Sotto voce
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2004年01月26日(月) |
本当は、自分に言い聞かせるための言葉だったんだ。 |
昨日、知人の女性ととある話題のことでメールが飛び交い。
その中で私が彼女に送りつけた言葉の数々。
それは彼女だけでなく自分に言い聞かせるための言葉だった。
ネガで自虐的な思考に走りそうになるのを必死で制御するために。
彼女には自分のことは棚に上げまくって偉そうなことをまくし立てた。
「他人のためには冷静になれるのになんで自分のことだと自虐的なんだ」
これこそまさに、自分に言わなければいけない言葉だったんだ。
自分自身にはその言葉は通用しなかった。
彼女の揺れ動く気持ちをいさめようとしながら、
自分自身も激しく動揺し揺れ動いていた心、そして感情。
今はもう、心は動かない。
静まってはいないが、動揺することも怒りも嘆きもまったく感じられない。
現在、AM5:20。
街に舞い落ちる雪をネットカフェの一室から見ている。
昨夜、某アーティストのライブを見に行った。
日帰りできない時間帯じゃなかった。
雪も降り始めていたが、運転するにはまったく支障はなかった。
でも家に帰りたくなかった。
なのに昨日に限ってホテルはどこも満室で。
ネットカフェの深夜割引なら、かなり安いし駐車場代はただだし、
その上空調の利いた個室でゆったりできる。
父には友達の家に泊まるとうそをついた。
入店以来、同じ曲をローテーションで一時間おきぐらいに聴きながら、
パソコンを適当に触ってテレビを見て夜を明かす。
雪は降り続いているが積もる気配はない。
深夜割引の時間帯が終わるころには夜が明けている。
だからといってこのままいつづけるのも、素直に家に帰るのも気が引ける。
ただ、父のように家にも帰らず仕事も休む、というほど
そこまで追い詰められてもいない。
中途半端な逃避願望を抱えたまま、一睡もできずに時間が過ぎていく。
心の中に膿のように溜まっている「何か」を吐き出したいのに
吐き出し方を忘れたみたいに放置しっぱなし。
んー、うまくいえないけどすべてにおいて無気力。
私の「二面性」を知っている人なら、
「表」は放置しても「裏」は頻繁に動いてる・・・てのはご承知でしょうが。
その「裏」にさえも自分を出せないこのだめっぷり。
それは、父の上司からの一本の電話から始まった。
父が無断欠勤していると言う。携帯にもでないと言う。
朝、私が家をでるときには確かにいた。寝てたけど。 昨日、父は胃カメラの検査のために有給をとった。 昨日は父の誕生日でもあり、娘たちとの食事会よりも カラオケ仲間&飲み屋のオネーチャン’Sとの誕生パーティーを選択し、 ごきげんさんで帰ってきたのは午前3時(←寝ていたためうろ覚え) そんなまさか、と笑い飛ばした私。
昨日休んだ理由が理由だけに、検査の結果が悪くて…と 同僚の皆様は心配をしているようだ。
仕事の締切の都合上、ぶっ倒れそうになるのをこらえて出社してた私。 そこでオーバーヒートして…臨界点突破。同僚に平謝りして午前中で早退する。 割れるような頭痛と高熱の中、 それでも頻繁にかかってくる父の同僚からの電話に応対しつつ、 最悪の事態まで考え、眠れないまま時間ばかりが過ぎる。
夕方になっても父との連絡は一切取れず。 私はこの人にだけは頼るまい、と思っていた 世間様では親父の「オンナ」と噂される女性・Sさんに電話を掛ける。 電話口で感情が高ぶって思わず泣き出した私を心配して、 Sさんも父探しに協力してくれることになった。
数分後、彼女から電話が入る。 父の様子がおかしい、と言う。 最初は電話の相手がSさんだと判らないくらい、 意味不明な言動をしたと言う。 隣町の海岸の近くにいて、海が綺麗で思わず引き込まれそうだ、と言ったと言う。
私からの電話にすら出ないのに、Sさんとは話をするんだ…と ちょっと嫌な気持ちになる。 あからさまに電話口で取り乱した私を心配して、Sさんが家まで来てくれた。 2人で父を迎えに行くことになり、それぞれの車で隣町のO海岸に向かう。
O海岸に着くと、柵も何もない、オートマ車で操作ミスすれば海へ真っ逆さまな海岸と駐車場の境目に車を止めて、泥酔状態の父が車の中で爆睡中。 どうにかたたき起こすと、今度は私とSさんの目の前で号泣する父。
「昨日の検査の結果は、何も異常なかった。 でも、俺は胃がんでもなんとでも診察されて入院したかった。 (異常なしの診断をされたことで)逃げ場がなくなったんだ・・・って思った。」
この発言は、とてもショックだった。 普通なら異常なしの診断にほっとするべきところを、 異常ありだと判断されて病院に入りたかった。 …つまり、自分を取り巻く全ての環境から逃げたかった。 仕事も、人間関係も…そして、家=私からも…?
家、と言うのは安らぎの場所だと思っている。 母がいた頃の私にとっては決してそうではなかったが、父と2人だけの生活をするようになってから、安らぎの空間に変わりつつある。
でも、父にとっては決してそうじゃなかったんだ。
私への不満を口にする人ではない。 仕事への愚痴を言う人でもない。 でも、父の中ではそんな不平不満が、たまりにたまっていたんだ…。
何も言えなくなった私に代わって、 Sさんが父にいろいろ問いかけ、父の気持ちを洗いざらいしゃべらせようとする。 Sさんの問いかけには素直に応じる父。
…じゃあ、ここにいる私はいったい、なんなんだろう。
かつて、父が忘年会か何かから帰ってきて、 介抱した私に向かって 「お前じゃやっせん!(←鹿児島弁で「だめ」とか「悪い」の否定の意)、 R(妹)を呼べ!Rはどこ行ったとよ??」 …と言ったことがある。
どこの家庭もそうだと思うが、やはり末っ子のほうが可愛いのか、 父は妹を溺愛していたし、妹も何かあれば父にくっついてる「お父さん子」だった。 やはり父は、母はともかく妹に去られたことが痛手だったのだろうか。
同じ暮らすなら、妹をそばにおいていたかったのだろうか。
とにもかくにも、最悪の結末にはならずにすんだが、 このまま父と暮らし続けることに、更に自信をなくした騒動でもあった…。
どうやら本格的に右目がやばい。
年末あたりから右だけ異常にかゆくて、
目薬やらア○ボンで目を洗ったりしてごまかしてきたけど、
ここ1、2日・目の端(鼻側)がなんだか痛いんですよね。
たぶん炎症起こしてるか、ものもらいか何か出来てるかだと思うんですが。
仕事中にパソコンにらみつけてると、いつも以上に負担がかかるみたいで、
目が疲れるわ、しまいにゃ頭痛までして来るわ…(T^T)
地元の総合病院の眼科外来は水曜日だけなので、水曜日には眼科にいかにゃ…
私の肌は脂性肌だから、乾燥で顔がつっぱって困る、と言うのには縁がなかった。
ところが、30過ぎて迎えた今年の冬。
今年はなぜか肌の状態が乾燥に左右されるようになってしまった。
でも、保湿クリームとかつけるとすぐ吹き出物が出るし。
今自分が座ってるところが、暖房の送風口の真下。
もろに温風を浴びて、なんとなく身体もだるい。
この頃独占欲に振り回されてるなあって気がする。
いい年こいてなに子供じみたやきもち妬いているんだろう。
「あなたが○○(私が嫌ってる人物)にとられるのがいやなんだー」なんて。
2日連続でお仕事お持ち帰り。
今夜はさほど寒くなかったのでファンヒーターなしで、
ホットカーペット+ひざ掛け用のフリースブランケットで十分暖かい。
が、そこへ新年会から親父が帰宅。
外はかなり寒かったらしく、更に父娘では体感温度も違うのか、
有無を言わさずファンヒーターをオン。
かなり空気が乾燥しているせいか、体調がよくないせいもあるが、
部屋の空気がかなり厳しいものに。
目が乾いた感じがして辛いわ、やたらと喉も渇くわ。
そんな中、更に親父様は煙草まで吸いだして。
基本的に喫煙容認なんですが。
このときばかりは拷問か!?と思いましたよ。
昨夜はほぼ徹夜で一時間しか寝てなかったので、
ちょっと仮眠をとろうと2時間ほど横になる。
が、この乾燥して澱んだ空気がいけなかったのか。
かなり喉と目に来ている。
やばい。これはかなりやばいなりよ。
2004年01月04日(日) |
行けるわけないじゃん。 |
今日で正月休みも終わり、明日から仕事。
ああ、安息の日々よさようなら…(泣)
さて。
正月4日間、元旦に外出した以外は見事な引きこもりっぷり。
母からは遊びに来いと誘われていたが。
頼みの綱の妹がいないのに、わざわざ喧嘩しに行くわけないじゃん。
妹がいるときを狙って母宅に来てるの、まさか気づいてないわけないよね?
行ったところで、親戚連中が我々父娘のことをこんな風に言ってる、ってのと
母個人の感情での父の悪口を聞かされて、
私がそれで不愉快になってること、気づいてないわけないよね?
家にいるときはあれほど私のことを邪険に扱ってたのに、
離れてみたら猫なで声で遊びに来いとかぬかす。
あなたのそういう極端に裏表のあるところがどうしても好きになれないのに。
「狙って」(ある目的で)詩を書くのって結構難しいのね。
さあ、みえみえな餌に獲物は引っかかってくれるのか。
父が鹿児島市内の親戚宅へあいさつ回りに行くという。
めったにそんなことしないのに。
なんか他に目的が、というかそっちの方がメインなのはみえみえ(笑)。
さすがに気まずいと思ったのか、やたら優しい親父様。
言い訳も白々しく、出かけていきましたが…。
夜9時過ぎに「今日は帰れない」と電話あり。
よっしゃそれをまってたのよとばかりにネット三昧。
(うちはいまだにアナログ接続なので、ネット中は電話が使えない)
父は父で今頃お楽しみなんだろうから、文句は言わさん。
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