Sotto voce
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2012年05月21日(月) 2012年の金環食まで待ってるから。

【指輪をくれる?ひとつだけ
2012年の金環食まで待ってるから
とびきりのやつを 忘れないでね
そうよ太陽の指輪…】


ドリカムが1990年に発表した
「時間旅行」と言う曲の歌詞。
22年前にこの発想をしていた吉田美和さんもすごいし。
22年経ってこの歌を歌えている吉田美和さんもすごい。


22年先も一緒に居れる
強い確信にも似た気持ち。
それを言い切れてしまうほどの二人の気持ち。

22年前、私は17歳。
そのとき描いた未来図とは
何一つ違う人生を歩んでいる。

そしてなによりも、
この時点ではまだ存在すら知らなかったけど、
この数年後に出会い、
そして未だ心から消えてくれない存在。

その想いが恋、ではないにせよ
何故に、こんなに心とらわれてしまうのか。
もう二度と交わることのない道を歩いている二人。
おそらく相手は、私のことなんかとっくに眼中にない。
これ以上、待っても仕方ないのにね。

私は私なりに前を向いて歩いているつもり。
今は居ないけど、
この先誰にも恋をしない保障はないし、
いつその時が来てもいい気はしている。

たまたま休みで、
世間のフィーバーにあおられ
「空に輝く指輪」を見ようとわくわくしていた気持ちは
降り続く雨にあっさりと砕かれてしまったけれど。


2012年05月17日(木) 好きでもない男から。

「胸もませろよ」といわれて
よほどのことがない限り
はいどうぞ、触らせる女がどこにいるかっての。

まあ、そのあとの冗談とも本気ともつかない言葉に
さすがにぐさりときましたがね。


「巨乳しかとりえのない、
顔も身体もたるんだばばあのくせに
触ってもらえるだけありがたいと思え」

まあ当たってるから言われても仕方ないけど。

同僚だから、
後輩だから、
気心知れた相手だから?

夕方とはいえまだ明るい職場の駐車場で
あわよくば車の中に引っ張り込んでそういう行為をしたい?
そういうやり取りを平気でできるデリカシーのなさ。

ある意味男社会に近い職場だし、
カマトトぶる年でもないから
ある程度の下ネタセクハラ発言には目をつぶってきたし、
それなりの応対はできていたつもりだ。

平気なふりしてるけど
性的行為に関する過去のトラウマが引きずり出されて
気分悪くなりそうなときもある。

顔は笑顔でも
恐怖と呆れと絶望で
心はずたずたに砕かれていく。

今までの社会人生活で、
仕事に関する注意やアドバイス以外の、
先輩方からのえげつない冗談や八つ当たりをうけても
何もかも笑顔やジョークで流すことを覚えてしまったのが
私にとってはいいことなのか、間違ったことだったのか…。


安積 紗月 |MAILHomePage

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