泡とガラス玉


2007年01月10日(水)      キズアト


日常に時々現れては
この傷跡に触れて
僕を惨めな気持ちにさせるんだね

いつになったらそっとしておいてくれるんだい
僕が大人になれば認めてくれるのかい

僕は君の言うように平然と過ごすわけにはいかなかった

それとも君の言葉は
偽りだったのかい
強がりだったのかい


そして今でも
君のその傷跡を
あの人が触れることはあるのですか
それともすでに忘れてしまったのですか

あの日の僕の言葉を覚えていますか


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