昨日から高原の山荘に来ている。 梅雨明け宣言は出たのかどうかわからないが、急にまた暑くなり、ちょうど夫と私の予定が一致したので、やってきた。 二人とも、仕事を持っているわけではないが、それぞれ趣味や人付き合いで、忙しい。 ほとんどが自己の選択と采配によるものではあるが、仕事世代が出来ない地域のことや、家庭の行事などは、私たちシルバーの手に委ねられることが多い。 給料こそ貰わないが、ある意味では、仕事以上の役割を担っているともいえる。 毎日が日曜日のようでいて、実は月月火水木金金に近い生活をしている人も、少なくない。 そして、みな、まだ気力はあるし、体力こそ若い世代には及ばないが、知力、持続力、判断力は、まだまだ衰えていないから、結構喜んであちこちの役に立っているのである。 しかし、思うのは、若い世代は、トシヨリの使い方が下手である。 大事にしすぎるか、虐待するか、極端な付き合い方しか知らないのは不幸だ。 私は孫がいないから、聞いた話から想像するしかないが、おじいちゃん、おばあちゃんを、孫のお守り役か、金蔓にしか考えていないケースを聞く。 どうせなら、育児雑誌などに書いていない、子育ての知恵や、人生哲学を、学んだらいい。 そんな機会もないのかもしれないが・・。 さてそんなことで(この繋がりは、全く脈絡がない)、高速道に乗り、ドアツードアで2時間半という、この場所にやってきた。 海抜1000メートル。 平地とは10度くらい差がありそうである。 この地域も、雨はかなり降ったらしいが、空気は乾いていて、さわやかだ。 4年ほど前からインターネット環境も整い、ノートパソコンを持ってくれば、世間の様子もわかる。 今興行中のネット連句も、滞りなく進んでいる。
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