Sotto voce
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2007年04月30日(月) 嫌われ症候群。

ああ、まただ。
この場所もわたしの安住の地にはならないのか。


けして他人には見せないようにはしているが
自分の人格の根っこにある真っ暗で陰険な部分が
「誰かに嫌われてるんじゃないか」
「私は最低の人間、誰にも好かれるはずがない」
そんな「嫌われ妄想」思考を植え付ける。


幼少時に、人見知りで臆病でいじめられっ子だった経験が
大人になった今でも事あるごとに心の中にいやな暗い影を落とす。


こうやって仲良く喋っていても、実は悪口言われてるんじゃないかとか
そう言う不安定な気持ちにかられてしまうのだ。


今の職場は肉体的疲労はあれど、
精神的に追い詰められることは無かった。
だけど、あることがきっかけで職場全体の空気が悪くなり、
自分が原因でないにせよ、どうしようもない居心地の悪さを感じる。


さっきまで談笑してた人のことを、
3分後には他人に悪口として喋ってるような
そう言う同僚たちの姿を見てるうちに、
この仕事についてから現れる事の無かった嫌な思考が
むくむくと頭をもたげ始めてきている。


心が乱れてるのは仕事のせいだけじゃないけど
久しぶりに、ああ、生きてくことに疲れたな…
そう言う根暗思考にぶち当たっている。


2007年04月11日(水) アイノカタチ。

そう言う形でしか、
私はあなたに愛されないの??
それがあなたの愛の形なの??

そうやって自分に言い聞かせないと
あなたが見せる闇の部分に
飲み込まれてしまう怖さに勝てない

その先に快楽が見えているとしても
それに溺れて戻れなくなってしまうのも怖い
だけどそれを拒んであなたが遠くなるのが何より怖い

そう言う形でしかあなたは私を愛せないのか
あなたが差し出す要求をクリアしていくたびに
どんどん後戻りできなくなっている

終着点は見えないまま
ただあなたを好きというだけで
闇の中を手探りで進んでいくような
そういう私の恋の形

これでいいのか、弄ばれてるだけじゃないのか
性処理の道具に成り果ててるだけじゃないのか
自分の中に潜む「正」と「邪」が常に葛藤を繰り返す

それでもそう言う思いをかなぐり捨ててでも
あなたとの逢瀬に溺れてしまうのは
もはや理性じゃ制しきれない本能のなせる業


安積 紗月 |MAILHomePage

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