Sotto voce
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胸が痛い。
ぎしぎし音がしそうなほど。
どうして大切な人たちが
こんな形で傷つけあわなければならないのか。
私たちが大事にしていたはずのつながりが
音を立てて崩れていくのを感じる。
足元が、心が、ぐらぐらする。
どうして、どうして、どうして・・・・。
きっと答えは、永遠に出ない。
これ以上出口の見えない片想いにふりまわされたくない。
どうしたらあきらめがつくのだろうか。
きょうほど言葉に振り回された日はなかった。
朝礼の時のスピーチが、言いたいこととは真逆の意味でうけとられ、
事務所のミーティングで全員の前で上司から吊るし上げを食らった。
それも、かなり辛辣な言葉で。
誤解は解けて納得はしてもらえたようだが謝罪があるわけじゃなし。
子供の頃、人見知りが激しく自分の言いたいことがろくに言えず。
誤解されてばかりの暗黒?の小学生時代をすごした。
こうやって言葉を綴る時にはかなり雄弁になれるのに、
それを口に出していえない。
大人になって解消されつつあるが、今日みたいな日はそのトラウマが顔を出す。
口をきくのが怖い。
自分の思いが伝わるようにと、ない頭で一生懸命考えた言葉が、
今日のようにものすごい誤解をされたりすると。
許されるものなら、貝になりたい。
ぴったりと口をつぐみ、自分の殻に閉じこもって誰とも交流せずにすむから。
ああ、許されるものなら。
他に守るべき人がちゃんといるんだから
無意味な優しさをふりまかないで。
意味深なせりふで惑わせないで。
だから、私みたいに勝手に盛り上がるバカな女が増えるんでしょーが。
片想いは、切ないけど案外楽なのかもしれない。
自分の心の中でだけ、処理できる思いだから。
もし失恋するのがわかってても、相手にそれを告げなければ
断られて自分が傷つくことはない。
ひとりで勝手に盛り上がったりへこんだり。
大人になってから、自分の心に嘘をつく方法を覚えた。
そうしたほうが楽なのだと言うことも気付いた。
それが今の私。
逃げてるんだ、わざと楽な方を選んでる。
母親の顔を立てるための見合いが嫌で
断りつづけていたら
ついに勝手に日付を決められてしまった。
それでも嫌がる私に
「誰か好きな人がいるわけ!?」と問う
いらだたしげな母の声に
「・・・別に」としか答えられなかった
本当に好きな人はいるのに
その人のことを堂々と好きと言えない自分が悲しかった
彼は恋人じゃない、ただの友達、しかも私の片想い。
こんなんじゃ見合い断る理由にもならない
とりあえず、会ってみる事になった。
こんな中途半端な思いで相手に会うのは失礼な気もするけれど。
たとえ何を言われても、その相手を好きになれそうになかったら
きっぱりと断る。
その気持ちを腹に抱えながら、日曜を待つ。
「さっさと片付いて、この家から出て行ってよ」
どんな意味がこもっているにしても、あんたのその憎々しげな声、一生忘れない。
あんたの顔をたてるための見合いだなんて、冗談じゃない。
私さえいなくなればいいんでしょ?
そんなに私が目障りなら
私を追い出すためにどうでもいい相手と見合いさせて結婚させようというのなら
その前に私がこんな見栄と嘘だらけのこの家を出てやる。
あなたの身に覚えのない八つ当たりの矛先になるために
部下やってるんじゃないわ。
あなたのおかげで余計なストレスかぶるなんて冗談じゃない。
あなたが飲んでるそのコーヒーに余計なものが入ってないことを感謝するのね。
一度、あなたが私にしてる行動を、
その口から飛び出す暴言をそっくりそのままお返ししてもよろしいかしら?
2002年01月22日(火) |
lunatic man |
卑怯者は嫌いだと いつも君は言ってるよね
だけど君が今やっていることは そういうことじゃないの?
君の歪んだ思いが どこへ、誰へ向かっているのか
当人以外の第三者が 気付いてないとでも思ってる?
女の勘ってのはかなり鋭いのよ
余計な詮索をされたくなかったら
直接その思いを相手にぶつければいい
誰かを傷つけるために
『詩』という手段を使わないで
まだ今は心の底から笑えそうにないんだ
素直になれなくてごめんね。
「それがなくたって死にはしないでしょう?」
そんなことを平気で言って
私のやりたいことを否定するんだね
自分じゃ何も知ろうとしないくせに
自分で体験したこともないくせに
自分が全て正しいと信じ込み
固定観念と他人から教わった知識で
人の意見を始めっから否定する
その古い考え、とっとと棄てた方が楽なのに
その融通の利かなさには殺意すら覚える
その石頭、粉々に叩き割ってしまいたい
他人に邪険にされるのには慣れている
だけど君に冷たくされるのは
今の私にはかなりこたえる
冷たくしないで
君の態度ひとつひとつがこころに突き刺さる
ものすごく大好きで大切で ずっとずっと御付き合いしていきたい人
もう顔見るのさえ嫌で どんなに傷つけてもかまわないほど、
罵詈雑言浴びせ掛けるだけじゃ足りないほど大嫌いな人
私という一人の人間の中に違和感なく同居する
両極端の感情、両極端の他人に対する思い。
昨日まで手をつないで笑っていた人を
今日は果てしなく憎めたりする。
だけど人間なんてそんなもの。
2002年01月17日(木) |
月に一度の女の御約束。 |
一度座り込んだら二度と立てなくなりそうなほど重い腰と
いっそ腹切って殺してくれ!と思うほどの下半身の痛み。
女であることを呪いたくなる瞬間。
昼の連ドラで。
異母姉妹に苦しめられるヒロインが師である尼僧を訪ねる。
どうしたらいいのかわからない、というヒロインに、師は優しく告げる。
「お泣きなさい。声を上げてお泣きなさい」
その瞬間、なぜか私もあふれる涙を抑えられず、
一緒にいた同僚をごまかすのに必死だった。
たしかにこの頃家でも仕事でもいろいろありすぎて、
安らぐ暇など皆無に近かった。
私も・・・泣きたかったの?
そんなに私は追いつめられているの?
2002年01月15日(火) |
どうしても君じゃないといけないの? |
もう、友達でいるのも限界なんだよ。
こんな未練がましい自分に吐き気がするくらいよ。
とっとと君のことなんか忘れて新しい恋に走りたいんだよ。
とてつもなく優しくて でもとてつもなくエゴイスト
あんたなんか大嫌い!!!って何度叫んでも
それでも君を嫌いになれない自分を嫌いになりそうよ。
また今年も、成人式で逮捕者続出。
一部の人間だと言うのはわかってる。
でも、
「お前ら本当に20歳なのか!?」
「みんなみんなバカばっか!」
たった8年、なのか、もう8年、なのか。
自分達の時となんと様変わりしたことよ!
式典内でメール交換!?
親同伴!?
まるで幼稚園児の集団を見てるかのような乱痴気騒ぎ。
英雄気分でパフォーマンスとばかりに騒ぎ立てた挙句が
警察につかまっちゃかっこ悪いわな。
・・・会場はディズニーランド!?
もはやその意味を失いつつある成人式。
いっそ、このイベント自体をなくしたほうがいいんじゃないの!?
2002年01月13日(日) |
泥のような眠りの中へ |
なかなか治らない風邪と
この頃精神的にきていたせいか
昼間宴会の準備をしてる途中にダウン。
とにかく眠りつづけた。
お客がいるせいか母もヒステリックになれず
誰にも邪魔されずに眠ることができた。
このまま目覚めなければいいのに、とはさすがに思わなかったが。
今から約ひと月前、サークル関係者を巻き込んだ 一大ウイルス騒動が発生した。 それだけなら、ネットをやっている以上避けては通れない事態ではある。 ところが感染源の人(仮にA氏とする)の態度の不誠実さに、巻き込まれた知人が 一斉に彼のHPの掲示板でA氏を吊るしあげ、と言う最悪の事態にまで発展してしまった。 彼は相当傷ついたらしく、ついには何の関係もない「2ちゃんねらー」の連中まで介入し始めたと言うことでHPは閉鎖、後味の悪さを感じながらの騒動終結となった。
その後彼のHPにアクセスすると、休止のお知らせとともに、 「人間って、本当に醜いものですね」という言葉が刻まれていた。 それが傷ついた彼の心の叫びのように受け止められ、ずいぶんとショックを受けたものだった。私もその騒動に巻き込まれ、他のメンバーと同じように彼に忠告をした一人だったから、自分達のやったことの重大さ、言葉やネット社会の恐ろしさを 痛感していた。
ところが。
わびや反省の言葉と上記の言葉を述べておきながら、その裏では別のアドレスでHPを再開し、(サイトを見る限りでは)騒動前と何ら変わらない彼の現在がそこにあった。さすがに怒りは湧かなかったが、改めて、私たちが彼に忠告したことは何ら彼の心に響いていなかったのだと呆れ果てるより他なかった。
私たちが彼にしたことが決して最善策、正義の行動だったとは思えない。 だが、誰もが心を鬼にして彼に伝えたかったことが何ら彼には伝わってないばかりか、その思いを土足で踏みにじるような真似をA氏はこそこそとやっているのだ。 とても常識ある大人の行為とは思えない。 今後については、言葉の真意を読み取れない、自己中心的な人にもう今更何を言っても無駄なので、どうぞ勝手にやってくれ、としか言いようがないのだが。
この騒動が起こる2〜3日前、彼に初めて会ったのだが(それまではネット上での交流のみだった)、実にまじめで誠実そうな好青年、と言う印象を持った。 ところがわずか一月でその考えを根底からひっくり返さざるをえなくなってしまった。とても残念だ。
ただ、彼の姿は、他人との交流の仕方、非常時の対応の重要さを教えてくれたような気がする。反面教師・という形でだが。
2002年01月11日(金) |
その言葉を君に言われたくなかった。 |
お弁当のおかずをひょいとつまみ食いして
「いいお嫁さんになれるよ」だなんて
他人事のように言わないで
他の人に言われたならなんとでも返すことはできるけど
君にだけはなぜか言われたくなかった。
2002年01月10日(木) |
「私」はどこにいる? |
会社では上司の顔色を伺い
家に帰れば母の罵詈雑言に耐え
いったい本当の『私』はどこにいる?
母が占い師のところへ行き 神様(母いわく・父方・母方両方の祖母)が泣いていると言われたらしい。 子供(父)や孫達が朝線香の一本も備えない、墓参りにも来ない、 自分達はとても肉親の者に会いたいのに、と泣いているらしい。 そういう信心深い子供に育てなかったお前の教育が悪いとも言われたらしい。
最近の家庭内の騒動を心配して 母いわく「(母方の祖母が)毎晩夢にでてきて泣く」らしい。 夢に願えば会いに来てくれるなんざ、なんて都合のいい話だろうか。 本当に心配ならば、このような騒動が起こる前に何とかすればいいものを。
神様なんか信じない。 このご時世、自分にとって悪いことが立て続けに起こる中、 何かいいことでも起これば信じようという気にもなるが。
もう見えもしない神様にさえすがるのはやめにした。 こんな見栄と嘘だらけの家族、もう嫌だ。
仕事でプライベートでも、もはやどこにも逃げ場がない。
かなうのならば、誰もあたしを知る人がいない場所へ行きたい。
何もかもが悪い方へ悪い方へずれ始めた・・・
歯車の狂ったあたしの人生、このまま一体どこへ行く?
泣いても泣いても枯れぬあたしの涙
このまま涙に流されて消えてしまいたい
母親の怒声がもはやただの騒音に思えてきた
夫や子供のことをはなから疑ってかかってる
ヒステリックにがなり立てて 自分がこの世で一番不幸だと思ってる
あんな女には絶対になりたくない
だけど間違いなくあの女のDNAはあたしの中に
脈々と流れつづける。
スキニナリタクナイ スキニナリタクナイ スキニナリタクナイ コレイジョウアイツヲスキニナリタクナイ コンナクルシイオモイハシタクナイ ドウシテアイツジャナイトイケナインダ スキニナリタクナイ
一瞬で嫌いになれたらどんなに楽だろう それでも好きな気持ちは止められない。 彼女がいても 彼にとってのあたしの存在は友達でしかなくても。
アイシテル アイシテル アイシテル・・・。
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