泡とガラス玉


2006年03月28日(火)      ジモンジトウ


幸せですか?

幸せって何ですか。

あの時こうしてれば今幸せになれたとおもう?

素直じゃない子は結局幸せになれない。

何が自分をこうしたと思いますか?

教育ですか?

環境ですか?

それとも血ですか?

自由、自由って逃げ切った先にあるものがなんだかうすうす気付いてるはず。

もう大人だものね。

紛れも無い孤独ですよ。

知ってるくせに。

こんな平和な時の中でも

感じるくせに。気付いているくせに。

だからいっぱい子供がほしいくせに。

どっちが代償ですか。

心に聞いてみなさい。

もっと落ち着いてごらんなさい。

取り乱しても答えは出てこない。

死にたいなんて思っちゃだめで。

それは最後の手段で。

むしろ手段にするにはあまりにも

なさけなくて。

今まであれこれ試行錯誤で生きてきた意味がないというか

ルール違反というか

論外だ。

生きてるから考えるんです。

生きるために考えるんです。

幸せになるために考えるんです。

みんな。

誰でも。

自分を幸せにするために。






答えは。

幸せになりたい。

それにはつまり。

怖がらないで受け止めること。

いいことも。わるいことも。こわいことも。ふあんなことも。めんどうなことも。

流れに抵抗しないこと。

ただただ流れるままに。

力をいれないこと。

導かれるままに信じること。


自由はなくならないし。

誰からも束縛されない。

今までもそうして

流れるままに流れて

出会いに紡がれて

ここに来れた。

幸せになれた。

来るものは敵じゃない。

両手を広げてうけとめること。


それをおもいだしたら

もういちど

まえをみて

こきゅうして

あるきだして。


またいつかこころがみだれたら

もういちどたちどまって

おなじように

かんがえればいい。



2006年03月11日(土)      ゲンジツノウラ


さぁ 剣をとれ
低い曇がかかる空が永遠に続く
城壁の丘を駆け下りろ

向かい風

黒い鳥が一斉に飛び立つ

草原を走れ

視界に入る 四方の世界を 感じて

灰色の雲

緑の城

高い柳の木

揺れる草原

そして 風


ここはどこだ
僕はここを知っている
見たことがないけれど
幼い頃からずっと心の中に存在している


都会の街を歩きながら
電車に乗りながら
混雑した駅の中で心を閉ざした人々にもまれながら

感じている

届かない

ここはどこだ

現実を裏返して
ここにありたいのに



2006年03月01日(水)      ポロン


風がおでこを撫でていく。
いいこ。いいこ。
あなたはいいこ。
やさしいこ。


叶わなかった夢は
みんな星になっていった。
キラ。キラ。。。

悲しくて泣いた
明日は虹色。

なんて優しいのだろう。
赤い頭巾を被った少女が泣きました。

森が歌ってる
ラララ。
果実に触れるとピアノの音。

ポロン。ポロン。

優しい狼が涙を落とした。
そして一緒に消えてしまった。
サワサワサワ。森も風になって
また誰かを撫でに消えた。


  ←    +    →