便蛇民の裏庭
DiaryINDEX|past|will
2007年08月07日(火) |
花火のような恋だった |
一目惚れに近い状況だった
その恋が叶って ぼくはシアワセの絶頂だった
今思えば楽しいことばかりだった たくさんの思い出をくれた
ぼくは何も返す事ができなかった
彼の寝顔はとてもきれいだった 眠れない夜は寝顔を見て過ごした
それを手放すなんて自分では無理だった
この先これ以上の激しい恋はできないんじゃないだろうか
病気の悪化に伴い ぼくは忘れることを決めた
弱っていく姿しか見せられないのなら 心を消そう
後悔はない
さようなら
その言葉すらなかった
淡々と
作業を進めていくだけ
哀しみも何もなかった
開放感
一番近い言葉はそれだ
|