監督:ローレンス・グーターマン 出演:ジェフ・ゴールドブラム エリザベス・パーキンズ アレクサンダー・ポラック、他 オススメ度:☆☆
【あらすじ】 世界制服を企む邪悪なネコ、そしてそのネコの魔の手から人間を救い人間と友達として共存して来たイヌ。ネコとイヌは天地創造以来人間の知らない所で長きに渡り闘い続けていた。 ブロディー教授一家に飼われていたイヌ「バディ」がネコの陰謀によって誘拐された。ブロディー教授は人間の「イヌアレルギー」を解消するための新薬を研究していて、バディは新薬開発を邪魔するネコどもの手から守る為に派遣された秘密諜報部員だったのだ。 ネコ達から研究を守る為に秘密諜報機関はバディの代わりのエージェントを送り込む。ところが手違いで諜報機関とは関係のない1匹のポケット・ビーグルの子犬「ルー」がブロディー家の新しいペットになってしまったのだ。
【感想】 公開前の予告編ではかーなーりー面白そうだなぁ・・と思ってたんだけど、これもあまりウケなかった?公開は早々に打ち切られましたねぇ(苦笑) てな訳で、DVDでようやく見ました。
「動物モノ」は女・子供にウケる。 この映画もそこんとこをよーく判ってらっしゃるよーで、思いっきりターゲットを「子供」に絞って作ってますわ。 要するに、大人が見るには何とも物足らない(笑) ま、考えようによっては「なーんも頭使わずに楽しめる」って事なのかもしれませんが、それにしてもこれだけのCGを駆使しているんだからもうちょっと大人の鑑賞に堪え得る内容にしてもよかったんじゃないか?と思わずにはいられないっす。
確かにCGはスゴイ!こんな下らない映画にここまで頑張っちゃう所がハリウッドなんだなぁ〜と感心しちゃうくらいよく出来てますわ。特に動物の口の動き、細かい表情なんてCG技術の博覧会のよーな気分にまでさせるくらい素晴らしいモノがあります。(^◇^;) (DVDで見たのでメイキングも見ましたが・・いやはや本当にバカバカしいくらい頑張ってますわ。笑)
この映画の中でルー演じるポケット・ビーグルが少しずつ成長しながらブロディー教授一家と心を通わせつつ「イヌは人間と有史以来友達なんだ!」という正義感を貫く様子はとても微笑ましいし、子供達が見たらきっとある意味道徳的啓発にもなっているんじゃないかなーと思うんだけど・・・
やっぱね、醒めた大人が見るとCGの技術とか「動物が可愛いだけじゃー映画として成立しねーよ」みたいな文句ばっかりになっちゃうじゃん!(笑) ダメよ、ダメッ!ぴよだって「オンナ」なんだからもっともっとこーいう「動物モノ」見て喜ばなきゃダメぇ〜ん!(爆)
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