイ・バートコウィアク
出演:ジェット・リー
    DMX
    ケリー・フー、他
オススメ度:☆☆☆☆−


【あらすじ】
「トニー・フェイト」は強盗グループのカリスマリーダー。ロスのとある宝石商からダイヤモンドを強奪しようとしている所を、謎の東洋人「ダンカン・スー」に追跡され、スーから「ブラック・ダイヤモンドは盗むな」と警告を受ける。警告を無視してブラック・ダイヤモンドの強奪に成功したトニー達だったが、ブラック・ダイヤモンドを狙っていたのはスーだけではなかった。
犯罪組織のボス「リン」もそれを狙う一人・・・彼はトニーの愛娘を誘拐し、「ブラック・ダイヤモンドを渡さねば娘の命はない」とトニーを脅して来たのだが・・・


【感想】
ぴよ大・大・大好き♪ジェット・リー様主演の最新映画!!・・・のハズなんだけど、映画のコピーでは「ジェット・リー主演」って書いてあるにも関わらず、実際はリー様の相手役「ヒップホップ界の黒いカリスマ」と呼ばれる「DMX」の方が、キャラの描き込みも丁寧だし印象的シーンが多いぞ。(^_^;)

はっきり言うけど、映画の脚本自体はかーなーりー甘い。(苦笑)
今回リー様は台湾政府の秘密警察の一員の役なんだけど、彼のキャラ設定もかなり曖昧&説明不足だし、大体からして台湾政府のモノだったハズの「ブラック・ダイヤモンド」が、何故ロスの宝石商に流れていたのかというのも全然説明がない。
いきなりリー様が現れて「あれは元々台湾のモノだ」って言うだけで、根拠もなければ理由も何もない・・超ご都合主義バリバリに話は進み、ノリとアクションだけで強引に話を展開させるダメっぷり炸裂。(^_^;)

それでもやっぱりリー様のアクションは素晴らしいのだ!!←こればっかりさ♪(笑)
冒頭シーンからしてのけぞるよーなすんごいアクション!今回ヘタなCGでリー様の素晴らしいアクションを汚す事なく、彼本来の動きを大切にした撮り方になってるのは高得点♪
DMXや他の役者さん達のアクションシーンと比べても、明らかにリー様の動きはスピードが違うのだ!!
(ぴよは生アクションがカッコいい映画にはかなり点が甘いです♪へへっ♪)

でもなぁ〜・・・せっかくのリー様 vs 敵ボスのアクション対決シーンに、他のヤツらのどーでもいいヘボいアクションをチョロチョロ差し入れやがって、肝心のクライマックスがダレるっつーか失速しちゃったのが超残念!!
つーか、敵ボス「リン」がヘボ過ぎるし!・・きっとリー様との対決シーンを、長回しで撮れるだけの格闘技術を持った役者さんが、なかなかいないって事なのネ。だからこれは仕方ない事なんだわっ(>_<)


この映画の何が一番面白いって、そりゃ〜何ってったってラストのスタッフテロップ中に流れる「トミー」と「アーチィー」の脇役2人がガンガンに飛ばす会話ですわよ!
これ見ないで席立つヤツの気がしれない!大笑い必至!!






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2003年03月11日(火) 卒業

監督:長澤雅彦
出演:内山理名
    堤 真一
    夏川結衣、他
オススメ度:☆☆☆−


※今回「あらすじ」の記述が人によっては「ネタバレ」と思う方もいらっしゃる可能性があります。
何も前知識を入れずに映画を楽しみたい方は、あらすじも感想も読まないでください。



【あらすじ】
卒業を2ヵ月後に控えた女子短大生「杉田麻美」は、ある雨の日に心理学講師「真山悟」に傘を差し出した。その日を境に麻美は真山に対して積極的なアプローチをするようになったのだ・・・実は麻美はずっと真山を見続けていた。真山に自分を知ってもらいたくて。真山に気付いて欲しくて。今は亡き母親が愛した男、そして自分の父の姿を。


【感想】
上に書いたあらすじは思いっきりネタバレしてる感がありますが、一応この映画の公式HPにも堂々と書かれているので問題はないだろうと思って、採用させていただきました。一応一言注釈など。(^_^;)

さて。内容を何も知らずに(先入観持ちたくないので、見るまでは映画について何も下調べしない主義なんす)この映画を見たので、最初内山理名ちゃん演じる「麻美」が「真山」のアパートの真向かいの部屋を借りて住んでいて、オペラグラスで毎日真山の様子を眺めたり、真山の後を付けたりしてるのを見て


爽やかでノスタルジックなBGMに乗せて、お前は何ストーキングさらしてんねん!

・・と思ったのですが(苦笑)


前妻への変わらぬ愛と会えぬ我が子への自責の念が呪縛となって、新しい人生への一歩が踏み出せずに苦しむ無口な男と、男に我が身の正体を明かせぬものの、自分の存在に気付いて欲しい娘のやりとりなので、非常にのんびりテンポで会話が進む・・・つーか、かなり「緩い」感じがしちゃったんだけど(^_^;)

でもネタさえ判って見ていれば、嫌味な程無口で朴訥なキャラの「真山」にも納得が行く。
・・つーか、要するにネタを知らずに見たぴよにとってはただただ「緩かった」って言いたいんだけど(笑)

ぴよ個人的に一番好きなシーンは、堤真一と谷啓が絡むシーン。
「谷啓」演じるちょいとボケ入ったおっちゃんが「真山」に訥々と語るセリフを聞きながら、ぴよは「中島みゆき」の『傾斜』という歌を思い出していた。実はこの歌、ぴよが「みゆきSONG」の中で一番好きな歌なんだけどネ♪
興味があったらこの歌の歌詞を読んでみてください。


どーでもいいんだが・・・
内山理名ちゃんはとっても可愛いと思うんだけどサ、彼女のマツゲ・・・ちょっと強引に上げ過ぎてないか?(爆)





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2003年03月10日(月) タキシード

監督:ケヴィン・ドノヴァン
出演:ジャッキー・チェン
    ジェニファー・ラヴ・ヒューイット
    ジェイソン・アイザックス、他
オススメ度:☆☆☆+


【あらすじ】
憧れの女性にロクに声もかけられないダメ男「ジミー・トン」、彼はしがないタクシー・ドライバーだったが、その巧みなハンドルさばきと才能を見込まれて、謎の億万長者「デヴリン」のお抱え運転手として雇い入れてもらえる事になったのだ!デヴリンと交わしたルールはただ一つ「彼のタキシードには決して触れない事」
ところがある日デヴリンが瀕死の重傷を負ってしまう。実はデヴリンは秘密組織CSAの腕利きエージェントだったのだ。ジミーはデヴリンを襲った犯人の手掛かりを探している内に、ついルールを破ってタキシードに袖を通してしまった・・ところがそれは、ダンスから格闘まですべてをこなせるハイテクの粋を尽くした秘密兵器、"スーパー・タキシード"だったのだ。


【感想】
実はこの映画、先日乗ったタイ航空の機内で上映してて見てたんだよね・・けど日本語字幕がなかったから細かい話の筋が全然わかんなくて(英語なんてわかる訳もなく。涙)今回試写会でリベンジってー事で。(^_^;)

今までのジャッキー映画と大きく違うのは、今回ジャッキーが演じるキャラが「全くカンフーが出来ない男」という設定だという事。これは初めての試みだと思うんだけど・・・正直言ってあまりそれが生かされてるとは思えない。
「スーパー・タキシード」を身に着ける事によって、自分の意思とは無関係に体が勝手に動いちゃう・・ってのは悪くないのかもしれないけど、逆にそういう設定だからなのか、今までのジャッキー映画に比べても「アクションが小粒」な感じがして、彼の魅力が引き出せてないよーな感じするんだよね。

ジャッキー好き&アクション好きのぴよにとって、これは余りに痛い。痛過ぎ!

更にぴよをイライラさせたのが、ジャッキーと組んで仕事をするCSAの新米美人エージェント「デル・ブレイン」
スタイル抜群の小悪魔的魅力ふんだんなキャラ・・のハズなんだけどー。一々ぴよの癇に障るドジぶり、ジャッキー様の足を引っ張り邪魔をする失態の数々、そしてクライマックスに到っては、タキシードを何故か敵にいそいそとご進呈あそばす大バカっぷり・・・何を取っても好きになれないこのキャラクターには憤懣やる方ないっす!(怒)


・・と、文句垂れまくった割りに評価は高め。
だってやっぱりジャッキー・チェンが好きなんだもの♪(をいこら)

でもね・・・映画だけを言えば話も凡庸だし作りもダルい。ジャッキー映画じゃなかったら見る価値ないな。こりゃ。






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2003年03月07日(金) スパイダー・パニック!

監督:エロリー・エルカイェム
出演:デヴィッド・アークエット
    カーリー・ワーラー
    スコット・テラ、他
オススメ度:☆☆+


【あらすじ】
アメリカのとある片田舎、産業廃棄物を満載したトラックが落下事故を起こし、有害物質が流出。これがきっかけでこの町のクモ・コレクターの飼っていた様々な種類のクモが巨大化したのだ。巨大化したクモはお腹を空かせてこの町の家畜やペットを食い、更に巨大化して次々と町の人間に襲いかかって来た!!


【感想】
とにかく超ウルトラB級映画をかなり本気で作っちゃってる映画!なにしろ「GODZILLA/ゴジラ」を手掛けたスタッフが作ってるんですから。・・つーか、こんなおバカ映画本気で作るなってば。(^_^;)

とにかく・・・巨大化したクモの大群がめちゃめちゃ気持ち悪いんだってばー!(涙)
ぴよ、こーいうグロいのって超苦手。クモが出て来る度に体がビクビク飛び跳ねちゃって、正視するのも苦しいぞ(>_<)
もう、ありとあらゆる種類のクモがわんさかてんこ盛りで、しかも大群で登場してくれちゃうから、いよいよクモ達が腹を空かせて町の人達に襲いかかるようになる辺りから、ずーっと涙目で見てましたわよ。

話の筋もB級なら、出演してる俳優もそんなに日本では(アメリカでもか?)知名度の高くない人ばっかり・・なのに映像だけが超A級だから困りモノなんだよね(苦笑)
クモのアップや細かい動きが実にリアルで、思わず吐き気を誘います(爆)

この映画の面白いのは、ただのパニック・ムービーじゃなくて要所要所で細かいパロディを入れたり、クモと人間の対決シーンで超おバカな丁丁発止したりするトコロ。徹底的にB級を貫いた姿勢にはある意味感動すら与えるねっ!!


友達と肝試し気分でビール片手にみんなでおうちで見ながら大笑いしたりキャーキャー言ったりするにはうってつけの一本ともいえるかもしれないんだけどさー・・・

いや・・・それにしても気持ち悪かった。(^_^;)






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2003年03月06日(木) 青の炎

監督:蜷川幸雄
出演:二宮和也
    松浦亜弥
    鈴木 杏、他
オススメ度:☆☆☆


【あらすじ】
17歳の少年「櫛森秀一」は母と妹の3人暮らし。その平和な家庭がある日を境に音を立てて崩れていったのだ。10年前に母が再婚してすぐに別れた元義父が突然櫛森家に現れ、家に居座ってしまったのだ。酒に溺れ、傍若無人な振舞いを続け、母や時には妹にまで暴行しようとする元義父が許せない秀一は、平和な家庭を取り戻す為に、元義父の綿密な殺害計画を立てて、殺害に成功。警察も病死だと判断して一安心のハズだったのだが・・・


【感想】
強面で知られる舞台演出家「蜷川幸雄」監督作品。主演はジャニーズのアイドルグループ「嵐」のメンバー二宮和也クン、彼を慕うクラスメイトの女の子の役をあやや、こと松浦亜弥ちゃんが演じている。
この日、試写会会場に主役の二宮和也クンが舞台挨拶に来るってーんで、会場は女子高生の山!山!山!!
やっぱりジャニーズって人気根強いわねぇ〜!

さて。映画は今社会問題にもなってる「少年犯罪」がテーマ。でもこの映画の主人公「秀一」は、分別の付かないただの腐れヤンキーという訳ではなく、ちょっと感受性の強いどこにでもいる高校生。自分の事を心配してくれる友達もいるし、ちょっと気になる女の子もいる、本当に普通の高校生だ。

その秀一少年が、家族を守るという理由で完全犯罪を目論む。そこにはイマドキらしいネットで裏サイトを検索して情報収集したり、理系少年らしく法医学の本を読み耽るシーンがあって、実際に完全犯罪を目論む少年というのはこういうモノなのかと思わせる木目細やかな演出がなされている。

脚本も悪くないし、映像もなかなかキレイで蜷川監督のこだわりを感じるものの・・やっぱ演技がなぁ〜!
二宮クンはまだ頑張ってた方だと思うけど、「あやや」はいかんだろー!(笑)
顔はすげー可愛いんだけど、表情は張りついたよーなアイドル顔のまんまだし、セリフは思いっきり棒読み。若くて可愛いから許される範囲越えてるだろ。鈴木杏ちゃんが相変わらずウマイだけに、余計にあややのマズさが際立つぞ。(^_^;)

タイトルにもあるだけあって、映像中「青色」が効果的に使われているなーと思った。秀一の切ない思いを青色があざといくらいに表現してる。つーかちょっとあざと過ぎる感じもしなくはないけど。(苦笑)
ぴよ個人的にはクライマックスで刑事とやり取りするくだり、ロードレーサーの話をするシーンで、刑事と秀一が無言でお互いの表情を交互に映すシーンが、実は一番気に入ったね。すごく切ない気持ちになったよ。


もーちょっと蜷川さんも使う役者考えればいいのに・・・アイドル映画にしないと客が入らない?
二宮クンはともかく、やっぱりあややだな。あややの一人負けだわ。(笑)






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2003年03月05日(水) 西洋鏡 〜映画の夜明け

監督:アン・フー
出演:シア・ユイ
    ジャレッド・ハリス
    シン・ユイフェイ、他
オススメ度:☆☆☆☆


【あらすじ】
1902年、中国・清朝末期時代、北京の写真館に勤めていた「リウ」は新しいもの好きの好奇心旺盛な青年だった。ある日写真館にやってきたイギリス人「レイモンド」が「写真はもう古い。これからは活動写真(映画)の時代だ」と熱く語った。
写真ですら「魂を抜かれる」と噂されていたような時代だったが、リウは瞬く間に「西洋鏡」と呼ばれる「動く写真」の虜になり、写真館の仕事そっちのけでレイモンドの活動写真の手伝いをするようになっていった・・・


【感想】
中国版「ニューシネマ・パラダイス」と銘打った一作。確かにニューシネマ・パラダイスにネタ思いっきり被ってるよーですが、ノスタルジック感は薄いかも?・・・カラー映画だったからか?(それだけかよ。苦笑)

生まれて初めて「映画」を見た時の感動・・・映画を見て素晴らしい!と感動したのは一体いつの頃だったか。
この映画に出て来る「リウ」を始め、中国の人達の素直な驚愕の姿は実に微笑ましい。汽車が迫って来る映像を見て逃げ出そうとしたり、自分達が映し出されると大喜びして勝手に吹替えをしたりする様子を見ながら、何時の間にかぴよもまるで初めて「活動写真」を見てるような気持ちになっちゃったよ。(^-^)

この映画の面白いところは、ただ「初めての映画体験」というだけの話じゃなくて、時代と共に目まぐるしく変貌を遂げようとする中国の、滅び行く「古き良き伝統芸能」と対比させている事だと思う。
映画中、中国の古き良きモノの象徴として扱われているのが「京劇」で、中国一と称えられた京劇役者の娘と身分違いな恋に落ちるリウとの関わり合い方、心の動きが、そのまま「伝統芸能の京劇が廃れ、そして新しい芸能(映画)が取って代わる」様子とシンクロしている。
京劇役者「タン」が京劇の素晴らしさを守りつつも、映画という新しい芸能媒体を認め、自分達が滅び行くものを司っているのだと自覚している様子はすごく切ない。


映画中出て来る万里の長城と中国屈指の美しい山並みが目に清々しい。
そしてそれをスクリーンで眺めて「中国は美しい国だ」と感嘆の声を漏らす中国人達・・・ぴよも一緒に頷いたよ♪






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2003年03月03日(月) 小さな中国のお針子

監督:ダイ・シージエ
出演:ジョウ・シュン
    チュン・コン
    リィウ・イエ、他
オススメ度:☆☆☆


【あらすじ】
1971年中国、文化大革命の嵐が吹き荒れる中、医者を親に持つ「マー」と「ルオ」2人の青年が、反革命分子の子という事で再教育の為に山深い農村に送り込まれて来た。彼らを待っていたのは文字の読み書きの出来ない村民達、そして屈辱的で過酷な農作業や炭坑作業だった。
ある日、年老いた仕立て屋と美しい孫娘のお針子に出会う。たちまち美しい孫娘に恋をしたルオは、文盲の彼女に何とかして外国文学を読んで聞かせたいと思うようになったのだが・・・


【感想】
毛沢東政権下の1970年代、中国では「文化大革命」と銘打って共産主義にそぐわない文学・芸術を廃絶し、知識者階級を「反革命分子」と呼び迫害をしたという歴史があります・・って、これくらいは多少世界史を勉強した人なら誰でも知ってると思うけど、その中身たるやかなり悲劇的なモノだったとぴよは思っている。

実際の中国人(文革を体験した人達)にとって、あの革命をどういう風に受け取っているのかはぴよには想像も出来ないけど、少なくともこの映画は「外国人が想像する文化大革命下における中国人達の本音」はこーだったんだろうなぁ・・っていう映画だと思う。

はっきり言って、文革をかなり皮肉ってる感じだし(苦笑)
映画中に出て来るエピソードは、知識者階級のマーとルオによって「文化」「芸術」を知らなかった農民達、お針子の娘が次第に感化されていくというモノに終始している。
・・・ま、資本主義の国の人が見たら「文化大革命」なんて実に下らないと思うもんねぇ〜(^_^;)

そんなエピソードが数々出て来るんだけど、話の本筋に対する肉付けにしてはどれもこれも弱いし、中途半端だったような気がしたんだよね。文革の頃の中国の農村ってこんなだったのー?あ、そー!・・とは思うものの、「お針子」がバルザックの小説にあそこまで感化されて、人生観まで変わるという劇的なイメージは持てない。
ルオとお針子の恋愛エピソードも、この映画のトーンにしてはちょっと生臭過ぎる気がしたんだけどな。

ま、でも・・・憧れの中国の雄大な風景がたっぷり堪能出来たし、ぴよもかつて読んだ名作の名前がズラズラと出て来たりして、ちょっとそーいうのは嬉しかったから良しとしましょうか!?(笑)


もう一度、映画中に出て来たタイトルの本を読み返したくなっちゃうね。
基本的に「フランス文学礼賛映画」って言っても差し支えなかったかも。(^_^;)






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2003年03月01日(土) ダークネス

監督:ジャウマ・バラゲロ
出演:アンナ・パキン
    レナ・オリン
    イアン・グレン、他
オススメ度:☆☆+


【あらすじ】
スペイン郊外の森で子供7人の失踪事件が起こり、その内1人だけがショック状態で発見される。子供は「丸い家」「暗いところ」等の謎の言葉を残すものの、事件は迷宮入りに。
それから40年後、アメリカでの生活に疲れたある一家がスペインの森の中にある古い一軒家に越して来た。ところがこの家に住み出してから、父親は情緒不安定になり発作を繰り返し、息子の「ポール」は極端に暗闇を怖がるようになる。ポールの姉「レジーナ」はこの家の何かがおかしいと感じ、ボーイフレンドと2人で調査する事にしたのだが・・・


【感想】
ここのところホラー映画は元気がいい。昨年も「アザーズ」や「ハリウッド版リング」等、ヒットホラーは数々あったよね。ホラーと一口に言っても、スプラッタ物から心理サスペンス調まで様々ジャンルが別れるけど、この映画はいわゆる「正統派ホラー」のカテゴリに入るんじゃないかと思う。

話は40年前に起こった7人の子供の失踪事件がキーになっていて、それが40年後の現代、謎の古い家で起こる様々な事柄と絡めて謎解きをしていく・・という趣向なんだけど。

映画序盤〜中盤までの「話がいよいよ展開していくまで」が、正直言ってダレる。(^_^;)
色んな事件が伏線?として起こるんだけど、あまり意味がないように思える事柄も多いし、結局タネ明かしがあった後でも、どーにも納得出来ないと言うか、腑に落ちないと言うか、辻褄が合わないと言うか・・・

例えば、
なぜ息子のポールはあのような絵を描いたのか?(彼は直接何の関係もないハズ)
ポールの首の傷の意味は?(だから彼は直接何の関係もないハズ。苦笑)
どうしてポールには見えてレジーナには見えない?(だから彼は直接何の関係も・・ってしつこいか?笑)

話の筋自体はかなり手が込んでてスリリングなハズなのに、家族を取り巻く人間関係の描き込みが薄いので判り辛かったり、最初の段階でこの家族がどうしてスペインのこの家に住む事になったのか等、説明不足が多すぎて(そのクセ意味不明な事件だけが先行して行っちゃうし)、かなり話が進んで来るまで映画に入り込めなくてダラけちゃって、面白味に欠けるのが何ともかんとも痛かったわぁ〜(^_^;)

オチも面白いと思ったし、どんでん返しも利いてたと思う。それから「ポール」を演じた子役「ステファン・エンキスト」君はなかなかよかった♪・・・作り方次第では相当面白い映画になったんじゃないかなぁ〜と思えるだけに、かなり残念な映画だったと思うなぁ。うん。





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