甲斐犬ジロー通信
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ジローの介護生活もじわじわと近い将来必ず訪れる問題です。 今は老犬になると、環境の変化に順応することがとても大変だと実感する日々です。 今迄慣れた環境での毎日がジローにとっては一番安心なのですが、その安心も時間の問題です。
リードが足にからまっても直せない。 オシッコ、う*ちが出たくなった時に、気付いてやれないと漏らす。
今のところ、この2点が問題です。 ジロ母が日中仕事で外に出ている時は訴えても、連れ出してはもらえないので、ダメならやっちゃえとばかり最近は自然体になっています。 我慢されるより出してくれた方が良いと思っているので、後片付けは少しも苦になりませんが、洗濯機を回す回数が倍以上になっています。
元々、完全室内飼いではないので、生活臭のある室内に入れると興奮してなかなか寝ません。 ウロウロ動き回り、慣れない事にストレスを感じるのか落ち着けない時はレスキューレメディを数滴口の中に垂らしてやるとハーハーと口を開けることもなく静かになります。 6年前はもっとすんなり環境に順応していたのになぁ〜。 しょうが無い、ゆっくり時間をかけて慣れてもらうしかないもの。
介護用品も準備しています。 サプリメントでお世話になっているデミさんが老犬介護のワン用を実費で分けて下さりありがたいです。 仕立ても丁寧で、これならお肌にも優しいと思います。 歩行困難になった時の補助バンドも当たりがボワで出来ていて犬の立場にたった仕様です。 この2点が加わり、ジロ母としては凄く気持ちが楽でいられます。
早速、予行練習しましたが、あっという間に脱いでしまいました。 ツルリッと早業なので、本当にその日が来たら、大人しく履いてもらわないとねジロー。
実はおやつも注文して送っていただいています。 似たようなおやつを日本で買って与えた事がありますが、食べた直後吐き戻したことがジローにもタイショウにもあったので、ガム類やおやつはデミさんが安心素材を吟味して新しいものを仕入れて送って下さるので、私が作れる手作りの物と一緒に与えています。 癌のことを調べていて、添加物や防腐剤入りは厳しく管理すべきと癌患者に 警告しているので、分からない物は避けようと決めています。
サークル内で過ごすジローですが、寝る時はジロ母がサークル内に入って 檻の中動物状態です。 敷物敷いて、お布団をかけて寝ているのですが節々が痛くなるんですね。 寒いし腰も痛いし、、、、。 そうだ寝袋で寝てみよう! 息子が使っていた寝袋はどうも寒そうなので、新しく購入しました。 驚きです〜〜〜、今の寝袋って非常に良く出来ているんです。 コールマンコルネットというものですが、寝心地がウソみたいに快適なんです。
ジローも喜んじゃって、ツルツル滑る寝袋の上をふんずけて歩きます。 オットット〜〜〜、すべって転んだりして興奮気味。
寝袋の中に顔を突っ込んでみたり、仕舞にはジロ母の顔の上に伏せして寝てしまった。 今日は顔や頭も踏みつけられて、厳しい状況でしたがその内慣れて大人しくなるでしょう。
都内某所、静寂な住宅街で事件は起きた・・・・・・。
ある住宅の納戸に住みついたハクビシン、このハクビシンの補獲劇に 甲斐犬朱さんが、秘めたる能力を発揮し、血を一滴も流すことなくハクビシンを警察官に突き出したのです。 その一部始終です。
ワンワンッ〜〜〜〜〜ウッ、ワンゥ〜〜〜〜!
突然、何かを知らせるかのような鳴き声が! 甲斐犬朱さんが動き出した。
いつもと違う鳴き声に飼い主一家は何か大事が起きたと分かり、鳴き声の方へ駆け付けた。 するとそこには恐怖で固まったまま動けないハクビシンがいたのだ。 朱さんは階段下まで追い込み、逃げ場が無い所で睨み唸りを聞かせていたのだ。
朱、良くやった!
飼い主はあろうことか、魚を掬う網を持ちだしハクビシンの捕獲に乗り出した。 あっちだこっちだ〜〜〜〜、それっ! ハクビシンめがけて、網をかぶせ押さえこもうとしたその時、ハクビシンは脱兎のごとく逃げたーーーーーーー。
エッツ??!!
甲斐犬朱さんは信じられないと思ったのですが、もう一度ハクビシンを追い 今度は警察を呼んでおくれでないかと目で合図を送ったのだった。
(ハクビシンの写真)
甲斐犬朱さんは日頃のご恩に報いたい、ここでハクビシンを逃してはならぬと思いました。
警察が来るまで、あちきが止めておきますから早く110番通報お願いしやんす。
「ハクビシン! あちきはあんたを殺さないから、観念をし」
飼い主一家は朱さんが震えながら吠え止めする姿に感動しつつ警察への連絡に奔走したのだった。 来ました! パトカーが。
大丈夫なのでしょうか? 身軽な格好でおいでですが捕獲出来るのでしょうか?
朱さんが追い込んで止めたハクビシンを先ずネットに入れます
大丈夫ですか? 押さえられますか?
捕獲成功しました。 見えますかね? ハクビシンも動きが取れないくらい恐かったのでしょう。
「おまわりさん、この子を引き渡しますから大事に連れ帰っておくんなまし。 」
ハクビシンと警官の写真しか撮ってなかったそうで、大手柄の朱さんは一枚も無いんですって。 ではでは、朱さんの写真をば
右が朱さん、左が朱さんの愛息しげちゃん。
「なんと、やっとやっとの捕獲でありんすねぇ。 ハクビシンも野生の力で何処かで生き抜くことでありんすよ。 また、戻ってくるなんて考えてたら、あちきが許さないでありんすよ」
そうです、また舞い戻るなんてことのないよう願わずにはいられません。 甲斐の魂を見せつけた朱さん、なんて気丈夫なお方なのでしょう。
(ドンコマ新聞より)
今日は隅田川沿いを北上して両国橋から浅草橋、柳橋を回って裏町歩きを 楽しみました。 墨田区は観光名所が多いのですが、こういう看板があちこちに立てられていて楽しめます。 ジロ家から数分でこの看板が
そうなんです、四十七士は両国橋を渡らず、ジロ家のすぐ脇の路地を通り 永代橋を渡り泉岳寺に向かったのです。
前原伊助邸もここにあったということは昔々、親から聞かされていましたが その当時は興味が無かったので忘れていました。
回向院は今では犬猫の法要で有名ですが、奥の方に入ると鼠小僧のお墓や 歌舞伎役者など珍しいお墓があります。
鬼平犯科帳愛読者の方にはたまらない歴史散歩の宝庫なので、最近は中高年の方が本を片手に歴史散歩を楽しんでいる姿を良く見ます。
両国橋の袂にある会社。 建て直さないでいつまでもこの姿でいて欲しいと願っています。
こちらも橋の袂にある「ももんじや」イノシシ鍋屋です。
ももんじやから両国橋を渡り、浅草橋に向かいました。 釣り船や屋形船が繋留されていて、タイショウも身を乗り出して見ています。
人形屋さんのウインドーにお雛様が、、、良いですね〜。
干支雛、昔のものだそうで珍しいお雛様です。
この時間になると朝日に向かって歩いています。 力強いエネルギーを感じながら、今日一日の始まりです。
釣り船屋のノラちゃん達もお日様に当たって気持ち良さげにこちらを見ています。
節分も近づいてきましたね。
柳橋界隈には木造の古い物件が目立ちますが、ジロ母の楽しみはこの物件を 勝手に査定し、活かす事を妄想することです。 お金があったら、日本家屋を買って手直しをして住みたいと思います。
まだまだアップにたえるジロー。
被毛が段々、黒くなってきて黒光りしています。
タイショウとの関係はこんな感じです。 一応、鼻先を付ける時は気を付けていますが、タイショウが遠慮しているので、ジローも牽制はしません。 5階玄関でも、ジローが入る時は隅っこに寄って待っています。
2010年01月26日(火) |
ドッグラン好きタイショウ |
タイショウはドッグランが好きで、毎日橋の上から眺めては
イキタイヨーーーーーー、アソビタイヨーーーー!
と要求します。 タイショウはどんなエッチ犬にも乱暴犬にも合わせて遊ぶので、重宝がられています。 超ミニ犬なども、わらわらと寄ってきて遊ぶのですが、タイショウが踏みつけて怪我させないかと気が気ではありません。 暗いドッグランでデカ犬と高速回転で走る小型犬の追いかけっこが延々つづくのですが興奮してくるとタイショウを噛んだりしてテンションが高くなってくるので、引き時を見計らって撤収します。 噛まれても怒らないで、ヒーーーーーーッと鳴いているタイショウ。 なんで怒らないのだろう。
今日は体重20K、1才のブルドッグ君が良い遊び相手になってくれると言ってくれています。
シツコイぞ!
と吠えて嫌がるけれど、まんざらでも無いようです。
〈お知らせ〉
年賀状は旧正月に合わせてお送りするつもりでしたが、プリンターが壊れて修復に時間がかかりそうです。 お詫びに「ジロ家お年玉付き年賀状」を送る事にしました。 毎年、年賀状を交換している方、今年下さった方にお出ししますので、楽しみにお待ち下さい。 シールをめくって豪華景品を当てて下さい。 何が当たるかはお楽しみ〜〜〜。
無農薬ニンジンのジュースの残りカスが毎日、これだけ出ます。 ジローとタイショウはご飯の上に山盛り乗せて、一日数回与えていますが ジローはジュースも少し飲みます。 続けているので体に良い事が分かる目安がう*ちです。 3回は出していますので、腸が綺麗に洗浄されているのでしょう。
素晴らしい物を二頭共に放出するのですが、タイショウがドッグランでつい 出てしまったう*ちを争奪戦のように食べてしまった犬達・・・・。 いつもは食べないという犬が、タイショウのそれを止める間も無く、完食したのには可笑しかったです。
ジローのご飯はジュース付きです。 体調も上がっているので、1回食から2回食にして、生骨も豚耳もおやつに バリバリ食して、食べる楽しみでワクワクしているのが伝わりますね。
ニンジンは捨てるのがもったいないので、何か再生方法があったら教えて頂きたいです。 犬用のニンジンクッキーを焼いてみようと思いますが、パウンドケーキにも 使えるのでしょうか?
家の長さんは水が大好きで、キッチンでこういう飲み方をしています。
2010年01月24日(日) |
タイショウのボイコットスタイル |
休日なのでガランとした、日本橋横山町繊維問屋街でポリポリ。 体が大きくなっているように感じるのですが・・・・・・。 何処までデカくなるのかタイショウ?
ドッグランが大好きで、朝も夜も
ドッグランで遊びたいーーーー!
と駄々をこねます。
鬱蒼とした茂みが大好き。 人間の腰くらいの高さの茂みに勢いよく飛びこむので、ジロ母のコートはボロボロで作業服のようになっています。
茂みの奥の方から、よく骨を拾いジロ母に取りあげられています。
抗議のボイコットスタイル。 リードを銜えて、寝転がるのがタイショウ流ですが、いかにもお子ちゃまで 精神年齢はどうなのでしょう?
今年で三回目の着付けボランティアです。 千代田区に在住、在勤の外国人を対象にして、今年は30名以上の方が着物を着て楽しまれました。 希望者は100名に達する勢いだったらしく、早い者勝ちで権利を取得したやる気満々の外国人の方々が三々五々集まってまいりました。
今年はお着物も沢山集まり、選り取りみどりですが、迷うことなく即決で 自分のお気に入りを選ばれました。
ヘアピースや髪飾り、かもじなども寄付して下さったり、貸して下さったりで年々、協力して下さる方々のご厚意で本格的になっています。
男性の羽織袴はmasamiさんが今年も担当されて、一生懸命着つけているところです。 masamiさんのお譲さんが7才の時に着たお着物をチェコのお譲さんに着つけもされてとても可愛く出来上がりました。
かんざしは人気で足りなかったようですが、でも古典的な髪かざりはお着物も人も引き立てます。
長じゅばんを着ている人、順番待ちしながら説明を聞いている人、それぞれに初体験なので神妙なお顔ですが、、、、そのお顔が笑顔に変わる んですよ。
wendyさんは今回、初めて参加頂き、髪を担当して下さいました。 人種によって髪質が全く異なるので、とても難しそうでしたが、上手にアップして下さり、皆さん嬉しそうでしたね。 このお譲さんは一番乗りで来て下さったので、先生が着付けをされました。 可愛いですよね。
チェコの方、ファミリーでいらした奥様なので留袖を選ばれましたが、先生から「キレイ!」と言われて、思わず笑みがこぼれ「アリガトウゴザイマシタ」と何度も何度もお礼を仰っていました。
綺麗どころが並んで、ご主人や友達がカメラをパチパチ、撮影会ですね。
この男の子がとても可愛かった! 後ろに居るのがお姉ちゃまのようですが、、、、
お姉ちゃまは未だ10代なのに、この渋い昔のお着物を選びました。 私達はヒィエ〜とばかり驚いてしまいましたが、なんともしっくりお似合いなので、改めてお着物の素晴らしさに感動です。 手にはヘアピースを持って、静かに佇んでいるので気がつかなかったのですが、アップにして欲しくて順番を待っていたのですね。 あ〜、本当に素敵なお譲さんです。
こうして見ると、皆さん着こなしているのでお着物は世界に通用する、最高のファッションだと思います。 小さな男の子も嫌がらずに着ていましたし、少し大きなお譲さま方は着物着て畳の大広間を運動会していました。
スタッフの私達です。 着付けを済ますと、皆さんが満面笑みでアリガトウゴザイマス、ウレシイ、と声を掛けてくださいますが、私も笑顔で着付けが出来るように精進しなければと今年はそんな課題を持ち帰ることが出来ました。 一年に一度の事ですが、人の力だけで出来る事って大きいんですね。 国は違っても少なくともこの日は争い合いの無い平和なコミュニティでした。 また、来年もお手伝いの誘いがあったら、是非参加させて頂き、皆さんの笑顔でいっぱいの一日にしたいと願っています。
黒豆が生きていた頃は多い時で、3日に一度病院へ通っていました。 顔なじみのワンニャンや飼い主さんと会うのが楽しみでもありましたから
あの子はどうしたかな? 元気になったかな?
ジローや金太郎の健康診断に通うだけになった今では、亜美ちゃんと言う9歳の猫ちゃんの飼い主さんとメールや電話での近況報告などしていました。 黒豆と一緒に、お腹にお水を入れていたのですがその子より元気だった黒豆がお先に逝ってしまい亜美ちゃんのほうが頑張っているので、誰もが驚いていたのですが、、、、癌と腎臓の病で闘い続け、昨日早朝にママのお膝で 天国に旅立って行きました。
ママが独りでも大丈夫なように、亜美ちゃんは沢山の置き土産を残し立派に猫生を全うしたとジロ母は思っています。 亜美ちゃんのお陰で、素晴らしいママに巡り合わせてくれたことにも感謝です。 今頃、黒豆に意地悪されていないかしら? 黒豆にはあっちに行ったら、好かれる猫になりなさいよと伝えましたけれど。
亜美ちゃんがお星様になる少し前には柴犬のサイちゃんが15才3カ月でお星様になりました。 サイちゃんも、ママに抱かれて逝った幸せな犬です。 ジローと半年違いなので、お互いに老犬介護が始まり心強い存在でしたが 亡くなる前日にサイママさんとお電話で長話をして、サイちゃんの様子を沢山聞かせて頂いたばかりだったので、、、、、。 でも、サイちゃんも親孝行な子で、ママの腕の中でお別れをしてくれて最高の逝き方だったのではないかと思います。 会った事無かった子なのに、親近感を感じさせる存在感のあるサイちゃんでしたから、なんだか力だ抜けたように寂しいと心から感じています。
ジローもいつか、同じ日が来るのだろうな。 今は可愛いじっちゃんになり、大人しくてタイショウと鼻を突き合わせても 怒らなくなり、まあるい犬になりました。 人間は年を取ると老い先を考えながら日々を過ごしますけれど、ジローも自分の寿命を感じながら生きているのでしょうか、、、。
ガッカリ落ち込むジロ母に元気を出させようとしてくれているのか 時にジロ母が付いていくのが大変なくらいジローは爆発的元気になります。 5階まで、スタコラ上がる事もあり、シンジラレナイ〜〜〜と思うのですが、無理はご法度なので止めさせることもあります。 このまま元気なジローで居て欲しいと、勝手な思いになりますが、一日も長く生きていて欲しいと願っています。
新年は東京場所から始まる大相撲。 ジロ家から国技館迄は10分程ですので、ジローが元気な時もよくお散歩コースで国技館→浅草コースを楽しんでいました。
今はタイショウとジローの歩いた道を辿っていますが、昔、よく出会ったワンちゃんと飼い主さんに気付かない事があります。 飼い主さんも驚くほど老けてしまい、ワンちゃんも老犬になり、6年の月日は大きいですね。 そう言う私も酷い婆さんになり、ジローも足腰が弱っている現状を思うと
一日を大事にしなきゃね。 今日が一番と思える生き方をしなきゃね。
未だ日が昇りきってない薄暗い両国駅ですが、子供のころから変わらない駅舎で今ではレトロで良いと言われています。
そして駅前のビルにはちゃんこ屋が沢山出来てしまい、赤丸がちゃんこ屋です。 「霧島」「川崎」「寺尾」に続き昨年、朝青龍の店が出来ました。 両国のちゃんこ屋は過去に一度しか行った事の無いジロ母ですが、近いと案外、行かないものかもしれないですね。
ちゃんこの老舗「川崎」ここの店が一番美味しいそうです。 予約を入れないと難しいと聞きます。 一度行ってみたいですねぇ。
「吉葉」こちらは店の真ん中に土俵が設えているので人気店ですが、大衆的なお店だと思います。
帰る頃、未だ入門したての若い力士が国技館に向かっていました。 チケット売り場には当日券を買うために、行列が出来ていて外人さんも並んでいましたよ。
この読みは「ヨコズナ」と読む方が多いのです。 某国営放送のアナウンサーも「ヨコズナ」と高らかに読み上げていましたが 「ヨコアミ」と読むんですよ。 国技館付近はこの町名で、昔は墨田区の手作り職人の街でもあります。
2010年01月20日(水) |
タイショウ、ドッグランで遊ぶ |
隅田川テラスのドッグランに行きたがるタイショウ。 お散歩帰りに、一人ドッグランというかジロ母と駆けっこをしました。
何となく、つまんなくなっちゃうので、相手がいないとテンション急降下です。
そこへ、グッドタイミングでビーグルの女の子が来ました。 タイショウは天にも昇るような気持ちになって、幸せハートマークがいっぱいに、、、、。
タイショウはボールはどうでも良く、女の子を追いかけているのが良く分かります。 しつこく嗅ぎ嗅ぎすると、ビーグル女史に烈火の如く叱られるので
「ビーグル姉さん、いいじゃん遊ぼうよ〜」
とお上手するタイショウです。
タイショウのお散歩帰りに、金太郎に会いました。 金太郎は術後、食欲の塊のようになって飯よこせと煩い男になっているそうです。
タイショウと会った反応は尻尾フリフリでしたが、預かりママさんが 最近の金太郎はかなり強気で、行け行け男に変化しているので、近づけないほうが良いかもと仰ったので、距離を置きました。
金ちゃんは首輪もリードも金ピカで、かなりゴージャス甲斐犬になっています。
2010年01月18日(月) |
ジローのぶちまけ散歩 |
ジローとの間が密接になったこの頃、私達飼い主がかなりジローに対して間違った認識を持っていた事に気付きました。 ジローの目や耳が弱ってから、やや痴呆気味ではないかと思いこんでいましたが、とんでもございません。 飼い主が気付いてやれなかっただけ、、、、オシッコも出たくなればちゃんと教えてくれます。 事務所内では、ドアーに向かって鼻を隙間に付けて、開けてくれとばかりアッピールをします。 定位置の玄関では吠えて教えてくれます。 吠えたら出す、アッピールしたら出す・・・・これをしていれば100%失敗しません。 完全にジローに耳も心も向いていれば大丈夫ということが分かりました。 只、仕事に支障をきたすのが困りもので、ジローにかかりっきり状態でいます。
動画はご機嫌でお散歩に出た所、う*ちが突然出たくなり、派手にぶちまけながら排出したところです。 毎日、こんな調子でジローの散歩はド派手でございます。
2010年01月17日(日) |
それぞれのマイブーム |
毎日毎日、よくもこれだけ拾い物をするものです。 この頃はガムを拾うので困っています。 クチャクチャと口に入れて噛むので、吐きださせる時に歯にくっついている ガムを取りだすのが大変。 今日はトイレットペーパーの丸のままを拾い、たなびかせて歩いていました。
丁寧なお断り張り紙ですね。 このようなお上品な言い回しですと、捨てられなくなるかもしれません。 これは良いなぁ〜と思いながら
お捨てにならないで、、、、、
ってブツブツい独り言いいながら歩きました。
ジローのお気に入りのポーズ ジロ母の立派な太ももに顎を乗せているのが大好きです。
いつまでも、このスタイルで居るんですよ。
多分、24時間こうして居られるジローだと思います。 くっつき虫になりました。
可愛い、可愛いジローーーーーー!
と声掛けしてやると、嬉しそうにため息をついて返事します。
東京駅は只今、大工事中で目隠しの鉄板に覆われています。 朝日を浴びながら、東京駅までエッサエッサと歩くタイショウ。
途中でこんな迷子探しのポスターを見つけました。 珍しいですね、フクロウさんです。 夜露を凌ぐように、ベランダの草花の影などに潜んでいるかもしれないそうです。 見つかると良いですね。
今日の拾い物は子供の手袋です。 かなり気に入って、ずっと銜えたまま歩き、伏せして噛んでいます。
タイショウ、元の場所に返さないと探しているよ。
休日と夜だけ自宅に連れ上がっていますが、ノーリードで過ごさせる為に サークルを買いました。 使ってみないと何ともわからないので、輸入品の荷崩れのため格安になっている物を試しに購入し、今日は初おろししました。
狭い居間はもう〜、凄いんです。 ジロ母は横のソファーで寝ているので、犬と猫とトドがいる動物園状態です。 ジローは始め入ったら、よく見えないので顔面をぶつけましたが、感覚的にどうやらサークルに入った事が分かったらしく、上手に歩きました。
呼んでも、どの方向から声が聞こえるのか分からないので、やはり触れてやることが、一番の合図であり安心感があるようです。 猫ズはサークルの上に登ってみたり、興味津々ですが、ちょっかいを出さないので安心しました。
ジローの汗腺癌が発覚してから、食餌について色々考えなおしています。 サプリでお世話になっているデミさんからアドバイスや本を読んだりしていると今まで知らなかった食の威力に驚いています。
今までのジローの食餌は老犬食、炭水化物が中心でたんぱく質は少なめに与えていましたが、炭水化物は癌の餌になるので、タンパク質中心に切り替えました。 糖質は果糖のほうが良いとの事で、りんごやニンジンなどで取れます。 野菜は有機野菜を作っている農家の美味しいニンジンをりゅうママさんが送って下さいましたので、手に入るかぎりは体に負担をかけない無農薬野菜で作る事にしました。
とても美味しいニンジンで、ジロ母もジュースにして毎朝飲んで、犬達は絞りかすを沢山食べています。 鶏頭もりゅうママさんにお願いしているので、送って頂いたら圧力鍋で柔らかくしてタイショウにも刻んでご飯に混ぜてやっています。
タイショウは若いので、ご飯、芋類をベースにしていますが、ジローはおから、豆腐、オートミール、カッテージチーズ、に変わります。 牛の内臓、馬のアキレスを煮込んだり、生牛肉、生馬肉、魚も時々肉類と共に与えています。 豆類も非常に良いので、大豆、あずき、ビーンズ豆などをまとめて茹でたり蒸したりして小分けに冷凍保存しています。 毎日人間用に出汁取りした昆布は刻んで、干し椎茸も一緒に煮込んでいるので、かなり美味しそうです。 カルシュウムは鶏の手羽、馬の骨、豚足を時々食べますが、歯の為にも良いです。
癌になると体が防御機能を総動員して戦うそうなので、充分に栄養を補給することが大事だと知りました。 そういう機能を働かせる体作り、、、、免疫力を上げことに食餌とサプリメントで補うことが重要と知りました。 ビタミンA、C、E、必須脂肪酸、COQ10、鉄、消化酵素、セレンなど 抗癌に必要な栄養素を出来るだけ沢山、取り入れて行こうと思います。
今日のご飯、上がジローです。 お豆腐とオートミール、大豆、ごぼう、鶏頭、レバーなどです。 タイショウはさつまいもご飯にトッピングはジローとほとんど一緒です。 子供ですから、この他にカルシュウムサプリも与えて、骨格が出来上がるまでしっかり食餌をさせようと思います。 3回もご飯を食べるているので、1歳になったら2回にしようと思います。 そうそうタイショウの誕生日はジローと同じ4月27日にしました。
ジロ家のキッチンは只今、食品工場のようになっていますが、「食は命」 人も動物も見えるものを手をかけて食べる事に改めて、深く考えさせられています。
タイショウの拾い癖は相変わらずです。 今日のは、手こずっているようで、、、、。
竹の束を銜えましたが、歩いている内にズルズル〜〜〜
落とさない様に必死に銜えて走っています
しまいに伏せして、カジカジし始めましたが、家迄持ち帰り寝床で 木端微塵を楽しんでました。
2頭飼いになって、正直これほど大変なこととは思いませんでした。 1頭の時はジローだけ見ていれば良かったのですが、若いタイショウと老犬のジローなので、散歩も一緒ではないし、目配り気配りも倍になるわけで、生き物が増えると言う事は、それなりに関わる時間も増え、平等に目を注いでやることは、自分の時間を削ぐことでもあるので、1日24時間が足りなく感じます。
タイショウは未だ1才にも満たない子供で、顔付きもまだこんな中途半端なんですが、ジロ母の忙しさを気遣うように、手を煩わせないし一度言うと、理解してくれますから飼い主孝行犬だと思います。 ジローがお漏らしをすることがあるので、時間を計って連れだしたり、腰のマッサージをしてやったり、何かとタイショウに掛ける時間はジローよりずっと少ないです。 ですので、朝散歩は満足するまで歩いてやることにしています。
ジロ母が一人では2頭の世話をしきれないので、ジローの朝散歩はジロ父が行くようになり、お漏らしの片付けなども手伝っています。 散歩から帰ったら2頭のご飯を作り、仕事に向かう迄が楽になりました。 多頭飼いの方は本当に大変なのだと思い知りました。
昨晩、遅くに私だけ田舎から帰りました。 ジローとタイショウの散歩は姉達に頼みましたが、兄も急遽用事が入り 大変だったようです。 こういう時、本当に神経を使います。 ジローはオシッコとリードが足にからまって居ないか、チェックも頼んだので、心配で何度も電話を入れて確認しました。 ちゃんとお漏らしもしないで、良い子にしていたそうで顔見た時はホッとして、先ず、ジローを深夜の散歩に連れ出し、次にタイショウを連れて出て 日付が変わってしまいました。
今朝は久々にタイショウと銀座まで遠出しました。 銀座を歩かないと元気がもらえないので、暗いうちから張り切って歩きました。 タイショウにギンザ〜ギンザ〜と声かけするので、その度に振り向き立ち止まるので、意味が分かっていないようです。
母ちゃん、ここがギンザですかい?
どうですか?僕ちんの初ギンザウォーク
僕ちん栃木っこだから緊張するです
母ちゃん、丸いビルがありますよ。 ここは犬が歩いていない場所なんだね
僕ちんが毎日食べているリンゴのマークがありますよ。 あ〜、緊張する〜〜〜〜〜〜。 もう、お家に帰りたいです。
なんだかんだ遊びながら帰って、3時間が経過していました。 ジロ母は銀座の空気を吸って気持ち良かったし、タイショウは何処でも平気で遊びながら歩く犬なので面白いです。
今日は8年ぶりに義母を囲んで、お祝をしました。 88才米寿の予定が、本人の希望で3年繰り上げ85才で新年会を兼ねたお祝です。 お母さんは3人の子供を産み、60年後には枝葉が分かれこんな大家族になっています。
子供3人に対して連れあいが3人、孫が7人、孫の連れあい2人、ひ孫が2人、全員集合出来ました。
美味しいお料理を食べながら歓談中。
これが黒メバルです。 煮付けが最高!
義弟のお嫁ちゃんは神戸育ちで関西のボケ突っ込みを一人でこなす、吉本系凄腕おばちゃんなので、周りは笑いの渦です。 ジロ父の妹も関西お笑い芸人を地で行く、パフォーマンスおばちゃんで、いや〜もう、賑やか。 テンションの高さが半端ではありません。 関西人の黙っていない文化炸裂、もうお腹の筋肉が痛くて辛いです。
お母さんはとてもご機嫌で、皆と会えた事が嬉しかったそうだ。 もう85歳になったから、顔を隠す事もないしね。 ヘルパーさんの助けも借りずにたった一人で生きている凄いおばあさんです。 5年後、90歳のお祝いをする事に決めたので、お母さんも目標を達成すべく、頑張って下さい。
ジロ母、3日間寝込み、未だ本調子では無いのですが、今日はジロ父の田舎 播州赤穂へ来ました。 明日、お祝い事があるので一足先に次男と一緒に長閑な田舎を散策。
瀬戸内海に面した静かな街です。
昔の酒屋さん
観光用に整備されて、すっかり綺麗な街並みに
なかなか良い感じです
ワンワン犬の鳴き声が聞こえたので、何処かなと探したら、このワンちゃんでした。 今は田舎でも外に繋がれた犬はめったに見なくなりましたね。
江戸時代には鍋島、堺と並んで緞通が盛んに織られ、赤穂緞通と言って 絵柄がとても個性的でジロ母は子供の頃、母の実家で見た絵柄を今でも覚えています。 次回来た時は工房に寄って見学したいと思います。
赤穂は何と言っても、魚が絶品です。 小魚が美味しいのですが、瀬戸内のあなごがジロ母は一番好きです。 今の季節は牡蠣、黒メバル、ヒラメが旬で、涙がちょちょぎれそうなくらい 美味しいのです。 写真を撮ることも忘れて、美味に酔ってしまいました。
ジローの犬生はプチ小説が書けるくらい際どい所で命拾いしながら、今日迄生き抜いて来た、かなり強運の星の元に生まれた犬だと思います。
先ず、ジローを愛情深く育て、躾を入れてくれた最初の飼い主さんとの別れが2才の時。 たった2才で一代一主が崩壊してしまったジロー。 どういう事情か山梨で引き続きジローを飼ってくれる人が居なかったのか 亡くなった飼い主さんのお孫さんが、ジローを引きとり飼う事となりました。 その人との6年の生活、、、、可愛がられていましたが、事情があって再び別れが来て8才の時、ジロ家に里子としてやって来ました。 もう、ジローにとっては一代一主なんて、すっかり忘れてしまったのでしょうか。 食べ物さえ貰えれば、誰でも良かったのだと思います。
8才迄に飼い主が3回変わり、保健所へ連れて行かれそうだったのが命拾いして、、、、この時すでに悪運の強さを垣間見る犬でした。
里子に貰い受けた時、すでにフィラリア+で治療が必要と言われました。 ジローの飼い主さんは、名医に診せて頂きたいとフィラリア治療薬代を 封筒に入れて私に託されました。 知らずに受けとり、封筒を開けてビックリしましたが、言われた通りにジロ母は名医を必死になって探しました。 そして名医の言う通りを守り通して半年で、フィラリア小虫は無くなり、晴れて−になりました。
休む間も無く、後ろ足の手術。 悪性腫瘍ではなかったが、断脚も覚悟しなければならない状態で術後の後遺症が残るかもしれないと言われました。 関節液が漏れブドウ状に固まるもので幸運にも不自由は感じない日々を過ごせています。 まぁ、それから暫くは元気いっぱいに過ごしていましたが、昨年になって 老化ではないかと思われる症状が幾つか現われ、CTスキャン初体験もさせてもらい、ジローの爺様ぶりを初めて認識するという事になりました。 これだけでも十分、悪運と強運を使いこなしながらの犬生だと思うのですが 年末に留めの癌発覚! ジローの犬生で最大のヤマ場に差し掛かっているのだと感じます。 悪運と強運とで生き抜いて来たんだから、これからもその運をジローらしく 使いきって最強の運勢に転じて欲しいものです。
座ション中のジロー。
タイショウは困るほど大声で吠えたてる犬では無いので、飼い主としては全く気にならないのですが、ご飯を待つ間堪えられずヒンヒンがヒャンヒャンになり、キャンキャンと鳴くようになりました。 このまま放っておくのは良くないと思い躾をしています。
鳴き声が大きくなったら、ビールの空き缶を突然投げ込む。 タイショウに投げつけるのではありません。 音に驚くように、床めがけて投げたらドアーを閉めて様子を見ます。 大体、これで暫く大人しくなりますが、再び大声が始まったら同じ動作をします。 以前、ジローが参加した山下さんの躾教室の時、吠えるのを止めさせたいという飼い主さんの躾を見ていて覚えていましたので真似てみました。
もう、数回行っていて、今でもヒンヒン言いますが諦めることが出来るようになり、缶は必要無くなりました。 缶投げのタイミングを計るのが楽しみだったのに残念です。 投げた缶から離れて、大人しくしているタイショウはもうしっかり覚えたようです。
ジロ母昨日から、風邪でダウンしています。 お年賀状を頂いているのにお返事も差し上げず申しわけありません。 寒中お見舞いを出させて頂きますので、暫くお待ち下さい。
さてさて、昨年末のジローの腫瘍は「汗腺癌」であると大晦日に知らせが入りました。 癌そのものは強くないそうですが、根を深く張る性質の癌で、たちの悪い物らしいです。 獣医さんは、手術はしないとはっきり仰り、今後は余生を静かに送らせてやって欲しいと言われました。 犬は人間の数倍早い速度で年を取るので、癌の進行もその通り早いのだそうです。
ジロ家に来るまでの8年間の食生活はどんなだったのだろう? 確か迎えに行った日、陽のあたる地面に袋ごと無造作に置いてあったな。 毎日きちんと食べていた訳では無かったらしいから酸化したり、カビが生えていたりしていたのだろうな。 まぁ、それが原因ではないだろうけれど、、、、、。
首周りの毛を綺麗に剃ってもらったので、ジロ母は触診を丁寧にしたところ 首の奥の方に触る塊を新たに見つけたので、昨日獣医さんに診ていただいたら、これも多分癌だろうと言う事でした。 甲斐犬の被毛、特にアンダーコートは深いので毛の上からの触診では、腫瘍を見つけるのが難しいです。(獣医さんもそうだと仰っています)
元旦には立花隆さんの癌レポートをジロ父と二人で見直しました。 癌は恐竜の頃からあったもので、遺伝子がどんどん強くなり、現在に至って居る訳で、未だに癌は解明されておらず、癌を叩き殺すことは人間を殺す事であると立花さんはお話されていました。 戦うより上手く付き合いつつ生きる事が良いのかなと思うので、これからは 食生活の見直しと、癌の為に不足する栄養をサプリで補いつつ、かと言って 栄養過多になると癌に栄養を与え活発化させてしまうので、いろいろご指導頂きながら、勉強して行こうと思います。 ジローは現在の所、いつも通りに元気ですし、気分が良いと走ったり飛びあがったりしています。 14才9カ月目前のジロー、ついに最後の悪運を使うことになりました。
2010年01月05日(火) |
MOMOちゃんに会った |
ジローが元気な頃、浜町公園に行くと甲斐犬MOMOちゃんに会いましたが ここ1年位はジローも歩かなくなったので全く会わなくなりました。 お引っ越しでもしたのかなと思っていたら、先日に引き続き昨日も早朝に お会いしました。
MOMOちゃんは超早朝散歩なのです。 ロン毛の美犬さんで、タイショウは大喜びして遊ぼうと誘います。 MOMO姉さんはしつこい男はお好みではないようで、タイショウのしつこさに少々ウンザリした感じです。
しっかり振られたタイショウ
僕ちんはやっぱ、おやつがいいなぁ!
フガフガ言いながら、おやつをむさぼる能天気タイショウでした。
昨日、黒豆がお星様になりました。 18才の高齢猫でしたが最後まで頑張って、自分の体の養分を綺麗に使い果たして死にました。 驚異の猫で、出会いから死ぬまで不思議な子でした。
18年前の大雨の日、ジロ母は銀行帰りに不動産屋のドアー前で雨宿りをしている黒ネコを見て、その姿がいかにも家を探しているようなので
「お家さがしているの?」
と声をかけたのが始まりでした。 声かけすると、ジロ母に近づき猿のように肩の上に登りました。 下ろすと駆けあがり、追いかけられ、とうとう交差点まで追いかけてきて、肩によじ登るので、仕方なくそのままの格好で連れ帰りました。
猫なのに猫に関心が無く、先住猫とも遊ばず、おもちゃにも興味が無く ひたすら人間に向いて生きてきた猫です。 そこまでやるかと思うくらい、人間に媚を売り、見えない所で先住猫や後から来た猫をいじめると言う裏の顔を持っていました。 ジロ家の人間には良い顔して優等生ぶって、お上手するので性格的にはよろしく無いタイプでした。
2度死にかけては崖っぷちから這い上がるという気の強さ幸運の持ち主。 もともと黒豆はジャンプが出来ない猫で高い所にはあがれませんでした。 所が、17才くらいからジャンプをするようになり、ドスンと音を立てて下りる時は骨折するのではないかとの心配を他所に、嬉しそうにより高く飛びあがっていました。 死ぬ半月前頃は飛び降りた時の格好が開きのようになって、お腹で床を受けていました。 もう、開きになってまで飛ぶ事は無いと言い聞かせても、気持ちはイケイケなのでコウモリみたいでしたね。
歴代の猫でも、黒豆ほど手あつい介護を受けて死んだ子はいません。 年末年始のお休み中だったので、私達は充分に面倒を看ることが出来たので本当に良かったと黒ちゃんには感謝です。 そういう年末年始だったので、良いお正月を過ごせたと感じています。
軽くなってしまった黒豆のお棺を可愛らしく作ってあげて、ピンクのリボンも着けてやりました。 一日枕元に置いて最後の我が家です。 息を引き取る時
「もう、おいとまさせて下さいな。アタシもそろそろ引き時のようなので。 本当にお世話になりましたね。」
そんなコトバが聞こえたように、目を見開いて静かに天国へと旅立って行きました。 昨晩、家族でお通夜というか、お祝をしてやりました。 天寿を全うしたお祝です。 よく頑張って生き抜いてジロ家に貢献したと 褒めてやりました。 拾ってから18年だけれど、すでに成猫になっていたので、もしかしたら20才くらいになっていたかもしれないし。
ジロ家の沿線にあるお寺の動物霊園でお骨にしていただきました。
ジロ家ワンニャン代表でジローも焼場で立ち会いをさせてもらい、足を拭いて待合室の和室で一緒に待たせて下さいました。
静かで良い雰囲気のお寺さんなので、ジローも大人しく待てまして
小さいので直ぐにお骨になってしまった黒ちゃんのお骨をジロ父と二人で拾い、骨壷に納めましたが、しっかりしたお骨なので驚きました。 ジローは立ち会い犬を立派に果たしましたよ。
お寺さんの愛犬ボンちゃんがご挨拶しに出て来ました。
「御苦労さまでした。」
と言っていました。
小さくなった黒ちゃんだけど、ずっしり重かった。
大晦日の黒豆です。 チビちゃんがいつも傍に付いていました。 今頃、あっちの世界でいじわる猫しているかもしれないです。
起きている時もジローはかつての傍若無人なやくざ犬の姿は無く 静かに私達の傍で過ごしています。 嗅覚がしっかりしている時は食べ物を見ると、飛びあがって盗み喰いしたり 冷蔵庫を開けて牛乳を取りだしたり、油断出来ない犬でしたが、今では丁度良い感じになってきました。 一日中、マッサージをしてやれるので、ジロ母の膝の上に顎を乗せて甘えて大きなため息をついています。 こう大人しいと猫ズの態度も優しいですね。 只一匹、、、若い長さんだけはジローを威嚇しますが、そのうち先輩を立てる事も出来るのではないかと思います。
タイショウはジロ家に来て今日で1カ月になります。 自分はタイショウだと分かった事、留守番する事も理解して鳴かずに待てる事が進歩です。 大分コトバが分かる様になりましたが、飼い主側がとろいのでなかなか タイショウの良さを引き出す事が出来ないでいます。 一緒に生活をしていて、困る事が無い犬なので今のところは優良犬と呼んでいます。 さてさて、これからどんな犬に成長して行くのでしょうか。
ジローとタイショウのお正月朝散歩は自宅出発となり時差で出ています。 先ず、ジローをハンモックで下ろし自宅回りを歩き出るものが出たら 再びハンモック入れて5階迄、ジロ父とで担ぎあげます。 6年前はヒョイヒョイ担ぎ上げていたのに、今では二人共息が上がってしまい、5階に着くや死にそうになります。 ジローはハンモックに入ると、尻尾が上がっておまけにフリフリ、私達の苦労を楽しんでいるように笑顔で殿様気分です。 まぁ、毎日こうして担ぎ上げ下ろししていれば私達も体力付くのかもしれませんけれど、、、。
ジローの担ぎ上げが済むと、タイショウの散歩です。 タイショウの朝散歩はジロ母が行きます。 今日は日本橋方面から大手町迄足をのばしました。
大学駅伝のスタートが近いというので、行って見てみようと早足でタイショウと向かいました。
早朝からすでに凄い人です。 駅伝追っかけ風の人も居て、なんだか一種異様な雰囲気の人が見受けられました。
この人混みで、タイショウは2回も足を踏まれて鳴きました。 (可哀そうなことして悪かった)
三越前を通ったら、初売りに並んでいる人が居て、すでに店内に案内されていました。
門松の飾り結びが可愛いので写真に撮らせてもらいました。
スタートに間に合いました。あっという間に目の前を風のように走り去る学生達に拍手で見送る観客。
応援団やチアガールは大急ぎで片付けバスに乗って箱根に向かうようです。
大手町から皇居を右に見ながら歩くと、参賀に向かう列が出来ていて 右翼の人も沢山居て、ちょっと面くらいました。
タイショウは人混みも、さほど気にならないのか平気でいましたが、声をかけられると、直ぐに飛びついて遊ぶので気を付けないといけません。 丸の内を通って帰りましたが、途中でヤレヤレと思ったのでしょうね。 お正月早々、元気をもらえて良かった。
新年あけましておめでとうございます。
今年は虎年、虎毛の愛犬を飼われている方にとっては良い事がありそうですね。 年女のワタクシめも、虎のように猛々しく生きたいと望むところですが しかし、今年は公私共に波乱の幕開けとなりそうです。 あまり動きが取れそうもないので、お虎のワタクシは家で静かに過ごす事が確実に多くなります。
どうぞ今年も宜しくお付き合いのほど お願い申しあげます。
元旦は恒例の初顔あわせ。 この日の為に、おせち作りに奮闘したワタクシと姉ですが、最近はお子様バージョンも考えつつ、新おせちに移行しています。
→がジロ母作、この他今年はブリの照り焼き、サーモンのレモン漬け、ぼたん海老が加わり、賑やかなテーブルです。
鯛サラダは相変わらず一番人気で、あっという間に小さな鯛に変わってしまいました。
煮物は年々、少なくなっています。
ヒラメとカブ、柿のお寿司はカブが薄く切れなくて、不細工な仕上がりになりましたが、とても美味しかった!(自画自賛)
姪っ子の子ゆうちゃん、孫のみさきちゃんは音楽でノリノリ、子供も大ぜいの人が集まって楽しそうにしていることが、嬉しいようで大はしゃぎしました。
ジローは今日から自宅に帰り、暖かな部屋でお正月です。 今まで、店番してくれて御苦労さまでしたね。 昔のような落ち着きの無さは見られず、随分年取ったのだなぁと感じるほど 大人しく過ごしています。 5階迄の上げ下ろしをジロ父と二人で息が上がってしまい、まさに老々介護に突入の感ありです。 喰い気は衰えずですが、のんびり老犬生活を楽しんで今年も愉快に過ごして欲しいです。
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